文章を書くのにどーも気が乗りません。久々の長文日記です。申しわけない。

『こどもすまいる!(1)』(芳文社刊)発売記念として行われた今回のサイン会。娘太丸先生ははるばる岡山県からお越しになったとのことです。すごい。
最近はネット環境が全国的に普及して、関東圏に住まなくても漫画家さんのお仕事はやりやすくなったようですが、岡山県在住の漫画家さんというのは東京から見てかなり遠方在住の漫画家さんに入るのではないだろうかと思います。失礼ながら。

今回はとらのあなさん主催のサイン会ですので、会場もとらのあな秋葉原本店6階のイベント用スペース。私もこの会場は3度目で、もうすっかりおなじみになりました。というか、先月の師走冬子先生サイン会に続いて、また同じ会場なのですが(笑)。
そして今回も参加券獲りは熾烈だったなと。これももう書くのは3度目かと思うのですが、やはり100名限定(うち電話予約分30名)はかなり厳しすぎる人数なのではないかと思います。
仕事は半休取ったとはいえ、おとといの朝は寒いわ雨だったわでねえ。さすがに体力を消耗してしまいました。

さて当日は、これまでの2回よりも参加者の出足が遅かったように思いました。これまでだと、正規の時間よりも前倒しして入場を始めていたと思うのですが、今回は正規の入場開始時刻である13時50分ごろまで会場内まで入れませんでした。
会場内に入ると、芳文社さんのサイン会恒例である(笑)、参加券付属アンケート(とらのあな用)とは別の芳文社用アンケートへの記入タイムです。
ですが今回のアンケートは、とらのあな用のアンケートと若干項目が被るところがあり(「このサイン会をどこで知りましたか?」という項目と、「『こどもすまいる!』で好きなキャラと、その理由は?」という項目、さらに「娘太丸先生にメッセージを」まで被っていた)、これならとらのあな用のアンケートの結果を、とらのあなさんと芳文社さんの両者で共有しても良いのではないかな? と思うところもありました。
芳文社用アンケートのその他の項目では、「『こどもすまいる!』に期待する展開」が。それに、「まんがタイムきららの購読頻度は?」と、「まんがタイムきららにメッセージを」があったかと記憶しています。

そしてまた例によって(笑)、娘太丸先生は上の待機用フロアーから6階に階段で降りてこられるわけです。ここで私の心の中でちょっと驚きが。昨年の未影先生サイン会のときと似た驚きですが。
でも未影先生のときほど、周りの参加者が驚いた様子を見せていなかったのは、娘太丸先生の存在をよくご存知な参加者が多かったからでしょうか。

今回は私も並んだ順番が早かったので比較的すぐに順番が来ます。「はじめまして」と声をかけさせていただきました。
娘太丸先生が、イラストをリクエストするためにメモ書きされた「七海」の名前をみて、「初七海だ…」と。
わたし、七海先生好きなのです。私はこの作品だと、みくる先生と合わせて大人キャラが好きなのですが、七海先生を見ていると、「漢(おとこ)や…」と思ってしまいます。いや七海先生は女子キャラなのですがね。でも気風はいいし、呑んだくれですし!(笑)
ということを私が言いますと、娘太丸先生は、「七海が好きな人は皆さんそうおっしゃいますねえ」と。あと、「かわった人(=普通とはちょっと違った見かたをする人)が多いです」とも。ああ、たしかに私もそれは否定しません。ちょっとショックではありますけど(笑)。

それから私は、「『こどもすまいる!』を読んでいるとほんとうに楽しい気持ちになります」と言い、そして「単行本を読み返していると、当初から完成度がある作品を描かれているなと思います」と付け加えました。
サイン会だから誉めるわけではないですが(笑)、娘太丸先生に限らず、まんがタイムきららグループで順調に単行本を出されるような漫画家さんというのはどの作品も連載当初から完成度が高いものが多いと思うのです。そういう意味では、やはり4コマ作品に対するノウハウを持っている、芳文社という会社のもつアドバンテージは大きいのではないでしょうか。
というようなことを芳文社の編集の方に話しますと、「そう思ってくださるのはありがたいですが、娘太丸先生には編集側から注文をつけたことは全然ないのです」とご返答が。
とすればむしろ、今回が初の単行本となる娘太丸先生の才能がすばらしいということなのですよねえ…。

そうこうしている間に娘太丸先生にイラストとサインを入れていただきました。
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分かりにくいですが、本を横にしたレイアウトで、サイン&イラストというのは珍しいと思います。少なくとも私は初めて。

私は娘太丸先生はじめ、みなさんにお礼を言わせていただいて退場となりました。
今後も楽しい作品を期待しています。