「まんがタイムきらら」の第三世代、を担う作品のひとつになるかも…、とも考えられるこの作品。この作品じたいは「きららキャラット」連載作品ですが。
まずは表紙のデザイン。すでに事前にも見ていましたが、表紙・裏表紙を大胆に使った構図で描かれている画と、そのデザインがすばらしいと思います。

冒頭から読んでいきますと、第1話から「掴まれる」つくりだったのですよね、この作品は。
キャラクターの説明と、笑いを取るところがうまく両立していて、どんな作品でも基本的に「第1話」が苦手な私も掴まれたことを思いだします。
なんといっても、小石川沙絵さんのどうにもならないキャラクターが良い。サッカー中継をしたときのエピソードなど、ツッコミどころが多すぎて、主人公の沢渡ちとせさんも日々たいへんだろうなあと思います(笑)。

でもトータルで読んてみると、プロデューサーの風見綾子さんのキャラクターがすごく良く感じました。
年齢のわりに(失礼!)、純愛一直線なところがよいのです。ほめるのに適当フレーズではないかもしれないけれど、風見Pの純愛一直線を読んでいると、だんだんこそばゆくなってきて、それが快感になっている感じ? でしょうか(笑)。

いわゆる「ストーリー4コマ」とは違いますが、毎回の場面設定や展開作りがうまいので、読んでいて毎回ひきつけられるものがあるというか。
ところでこの作品のばあい、メディアミックスという点でいうと、「アニメ化」よりも「ラジオ化」というか、「ラジオ番組型ラジオドラマ」がメディアミックスの頂点になるような気がするのですが。
いまだから書きますが、先月の真田一輝先生サイン会の際のアンケート用紙にも、「今後のきらら作品のメディアミックス展開について」のような欄で、「『ラジオでGO!』のドラマCD化が面白そう」とは書いたんですよね…。