師走冬子『うさぎのーと』
まず扉絵で吹く。うさ先生、虫も殺さないようなかわいい顔しておいて、その持ってるぬいぐるみはなんだ?(笑)
とびだすぞ!ハート(腸が) そんなギミックのぬいぐるみはイヤです…。もしかして、教材?

前回の体育祭での、そーたくんと楽子さんのスナップにまで入り込んでる、うさ先生。「いつでも見てる」ってス〇ーカーじゃないんだから、あなた、見すぎです。現在に戻っても、リアルでひそんでます。ほんと、見すぎです。
うさ先生、楽子さんたちの話に混じろうと生徒のコスプレを、ってどこでその制服を(笑)。うさ先生の場合、着てても違和感はないのだろうけど、恭二先生はドン引き…。
でも、うさ先生にも確固とした教育論らしきものがあるみたいだからねえ。4本目のオチは、真剣にやっていたに違いありません。
しかし恭二先生だ、4本目の描き文字セリフはそのまんま自分に跳ねかえっているような気がします。兄ラブなのはわかるけど、もうちょっとスマートなやり方っていうかなぁ、あると思うのですが。陰湿だよなぁ(笑)。

楽子さんがそーたくんの理解者であるかはともかく(え?)、「好きな異性のタイプ」というのは自分と逆なタイプ、ということはよくあるらしいので、私はお似合いだと思うのさ、このふたり。
ただ、そーたくんから見ると、うさ先生も「逆タイプ」と言えなくもないところが、この話のややこしいところなんだなあ。
しまいにゃ、趣味:「うさぎ先生」って。「趣味:田中角栄」と語ったという二階堂進じゃあるまいし。
まあ楽子さんが、そーたくんの注目を集めるうさ先生にやきもちをやくのは当然だけれど、うさ先生は先生でふたりのことを応援してるのだから、たぶんうまく行くのだろう。まあ悪いことにならないから、楽子さんも切るのはやめとき(笑)。


テンヤ『先生はお兄ちゃん。』
今回はファンタジー編とあわせて2本立てです。

「1本目」
生活習慣が優等生なまゆちゃん。でも高校生にもなって、夜更かし経験が皆無なのはどうかと。
大晦日にいたっては、23時50分に起きられるように早寝するという…。どちらのご老人ですか?
それにくらべて、まゆちゃんのことを考えて夜も眠れない兄は。なんておめでたい(笑)。

夜更かししようと悪戦苦闘するまゆちゃん。読書は絵本、テレビで羊を見れば数をかぞえる、まゆちゃんは認めなくても、まゆちゃんはぜったいにコドモです…。
コーヒーはおなかに毒だといって出す、兄特製カフェオレ。兄は良かれと思って出しているのだろうけれど、夜に飲むホットミルクには導眠効果があることを、知ってか知らずか(笑)。
「眠気ざましのために抱きつけ、兄。」ってまゆちゃん、それこそ不健康ですね。

「2本目」
まゆちゃんの夢の世界のおはなし。
夢の中でも、まゆちゃんはファンシーキャラのピョコたんがいちばんなのか。と思うと、兄、ちょっとあわれかも(笑)。
ろくな役どころじゃないものなぁ兄。ていうか「大怪獣アニーキ」って。アニーキの頭には花。それって、脳みそが「お花畑」ってことか?
しかも口を開けば「まーゆー」って、本能レベルで妹好き(というまゆちゃん脳内設定)か。兄という時点で悪なんだろうか、まゆちゃんの中では。
なにげに、このアニーキとハムまゆ(小)の組みあわせは面白いです。アニーキやりたい放題ですものね。

でも、なぜまゆちゃんがハムスターの着ぐるみなんだろう? いまひとつイメージとしてはピンとこないような。
イメージとしてはやはり、まゆちゃんはまゆちゃんというキャラだと思います。


おーはしるい『Welcome! つぼみ園』連載スタート
あこがれの先生がいる保育園の保育士さんに就職したことみ先生たちの、苦労とうれしさの日々のはじまりです。

ことみ先生の同級生だった櫻子先生。お金大好き、子供が大好き、そしてなにより、ことみ先生が大好きなんじゃあないの? と、8本目を読んで直感したのですが、どうなのでしょう?
でも、6本目を読むと、わりと毒も含んでる感じだし、奥深そうなキャラだなあと。

