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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

サイン会!

27 7月

大島永遠先生サイン会 in 芳林堂書店高田馬場店

ひさしぶりのサイン会です。でもじつは途中4月に1回、きづきあきら先生&サトウナンキ先生のサイン会にも参加しているので…思いだせたら書きます。物を書くというのはなんでもそうですが、当日ぐらいに書いておかないときついですね。

大島永遠先生のサイン会は初めての参加でした。4コマ漫画家さん以外のサイン会に興味を持って以降はサイン会がなかったのかな?と。 
7月のはじめに偶然訪れた高田馬場の芳林堂書店で
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この告知を見つけて、 配布当日に電話をかけまくってなんとか整理券を確保しました。
参加者50人(その後、対象の本の発売日に若干数追加があったもよう)という少なさは、芳林堂書店高田馬場店のサイン会開催スペースが書店とは別フロアながら若干狭い場所というのがあると思うのですが、このへんはもう少しなんとかしてもらえたらと思います。

双葉社から出ている『女子高生 Girls-Live(5)』 と、エンターブレイン(KADOKAWA)から出ている『四姉妹(しとらす)エンカウント(7)』の刊行記念のサイン会。私は、『女子高生~』のほうが掲載誌の「コミックハイ!」を毎月購読しているので馴染みもあり、参加をためらいなく決めました。
大島永遠先生の作品はいろいろな意味で「濃い作品」が多いというか、リアルな感じのする描写が多くて、とくに『女子高生~』ではそのリアル感をギャグに結びつけるオチをつけるものがけっこうあって楽しいです。
今回の5巻でいうなら、ウミウシやナマコが画面にたくさん登場する萌え漫画ってそんなにねえぞ…とか、よく言われるところの、「女子校生は男子の目がないのでわりと…かなりズボラ」だとか。

サイン会当日は朝から暑くて、私は自宅から近いので自転車で来たのですが、高田馬場付近の熱のこもり方が自宅近辺とはぜんぜん違う感じがして、室内に入ってもしばらく暑苦しさと汗が止まらない感じでした。
大島永遠先生は、今週初めぐらいから体調をくずされていたらしくちょっと心配しましたが、今日は元気なお姿を見せてくださったようで良かったです。

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『四姉妹~』のほうはあまり馴染みがない作品でしたので、読んだ時のインパクトからメインキャラではない藤みのりを選びました。橘家の三女・比良美とのコスプレ対決(微妙に違うけど・笑)が良かったので!
藤と橘って、やはり藤原氏と橘氏から来てるんですかねえ。
でも残念美女の長女・柚香もよかったなあと。彼女が描く絵がすごすぎて(笑)。仕事上は、藤みのりの直接のライバルが柚香なんですよね。

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 『女子高生~』からは主人公の田中花子ですよ。彼女もどちらかといえば残念美女でスペック高い系なんですけど、人望も篤いところが凄いんですよね。主人公属性高すぎ(笑)。
なによりバイタリティ高いところがね。先述したウミウシやナマコの場面では平気で手づかみできるあたりはそれをとても感じさせます。

あと、先生が入れられたイラストを見てお気づきかもしれませんが、大島永遠先生は三菱鉛筆のボールペン・ジェットストリームでイラストを入れておられました。サイン会でピグマを使われている方は見ることがあったのですが、ジェットストリームは初めてかもしれない。でももしかするとマッキー極細とかよりも入手できる場所が多いかもしれないし、そう考えると不自由はしない描画道具ですよね。

大島永遠先生、双葉社さん、エンターブレインさん、芳林堂書店高田馬場店さん、今回は貴重なサイン会を開いてくださって本当にありがとうございました! 

