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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

15 5月

コミティア108 P&R投稿しました

ジャポニカ自由帳41(ジャポニカ自由帳)
作中、『灰色の春』で、2011年3月の遠野を描いた小坂俊史氏の作話能力の高さに唸ります。描かれているキャラクターの内側、ひいてはそのキャラクターを描いた作者の内側にも、もっと重たい感情があるのかもしれないが、そこを上手く、読者に直視はさせないけど認識をさせている感じが、この作品の評価としては的外れかもしれないけれども「痛快」に感じました。

タスキに短し。7(くろみや別館)
この作者のすごいところは、他の人がやっても笑いが起きないようなことを笑いに変えられるそのキャラクター。時々ボケを演じている時もあるけど、それよりも脱力系な笑いを呼び込む生活をずっとされているのがすごいです。

とうふくんすぱ (inui@b)
このシリーズはずっと読んでいる作品なのですが、今回も「とうふくんというキャラクターが(物理的に)壊れる」という愛すべきワンパターンでひたすら笑わせてくれます。
とうふくんはじめ、キャラクターの愛くるしさと、豆腐に無理な力を加えれば壊れる、という当然のことをひたすら当然のように繰り返すのが笑いの秘訣なのでしょうか。

不思議な森のミント 1(お手製のポトフ)
森の世界に住む、よく寝ぼけたりよくボケる少女と、かっこいいのか悪いのかよくわからないタヌキのコンビを描いたストーリー4コマ。
みんなすごくてきとーな感じで生きていて、それでもちゃんと生きていけるのが感じられて、とても楽しい作品。1とついているわけだから続編にも期待します。

110010(すこやかペンギン)
サークルで出された創作同人誌が50冊をかぞえた記念のご本。サークルの歴史をきちっとした本として記録に残されたというのがまず素晴らしいと感じます。
描きおろしの漫画も、タイトルの数字が鍵になっていますが、数字がダメな私でも入り込んでしまうミステリアスな内容で、またよし!

自意識過剰なあたしの話。(妄想をトランクに詰めて)
自意識過剰な女の子が一人の男の子にのめり込んでいく結果、自爆して離れていく、というだけの話ですが、以前の作品と比べて難解ではあるけれども、何回か読み込んでいくうちに男の子へも感情移入させていって物語を理解できるような感じになる、というところが面白いと感じます。
 
9 3月

秋★枝先生サイン会 in 有隣堂横浜西口コミック王国

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秋★枝先生久しぶりのサイン会は、新作の『Wizards Soul 恋の聖戦(1)』(メディアファクトリー刊)の刊行記念。
恋の切なさと、戦いの中での切なさを、カードバトルが国民的競技になった世界でうまく合体させて描いているところが良いと感じます。もともと秋★枝先生は恋する男女の心の揺れ具合を具現化するのが上手い方なので、恋の切なさを描くのはお手の物ですが、戦いの切なさを描こうとしているところが新境地になりそうなところです。

参加券は先に電話で予約できたのですが、券を取りに行った日は自転車で東京と横浜を往復しまして…、往復80km漕ぎっぱなしでめっちゃ疲れたことを思いだします(笑)。当日は電車で行きました。

その当日ですが、秋★枝先生のサイン会は、どうも漫画家さんに話しかける雰囲気じゃないところがいつも気になります。秋★枝先生が、一生懸命サインとイラストを描き入れていらっしゃるからかも。ブログにまとめていない『煩悩寺』の時のサイン会もそうだったし…。
今回は、主人公のまなかちゃんを描いていただきました。

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そしてこんなおみやげも…ありがとうございます!

秋★枝先生、メディアファクトリーさん、有隣堂さん、楽しいサイン会をありがとうございます。
 
1 3月

雨瀬シオリ先生サイン会 in アニメイト吉祥寺店

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『ALL OUT!!(3)』(講談社刊)の刊行記念サイン会でした。
参加券の配布当日が2月8日で雪の中だったことを思い出します(笑)。イベント参加券を何店舗かで分散配布することがあるアニメイトでの開催が、この時はいい方に働きました。

アニメイト吉祥寺店に来るのは久しぶりでしたが、昼間に出て帰るつもりだったのでいつもより一枚少なく着てきたのにそれでも暑い店内に閉口(笑)。暑さ寒さにここまで振り回されるとは。

2巻の、紀伊國屋書店新宿本店でのサイン会にも参加しましたが、2巻が出たころに、新しくコーチ役が登場するするようになって、3巻は試合もなくて地味な展開になるのかなあと思っていましたが、そんな予想を裏切るように激しい練習と、それまで個の高い能力に依存していた感のあったチームが本当のチームになりつつある胎動を感じられて、やっぱりこの作品面白いわーと感じさせてくれる3巻です。
今回は、その3巻で私にとってとくに印象的なセリフと展開を作ってくれた大比叡(おおひえ)くんをサインと一緒に描いていただきました。
2巻サイン会の時にも雨瀬シオリ先生のお隣にいらした担当編集者さんが、作品に対してすごく熱い部分を秘めていらっしゃる感じで、話していてすごく好印象です。
あと、2巻と同じく宛書きを本名で希望したら雨瀬シオリ先生が名前を覚えておられたのは、自分の名字が珍しいのはやはり武器のひとつだなあと(笑)。

雨瀬シオリ先生、講談社さん、アニメイト吉祥寺店さん、楽しいサイン会をありがとうございます!
 
13 2月

コミティア107P&R投稿しました

セーブはこまめにしたいのに (すこやかペンギン)
記憶を脳に「セーブ」することができる女の子に恋の騒動が、というお話。記憶できる量に制限が、とか、その回避策を考えついたけど…、とか、場面展開の上手さが引き立っていると感じます。
ハッピーエンドへと導かれていく展開と、男の子のセリフもかっこいいです。

鬼越JS #8 観察JS(MPNふかもり)
短い作品を連ねてシリーズ8作目の今回は、脇役同士(というよりサブキャラという方がいい?)が仲良くなっていく(のか?)エピソードが、シリーズ全体にさらなる深みを与えているように感じます。いつものサブキャラふたりがまた、ふたりとも面白みがあるキャラクターなのでさらにさらに。

帰ってきた成人病のひみつ(東京猿人改)
様々なことを描き続けてこられて20年。素晴らしいですが、今回のネタは正直見習いたくないというか…です。自分もそういう年齢に差し掛かりつつあるだけに、健康な体は大事!と反面教師的に楽しませていただいております。
それはともかく、ためになる薀蓄をテンポよく1ページずつの漫画で連発していく手腕は流石です。

相も変わらず地味ですが。(くろみや別館)
相も変わらず、世間とはずれまくっていると思います。作者だけがずれていたり、作者も周りの人もみんなずれていたり、このへんのさじ加減がいい。加減によっては作者がツッコミになったりするけど…、作者がボケる、じゃないズレてるほうが面白いかなと。

AV女優とAV男優が同居する話。(妄想をトランクに詰めて)
タイトルでかなりの部分を言いあらわしている。そしてその部分から作られる展開が爆発力を秘めていてすごい。初めて読むサークルの作品だけど、いきなりとんでもない作品を見つけてしまったな、という感じです。キャラクターがきめ細かく作りこまれているから双方のキャラクターに感情移入しやすいし、ストーリー展開はある程度予想できるものなのだけど、キャラクターの出来の良さのおかげで、ラストへの展開を含めて感動へ導く力がとても強くなっています。(おそらく)1冊でまとまっているところも、ちょうどいい感じです。

ベトナムに行ってきたヨ物語(前編) (れんれん&晶)
二人の漫画家さんが一緒にベトナムへ行ってきた話なのですが、同じ旅程を描かれていてもアグレッシヴに描く人と淡々と描く人との対比ができているところが面白いです。
なにより、異国を旅することの面白さをきちんと描いているところが、読んで良かったと感じさせます。

やっぱりこたつと鍋がすき (お手製のポトフ)
四コマで、女子高生が雪とたわむれ、こたつで鍋を囲む話。この作者の作品は、シンプルなモチーフをシンプルに描き出しているところに好感を持てます。
シンプルだけど面白い。シンプルだから面白い。
鍋の締めはうどんだね。
10 2月

