ひさしぶりの字数制限。続きです。

柚月もなか『手のり魔王』
1本目・見た目とは裏腹な美由ちゃんのお弁当です。「生煮え」のにんじんは「生」のにんじんより食べづらい気がします。
2本目・魔王様をおだてすかして生煮えにんじんを食べさせようとする美由ちゃん。そんなこと(「おだてすかし」のほうね)をしてたらろくな大人にならないよ!(笑)
3本目・いやまあ、内面はおとななんですから魔王様。説得力は…、まあ美由ちゃんにはわからんか。
7本目-9本目・いやに家庭的すぎる魔王様だ!(笑) でもたしかに美由兄の言うとおりで、すごい庶民的な魔王様なのな…。ただ、魔王様の大きさで料理をてきぱきやってても、おままごとの延長、と見えなくもないです(笑)。

みずなともみ『ちょーえど!』ゲスト掲載
いきなり『鎖国を続けて四百年』というフレーズに「おい計算間違ってんぞ!」と思ったのですが、21世紀まで鎖国しているという設定なのですね。携帯とか出てくるし。
それにしても軽い「上さま」だことで。これも時代か(笑)。その護衛である琴乃さんはある意味時代に反してるのか、時代にそぐうひとなのか。攘夷論者だし、武力外交ありきだものなあ。
そして萌えっ娘系ペリー提督ってありなのかそれは。携帯電話がある時代なのに蒸気船だったりするし、もう時代設定とか関係ないですから。
みずなともみ先生はこういう飛んだ設定と飛んだギャグを描くのがお得意ですよね。かっとんでいるだけに、なかなかその先に進む作品を読めない気もしますが。

かたぎりあつこ『ハッピーカムカム』
ちえりさんとあみさん。ふたりはプリkyuほんとに仲がいいなぁ…。
2本目・あみさんが風邪をひいて、心ここにあらずなちえりさん。自分に傘を貸したから風邪を引いたのかという負い目なのか、それともあみさんがいないことが空虚の理由なのか。
3本目・ちょっ、あみ母公認か(何の公認だ)。だいたいなんですかこの普通に恋人どうしみたいなやりとり。
4本目・「三羽鶴」。うわあ、あみさんでなくてももらって困りそうだ。四羽にしたって変わらないよちえりさん(笑)。
5本目・あみさんへの愛がおもいっきり空回りしてくちえりさん。一瞬で恋人同士から押しかけ女房にクラスチェンジしてる…。
6本目・「数々の失敗」って、ほんとにダメ妻が成長していく過程をなぞっているみたいですね…。
あみさんはあみさんでちえりさんラブだし、ほんとにどこのいい夫婦ですかって話だ。