とりあえず、昨日帰宅してから寝るまで時間をかけてレポートを書いてみたわけですが、まだまだ思いだす事はたくさんあるということで、延長戦、というか「ひだまりラジオ」にちなんで「残りご飯」と名づけて。もう少々お付き合いください。
じつは昨日、もうひとつイベントに行っていたのですがそれものちほど(『ぽてまよ』サイン会は整理券が取れなかったんですけど…)。
まず第1部のほう。その途中から、『ひだまりスケッチ』&『ひだまりスケッチ×365』の音楽プロデューサーである、ランティスの伊藤善之さんも参加されていたのですが(伊藤さんは1部のみ)、伊藤さんのお話も有意義な「技術論」でした。
まず「作曲」と「編曲(アレンジ、ともいいますね)」の違いから。伊藤さんのお話から単純に音でイメージしていただけるように私が説明すると、楽譜を書いたらピアノと打楽器一個くらいの編成で簡単に曲を出してみるお仕事が「作曲」で、その作曲されたものに、どういう楽器でバンドを編成して音楽を作るかという仕事が「編曲」なのだそうです。伊藤さんの中では、この2つのうちどちらが難しいかといえば断然「編曲」で、編曲者(アレンジャー)はどの楽器からどういう音が出るか、その音を組み合わせればどういう音になるかを理解していないといけないので、楽器、というより音楽をいじった経験の多さが不可欠になるのだ、というお話でした。
そういわれてみると、日本の著名なアレンジャーはロックバンドの経験者が多いですね。元「はっぴいえんど」の鈴木茂氏だとか、元「モップス」の星勝氏だとか。さらにいうと、このおふたりともギタリストとしても著名です。やはりバンドで楽器の中心になりやすいギタリストはいろいろな音(ボーカル含め)に触れる機会が多いから、アレンジができるようになるのでしょうか。
そして『×365』のOP曲『?でわっしょい』についても。この曲の作詞は畑亜貴さん。私じつは昨日の段階でもこの方のことはまったく知らなかったのですが、最近ヒットしているアニメの主題歌等は、ほとんどすべてこの方が作詞しているといっても過言ではないんですね…。『ハレ晴レユカイ』、『もってけ!セーラーふく』etc.
昨日私が書いた『?でわっしょい』についてのコメントも、当然っちゃあ当然なのですね(笑)。
そして畑さんに作詞の依頼をされたときの伊藤さんの依頼内容というのが、「『ひだまり』っぽい雰囲気の詞を書いてほしい」という一点だけだったそうです。
で、畑さんのあたまのなかでちゃんとイメージができて『?でわっしょい』の詞ができてしまう、と。畑さんの感性に伊藤さんは舌を巻かれていましたが。
ここで『ひだまり』&『×365』のディレクターである大沼さんのお話とも絡んできたのですが、簡単なイメージだけを渡して作ってもらったほうが、(画でも詞でも)すぐに良いものを作ってきてくれる人がいるのですね。逆にそういう人に設定などをたくさん渡して依頼すると、考え込んでしまって、できたものも良くないのだとか。
そういうことを聞いてから、再びOPアニメが上映されたのですが、そうしてみると、まったく別の人間が組んで作ったものにも関わらず、『×365』という作品を作るという共通認識がすべてに一貫していることの凄さを見せられたような思いにとらわれました。
第2部のほうでは、蒼樹うめ先生が考えられた『ひだまりスケッチ×365』というタイトルについて。
うめ先生からこのタイトルが上がってきたときに、ディレクターの尾石さんは、このタイトルにはすごい考えがあるのではないのかとわくわくしていた(一説では、「×」がゆのっち【の髪留め】、「3」が「沙」英さん、「6」がヒ「ロ」さん、「5」が宮ちゃん【みやこの「こ」←これは苦しい…】をあらわすと言われていたとか)そうですが、うめ先生からは、「タイトルを依頼されて、すぐに『ぱっと』出てきました」と言われてズッコケたというお話が。