「文化庁メディア芸術祭」功労賞を受賞された中村公彦さんのシンポジウムに行ってきました

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国立新美術館の受賞作品展示会場で展示された、コミティア107で書かれた寄せ書き
じつは私も書いたんですよねえ…あんなに大々的に飾られるとは思わなかったので

創作系同人誌即売会「コミティア」の中村公彦代表が、このたび「文化庁メディア芸術祭」の功労賞を受賞され、2月9日に受賞者とゲストを招いてのシンポジウム「コミティアという場所/マンガの周縁に在りつづけて」が開かれたので行ってきました。
中村さんご本人も「受賞は意外だった」とおっしゃるだけあって、これまで漫画関係で受賞されたのは、すでに一線を退かれた漫画雑誌創業世代の編集者さんなどがほとんどなのですが、今回の受賞は賞の審査委員会の中でも異論なくすんなり決まったとのことでした。

コミティアのカタログなどでもお馴染みの漫画家belneさん、同じく漫画家さんで20回目ぐらいのコミティアまでスタッフとしても働いておられた山川直人さんがゲストで、中村さんいわく、「コミティアに影響を与えてくれたふたり」ということでゲストに招かれたとのことでした。
シンポジウムというよりは、コミティアよもやま話という感じでしたが、面白かった話をちょっと抜き出してみましょうか。

「コミティアはなぜ生まれたか」
もともと、中村さんと山川さんは亜庭じゅん氏が主宰していた創作系イベント「MGM」に参加されていた。おふたりにとってMGMはとてもいいイベントだったが、亜庭氏の意向で、「規模拡大はしない。古くからのサークルを無碍にできないぶん、新しいサークルは入りづらい」という面があったために、それなら新しいサークル、新しい作家さんのために即売会をやろう、ということで仲間とともにコミティアを立ち上げた。
当時は、当日のスタッフが30人ほどで(大半は全参加サークルの半分を占めた委託スペースのための人員)、事前準備まで参加するスタッフは10人もいなかったとのこと。

「コミティアに関わるきっかけ」
当時中村さんが勤めていた漫画情報誌「ぱふ」の出版社に話を通して、ぱふとして「協力」という形になった。
やがて初代コミティア代表が就職で代表を続けられなくなったので、3回目から中村さんが代表に。「ぱふ」が協力していた手前、代表がいなくなったからといって終わらせるのはしのびないのが理由だったとか。
山川さんはサークルをやりながらコミティアスタッフをやっていた。中村さんいわく、「小演劇など、漫画とは違ったジャンルからのアイデアを出してくれた」
belneさんは、ある時に委託スペースの売り子が足りないために頼まれて売り子をやったのがコミティアに深く関わるきっかけだったとか。コミックワークショップ(以前は東京コミティアでも行っていたが、現在は新潟コミティアで年二回)や、コミティアのカタログであるティアズマガジンでの漫画の描き方講座などで活躍される。
中村さんいわく、「描きたいものがあってもどう描くかがわかっていない人に的確に教えるというのは、なかなかできるものではない」

合同誌が多かった時代、誰かの原稿が揃わなかったという理由でクオリティが低い本を出してくるサークルが目立つようになったことに苛立った中村さんが、「これからは個人サークル以外参加お断りにしたい」とbelneさんに相談したところ、belneさんに「それはダメだ」と一喝された。
belneさんいわく、「なんでも先鋭化したらだめになる」。「そのときは、中村さんにいま思い出すと『禁じ手』ともとれる発言もした(「それならお前が漫画を描いてみろ」的な)」。

コミティアも当初はいろいろな会場で行われた。一回は飯田橋駅上にある商業施設、ラムラのアーケード部分で行ったが、その時ちょうど「東京・埼玉連続幼女殺害事件」の犯人が逮捕されたころ。
メディアの取材が殺到した。当時は取材申請などもなかったので、中村さんも「(取材が来たのは)把握してなかった」。
当時スタッフだった山川さんも取材を受けて、「(犯人の家のビデオテープや漫画の散乱ぶりに)あれぐらい普通。うちだってあれぐらいはあります」と答えたが、ビデオテープに関しては「それほどはなかった」と。

山川さん「10年ほど前に、コミティアにサークル参加すると友達ができたり、あるいは恋人ができたりするという話が聞こえるようになって、コミティアの質が変わってきたのかなと」。
belneさん「コミティアは年4回あるけれども、漫画を描く人にとっては、それが締め切りのようになっているから描けることもある」。「すでに鬼籍に入られている知人だが、がんの治療を受けていて、もう残された時間がいくばくもないとされた作家さんが膨大な量のアイデアを思いついてしまい、でももうそんな大作を描く余裕なんてない、と思っていたところに、私が『コミティア合わせで少しずつ描きためていけば』とアドバイスしたところ、そのコミティア連載が約200ページの作品になり、webでも発表されて、ついに商業の単行本になった」。

「商業誌とコミティアとの関係」
中村さん「昔は、同人と商業は対立関係にあったけれど、ある同人サークルの主宰さんにインタビュー(ティアズマガジン関係?)した時に、『面白い作品に商業も同人もない』と言われて、対立するものじゃないと考えるようになった」 。「コミティアで、アメコミなどに携わる出版社のマーベルから原画展をやりたいという希望があり、その際に『スペースをもらって原稿の持ち込みを受け付けたい』という希望もうけて、それなら、と知り合いの編集者などにも募って開催したのが、コミティアで現在も続く出張編集部(持ち込みコーナー)」。 

中村さん「webが発達し始めた頃、私はおぼろげに、『これが進めば即売会とかも要らなくなるのかなあ』と思っていたけれど、いまはwebで発表していた作家さんが、『読者の生の声を聞きたい』とか、『無料のwebではなく、代価を払って買ってもらう形式でどれだけ反応が返るのか知りたい』という理由でコミティアに参加するようになって、コミティアの規模も大きくなっている。予想と違って、コミティアにとっては嬉しい流れになった」

このほかにも面白い話がいろいろあったんですが、記憶がはっきりしているこのぐらいで。
受賞当時から中村さんが言い続けておられる「この賞はコミティアに携わる全員でもらった賞」、というのと、「この賞は『(先払いならぬ)先貰い』で受け取った賞、これからまだ何年も頑張って(そのためには健康第一ですよ!)、その結果何十年後かに、今回審査をしてくださったみなもと太郎先生からまた授賞式をやっていただきたい」という受賞の言葉が印象的でした。
 
5 2月

板倉梓先生&大澄剛先生合同サイン会 in 有隣堂ヨドバシAKIBA店

2月1日に参加した2014年二発目のサイン会、は今年最初のイベントに続いて板倉梓先生ご登場のサイン会でした。でも板倉梓先生初のサイン会だったんですねえ(謎)。
じつは、謎というほどのことではなく、前回の「月刊アクション単行本刊行記念イベント」では、あくまでも板倉梓先生のご登場はサプライズゲストというか、事前に発表はしていたけれど何をやるかは告知していなかったので、板倉梓先生にとって、サイン会としてはノーカウントということになるのでした。

今回は、マッグガーデンから刊行されたアンソロ誌、季刊「EDEN」刊行記念として行われたサイン会でした。
この、EDENというアンソロ誌は、マッグガーデンから作品を出されている漫画家さんを中心に編まれたもので、雑誌というには体裁が単行本スタイルで、例えるなら、以前に芳文社から出されていた『つぼみ』などのような見た目でちょっと重め。寄稿されている漫画家さんも、女性向作品の方から男性向作品の方まで、色とりどりというかごった煮感といいますか(笑)。
考えてみれば、BLも描ける方からおっさん向けの「週漫Times」で連載される方まで網羅する雑誌、というかアンソロってすごいです。
ただ、こういう作品編成だと、ジャンル的にこれまで目に止まらなかった漫画家さんの作品にもすんなり入り込めるわけで、そこは面白いと思いました。同じマッグガーデンでも、少女漫画誌であるアヴァルスで描かれている方が来れば、「EDEN」というアンソロ誌は、マッグガーデンという出版社の作品カタログ的な存在になれるのかもしれません。
それはそれとして、1月下旬から毎週のように「EDEN」がらみのイベントが行われていて、マッグガーデンとしても力を入れているのはひしひしと感じます。
板倉梓先生はその中で「非・マッグガーデン枠」的な漫画家さんのお一人として参加されています。
今回、合同でサイン会をされた大澄剛先生は今回の作品が初読で(情報弱者)、2月に単行本2巻を出されるという『このゆびとまれ』の表紙を書店で見て、買おうか買うまいか迷っていた感じでした。