なおその後、帰りに日が射してるのに豪雨になるという罠にハマり、 ずぶ濡れになったもよう。
9 3月

秋★枝先生サイン会 in 有隣堂横浜西口コミック王国

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秋★枝先生久しぶりのサイン会は、新作の『Wizards Soul 恋の聖戦(1)』(メディアファクトリー刊)の刊行記念。
恋の切なさと、戦いの中での切なさを、カードバトルが国民的競技になった世界でうまく合体させて描いているところが良いと感じます。もともと秋★枝先生は恋する男女の心の揺れ具合を具現化するのが上手い方なので、恋の切なさを描くのはお手の物ですが、戦いの切なさを描こうとしているところが新境地になりそうなところです。

参加券は先に電話で予約できたのですが、券を取りに行った日は自転車で東京と横浜を往復しまして…、往復80km漕ぎっぱなしでめっちゃ疲れたことを思いだします(笑)。当日は電車で行きました。

その当日ですが、秋★枝先生のサイン会は、どうも漫画家さんに話しかける雰囲気じゃないところがいつも気になります。秋★枝先生が、一生懸命サインとイラストを描き入れていらっしゃるからかも。ブログにまとめていない『煩悩寺』の時のサイン会もそうだったし…。
今回は、主人公のまなかちゃんを描いていただきました。

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そしてこんなおみやげも…ありがとうございます!

秋★枝先生、メディアファクトリーさん、有隣堂さん、楽しいサイン会をありがとうございます。
 
1 3月

雨瀬シオリ先生サイン会 in アニメイト吉祥寺店

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『ALL OUT!!(3)』(講談社刊)の刊行記念サイン会でした。
参加券の配布当日が2月8日で雪の中だったことを思い出します(笑)。イベント参加券を何店舗かで分散配布することがあるアニメイトでの開催が、この時はいい方に働きました。

アニメイト吉祥寺店に来るのは久しぶりでしたが、昼間に出て帰るつもりだったのでいつもより一枚少なく着てきたのにそれでも暑い店内に閉口(笑)。暑さ寒さにここまで振り回されるとは。

2巻の、紀伊國屋書店新宿本店でのサイン会にも参加しましたが、2巻が出たころに、新しくコーチ役が登場するするようになって、3巻は試合もなくて地味な展開になるのかなあと思っていましたが、そんな予想を裏切るように激しい練習と、それまで個の高い能力に依存していた感のあったチームが本当のチームになりつつある胎動を感じられて、やっぱりこの作品面白いわーと感じさせてくれる3巻です。
今回は、その3巻で私にとってとくに印象的なセリフと展開を作ってくれた大比叡(おおひえ)くんをサインと一緒に描いていただきました。
2巻サイン会の時にも雨瀬シオリ先生のお隣にいらした担当編集者さんが、作品に対してすごく熱い部分を秘めていらっしゃる感じで、話していてすごく好印象です。
あと、2巻と同じく宛書きを本名で希望したら雨瀬シオリ先生が名前を覚えておられたのは、自分の名字が珍しいのはやはり武器のひとつだなあと(笑)。

雨瀬シオリ先生、講談社さん、アニメイト吉祥寺店さん、楽しいサイン会をありがとうございます!
 
5 2月

板倉梓先生&大澄剛先生合同サイン会 in 有隣堂ヨドバシAKIBA店

2月1日に参加した2014年二発目のサイン会、は今年最初のイベントに続いて板倉梓先生ご登場のサイン会でした。でも板倉梓先生初のサイン会だったんですねえ(謎)。
じつは、謎というほどのことではなく、前回の「月刊アクション単行本刊行記念イベント」では、あくまでも板倉梓先生のご登場はサプライズゲストというか、事前に発表はしていたけれど何をやるかは告知していなかったので、板倉梓先生にとって、サイン会としてはノーカウントということになるのでした。

今回は、マッグガーデンから刊行されたアンソロ誌、季刊「EDEN」刊行記念として行われたサイン会でした。
この、EDENというアンソロ誌は、マッグガーデンから作品を出されている漫画家さんを中心に編まれたもので、雑誌というには体裁が単行本スタイルで、例えるなら、以前に芳文社から出されていた『つぼみ』などのような見た目でちょっと重め。寄稿されている漫画家さんも、女性向作品の方から男性向作品の方まで、色とりどりというかごった煮感といいますか(笑)。
考えてみれば、BLも描ける方からおっさん向けの「週漫Times」で連載される方まで網羅する雑誌、というかアンソロってすごいです。
ただ、こういう作品編成だと、ジャンル的にこれまで目に止まらなかった漫画家さんの作品にもすんなり入り込めるわけで、そこは面白いと思いました。同じマッグガーデンでも、少女漫画誌であるアヴァルスで描かれている方が来れば、「EDEN」というアンソロ誌は、マッグガーデンという出版社の作品カタログ的な存在になれるのかもしれません。
それはそれとして、1月下旬から毎週のように「EDEN」がらみのイベントが行われていて、マッグガーデンとしても力を入れているのはひしひしと感じます。
板倉梓先生はその中で「非・マッグガーデン枠」的な漫画家さんのお一人として参加されています。
今回、合同でサイン会をされた大澄剛先生は今回の作品が初読で(情報弱者)、2月に単行本2巻を出されるという『このゆびとまれ』の表紙を書店で見て、買おうか買うまいか迷っていた感じでした。

