『みずほアンビバレンツ(3)』(双葉社刊)刊行記念として行われた今回のサイン会。今回の会場は、これまでとは異なりとらのあな秋葉原店A(男性向商業誌&同人誌をメインで扱う店舗)での開催となりました。これまで使われていた秋葉原店B(女性向同人誌や音楽・映像関連商品を扱う店舗)の8階はとらのあなさんの事務所になったようです。けっこう広々としたいい環境だったので残念…。

きょうはちょっと起きられずに、ぐだぐだしていたら開始に間に合わない時間に自宅を出ることになってしまいました。
現地到着が14時10分ごろだったのですが、今回会場が変わったことに気づかず、一度秋葉原店Bのエレベーターに乗ってしまったりして。
私が列に並んだときは、すでに25人ほどが列に並んでいたところでした。
で、今回の会場となった秋葉原店Aの地下1階会場ですが、これまでのとらのあなでのサイン会会場と比べるとグレードダウンしてしまった印象は否めません。地下のせいか、なにか重苦しいというか、じめじめした空気も感じたように思いましたし。

列に並ぶときに渡されたペーパーは2種類。
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今回特筆したいのは、サイン会で描いていただけるキャラクターを図示するペーパーも配られたこと。これはすばらしいと思いました。こいずみ先生のサイン会ではこれまで、描いていただけるキャラは作品を問わなかったのですが、今回はさすがにダメだったようです(笑)。双葉社さんから言われたのかな?
ていうか今回も「パンティ」(この作品ではハンカチとして使われた展開がある)までキャラとして入ってるし。実際書いてもらってる人いるし。ちょっ、やめれ…(笑)。

さてちょっと待ちましたが意外と早く私の順番。でも一人当たりの時間としては1分ぐらいだったのではないかと思います。短かったと思うのですが。
「(今回も)よろしくお願いします。」と私があいさつする前にこいずみ先生が、「V、o、y、a、g… ヴォヤージ、でしたっけ?」と。
惜しい(笑)。「ボイジャー」なんですよね。先日の雁須磨子先生サイン会のとき同様、私のむずかしいHNは読んでいただくのが難しいようです。まあ私の苗字もそれ以上に難読なのでどっちもどっちなんですよね。
あと、こういう変わったHNだと作家さんご自身の掲示板で書き込まれてないかとか尋ねられることも。こいずみまり先生のサイトの掲示板には、書き込んだような記憶もあるのですが(かなり以前…)。

前の参加者の方がこいずみ先生と話されていて、ありすちゃんが今回の一番人気だと聞こえたのですが、やはり前回の横浜でのサイン会と、相当に参加者が被っていたのだろうと推察されました。
イラストを描いていただきながら、今回の感想などを話したり。
「今回は、みずほちゃんが男の子(not 「男の娘」)であることから離れられない葛藤を描いているところがあるわけですが、そのあたりの葛藤の描写がすごく興味深いなと」、「こいずみ先生は女性ですが、そういう葛藤の心理描写をうまく描かれているのがすごいなと思います」と私が言うと、こいずみ先生は、「私もココロはオヤジですから」と(笑)。心情的にはみずほちゃんと同性ってことですね(笑)。
でもみずほちゃんがこの作品ではいちばん美人だから困るのですよ。
ちなみに、「『みずほちゃん』と言っていいのかな?」 と私が自問気味に言ったらこいずみ先生や編集者の方からドッと笑いが。

それにしても、今回は静かでいつもより落ち着いていられたぶん、みずしな孝之先生が以前書かれていた、こいずみ先生の印象についての言葉の意味がよくわかったというか。きょうのこいずみ先生の服装とか、別に派手でもなく普通なのになあ…。

そうこうしてる間に、こいずみ先生がイラストとサインを入れ終えられました。
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会場はあまり良くなかったけど(まだ言うか)、サイン会はとてもいいものでした。
こいずみまり先生、関係者の方々、ほんとうにありがとうございます。最終巻も期待しています。楽しみです。