板倉梓先生の作品『エレクトリックラブ』は、板倉梓先生がストーリー漫画で描かれる持ち味の一つである、清々しい清潔感というか透明感のあるヒロインがSF的な作品のモチーフとよく合っていて、短いながらも「EDEN」の中にピタッとはまっているかんじでした。
大澄剛先生の『バイバイ、パラダイム』は、少年少女というにもまだ幼い子供の物語なのですが、等身大の「男の子」と「女の子」をうまく描き出しているところは流石だと感じます。男性の私からすると、やはり指切りを勢い良く切ってしまう男の子に、「ああそういうものだよな」としみじみしました。

そんなことも含めて、お二方と順番でいろいろ話しましたが、漫画家さんと作品について対話する楽しさをあらためて感じられたサイン会でした。

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マッグガーデンさん、有隣堂ヨドバシAKIBA店さん、そして板倉梓先生、大澄剛先生、
楽しいサイン会をありがとうございます!
 
13 1月

「月刊アクション」コミックス刊行イベント in 書泉ブックマート & 板倉梓『ガールメイキル』を読む

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて新年最初のイベントは、神田神保町の書泉ブックマートで行われた、双葉社の「月刊アクション」の単行本刊行記念イベントでした。
写真が入った詳細な記事は、【月刊アクションコミックス 発売記念イベント】 1月10日(金)書泉ブックマートにてアクション仮面&板倉梓先生が登場! (ラジ館PRESS)にて読むことができます。

連休前とはいえ金曜日の17時半から開始というのが、時間的にちょっと早いなあと思っていましたが、開始の段階で20人ぐらいの人は来ていたと思うので(30分間で50人ぐらい来たのかな?)、正直言ってそれほど広い場所ではない書泉ブックマートの売り場としては、かなり大勢が集まったような印象を受けました。

そしてこのイベントには、この日都内の書店を月刊アクションの編集者さんと回って色紙やサイン本書きなど営業活動をがんばってこられた板倉梓先生もアクション仮面とともにご登場。といってもお二方(?)でなにかというわけではなく(二人で取材の方から写真は撮られてましたね)、板倉梓先生はこの日に刊行されたコミックス『ガールメイキル(1)』を店頭で買われた方に即席サイン会を、アクション仮面(さん?)はこの日刊行された月刊アクション作品の単行本の複製原画とアクション仮面の名刺を、やはり店頭で単行本を買った人にプレゼントするというイベントでした。岬下部せすな先生の『カリュクス(1)』とともに『ガールメイキル』を買って、私も板倉梓先生のサイン会の列へ。
アクション仮面、当たり前だけどガタイがいいな!とか(写真はリンク先の記事で)、ほんと面白いアイデアのイベント。
差し入れを持って来られたりする方もいて用意がいいなあ…なんて思っていたりしたら、すぐに私の順番でした。

『ガールメイキル』は、漫画アクション内の作品としても、また板倉梓先生の作品としても、他作品よりもとくに、先生の描きたいものがすごくストレートに出ていて、キャラクターの立て方も上手いなあと感じます。というお話を板倉梓先生とはさせていただきました。
あと、単行本には未収録ですが、先月出た月刊アクションの最新号に載った回は、出てきてすぐに消えるような殺られ役のキャラクターにすらセリフを入れてキャラクターを見せる努力をしているあたりはすごいなと。テレビ的、映像的な作劇とも言えるのかなあと。

編集さんとは、「今回の単行本を買うと、一ヶ月間限定で電子書籍版も読める」という企画が面白いなあという話をさせてもらったりしました。やはり電子書籍も近いうちに出したいといういこうはあるようでしたね。電子書籍版も読んでみましたが、iPhone5でも充分読めますしいいですねえ。

板倉梓先生には、複製原画にもサインを入れてくださいました。 

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双葉社さん、書泉ブックマートさん、そして板倉梓先生、
今回はありがとうございました&一日お疲れさまでした!
 
21 12月

4コマオブザイヤー2013投票しました

新刊部門
あさのゆきこ『オトナのいろは(1)』
4コマ作品で、ここまでせつなさをたたえた作品もそれほどないよねえ。マイナーコード好きの自分としてはいろいろ心に突き刺さります。今年のイチオシ。
にしうら染『
踊る!アントワネットさま(1)』 
歴史大河ロマンになりうる作品、と今のところは言うべきかなと。先物買い的に、すごく推したくなる作風です。
師走冬子『
泊まりにおいでよ(1)』 
師走冬子ファンならいろいろと唸ってしまうギミックをたくさん抱えている作品で、この作品からは、師走冬子作品としての可能性をすごく想ってしまうのです。
駒倉葛尾『
趣味じゃない園芸(1)』 
これまでなさそうでなかった(笑)モチーフを作品にしたというところで、この作品には高い評価を上げていいと思うのです。
松田円『
ゆらゆら薬局プラリネ(1)』 
妹の存在でリア充になれちゃう主人公爆発しやがれ! と(笑)。松田円節的な作品ではあるのだけど、むしろそれが持ち味なのだからいいのだ!

既刊部門
師走冬子『
スーパーメイドちるみさん(11)
みなさんご存知だろうけれども、大団円へむけての道筋ができていた巻なんですよね。終わりを知っているから言えるけど、終わることへの可能性に、いろいろな意味で挑戦した巻なのです。
師走冬子『
奥さまはアイドル(6)
いつもながらのハイテンション。BBA萌えいいよね!
師走冬子『あいたま(7)』
学校外のキャラクターにも広がりを見せた巻。あいちゃんの持ち味に限界を垣間見せたりもしてますね。
各キャラクターのお召し替えがすさまじいのはいつものことか(笑)。

お粗末さまでした。 
31 10月

コミティア106P&R投稿しました

めそめそ弓道部(お手製のポトフ)
大会に挑む弓道部の女の子三人と、その顧問の先生を描いた作品。
作者が、とても真面目に、とても実直に、とても単純に、漫画を創っているとわかる作品。
展開やセリフ回しにひねったところがまったくない素直な作品なので、作品を読んでいるほうも、素直に作品そのものを受け入れられる。

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本の前編は、手芸をたしなむ少年たちを描いた作品。
この作品で描かれている、恋愛(未満も含む?)感情が交差しまくっている情景がとても面白い。
読者として外側から見ていると、登場人物たちの感情の交差で起きているもどかしさが、とても愉快に感じられてしまうのです。

ししぼん(すこやかペンギン) 
作者の作品は、つねに物事を少しだけ斜に構えて描いているように感じる。
この「構え」の角度がいつも絶妙だから、毎回いい作品を創ってきているのではないだろうか。

タスキに短し。6(くろみや別館)
たまたま隣にいた知らない人から話しかけられてしまったら、普通はなにも答えないでいるのが当たり障りないような気がするのだけど、この本の作者は違います。
そういう人だから、ネタとしてやっているのか、まじめにやっているのか、なんだかわからない日常を過ごしで、それを漫画に描けるのだろうなあと感じる作品。
14 10月

松田奈緒子先生サイン会 in 三省堂書店神保町本店

『重販出来!(じゅうはんしゅったい!)』2巻(小学館刊)の刊行記念サイン会です。
久世番子先生がTwitterでリツイートされていた、三省堂書店のフェイスブックの告知ページでサイン会を知って、即電話で予約という、まあじつに今様な参加券確保の仕方でした(笑)。
 