尾石さんは、一発でそういうタイトルを考え付かれるうめ先生の感性にも驚かれていたわけですが。ネタ的にいえば、うめ先生は『夢グライダー』ならぬ「夢クラッシャー」なんだな、と私は思いました(笑)。
その「タイトル話」で、尾石さんから、「『ひだまり』の2期目だからって、『ひだまりスケッチ セカンドシーズン』とかは無しだよねえ」という話になり、大沼さんから「それはない!」系の盛大なツッコミを受けていたのが印象的でした。
あと、松来未祐さんが最近はまっている食材は「spam」だそうで(日本では沖縄料理の食材によく使われる、豚挽き肉?の缶詰)、量が多いわりに缶を開けてしまうと保存が利かないのですが、さいころ切りにして油でいためて冷凍しておけばいつでも料理に使えることがわかって、「買うのは絶対やめよう」と思っているそうです。買わないのかよ!(と、私は心の中でツッこんだ・笑) まあカロリーが高そうですからね。
「超ひだまつり」でアニプレックスから松坂牛を贈られることになっていたらしい松来さんですが、アニプレックスさんが忘れていたらしく、今回の「ひだまりないと」へのゲストお礼も含めて、近日中に松来さんの所属事務所である81プロデュース宛で松坂牛10kgが贈られるそうです。むしろそんなに送られてきてどうすんだと(笑)。
松来さんはうめ先生にも「食べにきてくださいね!」と誘っておられました。
さらに後から思いだしたお話。これも第2部でのおはなしだったかと。たしか松来さんからお話を振られたかと思うのですが、ひだまりスケッチの声優さんたち(とくにメインの4人)がすごく入り込みやすい台本になっていて、試写などでもとても共感を持って盛り上がるのだとか。
その点について尾石さんと大沼さんが、アニメ『ひだまりスケッチ』はシナリオライターのかたが全員女性で、このことがこのアニメにとって大きいのだと話されていました。
なぜかというと、女の子同士の会話というのは、取りとめもなく始まり、取りとめもなく続き、取りとめもなく終わるもの、なのだそうで、男性ライターが同じことを書こうと思っても、どうしても論理的に理詰めに持って行きたがってしまい、リアリティがなくなるのだとか。大沼さんの感覚で話されたところだと、「女子の取りとめもない会話に対してどうしてもツッコミを入れたがる」のだそうです。ようするに女の子の心の中に入っていけないということか。
第3部では特別ゲストのmarbleのおふたりが登場されたときに、司会の高橋祐馬さんが「今だけは、私もそちら側で見ますから」と、客席に移ってミニライブを観ておられたのが(笑)。それは、わかります! とても。
そして抽選会の賞品のひとつが、蒼樹うめ先生提供・うめ先生サイン入り「いかくん」だったのですね。これは原作を読まれた方もアニメをご覧になった方もわかると思うのですが、いかくん、です。「君」ではありません。
そのほかの賞品の中には、このイベントのゲストの方がおひとり一枚づつ描かれた色紙があったのですが、うめ先生の色紙と大沼さんの色紙が残った段になって大沼さんが「ぼくのは『罰ゲーム』みたいだから最後に…』と言われたのですが、尾石さんか高橋さんが、うめ先生が順番的には大トリに決まっているんだからしょうがないでしょ! とツッこまれていたのが笑えました。流れ的には、大沼さんの色紙が「ブービー賞」ですね、わかります。
あと、今回はイベントを通してゲストの方たちが飲み食いしまくってたのが(失礼)、印象に残ります。
大沼さんは、ビールを中ジョッキで3杯くらい飲んだんではないかな?
