さて、マグマニ川崎店をいったん出まして、ふたたび川崎駅の東口へ。地下街アゼリアは、川崎駅から川崎駅東口バスターミナル、京急川崎駅へと直結しているので便利です。
…って、じつは駅やアゼリアの各所にあるバスターミナル案内板に不備があるような気がしてなりません。
バスターミナルの地上出口の表記と、地上にある各バス停の表記がすべて、「数字」になっているので、見るところを間違えると誤解しやすいのですよこれが…。あやうく一本乗り過ごすところでした。せめてアルファベットと数字の組みあわせとかにして、番号が被らないようにしてもらいたいなと…。

さて、川崎駅から大師へは川崎鶴見臨港バスで向かいます。この会社、京急グループらしいですが、グループってことを主張しないんだなあと。奥ゆかしい…。
千葉の京成グループなどは、鉄道もバスも、各社が京成グループ共通のロゴをはりつけて、「We are 京成グループ」といわんばかりに主張しているので。
そういえばこの会社のバスは、いつのまにか白メインの洒落たデザインになりましたが、昔は銀色(というかねずみ色?)に青という、工業地帯に似合いそうな重たいデザインだったなあと、子供の頃に見た臨港バスのおもちゃを思い出しつつ。

で、終点の「大師」につくと。あれ、ここ京急大師線の大師駅前じゃねえか!? バスで来ている分、高くついた(バスは200円、京急は川崎から130円)…。まあPASMOで乗っているのでバスポイントがあるぶん、大損ではないですけど。
とりあえず、川崎大師のまん前にバスが着くわけでもないのか。

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外から見た川崎大師の壁。高い。まるでベルリンの壁です。ベルリンに行ったことなんてないけど。

駅から川崎大師(平間寺)へは、「表参道」を歩いて、さらに「仲見世」に入っていきます。浅草とくらべたら、どちらの参道もそれほど長くはなく、むしろ、初詣の人手を考えたらこじんまりとしているように思えるところです。
でも、月曜で参拝の人手が少ないからか、仲見世にあるお店の売り子さんたちの声がなんかこちらに集中しているように感じて、ちょっと通りすぎるのが面倒だなと。

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まずは参拝。いつもだとお賽銭は50円玉なのですがあいにく切らしていて、「2つに割れないように」ってことだから、30円でも良かったでしょうか?(だったら300円とかにしろよ…)それとも1枚のほうがいいのかな?
師走冬子先生のサイン会がぶじ行われるようにとお祈りしてきました。

そして参拝の帰りは仲見世のお店を偵察に。なぜ偵察かというと…? それは、いまは秘密。
でも、大師名物の喉にいい飴は、ある方へのお土産にします。お試し品をもらなん粒かもらったのですが、この飴はほんとにおいしいと思います。
あと自分用に買った、「飴切りの飴」(商標は「とんとこ飴」)。お米で作った飴から作られた、やわらかい昔ながらの飴とのことですが、チューイングキャンディーの元祖ですねこれは。というか、先祖がえりみたいなものか。
お米で作った飴のせいか、食感がどの飴とも違います。「餡入り」というのもあったのですが、さすがにそれは激甘そうだ…。

それと、行く前から興味があって買おうと思っていた、「大師巻」という海苔巻き揚げ煎餅。これは大師では見当たらず、川崎駅ビルで買ったのですが、食べてみるとこれもおいしい。海苔巻きというと焼き煎餅が当たり前ですが、これは新食感。
これが全国区にならないのが不思議だ…。これもお土産決定。

さらに、川崎大師といえばくず餅(川崎では「久寿餅」と書きます)。おみやげは、だいたい2人前からなので買おうかどうか迷っていたら、1人前で売っているお店が! あとで食べたら、これも美味しいですね。
ところでくず餅って、夏に食べるとか、そういうイメージあります?

気がついてみればなにかと忙しく動き回って、しめは川崎駅前の献血ルームで献血して帰りました。
献血者への待遇という面で、東京の献血ルームが、ルームの内装や飲み物食べ物にお金をかけているのに対して、神奈川は献血者への贈呈品(専門用語だと「処遇品」というんだったか?)にお金をかけている印象があります。
各県の赤十字支部でお金のかけ方が違うのですよ。面白いです。

帰りはラゾーナ前から、多摩川を越えてJR山手線五反田駅まで走るバスに乗って。天気が良かったので、多摩川の土手沿いも多摩川大橋も眺めがいいし、第二京浜も混んでいなかったので、40分ほどで着いちゃいました。

さてこの川崎シリーズ、じつは12月1日まで毎週続くんじゃ…。