そんなわけで参加券確保にはさほど苦労もなく。
当日はいつものサイン会とはまったく違う様子の会場とスタッフさんの人数(みなさん小学館の編集さんだったのか?)で、参加する側からは驚きをすごく感じました。神田神保町の三省堂書店は、本来は文芸書のサイン会などで使われる格式が高いところ(というと変?)ではあるのですが。もちろん変な感じというのではなくて、「いつもと違いすぎるだろサイン会って…」みたいな。なんというか、格の違いというか。
他の漫画家さんからお花が届いていたりするのですが、連名で送られているお花に久世番子先生とか、ヤマザキマリ先生とか、ゆうきまさみ先生とか、先生方のお名前が挙がっていたりすると、なんなのここはなんなのここは?! と心のなかで(笑)。
漫画を読む漫画家さんが好きになる作品なんですね。一緒に貼ってあった宣伝ポスターの、漫画家さんからの感想にも熱がこもっていて、やはり先程感じた他の漫画から比べて何かが違う感じというかなあ。

でも、漫画を読んでいるだけの人にも、『重販出来!』という作品からは、絵柄からの印象とは異なる重厚な内容と、読み進むうちにも感じるカタルシスとが感じられて、読んでいて熱くなれる作品というのもなかなか珍しいものだと感じます。
あと、キャラクターでいうと、内面にせよ外面にせよ「非の打ち所がない格好良いキャラクター」というのがいないんですよ。みんなどこか格好悪いところを持ってる。でもそれがいい。
読んでいて、これは今年の「マンガ大賞」にノミネートされる作品だろうと。「このマンガがすごい!」では普通に推されると思うのですが。

今回はサインと一緒に入れられるイラストの絵柄は全員一緒のようでしたので、漫画家さんとお話する時間はあまりなかったですが、人数が多い分編集さんとはお話する時間がいつもよりちょっと多かったです(笑)。
それと、「カタルシス」と「熱くなる作品」というのを松田奈緒子先生にお伝えしたら、日付を書くところをちょっと間違えてたことはお伝えしておきます。 

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今回サイン会を企画してくださった、小学館さん、三省堂書店神保町本店さん、そして松田奈緒子先生、楽しいサイン会をどうもありがとうございます。
どういう作品になっていくのか、続きが楽しみです。 
29 9月

雨瀬シオリ先生サイン会 in 新宿紀伊國屋書店本店

『ALL OUT!!(2)』(講談社刊)の刊行記念サイン会です。
紀伊國屋書店さんのサイン会は、基本的に参加券を直接取りに行かないとならないのが一苦労ですが、最近は瞬殺することも少なくなったような?とはいえ今回のサイン会は発売二日目ぐらいで完売したようなので早めに取りに行って正解でした。
参加者は女性率が明らかに高かったです。まあ男子ばかり出てくる作品だしそりゃあね?というところでしょうか。

巻数は2巻目で、連載としても11回目と、作品としてはまだ始まったところですが、ラグビーというスポーツの躍動感、スピード感をうまく表現していることと、キャラクター造形がうまいところ、セリフ(「約束された勝ちなんてないよ」、「(どんな相手でも)敬意を持って全力で潰す」とかもうね…)や場面づくりのアイデアのよさ(「アフターマッチファンクション」なんて初めて知った)が人気を高めつつあるのかもしれないですね。

その辺りを感想として話すと、雨瀬シオリ先生のご返答からもそのあたりを気合入れて描かれているような感じがしてよかったなと。

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今回サイン会を開催してくださった、講談社さん、紀伊國屋書店さん、雨瀬シオリ先生、本当にありがとうございました。今後も楽しみにしております。 
29 8月

コミティア105P&R投稿しました

片桐先生と西井くん(ワーカホリック)
作者の犬上すくねさんの長らく続いた商業作品、『ういういdays』の後日談作品三冊目。プラトニックな恋をしていた教師と元生徒の二人の距離が、縛られていた枷がなくなってどんどん縮んでいくのだが、臆病だった女教師が恋と愛欲の深みにはまっていくのを見ると、おんなといういきものの深遠さを覗きこんでいるようで怖くなってくる。でもその怖さをもっと感じたい。

お姉ちゃんは待ちきれない(渚のハイカラ金魚)
姉と弟のエッチな関係を描いた短篇集。「姉」というキャラクターはすごく色っぽい!と感じる。そして、「姉と弟」という近親関係は、他の近親関係よりもなにか意識が違うというか、とても距離が近いものに感じる。 「姉と弟」を究めていってくれたら、この作者の作品が楽しみになるなあ、と思う。

サマーロマンス。(ムンチャイ)
作者のテンヤさんが描いた商業作品の新エピソード。 妹キャラの可愛さが以前より増していてすばらしい。 そんなまゆちゃんに振りまわされる兄の振りまわされ加減も比例して増しているような(笑)。 でも基本的にはみんな変わってなくて安心できる。

真夏のストール会長(すこやかペンギン)
ふかさくえみさんの作品は、地に足の着いたSFを描く力をいつも見せてくれるが(変な表現だけども)、今回もその力を十分に発揮された作品になっている。 そして、ふかさくさんが描くキャラクターはなんかみんなかっこいいことに、いまさらながら気づいた。

常夏サイクル(くろみや別館)
今回は、社会において「空気を読むこと」の大切さを教えてくれたような気がする作品。 「気づき」が大切だと説くビジネス書とかはたくさんあるけれども、へんなところで「気づく」と惨めなことになるなあと、作者の行動から感じて、思わず笑いがこぼれる。

鬼越JS #7 雨宿りJS(MPNふかもり)
毎回いろいろと違う視点を持って描かれているように感じるシリーズ。今回は「ゲリラ豪雨」という単語から始まる言葉遊びが楽しい。さらにいえば、セリフ運びのスピーディーさが楽しい作品。 そして主人公のしおりちゃんはあいかわらずかっこかわいい。
4 8月

中田ゆみ先生サイン会 in 書泉グランデ

『おくさまが生徒会長!』4巻の刊行記念サイン会です。
書泉ブックマートで行うサイン会だと、以前はブックマートの隣にあるビルのスペースでやっていたのですが、最近は書泉グランデの上の階にイベントスペースができたのですね。広さは紀伊國屋書店新宿本店のそれと似た感じですが。
あと、参加券の申し込みと 本の引き取りはブックマートでサイン会がグランデというのがわかりづらい人がいたようで。会場の都合が大きいのでしょうが。神保町みたいなところだとなかなか。

『おくさまが生徒会長!』は、高校生ものなのにいろいろな要素がつまっているところがすごいです。
4巻ではついに主人公の和泉くんが女の子になってしまうなんて(ネタバレ)!
キャラクターもみんな良くて、イラストを入れていただくのにどのキャラを選ぶか迷います。
結局、「巨乳風紀委員長(カバー裏表紙のコメントより)」の三隅倫ちゃんにしましたが、キャラ的に濃かったのは倫ちゃんの姉で養護教諭の三隅先生で、性格がアレで、ひとことで表すと「言葉のデッドボーラー」というか(笑)。
そんなことを言ったら中田ゆみ先生のツボに入ったようでした。
あとヒロイン役の羽衣(うい)ちゃんも、4巻では主人公への行動がいろいろと「デッドボーラー」なんだよなあ…(笑)。
そんなデッドボーラーが揃った『おくさまが生徒会長!』オススメです。これサイン会紹介記事だったような。

そしてクリアファイルもおみやげにつけてくださいました。
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それにしてもほんと会話も楽しいサイン会で、一人あたりの時間が長くなるのもうなずけるものでした。
中田ゆみ先生、一迅社さん、書泉ブックマート&グランデさん、本当にありがとうございました。
 
28 7月

うめ先生サイン会 in リブロ池袋本店

「うめ」という小沢高広先生(原作)と妹尾朝子先生(描画)の漫画家ユニット、なんですよね。
『南国トムソーヤ(2)』(新潮社刊)の刊行記念サイン会です。

うめ先生というと、有名な作品は『大江戸トイボックス』なのですが、私はまだ読んだことがなく、『南国~』が初読の作品でした。沖縄というか、南西諸島という舞台位置がすごく絶妙な多国籍感を醸し出している作品です。
あと、内面・外面共にキャラクター造形のよさと、物語の造作が素晴らしいというか。
そのためか、掴みどころはないけれども引き込まれるように読んでしまうのです。

ところで、2巻にも出てくる翼竜の化石の話なのですが、大掛かりな雰囲気なので全くのフィクションに見えるこの話が、じつはノンフィクションを土台にしている(小沢高広先生談)、というのが驚きでした。
この作品では、こういう虚実ないまぜなところが絶妙に散りばめられているのも面白さのひとつですね。

