先週、ジュンク堂池袋店に行ってぐうぜん出くわしたこの本。後から買いましたよ。
いつもは4コマ誌&コミックスでおなじみの芳文社さんですが、今回は「花音コミックス」。ボーイズラブでございます。商業のBL本を読むのは久しぶりですが…。
2話ないしは3話くらいの量の短編と、ショートのお話が入った短編集。
読んでみての第一印象は、「受」の子がみんなかわいいな、ってところ。
かわいいのは外見だけではなくて、直線的でも、斜に構えてても、相手に対する気持ちがとても健気なところが、とてもかわいく感じられます。
短編の2作品に出てくる子はどちらもかわいいのですが、私の好みとしては、『その唇をひらけ』、『どうしても』の2作品に出てくる、たまきくんのほうがちょっとだけいいかなと。
彼は、性格の描写にもふくらみがあるように感じられて、読んでいて受け取れるものが多くて良いなと。
こちらの作品に限っていえば、同級生&幼なじみカップルなのも良いのかもしれないです。ふたりの無邪気な雰囲気が、屈託なく愛しあうふたりと愛しあうことのインモラルな部分との距離と落差を引き立たせて、余計に楽しませてくれます。
『ドロップアウト』から始まる3作は、西念さんが「彼」と出会ったことによって、それまでとは違った地平へと進んでいくことの戸惑いとか、加速していく感情の動きが、読んでいてとても心地よく感じられる作品です。描き下ろしの後日談もハッピーエンドっぽくて、また心地よく。
久しぶりに分厚いBL本を読んだけれども、やっぱり読んで感じられるものが新鮮でよいです。
いつもは4コマ誌&コミックスでおなじみの芳文社さんですが、今回は「花音コミックス」。ボーイズラブでございます。商業のBL本を読むのは久しぶりですが…。
2話ないしは3話くらいの量の短編と、ショートのお話が入った短編集。
読んでみての第一印象は、「受」の子がみんなかわいいな、ってところ。
かわいいのは外見だけではなくて、直線的でも、斜に構えてても、相手に対する気持ちがとても健気なところが、とてもかわいく感じられます。
短編の2作品に出てくる子はどちらもかわいいのですが、私の好みとしては、『その唇をひらけ』、『どうしても』の2作品に出てくる、たまきくんのほうがちょっとだけいいかなと。
彼は、性格の描写にもふくらみがあるように感じられて、読んでいて受け取れるものが多くて良いなと。
こちらの作品に限っていえば、同級生&幼なじみカップルなのも良いのかもしれないです。ふたりの無邪気な雰囲気が、屈託なく愛しあうふたりと愛しあうことのインモラルな部分との距離と落差を引き立たせて、余計に楽しませてくれます。
『ドロップアウト』から始まる3作は、西念さんが「彼」と出会ったことによって、それまでとは違った地平へと進んでいくことの戸惑いとか、加速していく感情の動きが、読んでいてとても心地よく感じられる作品です。描き下ろしの後日談もハッピーエンドっぽくて、また心地よく。
久しぶりに分厚いBL本を読んだけれども、やっぱり読んで感じられるものが新鮮でよいです。
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