すでに2日も経ってしまいました。遅ればせながらレポを。

朝方は雨、という前日の天気予報をみて、朝イチはビッグサイトのTAF(東京アニメフェア2009)に行って生鷲崎さん&生阿澄さんを拝もうかどうか迷っていた私でしたが、当日起きてみたら10時すぎ。さすがにこれは間に合うまいと、ぐだぐだしつつも路線変更してまっすぐ浜松町へ。

会場の、都立産業貿易センター浜松町館3Fに着いたのは11時半ごろでした。それにしてもこの会場、毎週末ごとにやっているのは同人誌関係のイベントばかりで、本当に館の名前どおりのことをやっているのかと心配してしまうのは余計なお世話(笑)。
さて昨年のVol.4のときも行われていた年齢確認とリストバンドが今回も行われていたのですが、私はいきなりこれに引っかかりそうになりました。いやそれが身分証を忘れたのですよ。
一時は家に取りに帰らないとダメかと思ったのですが、ぎりぎりセーフな書類(ただし通常ならアウトでしょう)を見つけてなんとかリストバンドを着けることができました。今回はさらにゾーニングもなされていたので、リストバンドがなければ成人向けの同人誌は完全に購入できなくなっていました。

中に入ります。ううむ、やはり前回と比べると活気の少なさは否めません。まあ海藍先生が本誌休載を一年以上続けられている現状では、なかなか新規開拓は難しいでしょうし…。
そんな中では、「あきるのぜろえっくす」さんのご本はかなり良かったのではないか? と思います。私が購入したのは、この日新刊の全年齢向けの分厚い「コピペ4コマ」アンソロジー本と、最近出された成人向けの『GA』本2冊。3冊とも、自分のツボに入る作品でよかったなと。とくに「コピペ4コマ本」のほうは、昨年のVol.4でも前作を刊行されたのですが、よくもまあ2年連続でこんなバカな4コマ(賛辞)を創られるものだなあと感じました。

それと、4コマファン界隈では有名なmirvさんが書かれた、「サイン会の参加手引き」本を買わせていただきましたが、情報収集に弱い私には情報収集のやり方について記載されたくだりがとても新鮮でいい情報でした。サイン会当日に関しては、慣れている人はやはりみなさんすごし方が一緒なんだなあと思いましたが、私達には当たり前なことも、新規参入する方にはなかなか理解するのが難しいのかなと。

残念ながらイベント本編に関しては書くことはこれぐらい。やはりこのイベントの真のみどころはアフターイベントなのではないかと思います。ていうかスタッフさんがそれを言うからなあ(笑)。
14時半を過ぎて、しばらくすると即売会を行っていた側とは反対側に立てられた机のうえに、今回の出品物が並んでいきます。それを参加者はジャンケン大会で争うわけです。

並んでいく賞品を見ていく中で(参加者みな、並ぶ様子を机の周りを囲んで見ている【笑】)、私が目ざとく見つけたのが、小笠原朋子先生の『山の上歌劇団』(芳文社刊)と、『教艦ASTRO』の荒井テンテーの色紙と日比野テンテーの色紙。
そのほか出品されていく物のなかで目に付いたのは、メディアワークス版『トリコロ』限定版付録の「季刊ツエルブ」単品(笑)。出品者は、古書店で単品で売られていたのを見つけたらしいですが、私も東京都内で見たことがあります>「ツエルブ」単品売り
ただ、中野の某「ま○だらけ」でも単品売りしていたことがあったので、あれだけでも売るだけの価値があるのかもしれないですがね。『トリコロ』本誌より厚みという面では豪華な付録だったからなあ。

小笠原先生ファンとして、そして、いま手元に『山の上?』がない(もしかしたら実家にはまだあるかも?)私としましては、これはネタ的にも手に入れたいと思い、山の上歌劇団を含めた本たちのジャンケン大会には気合いを入れて参加しました。
まず参加者対スタッフさんとのジャンケンに2連勝。つぎの3戦目のジャンケンでスタッフさんに勝った人から、好きな本を選べるということになりました。3戦目のジャンケンでは残念ながら敗れましたが、勝った2人は出品物中にあったサイン本2冊を持っていったので『山の上』はセーフ。その次のジャンケンで勝った私と、もうひとりの方が残り3冊の中から選べるのですが、ここでもジャンケンになるかというところで、お互い希望する本が違ったのでなんとか『山の上?』を手に入れることができました。
それにしても、それまでのジャンケンには負け続けでしたので、よくまあ狙って取れたものだと。私の小笠原朋子先生愛がなにげに強いことを知りました(笑)。
そのあと出品された、『らき☆すた』の鷲宮2009年お正月限定ねんどろいどぷち、巫女さんバージョンのかがみんも、ジャンケンに4連勝してゲット!

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『山の上歌劇団』を提供してくれたココのかたには感謝しております。『山の上?』の感想について欲しているのであればちょっとだけ待ってほしいですが(私信)。一通り読んでいると、この時期の小笠原先生作品にはめずらしくストレートに笑える4コマになっていると思いましたけども。

そしてオーラスに登場したサプライズ出品物は、海藍先生直筆色紙×4枚。
これが登場したときは、みんな静まり返りました。しかしそれにしても、先生色紙描いてるぐらいなら少しは仕事しte(略)。
本当は色紙などではなく、ボツ原稿orラフカットorボツネタ帳が登場するはずだったらしいですが。
スタッフさんから参加者に伝えられた海藍先生からのメッセージ(?)としては、連載再開のめどは立ちそうなので、もう少し待っててね、という感じのものでした。
そのあとのスタッフさんの発言に、私も含めてみんなが「それは言っちゃダメ!」的に首を横に振った発言があったのですが、それが何だったのか思いだせません。
正直、これは気合いをいれず参加していましたが、まずスタッフさんとのジャンケンに3連勝してしまい、もうひとつ勝てばゲットできるかも? というところで負けてしまいました。いちどに4人勝たなければ可能性があったんだよね…。

さて来年の開催(Vol.6)は、2010年3月14日に会場は押さえているものの、トリコロの連載再開が冬までに(09年中?)なければきらとり開催を断念して別のイベントにするとのことでした。今回の活気の少なさを思うと、やむをえないかな、とは感じます。
ただ、トリコロの再開云々に絡めることで海藍先生に余計なプレッシャーをかけることが死亡フラグにならなければいいのですが(笑え、ない)。
ともあれ、次回も開催があればいいのですが。
個人的には翌週に水戸であるイベントの直前作業が高い確率で入りうるので、行けるかどうか微妙ですが…。