うめ先生は、見た目と違ってお酒もけっこういける口だとわかってびっくり。特別メニューのカクテル「Hidamari」とか、飲まれていたような。で、うめ先生いわく、「飲むとかなりしゃべる」らしいです。うめ先生が言葉につまるごとに司会の高橋さんが、「飲みましょう。飲んでから話しましょう」とさかんにけしかけてました(笑)。
松来さんはお酒は飲まれないようですが、来てすぐにカレーとコーラを注文(凄)。カレーをバクバクいかれてました(笑)。途中でエンディングアニメも上映されたのですが、そのときに上映されるプロジェクターを避けてゲストの方々がステージ端へ移動されるときに、ひとりカレーのお皿を持って移動される松来さんに萌えました!(笑) どんなときもカレーが大事か、松来未祐。
公式ブログによると、ステージに上がられる前には「ウメスの梅チャーハン」まで召し上がられていたとのことで(驚)、松来さんのフードファイターぶりって…。
関東地区(TBS)ではもうまもなく放送開始ですがまだ思いだしてます(笑)。
『ひだまり』(&『×365』も?)の映像について、尾石さんと大沼さんが語られていたことについて。
映像を作るときのコンセプトのひとつとして挙げられていたのが、「キユーピー?のCMのような映像」にしたい、というもの。
キユーピーのCMというと、商品を問わず、「止め絵」のカットを活用して見る側のイメージを膨らませるものが多いと思います。
そして、マヨネーズ以外の宣伝対象商品はよく変わりますが(私がよくCMを見ていた80年代後半から90年代前半だと、「自社イメージCM」・「マヨネーズ」・「サラダドレッシング」・「アヲハタのジャム」かな)、キューピーのCMはあのやり方を30年ぐらいは続けているはずなんですよね。それはたしかに凄い。
そう言われてみると、『ひだまり』でよくみられた、写真をコラージュしたようなカットとか。キユーピーのCMとたしかに似たイメージです。
なにより、『ひだまり』の出だし等でよく使われた「映画フィルムの出だし」のようなカウントダウンのときに使われる曲(『×365』でも使われるんだろうか【笑】)の最初の一小節は、料理番組『キユーピー3分クッキング』のテーマ曲のそれとほぼ一緒でしょう。ただ、音楽は携わる人が違うのでただの偶然なのかもしれませんが…。
そうそう、質問・要望のところで、「『ひだまり』シリーズを土曜夕方18時枠(今なら日曜17時枠か?)で放送してほしい」という要望が出ていたのですが。これには私も、「お前は俺か?」と思った次第です、はい(笑)。
いやまあ私の場合は、『ひだまり』が放送されていた頃にも書いた気がしますが、「土曜の夕方16時台か17時台」に放送してくれれば、『芽生えドライブ』の雰囲気にあってていいなあ、と思っていたのですが。
でもこれには司会の高橋さんからも、あるいは製作スタッフのおふたりからも、どの世代に見せても恥ずかしくない(というか受けそうな)アニメとして作っている、という矜持がお言葉のはしはしから見え隠れしていてうれしかったなあと。
大スポンサーがいない以上、現実的には却下されるよなあと思いますが(笑)。
じつは昨日、もうひとつイベントに行っていたのですがそれものちほど(『ぽてまよ』サイン会は整理券が取れなかったんですけど…)。
まず第1部のほう。その途中から、『ひだまりスケッチ』&『ひだまりスケッチ×365』の音楽プロデューサーである、ランティスの伊藤善之さんも参加されていたのですが(伊藤さんは1部のみ)、伊藤さんのお話も有意義な「技術論」でした。
まず「作曲」と「編曲(アレンジ、ともいいますね)」の違いから。伊藤さんのお話から単純に音でイメージしていただけるように私が説明すると、楽譜を書いたらピアノと打楽器一個くらいの編成で簡単に曲を出してみるお仕事が「作曲」で、その作曲されたものに、どういう楽器でバンドを編成して音楽を作るかという仕事が「編曲」なのだそうです。伊藤さんの中では、この2つのうちどちらが難しいかといえば断然「編曲」で、編曲者(アレンジャー)はどの楽器からどういう音が出るか、その音を組み合わせればどういう音になるかを理解していないといけないので、楽器、というより音楽をいじった経験の多さが不可欠になるのだ、というお話でした。
そういわれてみると、日本の著名なアレンジャーはロックバンドの経験者が多いですね。元「はっぴいえんど」の鈴木茂氏だとか、元「モップス」の星勝氏だとか。さらにいうと、このおふたりともギタリストとしても著名です。やはりバンドで楽器の中心になりやすいギタリストはいろいろな音(ボーカル含め)に触れる機会が多いから、アレンジができるようになるのでしょうか。
そして『×365』のOP曲『?でわっしょい』についても。この曲の作詞は畑亜貴さん。私じつは昨日の段階でもこの方のことはまったく知らなかったのですが、最近ヒットしているアニメの主題歌等は、ほとんどすべてこの方が作詞しているといっても過言ではないんですね…。『ハレ晴レユカイ』、『もってけ!セーラーふく』etc.
