今回、「まんがタイムきららMAX」6月号との合体プレゼント企画があったので、MAX6月号の発売を待って購入。
それにしても6月号の表紙は…。あえてストレートに書けば、「そそる」かなちゃんだなあと、ひと目見て思いました。
べ、べつに絶対領域があるというだけでそそるわけじゃないです。その証拠に、かなちゃんの下半身を隠しても、そそるなあ…。
とあまり意味のなさそうな言い訳をしてみる(笑)。

さてあらためて、今夏(7月スタート?)アニメの放送がスタートする『かなめも』の単行本も2巻目が刊行されました。
アニメ化が決まったときにも書きましたが、石見翔子先生が画に描く独特の雰囲気や「間」は健在です。前作の『スズナリ!』の頃はもっと強い「癖」があるようにも感じられた独特さでしたが、よりソフトになったことは良い方に傾いたのかなあとも思えます。
そして独特の雰囲気とも絡んでくるように思うのですが、この作品からは風情が感じられるのです。いい意味で余裕があるというか。癒し系というのともちょっと違う気がするのですが。
主人公であるかなちゃんのキャラクターによるところも大きいのかなと。そういえばこの作品にはトゲのあるキャラクターがいませんね。アクティブなキャラはいるけど。

そういう私が好きなキャラクターは、ある意味アクティブで、アレな人(笑)で酒豪なはるかさんです。いやなんにせよ、あんだけアクティブにやってる人ならそのぶん反撃を喰らいまくっても「行ってこい」でトントンですよね。
今回の描き下ろしは、そんなはるかさんの100%妄想夢シアター。なんというか、初手でかなちゃんに白スク水着を着せている時点で「はるかさんって…」って感じじゃないですか(笑)。
夢の中だからこそ、趣味がめちゃ出まくっているわけですね。わか(略)。
本編のはるかさんもなんというか、「もうええわ」(となぜか関西弁)と言いたくなるくらいにアクティブで、だめだみんな早く大きくならなきゃって結論に達するのでしょうか(笑)。

きららMAX6月号にはアニメの各キャラクターデザインも掲載されていましたが、石見先生の画が活かされているようで、動く画を観られるのが楽しみになってきます。
ただやはり、独特の雰囲気とかそういうものはアニメで表現されるのは難しいものですから、そういうものがどう活かされて行くかは楽しみでもあり…、というところです。