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妹尾朝子先生に描いていただいたのはスズ先生。学究肌でなんか子供っぽいところも目立つ、この人も掴みどころのないキャラだなあ…(笑)。
今回サイン会を開催してくださった、小沢高広先生、妹尾朝子先生、新潮社さん、リブロ池袋本店さん、
本当にありがとうございます。今後の作品も楽しみにしております。 
 
11 6月

まんがライフオリジナル2013年7月号

久しぶりに全編読み通してたら面白かったので気まぐれに(笑)。

秋月りす『おうちがいちばん』
1本目>タカヒコさんの、つぐみさんへの「ええっ!?」はどういう意味で発しているのだろうか…(笑)。
2本目>あまりお酒は呑めないけど酒ぎらいではない自分には、ノンアルコール系の飲み物の割高感がよくわかります。
4本目>一人暮らしでも、タカヒコさんのような目線になりませんかね?
5本目>親子の、思いやりのすれ違いなんですけども。親からすれば「お前達(子ども)が思いやってどうする」って感じるのでしょうかねほんとのところは。

『おうちがいちばん』ってずっと後半の二色ページは再録なんですけども、そんな状況でもおそらく、アンケート的には他作品を圧倒してるのかなと思うとちょっと残念な気がします色々と。

大井昌和『ちいちゃんのおしながき』
今回は作品内スピンアウト作品みたいなことになってますが、三葉さん好きな私にはウエルカムでございます。
三本とも、ネタ的にもオチとしてもいい感じで良いなと。しかしみっちゃん(三葉さん)は、いい仕事してるのか、ろくな仕事してねえのか、もうわかんねえな。「ネズミがやってんのか」というみっちゃんへのツッコミもよかった(笑)!
 
おーはしるい『ばつ×いち』
南蛇井くん(この苗字を一発で変換したうちのIME…) のキャラがいいアクセントになってます。なにより、育志さんと由依ちゃんとの間の波風にもなってますし。
由依ちゃんがツッこむ相手が増えると、なんかイキイキしているように見えるのですが気のせいでしょうか(笑)。
あと、南蛇井くんって、育志さんと合うような気がします。だってあのコーヒーを飲めるんですもの(酷)。

佐藤両々『はるまち※ダンス』
高規格女子対低規格女子みたいな話なのですが。高規格な日野さんが打ち解けていくあたりがいいですね。
しかしひっくり返すと、「毒されてる」ともいえるのかしらん(酷)。違います違います。これは友情物語なのだ(強調)!

東屋めめ『リコーダーとランドセル』
ほんと、毎月あつしくんはデンジャラスな男だ(不審者として通報されるという意味で)。
東屋めめ先生の作品のネタの特徴ともいえる、ひとつの事象をどんどんエスカレートさせていくところが今月は凄まじく。
しかし、「防犯パトロール」のたすきを着けているあつしくんも、それはそれであやしすぎると感じるのは、私が先入観にとらわれているからなんだろうか…。

ショタっぽいヒナちゃんじゃ、いかんのか? いやヒナちゃん本人はその格好が嫌なのはわかってるけどさあ…(笑)。

宇仁田ゆみ『よっけ家族』
作物と虫、 害虫はやっぱり殺さないとダメなんですかねえ。自分はそういうのはためらいなく殺せるタイプではあるのですが、駿太郎さんの気持ちもなんかわかります。

板倉梓『野村24時』 
病気しているときに無理しても、あまりいいことにはならないよなあという感じですね野村は。
雪さんは、野村と仲いいと言われるとまんざらでもない感じなのが、野村にとってはある種悩みの種なのかね。素直になれよと(笑)。
そして(作品的には)よい意味で空気読まない斉藤さん。もし田中家の前でおかゆ作ってと斉藤さんに頼んでいたら、おかゆ以上のことになったりせんだろうかと気が気でならず(笑)。
最後のネタは接近しそうで接近できないふたりがああもう感じで、雪さんと斉藤さんとに好かれてるんだったら、もういいじゃねえかって感じですよね(投げやり)。
7月12日には単行本2巻も出ます。よかった~。楽しみです。

松田円『よこしまvゼミナール』 
今回は受験とはあまり関係ない別荘編ですが、北先生の無敵ぶりが凄い回だなと。
要塞でやるボティーガードの研修って、 それはもう演習ですね。
最後の最後に別荘の恐怖ネタが種明かし されるわけですが、ネタをあらかじめ知っていたらどうなっていたことやら…。

小坂俊史『素敵な終活』
新連載ですが、既視感があるのは同人での作風に近いところが大きいのかなと(8本目のネタとか)。
主人公が「就活」のつもりで店員さんに注文したら間違えて出てきた「終活」ブック、というあたりが、ほんとにどんだけ思いつめた表情をしていたのかと思うわけで(笑)。
さくさくと進む一本一本がそれぞれ面白いのはさすがの気合。
最近の四コマと伝統的な四コマとのハイブリッドとして、小坂俊史先生の作品はいいバランスをもった形なんじゃないかなあと、この作品からは感じられます。

碓井尻尾『星降り村事件ファイル』
「おかしいだろこいつら!?」というグループを描かせたら4コマ界では5本の指に入る存在である作者ですが、この作品も描かれているのはおかしなグループ対おかしな宇宙人(?)の親子という漫画なのです。
あと着ぐるみショー のくまがなんか変だった。子供向けのキャラじゃない気がする!(笑)
それにしても、碓井尻尾先生の漫画の世界に入り込んでしまったら気が狂ってしまいそうだ(誉め言葉)。

重野なおき『よんこまのこ』
重野なおき先生のご家庭は、やりとりが普通に漫才になってしまうのがすげえなって思います。るいくんとあいちゃんがボケ役というかネタを振る役なんですけども、ほんとに半端ない。今月はさらに半端ない。
毎月繰り出されるネタにいつも笑わされてしまいます。
接待モードになるバッティングセンターの機械は見てみたい(笑)。あと、大人用学習机ってありかも…。たしかにアシスタントのフジワラさんが言うように、学習机は大人でも広くて使いやすそうです。

犬上すくね『明日もコトコト』
波乱の要素が、どかんと重くのしかかっている感じで大変な回なのですが、学くんの気持ちが明らかになれば一気に解決するのかしないのか。物語自体は面白く進んでいる感じなのですが。まだ終わらないですよね…、けっこう不安です。

柘植文『わたしのハテナちゃん』
巻末にあって、正直に言って別に好みの画でもないけどなんか読んでしまうネタの面白さ。という感じの毎月でした。最終回は残念です。
ゴミ処分場ツアーガイドの人が「芸人か!」って感じで面白いキャラというか、そんなネタで喋っていいのかという(笑)。
清掃工場の見学コースは、残念ながらちょっとお役所が作った感が仄見える内容だったのかなあと感じましたが、埋立処分場の描写は、「終わり」の場所の描写としてはいいんじゃないかなと。無駄に暗くもなく、でも人工物っぽい冷たさを感じるというか。

久々にここまで書くの苦労しました。昔はこれ毎月というか他の雑誌も含めて月5~6誌やってたんだねえ。自分でもおかしい…。 
29 5月

トークイベント『そらあすかのまんが日本史BLばなし』から学ぶBL&歴女入門 in 下北沢B&B

28日は、ある意味(笑)いつもとは異色のイベント、「『そらあすかのまんが日本史BLばなし』から学ぶ BL&歴女入門」というトークイベントに行ってきました。
そらあすか先生は、わたし的には芳文社の実話4コマ誌「超まるなま 本当にあったここだけの話」で 『ふたりはヲタふーふ』という作品を連載されていて、旦那さまも、まんがタイムきらら系の雑誌連載されていて単行本も出されている漫画家さん、ということを存じております。ついでに個人的に思い入れ抜きで言うと、そらあすか先生と、かみじょーひろ先生は実話系で単行本が出れば近いうちにブレイクするのではないかと思ってます。
今回のイベントは、そらあすか先生が先月に出された単行本『そらあすかのまんが日本史BLばなし』(新書館刊)をたたき台に、BLってなんだ?とか歴史上の偉人ってそんなに男色家が多かったんか?とか、そういう疑問を解いていくトークイベント、だったと思います。