園長の中山(旧姓・藤本)先生は、園のお仕事をなんでもこなす(調理も。これは会計チーフ時代から得意か)スーパー保育士になっていました。
保育士が天職だったのですね…。「人を見る目」というやつも、会計チーフ時代から持っていたんだろうかな? と。
いやなにせ中山さんをつかまえたわけだしねぇ。

今回のラストに謎の男がいるのですけど、その人が作中でいわれる「伏兵」なのでしょうか。
どのような展開にもなりそうなので楽しみです。


弓長九天『あさぎちゃんクライシス!』
扉絵のあさぎちゃんが、女子高生のわりに、異様にくびれてる気がするのは私の勘違いなのか?それともあさぎちゃんの腰が安産型なのか?

目玉だけ>1本目
私も、「さんまの目は食べる派」ですが、あくまでもさんまの身も食べるからついでに食べるのであって、目玉だけ食べるのは無理だと思います…。
カニバリズムは、なし>2本目
脇にそれますが、先日読んだ実話系の雑誌(「別冊本当にあった笑える話」10月号【ぶんか社】)での流水りんこ先生の作品で、牛の眼を解剖する話が出てきたのですが、あれを読んだら、少なくともほ乳類の目を食べる気にはなりません。学生時代の思い出のお話だけに、ぼかしたところがなくて無邪気にリアルで…。

鈴虫、食べられるのか?>3本目
楠田さん(メガネ田さん)。当たった鈴虫を佃煮にするくらいなら、懸賞に応募なんかするなよ…。
雑食で、共食いもするくらいに肉食性もある虫だけに、食べてもまずいと思うのだけれど。
毛が生えてる鮭。生え方にもよるけど、見たくねえな。
河野さんが目玉目玉言うから>4本目
あさぎちゃんも、魚と聞いたら目玉というようになりました。
秋って>5本目
「食欲の秋」なだけに、その副産物は大きい。とくに女性には。
これを読んでちょっと混乱したのですが、ここでいう「パンツ」とは下着であってるのか? あさぎちゃんやメガネ山さんの狼狽ぶりをみると、そっちのほうだと思いますが。
しかし、楠田さんの体型と下着のことで盛り上がれる(?)この3人。思ったよりもオープンな関係なのかもしれない…。

あ、熊>6本目
北海道から河野さんが連れてきた熊です。先月号では、闘ううちにお互いに友情が、などと河野さんが言っていましたけれど。それはなんて週刊少年ジャンプですか。
メガネ山さんって、もしかしてアンチ癒し系なのか? そもそも九天グマは癒し系なのか? という話ですが。
まかり間違うと国際問題へ>7本目
「カレーの本場はインドだ」。そう、もちろん中国ではありません。なにせこの両国、仲がいいとは決して言えない。インドとパキスタンほどではないが、軍事衝突も何度かおこしていますし。

ゆれないかなあ>8本目
まあ、ゆれないんじゃないか?
熊のため中止>9本目
つーか、そんなことしたら、クマの命と引き換えになると思うのですが? 河野さんなにげに後先考えてないでしょう(笑)。
クマも気負っている場合じゃない。


鳴海柚来『どこ行く?』
「ファンシーグッズ研究会」またの名を「ねここ寿司製作本部」の活動中です。

しかしナギさん、きみはじつにばかだな(褒め言葉)。
今月はしばらくぶりに大ヒットなように思います。ナギさんのボケるセンスがねー。3本目のイラスト改変ネタとか、声に出して笑いました…。「前葉体」がツボに。おかげでチズさんは古代中国の処刑法を再現するはめになるし(笑)。
そして極みは、スジコのコスプレ衣装。ふつう考えられない。どんなセンスだよ! そもそも、スジコとネコ耳のコラボレーションじゃあ、微妙に寿司じゃないだろう。
まったくもって、ナギさんのセンスはばかすぎる。

秋と戦うユカさん。ケーキ3種類て、たしかに胃を壊しそう。しかしユカさんの場合、多少食べたところで一部分にしか集中しないキャラのようにも思えるので、大丈夫なんじゃないっすか?(他人事、かつセクハラ)


続く作品ものちほど