荻野眞弓先生の初サイン会ということで、まずそこに驚いたわけですけれども。
荻野先生の単行本『ちっちゃいナース(2)』(双葉社刊)の刊行記念サイン会として企画された、今回のサイン会です。
場所は池袋駅西口の芳林堂書店コミックプラザ。ことし3月には富永ゆかり先生のサイン会も行われたところ。
4月に荻野先生のブログで告知があって、「場所が池袋」とだけまず発表されていたので、最近の傾向からするとたぶん…、と思っていたのです。
そしてGWの土曜なのに出勤日だった5月2日、朝いちに2日に発売された「まんがタウン」誌を読んでみるとやはりで(笑)、しかもその日に参加券配布開始とあるではないですか。この日が通常より遅めの出勤時刻だったので助かりました…。
ほぼ開店時刻に滑り込んだ店頭で、配布対象書籍が『ちっちゃいナース』の1巻と2巻で、「一冊につき参加券1枚」という条件を知った私は、「1巻と2巻を購入して、ひとりで二冊ともサインをいただいても大丈夫ですか?」と店員さんに尋ねてみると、可能というご返答だったので、1・2巻ともに購入することにしました。
前置き長いっすね(笑)。ここからが当日。
当日の開始時刻が14時で、その10分ほど前に列を形成しますよ、という告知だったので、13時45分ごろに現地着。
いちおう、列ができると思われる階段付近にいたわけです。でもって、3月の富永ゆかり先生のときは、たしかエレベーターで1階から地下の店内に富永ゆかり先生が入られた記憶があったので、おそらくこちらは誰も通らない、と思って安心していた(?)のですが、そう思っていたら荻野眞弓先生が階段を降りていかれるのだものなあ(笑)。
べつに荻野先生にお会いしたこともないですし、お顔を存じていたわけでもないのですが、私を含めた参加者が何人か点々といる階段を、とても礼儀正しく「今日はよろしくお願いします」と声をかけながら降りていかれるうえに、おそらく双葉社の編集者の方と、荻野先生の旦那さまとお嬢さまとお見受けする方々もお連れになられていたのですぐわかりました。
ご家族連れでサイン会を開催されるというのも私の参加したサイン会のなかでは初めてだと記憶しています。配布されたペーパーのほうでその理由は書かれていましたけれども。
ほぼ定刻、1?2分遅れてサイン会はスタート。今回は配布開始日の開店時刻近くに参加券を手に入れたので、1番ではないもののかなり早い順番でした。
芳林堂コミックプラザでのサイン会は、富永ゆかり先生のときと同じく、お店の入口を入ってすぐのところ(エレベーター踊り場の裏)にサイン会会場を設けてあるので私がサイン会の様子を見られるのはすぐ前の順番の参加者のかたの分だけなのですが、荻野先生がサインとキャラクターのイラストを描かれているのを見ると、イラストを筆ペン(もしくは太めのペン。でも軸が細かったのでおそらく筆ペン)で描かれているようでした。
イラストを筆ペンで描かれているのは珍しいな、と思っていたのですが、『ちっちゃいナース』の主人公である瞳子さんの黒髪は、そういうペンで描かれているからこその線なのだな、と、絵心のない私も気づかされました。
ただ私の順番のところで、やはり荻野先生の描く手の負担がきびしい(おそらく数をこなすためには軟らかいペンだと力の入れ方を固定できないのかと)、ということになりまして、メインは黒マジック、瞳子さんの黒髪は筆ペンで、という描き方に変更されていました。
「こんにちは。はじめまして。」と挨拶させていただきまして、今回が初めてのサイン会だなんて意外ですね?。というところから会話させていただきました。
で、荻野眞弓先生&編集者さんが但馬医院ナースコスプレをされていた件について。
というか、だんな様は白衣を着ていらっしゃるし、お嬢さまもナースコスをされていたような?