豊島区南長崎で行われている「トキワ荘プロジェクト」の卒業生(そらあすか先生がそうだとははじめて知った)ということで、ツイッターで地元関係でフォローしている人からからツイートが回ってきて、「まるなま」での作品がおもしろいので、BLばなしだけどどうしようかなあと思っていたのですが、もうお一方のゲストが久世番子先生の『暴れん坊本屋さん』 でおなじみ新書館の村沢功さん(今回の本も編集担当)、さらにもうお一方のゲストが、わたし的には『ビジュアル探偵明智クン!!』の阿部川キネコ先生で、これはもう行くほかないなと(笑)。

いつもだと、トークイベントならツイッターで実況してそのままにしてしまうのですが、今回の会場である下北沢の「B&B(ブック アンド ビア、ということらしい)」という書店は、書店だけど中でビールなどのドリンクが楽しめるという変わったお店だし、トークイベントの会場が売り場をそのまま仕切っただけで書棚がふつうにあるとか、控え室もないから打ち合わせもダダ漏れとか(笑)、なにより演者のスペースと客席の距離が近すぎて実況すると明らかに浮くよね!ということでブログにまとめる形にしました。

いまって、個人店舗レベルでもネットチケットを発券できるシステムとかがあるんですね。
カードで決済できるし。というかネットでチケットを取る場合、カードがないと面倒…。
でも会場に行ってみるとそのシステムを活用しているわけでもなく(笑)。
このお店の場合は、イベント参加者の取りまとめ用ツールなのでしょうね。

スペースがそれほど広くはないので、参加者は女子15人:男子3~4人
(そういえばそのうち一人はそら先生の旦那さまだった。これって関係者枠?笑)ぐらいの比率でした。
自分が座った席の周りが全員女子でかたまり、「これは、詰んだか…!?」と心の中で思ったものですが、
べつになにもなかったでござると(笑)。

司会は「マンガナイト」の山内康裕さん、そらあすか先生と村沢さんと阿部川キネコ先生ともうお一方、阿部川キネコ先生の秋田書店の担当編集者の方が、村沢さんや阿部川キネコ先生に助けを呼ばれたということで、飛び入りゲストとして入られていました。
iPhoneで取ったメモと記憶を頼りに。メモはツイッターでの実況と同じノリで書いているので、いつものブログとは文章が異なります。ご容赦を。
以下、トーク再録分については敬称略、とくに注記がない括弧は私の感想・ツッコミです。

第一部 BL(ボーイズ・ラブ)とはなにか

(BLを一言で説明)
boyとboyが一緒になってBL(阿部川)
(まさに掛け算ですね!←なにも上手い事言ってねえオレ)

(なぜBLを読むのか)
普通の少女まんがだと異性間の恋愛になるから、男の子を相手の女子に取られて悔しい思いをすることもあるけど、BLはそういう構図の枠外(第三者的視点?)に自分を置けるから楽しく読める(そら)

初めてBLを読んだ時、誰に感情移入をすればいいのかわからなかった(村沢)

今回のイベントの最初の打ち合わせで、「例えば、机と椅子ならどちらが攻受なんですかね?」と聞いてきた村沢さん。いきなり無生物BLとか、村沢さんBL熟練者だな!BL編集部に馴らされ過ぎだろ!(笑)と思った(阿部川)
 (村沢さんは女性向け漫画誌「WINGS」の編集さんですが、新書館はBL雑誌等も刊行しています)

攻受というのはどちらが上になるか下になるかというか…(村沢)
(村沢さんに攻め受けの説明をさせるそら先生と阿部川先生、キチクや!)

(男性編集者?にBLを読むときは、受に感情移入するんだと思っていたという話をうけて)
BLを読む場合、受に感情移入するなんて あ り え な い ! でも受キャラも好きになることがあるんですよね(阿部川)
(筆者注:「ありえない」の部分はこういう感じで強調されていました。同じ漫画を読んでも、男女で漫画の読み方が違うんでしょうかね?)

ショタものはBLに入るのか? 百合が好きな男子は腐女子と近い?(阿部川)
(個人的には、最近「男の娘」ものはよく読みますが、あれは売り方的に男性向的な売り方をしてますよね。商業も同人も)

「腐女子」という単語はいつから使われた?2000年代に入ってからか?(阿部川)
(私は1995年に同人誌を読み始めましたが、その頃は使ってなかったはず…)
「やおい」、「JUNE」、BLとは直接関係ないけど「よろず」。みんな同人界で使われなくなった言葉。

「JUNE」は、昔は唯一といっていいBL雑誌で…、でも当時のJUNEってジャンルはいまのBLとも違うというか。
竹宮惠子先生とか萩尾望都先生とか、「花の24年組」と言われた漫画家さんたちが描いていたような耽美的なものというかお堅いというか…、それからするといまのBLはカジュアルになった気がする(阿部川)
(当時のやおい系サークルの人と付き合いがあったころ、『風と木の詩』を読まされた記憶があるなあ…)

「やおい」や「よろず」という単語を20代ぐらいの子に使うときょとんとされる。やおい(二次創作BLの総称?)に至っては、「やwおwいwww」ぐらいの勢いで笑われたことがある。やおいだったものは、現在はホモって言う事が多いようだ(阿部川) 

阿部川先生の初コミケは友人のサークルの売り子として参加。
「晴海じゃないの。ええと、なんかモノレールに乗って行った」(阿部川)
「ああー、ゆりかもめですか?」(そら)
「ゆりかもめじゃなかった。どこだっけ…?」(阿部川)
ここで思わず私が「平和島のTRC(東京流通センター)ですかね?」と客席から助け舟。
「あ、たぶんそうです」(阿部川)
(調べたら…TRCでのコミケ開催はレアケースで、かつ、けっこう前ですね)
ちなみにそら先生のコミケ初参加は有明。
(ここでもジェネレーションギャップが)

BLが好きになる瞬間というのは、どうして好きになるとかの説明がつかない(そら)
(ウーマンズ・リーズンなのだ)
バリバリの歴女・そらあすか先生は新撰組から歴史BLの道へ
(『燃えよ剣』とかあるしね。新撰組じゃしょうがないね笑)
ちなみに秋田書店の編集者さんが初めて読んだBL作品(当時だと「やおい」?)は、週刊少年ジャンプで連載されていた『封〇〇義』ものだったとか。そら先生も同じぐらいの頃にBLを初めて読んだとか(?)
BLを読んだ最初は「なにこれ…?!」と、手で目隠しするような感じだったが、そのうち、指のすき間からチラチラと読むようになり、やがてやみつきに(そら・秋田書店の編集者)

腐女子は仲間意識が強い(秋田書店の編集者)
強い反面、攻受のカップリングの違いや、はては攻受の正逆(リバーシブル)でも掴み合いのケンカになることもある。
でもカップリングで喧嘩別れした人同士が、別の作品を好きになったときには同じカップリングを好きになって大の仲良しになったことも(阿部川)
(腐女子ええ話や…←そうか?)

