まずはじめに、未影先生、そして芳文社の関係者様にはたいへん申しわけなく。

川崎の溝の口、今年の5月に開店したという、文教堂書店の「溝の口本店」でのサイン会。11月27日に発売された、『イチロー!(2)』の発売記念でした。サインじたいは、1巻でもしていただけたようですが。
サイン会は、新たに増設された3階のコミックフロアーの一部。エレベーターホールを含む、本が陳列されていない区分をパーティションで区切って行われました。
「120名限定」で行われたとのことですが、会場のスペースが狭めだったので(先週の師走冬子先生サイン会に来られた方は、あの会場の半分くらいの広さ、と思っていただければ)、30?20人ほどで区切って会場内に入れて列形成をし、順番を待つという形になっていました。
私は整理券の番号がぎりぎりひとケタ代だったので、会場内のことは最初のほうしかわからないのですが、今回も参加者のみなさんは静かに待たれていて、マナーも良かったのではないかなと感じました。

今回は、未影先生と芳文社の編集者のかた数名が来られていましたが、芳文社の編集者のかたはみなさん話し上手なのか、サインとイラストを懸命に書(描)かれる未影先生の横で、参加者の方からいろいろと情報収集をされていました。
私も編集者のかたとお話ししたのですが、口が回りすぎたおかげでちょっと失態を犯してしまったわけで…。

そのあたりは反省文を含めて追記で。
これまでの他のサイン会ですと、漫画家のかたが会場に登場されるときは「拍手でお迎え」のようなパターンが多かったのですが、今回の未影先生と芳文社の編集者のかたがたは、会場の片隅にあるエレベータからあっさり登場されました(笑)。
芳文社の4コマコミックスのサイン会ではいつも見かける、年配の編集の方が今回の会場にもおられたのですが、もしかして、話に聞く「総編集長」(「まんがタイム」グループと、「まんがタイム」きららグループの両方を束ねる編集長)の方なのかな? あるいは、芳文社の社長さんだったりするのか…?

なにより、未影先生が登場されたとたんにびっくりしたことがあるのですが。
未影先生って、男性なのですね。未影先生の同人誌を買われているかたならごぞんじなのかもしれませんが。絵柄で性別は判断できないってことかぁ。
ちなみに、今回は撮影禁止でした。

で、自分の順番がやってきまして、キャラクターのイラストを描いていただけるということでしたので、頭のなかで描いていただくキャラクターを選ぼうとしたら…。
ど忘れしたのです。あたまから出てこないのです、名前が。
かろうじて、自分の書いた感想の記事を思いだして、「ななこちゃんで。」とは言えたのですが、編集者の方とお話ししたとき、完全なる失態が起きました。
最初は、「画も良いですが、最近はネタが面白くなってきましたねぇ」という話で入っていい感じだったのです。
それから、「ななこちゃんのどういうところが魅力ですか?」という話題になって、自分の口から出てきたのが、詩乃ちゃんの所業だったのです。
自分の感想記事でもかなり盛りあがった場面だったので、ななこちゃんのそれよりも詩乃ちゃんのそれを思いだしてしまったのです…。
これは、真のファンから見たら痛すぎる言動でしょう。しかも、それに気づいたのが、サイン会が終わってから入った献血ルームで本を開いたときなのだから目も当てられません。
今回は遠方だったので、事前に本が入手できず予習できなかったのが敗因のひとつですが。
それにしても、妙にテンションは高かったはずだから本当に痛い言動となってしまいました。

川崎シリーズ、最後のさいごで思いっきり悔いの残ることになってしまいました。
とはいえ、未影先生も芳文社の方々も、そして文教堂書店のかたもいい仕事をされていましたので、快適なサイン会になったのはなによりでした。


16時過ぎごろ献血が終わって、いちどお店のほうに戻ってみたら、整理券の70番台から90番台を呼び出す放送をしていたので、17時半ごろには終わったかと思いますが、サインとイラストを描かれた未影先生には、本当におつかれさまでした。
私のような痛い言動も聞かなければならなかったのは、ほんとうに申しわけないとしか…。