今回私が行ったのは、秋葉原「アソビット ゲームシティ」で行われたミニライブ。
15時からのこのミニライブと、18時からはおなじ秋葉原の「石丸電器ソフト2」でも行われたのですが、18時のほうは、下に書いたコミティアの前日設営と被ったので泣く泣くあきらめました。

ゲームシティ6階のイベントスペースで行われたミニライブ。ステージを前にして60本ほどのパイプ椅子が並んでいる、まあ秋葉原では普通なイベントスペースの光景です。
入場時の抽選で席順が決められたのですが、私の席は後ろから数えたほうが早いところでした。まあステージとの距離としては、たいした差はなかったと思いますが。

開始時間の15時。
今回の司会は、ランティスの臼倉(?)さん。ボーカルのmiccoさんからは、「唐揚げ臼倉くん」と呼ばれてました。唐揚げが好きらしい。今回が初司会とのことでしたが…。良く言えばゆるい、まったりとした雰囲気。厳しめに言えばグダグダ感のある司会ぶりだったと思います。

ライブの前にトークがしばらく続きます。

ランティスが『流星レコード』発売記念で配信しているネットラジオ、「ひだま?ぶるラジオ」。この番組内でmarbleが、アニメ『ひだまりスケッチ』ゆの役の阿澄加奈さんが歌う『おんなのこパズル』を即興でカバーして歌われたのですが、ゆのっちが歌うと『おんなのこ?』、校長先生役のチョーさんが曲をカバーすると『おとこのこパズル』、ではmarbleがカバーしたら? という質問に、miccoさんは『かめのこパズル』と答えられたのですが、その理由はいまになってもわからないそうです。番組中のその場のノリで考えたのですね(笑)。

ギター担当の菊池達也からmiccoさんへ送られたトマトはまだ届いてないそうで(このトマトのいきさつについては「ひだま?ぶるラジオ」をお聴きください)、miccoさんに届いていない理由は「きっと(トマトが届いたときに)いなかったんだよ」とのこと。でも不在票とかなかったんじゃないかなあと、私はmiccoさんのコメントぶりから想像したのですが?
菊池さんは、最近家庭菜園にはまっているとのことです。小さい農地を借りて何種類も作物を栽培されている(サラダをひと揃え作れるぐらいの種類でした)とのことなので、菜園というより「ミニ農園」ですね。
miccoさんいわく、「菊池くんの第二の人生は万全ですね」と。菊池さんその若さで楽隠居ですか!?(笑)

臼倉さんから、「『流星レコード』の曲を作られていたときの苦労話があれば」、という話題が上がりました。
菊池さんは、この曲を作っていたころにちょうど怪我をしてしまったけれども、前作に続いての『ひだまり』エンディング曲に決まっていたこともあり、「(怪我をしていても)いま曲を作らなければクビになってしまう!!」と、懸命に曲を作られていたそうです。いっぽうのmiccoさんは、あまり苦労話というものが無いようで(「いつも楽しくやってます」)、miccoさんが「楽」担当、菊池さんが「苦労」担当でプラスマイナスゼロという結論になっていました。
…プラマイゼロだとあまりよくないんじゃないか? というツッコミが臼倉さんから入っていたような。
私は私で、海老一染之介染太郎師匠を思いだして心の中でツッコミを入れてました。「これで給料おんなじー!!」みたいな(笑)。そもそもプラマイゼロっていっていいのかそれは。

そしてようやくミニライブに。なんかトークが長めだったので、観るほうもmarbleのおふたりも、段取りを忘れていたように思えたのは間違いではないと思います(笑)。臼倉さんもおっしゃっていましたが、こちらが本題です。

曲目は、
1)青空loop 2)ハミングバード 3)芽生えドライブ(アコースティックVer.) 4)流星レコード
に、9月26日発売のアルバム『ひだま?ぶる』&10月5日の単独ライブ『ひだま?ぶるナイト』の告知をはさんで、『ひだま?ぶる』からの新曲を1曲という構成でした。

この新曲、miccoさんいわく、「めずらしく」菊池さんのギターソロのある曲なのだそうですが、このギターソロが効いていました。むしろこのライブで聴いていたときは、miccoさん、このギターソロにだけはハミングをかぶせないで?、と思ってしまうような。そんな感じで。
それにしてもmarbleのおふたりは、CDで聴くのもいいけれど、ライブで聴くのもなお良いですな。
10月5日、行こうかどうか迷ってしまいます。
miccoさんは会場にいる全員が10月5日は来るように、というニュアンスで告知されていたようです。
臼倉さんから、「押し売り!?」とツッコミが入ってましたけど(笑)。

『ひだま?ぶる』のジャケットは蒼樹うめ先生の描きおろしなのですが、うめ先生が実在の人の似顔を描かれるのは珍しいことではないかと思います。他の漫画家さんが描かれたまんがとか『ひだまり』以外のアニメについて同人誌等で描かれることはあるにせよ。『ひだまり』の声優さんたちの似顔を描かれたこともないでしょう? 今回のジャケットは、ほんとに珍しいことなのではないかと?

アルバム『ひだま?ぶる』の告知が多かったせいか、miccoさんはこのミニライブが、『ひだま?ぶる』発売記念のものなのかと勘違いしそうになっておられたようですが、あくまでシングル『流星レコード』発売記念ミニライブでした。