(休憩時間の時も控え室がないから休憩もなにもあるかと笑)

第二部 日本史とBL
(『日本史BLばなし』から村沢セレクション【byそら先生】をプロジェクターで投影しながら)

日本史が好きで関係書を読みふけっていたら、登場人物たちの男色話がけっこう出てくる。それをまとめたら面白いのでは? と思い、『まんが日本史BLばなし』が生まれた(そら)

(戦場に女性を連れて行けない戦国武将たちが小姓として少年たちを戦場に連れて行った)
おいおい戦場なのに別の戦が始まっちゃうぞ!(阿部川)
(阿部川先生のツッコミがおやじくせえ笑)

仙台出身で、青葉城のすぐ下に住んでいました。でも伊達政宗のまんが(『ぼんたん!!』)を描いた時に調べたのがきっかけで、昔から歴史好きだったわけではないんです。今も「こんなイベントに出ていいのか?」と思ってます(阿部川)
仙台いいなぁ!神奈川出身なのだけど、地元の後北条氏がすごく地味で萌える気にならない…(そら)

ちなみにそらさんがいちばん好きな武将って…?(山内)
直江兼続です。…好きになったきっかけは『花の慶次』なんですけどね(そら)
(今月の「超まるなま」でも描かれてました)
漢(おとこ)・兼続だね!(阿部川)
最初は奥村助右衛門(永福)が好きだったんですけど、あの、兼続と、慶次や三成との仲良しっぷりを見てたら…!(そら)
(客席からも、うなずき多数・笑)

デビュー作品が単行本になった理由「武将好きすぎて気持ち悪いから本にしましょう」(そら)
(なんかおかC)
小学校の自由研究が「城めぐり」(そら)
親御さん意識高い(阿部川)
(意識高すぎというかおかC)

平安末期の貴族・藤原頼長(通称:悪左府)は、日記に男性との恋愛の内容を事細かに書いていた。
調べていて、「なぜこんなに男色の内容を書いてるのこの人…」と感じた(そら)
最近は学術的な歴史研究でも、そういった日記や文書から男色の内容を読み取って論文にまとめている研究者もいる(山内)
私らはともかく、学術的にそういうことを調べていてどんな気分になるんですかね(そら・阿部川)

昔の人はなんで日記に男色のことなんか詳細に書くんですかねえ(そら・村沢・山内)
(現代でもジェームス三木がセックス記録帳をつけてたら当時の奥さんにばらされたことがあったよなあ←『仮面夫婦』)
(さらにいうと、三島由紀夫が好き合っていた男性との往復書簡が最近明らかになったりしたし)
(書状や日記のほうが、個人的なものだから濃くなるんだろうなあ)

(武将や貴族は、幼い頃に寺に預けられることが多かったことをうけて)
お 寺 で す か ら なにが起きるかわかるでしょ(阿部川)
(男色ですねわかります)

(たとえば地元の武将など)歴史上の人物が男色家でも、歴史である以上、現実とは一線を画しているというか、フィルターが掛かっている気がして嫌な感じはしない(山内)

「男同士の恋愛は清いものだが、男女の恋愛は穢れである」by『葉隠』
日本で上流階級に男色が流行ったのは、男尊女卑が根底にあったのかも(阿部川) 

男色ばなしがたくさん集まると、ゲイではない自分がおかしいのかと感じるようになる(山内)
(それあかんやつや…笑)

江戸時代以前だと、日本人は全体として性に奔放だったのは間違いない(そら)

質問コーナー
(質問:『日本史BLばなし』に続く、次の単行本は?)
次ははっきりした男色の話だけじゃないものにしたい。一見友情だけどじつは…的な
今回は調べていって確実な証拠がないものは外した(そら)
(一部、噂レベルなものも注釈つきで載せています←「忠臣蔵にBLの影?」とか)
「匂い系」ってやつですか?(村沢)
匂い系はBLの基本だよね! 火のないところに火を燃やす!
主従関係というだけでいい薪になるの!(阿部川)
(燃料投下ですねわかります。ちなみに阿部川先生は政宗より片倉小十郎がお好みだとか)

そらさんは手紙や文書など、原典をあたって男色関係を証明して描いているのがすごい(村沢・阿部川)
でも考えてみると、証拠が挙がっているということは「BL」じゃなくて「男色」ばなしだったんですかね?(そら)
(そこに気づくのはマズイ気がします笑)
『世界史BLばなし』もありですかね?(山内)
世界史は濃いですよー。日本史のごく一部でも一冊の本にできるんですから、世界史だったら各時代で一冊ですね(そら)
今回調べていて、世阿弥の魅力がすごかった。三代義満以降、足利将軍が男色家ばかりなのも再確認した。
室町時代とBLで一冊にできる!(そら)
(室町時代前期は武家文化の最初の爛熟期でしたから、そうなるのもある意味当然…?)

(質問:商業誌だと漫画でも小説でも歴史BLってなんか少ない?)
少ないですねー(そら・阿部川)
商業誌だと、やはり学園ものとかリーマンものが売れ筋で、それ以外は極端に少ないです(村沢) 
あとはアラブの王様がー、みたいな超ファンタジーものになっちゃいますよね(秋田書店の編集者)
王様に売られて、みたいな(阿部川)
そういうもののほうが、想像で描ける余地が大きいのはあるかも。歴史ものだと設定とかをきっちりしないといけなくなりますし(秋田書店の編集者)
あと、ひげと月代が障壁になってる気がする(阿部川)
(BLではないけど、記憶に残っているものだと、織田信長はふたなりであったという設定の小説を読んだことはあったなあ…)

さいごにひと言

着物を着てきたんですけど今日は暑かった(そら)
(ちなみにそら先生は和装男子激萌えだそう)
いっそ甲冑を着てくればよかったんじゃない(笑)?(阿部川)
どこで甲冑を買ってくるんですか!(笑)(そら)
硬い紙で作る甲冑があって、白石城(宮城)で着たんですけどそういうのは?(阿部川)
(着たんか!笑)
今年の正月には伊達家の現ご当主にもお会いしました(阿部川)
歴史上の人物にもご子孫がいることが多いから、こういうのを描いているとなんか申し訳ない気分になりますね…(そら・阿部川)

ということでお開きでした。

イベント後にはサイン会。噂によると阿部川キネコ先生も初サイン会だったという。マジですか?!
そら先生とは『ヲタふーふ』のことを、阿部川先生とは『明智クン』のこととかいくつかお話できてうれしかったです。

003

004
 
今回はほんとに楽しいトーク、というか阿部川キネコ先生に笑いの神降りすぎ(笑)。ほんとに楽しかったです。
そらあすか先生、阿部川キネコ先生、 新書館の村沢さん、秋田書店「月刊プリンセス」編集者の方、下北沢B&Bさん、本当にありがとうございました。
16 5月

コミティア104P&Rに投稿

08(ogasite)
メインの短編は、生徒と教師の恋愛ものになるのかと思ったら肩透かしを食った気分になる。でも、肩透かしを食っても不思議と不快感がないところは、作者がキャラクター全員をしっかりと作っているからではないか、と見る。

きらきらアスパラガス(すこやかペンギン)
レベルの高い掌編を常に用意してくる作者のチカラに感銘する。
メインの2作品には仕掛けがあるが、一度読んだ段階だと2作品が途切れていないので気づきにくいかもしれない。もう一度後ろから読んでみよう!
それにしてもハトのくせにハトがいいキャラしている。

まんまるディスカバリ(妄文とりはる社)
キャラ作りとギャグが上手く合わさっているところがよいなと。破れかぶれキャラというか、めちゃくちゃなキャラクターがいると物語はすごく進みやすくなるなと感じる。

ビューティフルネーム(妄文とりはる社)
話が進んでいくうちに主人公よりも脇キャラのほうに光が当たっているように見えてしまうのはご愛嬌か。主人公も成長というか夢は成し遂げたし。でもラストまでに端折られた部分のほうが読みたくなるのは、こういう作品の常なんだろうなあと。

春雨ノイズ(くろみや別館) 
やはりこの作者は、誰かとしゃべるとそれだけでネタを作っているように思えてしかたがない。
物を捨てる指南書が部屋に大量にあるという時点で、やってることがもうネタになっている。

台湾に行ってきたヨ物語。(レンレン&晶)
タイトルどおりの旅行記本。台湾の食べ物が日本と微妙に違っているところが食欲を誘う。
作者のベトナム旅行記も併録されているが、値札を破り捨てて新しく値上げして売りつけようとするベトナム人店員に笑いがとまらない。
傍から見ると、外国に行くことは苦労することも多いのに、それでも旅行しようとするのは、外に出ることが楽しいからなんだなと感じる作品。

鎮守の森のユニコーン(武礼堂)
少ないページ数の中でも、ギャグと小動物に関する薀蓄が両立していて、さらにキャラクターの動きの多い展開を作るのはすごい。

ゆりっぷるのあれ事情。(衛星べジータG)
作者のあとがきでの、「えろは誤魔化し効かないので(絵の)練習に向いている…」という発言に、この作品への妥協のなさを感じた。キャラクターデザインはシンプルだけども、目とか構図の描き方からは読者に訴えかけてくるものを感じる。この作品、一読した時の印象よりも重たい作品なのではないか。