板倉梓先生の作品『エレクトリックラブ』は、板倉梓先生がストーリー漫画で描かれる持ち味の一つである、清々しい清潔感というか透明感のあるヒロインがSF的な作品のモチーフとよく合っていて、短いながらも「EDEN」の中にピタッとはまっているかんじでした。
大澄剛先生の『バイバイ、パラダイム』は、少年少女というにもまだ幼い子供の物語なのですが、等身大の「男の子」と「女の子」をうまく描き出しているところは流石だと感じます。男性の私からすると、やはり指切りを勢い良く切ってしまう男の子に、「ああそういうものだよな」としみじみしました。

そんなことも含めて、お二方と順番でいろいろ話しましたが、漫画家さんと作品について対話する楽しさをあらためて感じられたサイン会でした。

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マッグガーデンさん、有隣堂ヨドバシAKIBA店さん、そして板倉梓先生、大澄剛先生、
楽しいサイン会をありがとうございます!
 
13 1月

「月刊アクション」コミックス刊行イベント in 書泉ブックマート & 板倉梓『ガールメイキル』を読む

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて新年最初のイベントは、神田神保町の書泉ブックマートで行われた、双葉社の「月刊アクション」の単行本刊行記念イベントでした。
写真が入った詳細な記事は、【月刊アクションコミックス 発売記念イベント】 1月10日(金)書泉ブックマートにてアクション仮面&板倉梓先生が登場! (ラジ館PRESS)にて読むことができます。

連休前とはいえ金曜日の17時半から開始というのが、時間的にちょっと早いなあと思っていましたが、開始の段階で20人ぐらいの人は来ていたと思うので(30分間で50人ぐらい来たのかな?)、正直言ってそれほど広い場所ではない書泉ブックマートの売り場としては、かなり大勢が集まったような印象を受けました。

そしてこのイベントには、この日都内の書店を月刊アクションの編集者さんと回って色紙やサイン本書きなど営業活動をがんばってこられた板倉梓先生もアクション仮面とともにご登場。といってもお二方(?)でなにかというわけではなく(二人で取材の方から写真は撮られてましたね)、板倉梓先生はこの日に刊行されたコミックス『ガールメイキル(1)』を店頭で買われた方に即席サイン会を、アクション仮面(さん?)はこの日刊行された月刊アクション作品の単行本の複製原画とアクション仮面の名刺を、やはり店頭で単行本を買った人にプレゼントするというイベントでした。岬下部せすな先生の『カリュクス(1)』とともに『ガールメイキル』を買って、私も板倉梓先生のサイン会の列へ。
アクション仮面、当たり前だけどガタイがいいな!とか(写真はリンク先の記事で)、ほんと面白いアイデアのイベント。
差し入れを持って来られたりする方もいて用意がいいなあ…なんて思っていたりしたら、すぐに私の順番でした。

『ガールメイキル』は、漫画アクション内の作品としても、また板倉梓先生の作品としても、他作品よりもとくに、先生の描きたいものがすごくストレートに出ていて、キャラクターの立て方も上手いなあと感じます。というお話を板倉梓先生とはさせていただきました。
あと、単行本には未収録ですが、先月出た月刊アクションの最新号に載った回は、出てきてすぐに消えるような殺られ役のキャラクターにすらセリフを入れてキャラクターを見せる努力をしているあたりはすごいなと。テレビ的、映像的な作劇とも言えるのかなあと。

編集さんとは、「今回の単行本を買うと、一ヶ月間限定で電子書籍版も読める」という企画が面白いなあという話をさせてもらったりしました。やはり電子書籍も近いうちに出したいといういこうはあるようでしたね。電子書籍版も読んでみましたが、iPhone5でも充分読めますしいいですねえ。

板倉梓先生には、複製原画にもサインを入れてくださいました。 

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双葉社さん、書泉ブックマートさん、そして板倉梓先生、
今回はありがとうございました&一日お疲れさまでした!
 