昨日私が書いた『?でわっしょい』についてのコメントも、当然っちゃあ当然なのですね(笑)。
そして畑さんに作詞の依頼をされたときの伊藤さんの依頼内容というのが、「『ひだまり』っぽい雰囲気の詞を書いてほしい」という一点だけだったそうです。
で、畑さんのあたまのなかでちゃんとイメージができて『?でわっしょい』の詞ができてしまう、と。畑さんの感性に伊藤さんは舌を巻かれていましたが。
ここで『ひだまり』&『×365』のディレクターである大沼さんのお話とも絡んできたのですが、簡単なイメージだけを渡して作ってもらったほうが、(画でも詞でも)すぐに良いものを作ってきてくれる人がいるのですね。逆にそういう人に設定などをたくさん渡して依頼すると、考え込んでしまって、できたものも良くないのだとか。
そういうことを聞いてから、再びOPアニメが上映されたのですが、そうしてみると、まったく別の人間が組んで作ったものにも関わらず、『×365』という作品を作るという共通認識がすべてに一貫していることの凄さを見せられたような思いにとらわれました。
第2部のほうでは、蒼樹うめ先生が考えられた『ひだまりスケッチ×365』というタイトルについて。
うめ先生からこのタイトルが上がってきたときに、ディレクターの尾石さんは、このタイトルにはすごい考えがあるのではないのかとわくわくしていた(一説では、「×」がゆのっち【の髪留め】、「3」が「沙」英さん、「6」がヒ「ロ」さん、「5」が宮ちゃん【みやこの「こ」←これは苦しい…】をあらわすと言われていたとか)そうですが、うめ先生からは、「タイトルを依頼されて、すぐに『ぱっと』出てきました」と言われてズッコケたというお話が。
尾石さんは、一発でそういうタイトルを考え付かれるうめ先生の感性にも驚かれていたわけですが。ネタ的にいえば、うめ先生は『夢グライダー』ならぬ「夢クラッシャー」なんだな、と私は思いました(笑)。
その「タイトル話」で、尾石さんから、「『ひだまり』の2期目だからって、『ひだまりスケッチ セカンドシーズン』とかは無しだよねえ」という話になり、大沼さんから「それはない!」系の盛大なツッコミを受けていたのが印象的でした。
あと、松来未祐さんが最近はまっている食材は「spam」だそうで(日本では沖縄料理の食材によく使われる、豚挽き肉?の缶詰)、量が多いわりに缶を開けてしまうと保存が利かないのですが、さいころ切りにして油でいためて冷凍しておけばいつでも料理に使えることがわかって、「買うのは絶対やめよう」と思っているそうです。買わないのかよ!(と、私は心の中でツッこんだ・笑) まあカロリーが高そうですからね。
「超ひだまつり」でアニプレックスから松坂牛を贈られることになっていたらしい松来さんですが、アニプレックスさんが忘れていたらしく、今回の「ひだまりないと」へのゲストお礼も含めて、近日中に松来さんの所属事務所である81プロデュース宛で松坂牛10kgが贈られるそうです。むしろそんなに送られてきてどうすんだと(笑)。
松来さんはうめ先生にも「食べにきてくださいね!」と誘っておられました。
さらに後から思いだしたお話。これも第2部でのおはなしだったかと。たしか松来さんからお話を振られたかと思うのですが、ひだまりスケッチの声優さんたち(とくにメインの4人)がすごく入り込みやすい台本になっていて、試写などでもとても共感を持って盛り上がるのだとか。
その点について尾石さんと大沼さんが、アニメ『ひだまりスケッチ』はシナリオライターのかたが全員女性で、このことがこのアニメにとって大きいのだと話されていました。
なぜかというと、女の子同士の会話というのは、取りとめもなく始まり、取りとめもなく続き、取りとめもなく終わるもの、なのだそうで、男性ライターが同じことを書こうと思っても、どうしても論理的に理詰めに持って行きたがってしまい、リアリティがなくなるのだとか。大沼さんの感覚で話されたところだと、「女子の取りとめもない会話に対してどうしてもツッコミを入れたがる」のだそうです。ようするに女の子の心の中に入っていけないということか。
第3部では特別ゲストのmarbleのおふたりが登場されたときに、司会の高橋祐馬さんが「今だけは、私もそちら側で見ますから」と、客席に移ってミニライブを観ておられたのが(笑)。それは、わかります! とても。
そして抽選会の賞品のひとつが、蒼樹うめ先生提供・うめ先生サイン入り「いかくん」だったのですね。これは原作を読まれた方もアニメをご覧になった方もわかると思うのですが、いかくん、です。「君」ではありません。
そのほかの賞品の中には、このイベントのゲストの方がおひとり一枚づつ描かれた色紙があったのですが、うめ先生の色紙と大沼さんの色紙が残った段になって大沼さんが「ぼくのは『罰ゲーム』みたいだから最後に…』と言われたのですが、尾石さんか高橋さんが、うめ先生が順番的には大トリに決まっているんだからしょうがないでしょ! とツッこまれていたのが笑えました。流れ的には、大沼さんの色紙が「ブービー賞」ですね、わかります。
あと、今回はイベントを通してゲストの方たちが飲み食いしまくってたのが(失礼)、印象に残ります。
大沼さんは、ビールを中ジョッキで3杯くらい飲んだんではないかな?