俺の彼女が発情期のようで(放課後めろんぱん)
男女ともにキャラクターがしっかりと描かれているところと、思いつめてる系女子がかわいくて、思わず読み込んでしまう作品。

ベリーベリーベリーA(女の子パヤパヤ)
作者の商業作品の後日談作品ですが、この作品単体でも面白いのではないかと。作品を知っているほうが理解はしやすいですが。
主人公のひとりであるレンが抱く不安、そんなレンの不安を払拭するもうひとりの主人公、ナコの強さからみてとれる安心感、ふたりの絆の強さがさらに深くなったように感じる終盤と、読んでいて気持ちがいい。

21 4月

山東ユカ先生サイン会 in 有隣堂ヨドバシAKIBA店

サイン会も増えてきて春を実感するこのごろ(外は寒い)。

今回は山東ユカ先生のサイン会。『スパロウズホテル(3)』 (竹書房刊)の刊行記念、それとアニメ化も記念したサイン会になるのかな? いまのところ2話まで見られるわけですが、1話は内容詰め込みすぎの印象で、やりたい事はわかるけど、出来る事との切り分けができてないなあという印象でしたが、2話は詰め込みの部分が緩和されて多少マシになった感じではありました。
 
有隣堂の場合、参加券は基本電話受付なのですが、開始10分ぐらいで電話がつながってよかったというか、瞬殺するレベルでもないけど確実にサイン会の参加枠は完売する、という漫画家さんや作品のサイン会なら、有隣堂さんのやり方がいちばんいいのかなあと思いました。瞬殺するレベルだと電話がつながらなくなってノーチャンスの可能性も高いし、完売しないレベルで店舗配布だと広範囲からの参加者が望めませんから。

当日は、発売日(参加券引換開始日)の夜に購入して番号がけっこう後でしたが、それでも14時からの列に並ぶことができました。有隣堂ヨドバシAKIBA店の場合、太い通路をそのまま待機列にしているので、列と交差する部分で列を切ったりするためどうしても列の距離がのびてしまい、並んでいてもサイン会の雰囲気その物を感じるのが難しいのがちょっと残念です。 
竹書房のサイン会だからなのか、芳文社とはちがってアンケートの類がないのもなあと思いつつ、以前新宿ブックファーストで行われた小坂俊史先生のサイン会のときはアンケートもとっていた記憶があるので、書店の違いなのかとも思ったのですがさて。

さて順番。2巻のときのサイン会では眼鏡の佐藤さんをお願いしたので、今回は眼鏡の塩川主任をお願いしました。あと先日の4コマトークお疲れさまでした、と山東ユカ先生に声をかけると、「いろいろと危険な発言が…」と言われたのでつい、お酒の上での発言ですからと言ったら竹書房編集さんの通称モジャさんに「ファンにフォローされてる(笑)」と…(笑)。
それに対して山東ユカ先生、「ビールは水でしょ!」 と…。そう言われると返す言葉がございません(笑)。4コマトークの壇上でビールを飲んでいるゲストさんも珍しいんですけどね
思ったんですけど、塩川主任のビール好きなところは山東ユカ先生自身からとってるんだろうなあと(笑)。 

その間に山東ユカ先生がサインとイラストを描き終わって。
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今回は描きおろしのペーパーとオリジナルパスケースまでいただけました。
山東ユカ先生、竹書房さん、有隣堂ヨドバシAKIBA店さん、楽しいサイン会をありがとうございました。
6 4月

遠山えま先生サイン会 in 有隣堂横浜駅西口コミック王国

サイン会が今日までの間にもうひとつあったのですが、まずは今日の記事を。

遠山えま先生のサイン会は『ぽちゃぽちゃ水泳部(3)』(芳文社刊)の刊行記念。
この本出たの今日なんですが…(笑)。電話か店頭で参加券こみで本を予約するシステムなので、わりとスムーズに進んだようです。 今朝の時点で完売していたようですし。
会場の横浜駅西口地下街にある有隣堂さんは、たしか遠山えま先生が以前にも何度かサイン会をされているところですね。

そして当日は、午前中は曇り空でしたが時間が経つにつれて雨が…。さらに夕方から大荒れという予報だったので、時間巻き気味での開催になったかな?という感じでした。でもサイン会の雰囲気は前回とかわらず、いいサイン会でした。

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サイン会前に配られたアンケートと
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今年の夏に出るCDドラマの告知チラシ。戸松遥さんは『レーカン!』に続いてのメインキャストで、今回は主役に昇格ですね。
 
前回のサイン会では眼鏡&クールなかじりん先輩を描いていただいたので、今回は主人公のカツ代ちゃんを描いていただく事にしました。
並んだ順番は6番目だったのですが、6番目の私が初カツ代ちゃんだったらしく。
主人公…。以前と比べるとお笑いキャラよりも可愛さも目だってきたと思うのにカツ代ちゃん。
でもカバー裏の4コマは完全にお笑いキャラになっちゃったからしょうがないですね。舞踏会よりタッパーでごちそうを持ち帰ることを願うのは、主人公としてもそうだけど人としてどうかと(笑)。笑いをつかむ意味では凄いキャラだけど、いろいろとダメなような(笑)。

今回はももクロの曲がかからなかったことは残念だったかもですね。前回と違ってわりとオープンな環境なので、音楽をかけたりするのは無理な感じでしたが。
あと、色々なサイン会に行って思うのは、漫画家さんがイラストを描く時に使うペンが様々な事でした。遠山えま先生は細いペン先のコピックマルチライナーSP(?)でしたけども、マジック一本でサインもイラストもえいっと描く方がいたり、コピックのカラーで描いたり、色鉛筆を使う方もいたり、それぞれなんですよね。

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遠山えま先生、芳文社さん、有隣堂さん、今回は楽しいサイン会を本当にありがとうございました。

 
16 3月

杜康潤先生サイン会 in 紀伊國屋書店新宿本店

久しぶりのサイン会です。で、ここから4月初旬にかけてサイン会が続くという...。

その最初のサイン会は杜康潤先生のサイン会。『孔明のヨメ。(2)』(芳文社刊)の刊行記念です。
紀伊國屋書店新宿本店は、人が集まりやすいその場所と、サイン会の参加券確保が現地確保のみという性格から、けっこう確保が大変な場所であります。今回も配布開始日にはいけず、翌日の朝一番で行ったのですが、順番としてはかなり後ろのほうでありました。でも確保できるとできないとではぜんぜん違いますからね。

そしてサイン会当日は神宮球場で東京ヤクルトスワローズのオープン戦まであるし…。

IMG_1244

近くなので途中まで観てから行こうと思ったら(スワローズ的に)盛り上がる展開で、球場を出るのがギリギリになってしまいましたがなんとか参加できました。でも集合の5分前には着いたんですけどね。

待機列で、芳文社のサイン会だとよくある形のアンケートとサインと一緒に描いていただくキャラクターの希望を書いて、15時50分ごろには開始になったと思います。
「はじめまして、今日はよろしくお願いします」と挨拶すると、やはり本名の苗字についての話になりました。
紀伊國屋書店でのサイン会だと、本名を書かないといけないのでどうしてもそうなるんですよね。

三国志という物語は、どのように描いた作品でも殺伐さが出てしまうものが多い(戦乱ものですし)ですが、そのなかで家庭的なモチーフを使って作品を描くって、なかなかないことだと思います。
のような感じの話も、あまり時間がない(杜康潤先生はイラストを描かれるのが早い!) なかでさせていただきました。
月英さんと孔明さんの夫婦チロルチョコのお土産もいただいて、時間がない中でも楽しいサイン会でした。
そういえば、私がちょっと球場で声援を送りすぎて(笑)、声が枯れ気味だったのが残念だったかもです…。

IMG_1246

杜康潤先生、芳文社さん、紀伊國屋書店さん(とくに参加券をもらいに行く際にお世話になりました!)、
楽しいサイン会を本当にありがとうございました!

楠見らんま・おとこの娘×駄菓子4コマ単行本『いとをかし』2巻 5月27日(竹書房)発売です♪ 楠見らんま単行本『みちるダイナマイト!』1月25日発売☆
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