14 10月

松田奈緒子先生サイン会 in 三省堂書店神保町本店

『重販出来!(じゅうはんしゅったい!)』2巻(小学館刊)の刊行記念サイン会です。
久世番子先生がTwitterでリツイートされていた、三省堂書店のフェイスブックの告知ページでサイン会を知って、即電話で予約という、まあじつに今様な参加券確保の仕方でした(笑)。
 
そんなわけで参加券確保にはさほど苦労もなく。
当日はいつものサイン会とはまったく違う様子の会場とスタッフさんの人数(みなさん小学館の編集さんだったのか?)で、参加する側からは驚きをすごく感じました。神田神保町の三省堂書店は、本来は文芸書のサイン会などで使われる格式が高いところ(というと変?)ではあるのですが。もちろん変な感じというのではなくて、「いつもと違いすぎるだろサイン会って…」みたいな。なんというか、格の違いというか。
他の漫画家さんからお花が届いていたりするのですが、連名で送られているお花に久世番子先生とか、ヤマザキマリ先生とか、ゆうきまさみ先生とか、先生方のお名前が挙がっていたりすると、なんなのここはなんなのここは?! と心のなかで(笑)。
漫画を読む漫画家さんが好きになる作品なんですね。一緒に貼ってあった宣伝ポスターの、漫画家さんからの感想にも熱がこもっていて、やはり先程感じた他の漫画から比べて何かが違う感じというかなあ。

でも、漫画を読んでいるだけの人にも、『重販出来!』という作品からは、絵柄からの印象とは異なる重厚な内容と、読み進むうちにも感じるカタルシスとが感じられて、読んでいて熱くなれる作品というのもなかなか珍しいものだと感じます。
あと、キャラクターでいうと、内面にせよ外面にせよ「非の打ち所がない格好良いキャラクター」というのがいないんですよ。みんなどこか格好悪いところを持ってる。でもそれがいい。
読んでいて、これは今年の「マンガ大賞」にノミネートされる作品だろうと。「このマンガがすごい!」では普通に推されると思うのですが。

今回はサインと一緒に入れられるイラストの絵柄は全員一緒のようでしたので、漫画家さんとお話する時間はあまりなかったですが、人数が多い分編集さんとはお話する時間がいつもよりちょっと多かったです(笑)。
それと、「カタルシス」と「熱くなる作品」というのを松田奈緒子先生にお伝えしたら、日付を書くところをちょっと間違えてたことはお伝えしておきます。 

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今回サイン会を企画してくださった、小学館さん、三省堂書店神保町本店さん、そして松田奈緒子先生、楽しいサイン会をどうもありがとうございます。
どういう作品になっていくのか、続きが楽しみです。 
29 9月

雨瀬シオリ先生サイン会 in 新宿紀伊國屋書店本店

『ALL OUT!!(2)』(講談社刊)の刊行記念サイン会です。
紀伊國屋書店さんのサイン会は、基本的に参加券を直接取りに行かないとならないのが一苦労ですが、最近は瞬殺することも少なくなったような?とはいえ今回のサイン会は発売二日目ぐらいで完売したようなので早めに取りに行って正解でした。
参加者は女性率が明らかに高かったです。まあ男子ばかり出てくる作品だしそりゃあね?というところでしょうか。

巻数は2巻目で、連載としても11回目と、作品としてはまだ始まったところですが、ラグビーというスポーツの躍動感、スピード感をうまく表現していることと、キャラクター造形がうまいところ、セリフ(「約束された勝ちなんてないよ」、「(どんな相手でも)敬意を持って全力で潰す」とかもうね…)や場面づくりのアイデアのよさ(「アフターマッチファンクション」なんて初めて知った)が人気を高めつつあるのかもしれないですね。

その辺りを感想として話すと、雨瀬シオリ先生のご返答からもそのあたりを気合入れて描かれているような感じがしてよかったなと。

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今回サイン会を開催してくださった、講談社さん、紀伊國屋書店さん、雨瀬シオリ先生、本当にありがとうございました。今後も楽しみにしております。 
4 8月