うめ先生は、見た目と違ってお酒もけっこういける口だとわかってびっくり。特別メニューのカクテル「Hidamari」とか、飲まれていたような。で、うめ先生いわく、「飲むとかなりしゃべる」らしいです。うめ先生が言葉につまるごとに司会の高橋さんが、「飲みましょう。飲んでから話しましょう」とさかんにけしかけてました(笑)。
松来さんはお酒は飲まれないようですが、来てすぐにカレーとコーラを注文(凄)。カレーをバクバクいかれてました(笑)。途中でエンディングアニメも上映されたのですが、そのときに上映されるプロジェクターを避けてゲストの方々がステージ端へ移動されるときに、ひとりカレーのお皿を持って移動される松来さんに萌えました!(笑) どんなときもカレーが大事か、松来未祐。
公式ブログによると、ステージに上がられる前には「ウメスの梅チャーハン」まで召し上がられていたとのことで(驚)、松来さんのフードファイターぶりって…。
関東地区(TBS)ではもうまもなく放送開始ですがまだ思いだしてます(笑)。
『ひだまり』(&『×365』も?)の映像について、尾石さんと大沼さんが語られていたことについて。
映像を作るときのコンセプトのひとつとして挙げられていたのが、「キユーピー?のCMのような映像」にしたい、というもの。
キユーピーのCMというと、商品を問わず、「止め絵」のカットを活用して見る側のイメージを膨らませるものが多いと思います。
そして、マヨネーズ以外の宣伝対象商品はよく変わりますが(私がよくCMを見ていた80年代後半から90年代前半だと、「自社イメージCM」・「マヨネーズ」・「サラダドレッシング」・「アヲハタのジャム」かな)、キューピーのCMはあのやり方を30年ぐらいは続けているはずなんですよね。それはたしかに凄い。
そう言われてみると、『ひだまり』でよくみられた、写真をコラージュしたようなカットとか。キユーピーのCMとたしかに似たイメージです。
なにより、『ひだまり』の出だし等でよく使われた「映画フィルムの出だし」のようなカウントダウンのときに使われる曲(『×365』でも使われるんだろうか【笑】)の最初の一小節は、料理番組『キユーピー3分クッキング』のテーマ曲のそれとほぼ一緒でしょう。ただ、音楽は携わる人が違うのでただの偶然なのかもしれませんが…。
そうそう、質問・要望のところで、「『ひだまり』シリーズを土曜夕方18時枠(今なら日曜17時枠か?)で放送してほしい」という要望が出ていたのですが。これには私も、「お前は俺か?」と思った次第です、はい(笑)。
いやまあ私の場合は、『ひだまり』が放送されていた頃にも書いた気がしますが、「土曜の夕方16時台か17時台」に放送してくれれば、『芽生えドライブ』の雰囲気にあってていいなあ、と思っていたのですが。
でもこれには司会の高橋さんからも、あるいは製作スタッフのおふたりからも、どの世代に見せても恥ずかしくない(というか受けそうな)アニメとして作っている、という矜持がお言葉のはしはしから見え隠れしていてうれしかったなあと。
大スポンサーがいない以上、現実的には却下されるよなあと思いますが(笑)。
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