さあ、観る人をある意味ふるいに掛けてきた感のある(笑)第4話。

「ミュージカル仕立て」で歌であふれていましたが。
これは、(表向き)子供向けミュージカル(例:『セーラームーン』のミュージカル等)を観に行っていたような大人にむけた作りなのだろうなと。詩や曲のセンスがそれっぽいですし。
このあたりの作り方がレコード会社主導で作られている作品らしいところなのではないかなと。
聴いていると、役を演じながら歌をうたうという部分でさすがに上手いのは「歌もうたう声優」堀江由衣さんかなと。
釘宮理恵さんも、キャラソンなどをうたう経験が多いぶん、一日の長があると感じます。

そして今回は、石見翔子先生が描かれた第4話を、ミュージカルやいろいろなところで膨らませてアニメ第4話にしているわけですが、先日書いた「同人誌的展開」の作り方が実践されていたのは。後半の「みんなで買ってきた水着で配達に行くよ?」のあたりでしょう。
ミュージカルもまじえながら、「たしかに水着で配達に行けばそういうことになるわなぁ…」的な膨らませかたじゃないですか。
第3話での「拡張」にもうまくつなげてきていて。「こんな拡張、ありなのか?」って思うところでしょうけれども、そのへんはフィクションですわな(笑)。
それにしても、かなちゃんが歩いていて着崩れた水着をなおすところはちょっとアブナいですね。あれアングルが狙いすぎでしょ(笑)。

と、今回も原作で未登場な美華ちゃんをどう登場させるかとなったら、やはり拡張がらみでの登場になるわけで。美華ちゃん、風新新聞のお色気(?)拡張に勝つためにって、覚悟決まりすぎです(笑)。
美華ちゃんの水着は、ちょっと忍者っぽい気がしましたけど。美華ちゃんとなにか関係があるのか?

ラストは、みんなで代理が水を入れたビニールプールに入るってことで。うまく決着をつけているわけですね。うまく1話完結型にオチをつけているところだと思いました。

それにしてもはるかさんはあいかわらず人としてダメすぎ(笑)。
かなちゃんを前にしたときのムッハー! ぶりは、かなちゃんたちと同じ女性とは思えないときもある(笑)。