中田ゆみ先生サイン会 in 書泉グランデ

『おくさまが生徒会長!』4巻の刊行記念サイン会です。
書泉ブックマートで行うサイン会だと、以前はブックマートの隣にあるビルのスペースでやっていたのですが、最近は書泉グランデの上の階にイベントスペースができたのですね。広さは紀伊國屋書店新宿本店のそれと似た感じですが。
あと、参加券の申し込みと 本の引き取りはブックマートでサイン会がグランデというのがわかりづらい人がいたようで。会場の都合が大きいのでしょうが。神保町みたいなところだとなかなか。

『おくさまが生徒会長!』は、高校生ものなのにいろいろな要素がつまっているところがすごいです。
4巻ではついに主人公の和泉くんが女の子になってしまうなんて(ネタバレ)!
キャラクターもみんな良くて、イラストを入れていただくのにどのキャラを選ぶか迷います。
結局、「巨乳風紀委員長(カバー裏表紙のコメントより)」の三隅倫ちゃんにしましたが、キャラ的に濃かったのは倫ちゃんの姉で養護教諭の三隅先生で、性格がアレで、ひとことで表すと「言葉のデッドボーラー」というか(笑)。
そんなことを言ったら中田ゆみ先生のツボに入ったようでした。
あとヒロイン役の羽衣(うい)ちゃんも、4巻では主人公への行動がいろいろと「デッドボーラー」なんだよなあ…(笑)。
そんなデッドボーラーが揃った『おくさまが生徒会長!』オススメです。これサイン会紹介記事だったような。

そしてクリアファイルもおみやげにつけてくださいました。
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それにしてもほんと会話も楽しいサイン会で、一人あたりの時間が長くなるのもうなずけるものでした。
中田ゆみ先生、一迅社さん、書泉ブックマート&グランデさん、本当にありがとうございました。
 
28 7月

うめ先生サイン会 in リブロ池袋本店

「うめ」という小沢高広先生(原作)と妹尾朝子先生(描画)の漫画家ユニット、なんですよね。
『南国トムソーヤ(2)』(新潮社刊)の刊行記念サイン会です。

うめ先生というと、有名な作品は『大江戸トイボックス』なのですが、私はまだ読んだことがなく、『南国~』が初読の作品でした。沖縄というか、南西諸島という舞台位置がすごく絶妙な多国籍感を醸し出している作品です。
あと、内面・外面共にキャラクター造形のよさと、物語の造作が素晴らしいというか。
そのためか、掴みどころはないけれども引き込まれるように読んでしまうのです。

ところで、2巻にも出てくる翼竜の化石の話なのですが、大掛かりな雰囲気なので全くのフィクションに見えるこの話が、じつはノンフィクションを土台にしている(小沢高広先生談)、というのが驚きでした。
この作品では、こういう虚実ないまぜなところが絶妙に散りばめられているのも面白さのひとつですね。

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妹尾朝子先生に描いていただいたのはスズ先生。学究肌でなんか子供っぽいところも目立つ、この人も掴みどころのないキャラだなあ…(笑)。
今回サイン会を開催してくださった、小沢高広先生、妹尾朝子先生、新潮社さん、リブロ池袋本店さん、
本当にありがとうございます。今後の作品も楽しみにしております。 
 
29 5月

トークイベント『そらあすかのまんが日本史BLばなし』から学ぶBL&歴女入門 in 下北沢B&B

28日は、ある意味(笑)いつもとは異色のイベント、「『そらあすかのまんが日本史BLばなし』から学ぶ BL&歴女入門」というトークイベントに行ってきました。
そらあすか先生は、わたし的には芳文社の実話4コマ誌「超まるなま 本当にあったここだけの話」で 『ふたりはヲタふーふ』という作品を連載されていて、旦那さまも、まんがタイムきらら系の雑誌連載されていて単行本も出されている漫画家さん、ということを存じております。ついでに個人的に思い入れ抜きで言うと、そらあすか先生と、かみじょーひろ先生は実話系で単行本が出れば近いうちにブレイクするのではないかと思ってます。
今回のイベントは、そらあすか先生が先月に出された単行本『そらあすかのまんが日本史BLばなし』(新書館刊)をたたき台に、BLってなんだ?とか歴史上の偉人ってそんなに男色家が多かったんか?とか、そういう疑問を解いていくトークイベント、だったと思います。