昨年のこいずみまり先生サイン会のときといい、双葉社さんで作品を描かれる方ってそういうことがお好きなのですね! ノリノリやん。
あとは『ちっちゃいナース』単行本レビューにかかってくる部分が多いので会話の部分だけかいつまんで。
「白衣を描かれる作品が多い(思い浮かぶだけでも『ちっちゃいナース』・『白衣とリボン』・『ドクタープリンセス』と)ですよね。やはり『好き』だという気合いの出し方がすごいなあと」、と私が言いますと、「その点は、ほんとに『好きなこと』を前面に出させて描かせていただいていますね?」と荻野先生。
双葉社の編集者さんも、「荻野先生には、むしろそういう風に描いていただくほうがどんどん『売り』がある作品になりますね」と後押しされていました。
1冊目のサインとイラストを描き終えられたあたりから、荻野先生のお嬢さま(もうすぐ1歳半に)がちょっとご機嫌ななめ(?)になってしまわれて、荻野先生のだんな様とサイン会の場所からちょっと離れられたとき、「ちょっと娘が泣きだしちゃってすみません」と申しわけなさそうな荻野先生でしたが。
「お嬢さんのお歳だと、今がかわいいさかりですよね」と私。でも心の中で、じゃあそういう言い方って、これからかわいさがなくなるみたいじゃねーか?(よく言われる言い回しだけれども) と思ったので、「親御さんにとってみれば、いくつになられてもお子さんはかわいいものですよね」とフォローしてみる。
サイン&イラストをお願いするとき、1巻は迷わず主人公の瞳子さんにしたのですが(当然でもあるか)、2巻をお願いするときは迷いました。ずっと迷っていたのですけどね。
普通に考えればおおきいナースの洋子さんですが…。
やはりここは違うほうがいい、というあまのじゃくな考えがよぎって、但馬医院の若先生を。
なぜそう思ったかというと、この若先生、ひとことで言えば「おさんどん」キャラなのですよ。女性の漫画家さんって、なぜかみんなそういう男性キャラを描きたがるもののようで。
荻野先生がおっしゃるには、「やはり料理ができる男性というのはそれだけでポイントが高いです」と。
やはりそういうキャラがいるといいなあという感じなのかなあと。
そんなサイン&イラストを描き終えられた荻野先生。


そしておみやげまで作ってくださっていました。

左はサイン会限定のペーパー。
右は打ち合わせ用のネーム用紙。一点ものらしいのですが、私がいただいた2枚のうちの一枚は2巻カバーの折り返しに描かれた4コマとカバー背に描かれた洋子さんのイラスト。さらに貴重なものではないですかこれは?
そしてちっちゃいナースのキャラクターイラスト柄のチロルチョコ(3種類)も。
ほんとうに楽しい時間を過ごすことができました。
荻野眞弓先生はじめ、関係者のみなさんありがとうございます。
荻野先生の単行本『ちっちゃいナース(2)』(双葉社刊)の刊行記念サイン会として企画された、今回のサイン会です。
場所は池袋駅西口の芳林堂書店コミックプラザ。ことし3月には富永ゆかり先生のサイン会も行われたところ。
4月に荻野先生のブログで告知があって、「場所が池袋」とだけまず発表されていたので、最近の傾向からするとたぶん…、と思っていたのです。
そしてGWの土曜なのに出勤日だった5月2日、朝いちに2日に発売された「まんがタウン」誌を読んでみるとやはりで(笑)、しかもその日に参加券配布開始とあるではないですか。この日が通常より遅めの出勤時刻だったので助かりました…。
ほぼ開店時刻に滑り込んだ店頭で、配布対象書籍が『ちっちゃいナース』の1巻と2巻で、「一冊につき参加券1枚」という条件を知った私は、「1巻と2巻を購入して、ひとりで二冊ともサインをいただいても大丈夫ですか?」と店員さんに尋ねてみると、可能というご返答だったので、1・2巻ともに購入することにしました。
前置き長いっすね(笑)。ここからが当日。
当日の開始時刻が14時で、その10分ほど前に列を形成しますよ、という告知だったので、13時45分ごろに現地着。
いちおう、列ができると思われる階段付近にいたわけです。でもって、3月の富永ゆかり先生のときは、たしかエレベーターで1階から地下の店内に富永ゆかり先生が入られた記憶があったので、おそらくこちらは誰も通らない、と思って安心していた(?)のですが、そう思っていたら荻野眞弓先生が階段を降りていかれるのだものなあ(笑)。
べつに荻野先生にお会いしたこともないですし、お顔を存じていたわけでもないのですが、私を含めた参加者が何人か点々といる階段を、とても礼儀正しく「今日はよろしくお願いします」と声をかけながら降りていかれるうえに、おそらく双葉社の編集者の方と、荻野先生の旦那さまとお嬢さまとお見受けする方々もお連れになられていたのですぐわかりました。
