いやまあ、旅というほどでもないんですけれどね。
きょうは師走冬子先生のサイン会参加券配布開始日(=『あいたま(2)』【双葉社刊】の発売日)。2週間休み無しだったので、当初の半休予定を一日休みに変更した私は、サイン会の行われるマグマニ川崎店のある川崎へとむかったわけです。

朝8時半。自宅から新宿駅に着いたのですが、山手線内回り通勤ラッシュの洗礼を受けました…。渋谷までは、全くのギュウギュウ詰めというやつで身動きが取れません。毎日の通勤に行く池袋駅でも、埼京線や山手線内回りの混雑はよく見ていたつもりでしたが、これほどとは。

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品川駅「常盤軒」の2枚かき揚げそばが朝食。

朝食は品川駅で済ませて、東海道線でひと駅の川崎駅に到着。
で、この時点で9時過ぎ。マグマニの開店は10時なのですが、その前にひとつ行っておきたいところへ。
今回のタイトルになっている、川崎市民の歌『好きです かわさき 愛の街』(最近は、川崎フロンターレのサポーターが試合前などに斉唱している、らしい)のCDを買いに行きます。どこへかというと、

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川崎市役所です。ですがまあ、お役所って、普通なかなか入りにくいでしょう? しかも間の悪いことに、きょうは防災訓練とやらで、この庁舎のまわりに消防車や消防士さんたちが群れなしている状態で尚更入りにくく。
しょうがないので、すぐ近くにある「川崎区役所」の庁舎に行ってみることに。区役所(川崎市の「区」は、川崎・幸【さいわい】・中原・高津・宮前・麻生【あさお】・多摩、の計7区)でもCDを販売していると川崎市のホームページに書いてあったので。
ところが、川崎区役所だけには置いてないのですねえ。同じページに書いてあるのをうっかり忘れていました。
CDを市役所のどこで売っているかまでは、川崎区役所の受付の方に教えていただいたので(深謝!)、写真の本庁舎の、地下1階の売店へ。
しかしこの市役所の建物は、内装も外装以上に古くていかめしい印象が感じられて、ほんとうに部外者が立ち入っていいのか? という疑念を振り払わなければ地下まで進めません。
なんとか売店まで来たのですが、ほんとにここで売っているのか? と思いたくなる、こじんまりとした田舎のなんでも屋さんみたいな店構えの売店(それこそ、湖西晶先生の『ソーダ屋のソーダさん。』に出てくるお店を、さらに小さくしたようなお店)でしたが、CDも普通に並んでいました。

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マキシシングルで300円は破格値だと思います。

で、レシートを見たら、この売店は「川崎市職員生協」の売店なのだとか。でも生活協同組合って、部外者は買い物できないんじゃなかったけ? そんなお店でおおむね一般向けのCDを売っていていいのか?
まあとりあえず入手できてよかったですが。
この川崎市民の歌、CD版で歌っているのは芹洋子(童謡歌手)なのか。シブめな人選…。「作曲・山本直純 補作詞・石本美由起」という人選も妙なムードだなぁと。

関係ないけど、東京都豊島区の豊島区民の歌は「作曲&補作詞・さだまさし」です。自治体が作る歌としては先鋭的なのかシブいのか…。


サイン会参加券については上の記事で