樹るう『ポヨポヨ観察日記』
2本目>「ポヨい」。読者からみると当を得ていてすごく広がりそうな言葉だけど、作品世界内では佐藤家だけの限定的な言葉。こういうネタって興味深いなあと。
6本目>美食家大福ちゃん(ハムスター)。ヒマワリの種2粒って、一食に足りるのでしょうかね? あるいは「おやつ」ぐらいの量?

おーはしるい『わくハートわくワーキング』
みお主任に、高沢くんからのプレゼント。 
仕事をしている人にあげるピアスとしては空気読んでない(笑)と思うのですが、それを仕事中のみおさんに付けさせる高沢くんて、ほんとに天然? じつはかわいい悪魔なのではないかと(笑)。
5本目>みおさんの「くまたんが…」に(笑)。オトメだみおさん…。
6本目>そりゃあ中野さんは、いつものまじめな顔でお店に入って、くまたんのピアスを買ってきたでしょうね。その顔で来られても困るかもしれんが(笑)。

小池恵子『ななこまっしぐら!』
1本目?3本目>ななこさんの水遊びは、掃除だった。実際には水遊びの一部だけど。でも「遊び」にも無駄な動きがないのですね(笑)。すべてきれいになっている(最後は、ななこさんもきれいになる)んだもの。
7本目>生ゴミのにおいを嗅いでないことに「夏の感動」を感じる佐藤さん夫婦と、ドラッグストアー店員・薬師丸さん。ほかの店員さんは「そんなんでいいのか?」って言ってますけど…、大人になる、っていうか世帯を持つってことはそういうことかもしれない。違うか?(笑)

小笠原朋子『ウチヘ行こうよ!』
恋人のゆりえさんに、誰もいない大倉家へ誘われたー!! 明彦くんです。世の一般的男子だと、そんなこと言われた日にはいろいろと心沸き立つところがあるのではないでしょうか。
ですが明彦くんはねえ。どうもそれよりもこずえさんがいないことのほうが気になるみたいです。いやむしろ、「なんでー!?」ってふうに驚愕してるようにすら。誰もいないウチへ行くことが「よくないよー!!」と言っている明彦くんは、ある意味不健全ですね(笑)。
「家の中で二人きりにならない」という大倉家の約束も、「そんな口約束」なんてと反故にしちゃうゆりえさんに振り回される明彦くんが、アワレであり、笑えます。
そういえば、女の子に「ほかの女の子にはナイショだよ」といっても意味がないんですよね。バレるらしいですよ。
明彦くんのことは家族全員信用している、というゆりえさん。そのココロは「安全牌」ですか…。ほめられてるとは思うのだけれど、男としてはいいことなのか?

同窓会に行ったという、大倉家の母・こずえさん。小学校時代の同窓会だとしても、最低ラインは42歳ですね(計算すな)。
ですが、こずえさんは同窓会の日にちを間違えていた(うっかりー!(笑))。ウチに帰ってきていたこずえさんの知らないところで(?)、ゆりえさんと明彦くんも帰ってきます。運悪く(?)出くわすこともなく。
影に隠れて様子を伺うことにしたこずえさんですが…。ねえあなた隠れてないでしょう?(笑) すぐ見つかりますってそんなんじゃ。
一方ゆりえさんとのふたりきりが落ちつかない明彦くんですけど。さすがにこずえさんがいないから落ちつかないわけじゃなかろ(笑)。
ふたりで見るDVDを選ぶのですが、あるのがぜんぶ幸三郎さんセレクトのコテコテ恋愛もの洋画コレクションだったという。少女漫画家で、しかもこずえさんとはいまだイチャイチャしてる幸三郎さんですものね。いかにも集めてそう(笑)。
そこを回避して、こずえさん所有の、演歌歌手・水川ぴろしライブDVDを選んだ明彦くんでしたが、まさかそこから盛り上がるとは。というか、恋人同士ふたりきりで見るものとして、演歌のDVDなんてあまりにも適さないはずなのに(笑)。
こずえさんいわく、ぴろしさんの目と明彦くんの目が似てるといって、盛り上がっちゃうゆりえさんですけど、ゆりえさんがそういう方向へ誘導しているわけじゃないですよね? 
もし誘導してるとしたら、どんだけ「たらし」ですかゆりえさん。
と、ここで空気を読まずに(むしろ読んでるのか?【笑】)DVDのぴろしさんに掛け声入れて隠れてたことがバレちゃうこずえさん。もし空気を読んでふたりを止めてるのだとしたら…、こちらもなんという策士でしょうかこずえさん。ないかなあ(笑)。

明彦くんを、黙って両親不在のウチに連れてきたゆりえさんを怒りつつ、「明彦くんに何もなくて良かった!」というこずえさん。やっぱり明彦くんは「安全牌」ですねやれやれ(笑)。明彦くんは「(ぼくって)される側?」と怪訝そうですが、ゆりえさんのほうが「たらし」っぽいからなあ。
そして一件落着しそうな大倉家の玄関に、取り残されたような幸三郎さんがひとり。ゆりえさんを驚かすつもりで予定よりも早く帰ってきちゃったんですね(笑)。黙ってみてあげて、くれるのか、それともくれないのか。でも今回は、明彦くんに過失はないですからね。とりあえず幸三郎さんからえもいわれぬ圧力を感じるいわれはないはずだが…。

C74で、「渚宮」にて配布された小笠原先生からのペーパーを読まれた方はご存知と思いますが、来月号、再来月号で、どう話が動くのか。あるいはいつもどおりなのか。最後まで読み続けていこうと思います。