ご家族連れでサイン会を開催されるというのも私の参加したサイン会のなかでは初めてだと記憶しています。配布されたペーパーのほうでその理由は書かれていましたけれども。
ほぼ定刻、1?2分遅れてサイン会はスタート。今回は配布開始日の開店時刻近くに参加券を手に入れたので、1番ではないもののかなり早い順番でした。
芳林堂コミックプラザでのサイン会は、富永ゆかり先生のときと同じく、お店の入口を入ってすぐのところ(エレベーター踊り場の裏)にサイン会会場を設けてあるので私がサイン会の様子を見られるのはすぐ前の順番の参加者のかたの分だけなのですが、荻野先生がサインとキャラクターのイラストを描かれているのを見ると、イラストを筆ペン(もしくは太めのペン。でも軸が細かったのでおそらく筆ペン)で描かれているようでした。
イラストを筆ペンで描かれているのは珍しいな、と思っていたのですが、『ちっちゃいナース』の主人公である瞳子さんの黒髪は、そういうペンで描かれているからこその線なのだな、と、絵心のない私も気づかされました。
ただ私の順番のところで、やはり荻野先生の描く手の負担がきびしい(おそらく数をこなすためには軟らかいペンだと力の入れ方を固定できないのかと)、ということになりまして、メインは黒マジック、瞳子さんの黒髪は筆ペンで、という描き方に変更されていました。
「こんにちは。はじめまして。」と挨拶させていただきまして、今回が初めてのサイン会だなんて意外ですね?。というところから会話させていただきました。
で、荻野眞弓先生&編集者さんが但馬医院ナースコスプレをされていた件について。
というか、だんな様は白衣を着ていらっしゃるし、お嬢さまもナースコスをされていたような?
昨年のこいずみまり先生サイン会のときといい、双葉社さんで作品を描かれる方ってそういうことがお好きなのですね! ノリノリやん。
あとは『ちっちゃいナース』単行本レビューにかかってくる部分が多いので会話の部分だけかいつまんで。
「白衣を描かれる作品が多い(思い浮かぶだけでも『ちっちゃいナース』・『白衣とリボン』・『ドクタープリンセス』と)ですよね。やはり『好き』だという気合いの出し方がすごいなあと」、と私が言いますと、「その点は、ほんとに『好きなこと』を前面に出させて描かせていただいていますね?」と荻野先生。
双葉社の編集者さんも、「荻野先生には、むしろそういう風に描いていただくほうがどんどん『売り』がある作品になりますね」と後押しされていました。
1冊目のサインとイラストを描き終えられたあたりから、荻野先生のお嬢さま(もうすぐ1歳半に)がちょっとご機嫌ななめ(?)になってしまわれて、荻野先生のだんな様とサイン会の場所からちょっと離れられたとき、「ちょっと娘が泣きだしちゃってすみません」と申しわけなさそうな荻野先生でしたが。
「お嬢さんのお歳だと、今がかわいいさかりですよね」と私。でも心の中で、じゃあそういう言い方って、これからかわいさがなくなるみたいじゃねーか?(よく言われる言い回しだけれども) と思ったので、「親御さんにとってみれば、いくつになられてもお子さんはかわいいものですよね」とフォローしてみる。
サイン&イラストをお願いするとき、1巻は迷わず主人公の瞳子さんにしたのですが(当然でもあるか)、2巻をお願いするときは迷いました。ずっと迷っていたのですけどね。
普通に考えればおおきいナースの洋子さんですが…。
やはりここは違うほうがいい、というあまのじゃくな考えがよぎって、但馬医院の若先生を。
なぜそう思ったかというと、この若先生、ひとことで言えば「おさんどん」キャラなのですよ。女性の漫画家さんって、なぜかみんなそういう男性キャラを描きたがるもののようで。
荻野先生がおっしゃるには、「やはり料理ができる男性というのはそれだけでポイントが高いです」と。
やはりそういうキャラがいるといいなあという感じなのかなあと。
そんなサイン&イラストを描き終えられた荻野先生。


そしておみやげまで作ってくださっていました。

左はサイン会限定のペーパー。
右は打ち合わせ用のネーム用紙。一点ものらしいのですが、私がいただいた2枚のうちの一枚は2巻カバーの折り返しに描かれた4コマとカバー背に描かれた洋子さんのイラスト。さらに貴重なものではないですかこれは?
そしてちっちゃいナースのキャラクターイラスト柄のチロルチョコ(3種類)も。
ほんとうに楽しい時間を過ごすことができました。
荻野眞弓先生はじめ、関係者のみなさんありがとうございます。
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