豊島区南長崎で行われている「トキワ荘プロジェクト」の卒業生(そらあすか先生がそうだとははじめて知った)ということで、ツイッターで地元関係でフォローしている人からからツイートが回ってきて、「まるなま」での作品がおもしろいので、BLばなしだけどどうしようかなあと思っていたのですが、もうお一方のゲストが久世番子先生の『暴れん坊本屋さん』 でおなじみ新書館の村沢功さん(今回の本も編集担当)、さらにもうお一方のゲストが、わたし的には『ビジュアル探偵明智クン!!』の阿部川キネコ先生で、これはもう行くほかないなと(笑)。

いつもだと、トークイベントならツイッターで実況してそのままにしてしまうのですが、今回の会場である下北沢の「B&B(ブック アンド ビア、ということらしい)」という書店は、書店だけど中でビールなどのドリンクが楽しめるという変わったお店だし、トークイベントの会場が売り場をそのまま仕切っただけで書棚がふつうにあるとか、控え室もないから打ち合わせもダダ漏れとか(笑)、なにより演者のスペースと客席の距離が近すぎて実況すると明らかに浮くよね!ということでブログにまとめる形にしました。

いまって、個人店舗レベルでもネットチケットを発券できるシステムとかがあるんですね。
カードで決済できるし。というかネットでチケットを取る場合、カードがないと面倒…。
でも会場に行ってみるとそのシステムを活用しているわけでもなく(笑)。
このお店の場合は、イベント参加者の取りまとめ用ツールなのでしょうね。

スペースがそれほど広くはないので、参加者は女子15人:男子3~4人
(そういえばそのうち一人はそら先生の旦那さまだった。これって関係者枠?笑)ぐらいの比率でした。
自分が座った席の周りが全員女子でかたまり、「これは、詰んだか…!?」と心の中で思ったものですが、
べつになにもなかったでござると(笑)。

司会は「マンガナイト」の山内康裕さん、そらあすか先生と村沢さんと阿部川キネコ先生ともうお一方、阿部川キネコ先生の秋田書店の担当編集者の方が、村沢さんや阿部川キネコ先生に助けを呼ばれたということで、飛び入りゲストとして入られていました。
iPhoneで取ったメモと記憶を頼りに。メモはツイッターでの実況と同じノリで書いているので、いつものブログとは文章が異なります。ご容赦を。
以下、トーク再録分については敬称略、とくに注記がない括弧は私の感想・ツッコミです。

第一部 BL(ボーイズ・ラブ)とはなにか

(BLを一言で説明)
boyとboyが一緒になってBL(阿部川)
(まさに掛け算ですね!←なにも上手い事言ってねえオレ)

(なぜBLを読むのか)
普通の少女まんがだと異性間の恋愛になるから、男の子を相手の女子に取られて悔しい思いをすることもあるけど、BLはそういう構図の枠外(第三者的視点?)に自分を置けるから楽しく読める(そら)

初めてBLを読んだ時、誰に感情移入をすればいいのかわからなかった(村沢)

今回のイベントの最初の打ち合わせで、「例えば、机と椅子ならどちらが攻受なんですかね?」と聞いてきた村沢さん。いきなり無生物BLとか、村沢さんBL熟練者だな!BL編集部に馴らされ過ぎだろ!(笑)と思った(阿部川)
 (村沢さんは女性向け漫画誌「WINGS」の編集さんですが、新書館はBL雑誌等も刊行しています)

攻受というのはどちらが上になるか下になるかというか…(村沢)
(村沢さんに攻め受けの説明をさせるそら先生と阿部川先生、キチクや!)

(男性編集者?にBLを読むときは、受に感情移入するんだと思っていたという話をうけて)
BLを読む場合、受に感情移入するなんて あ り え な い ! でも受キャラも好きになることがあるんですよね(阿部川)
(筆者注:「ありえない」の部分はこういう感じで強調されていました。同じ漫画を読んでも、男女で漫画の読み方が違うんでしょうかね?)

ショタものはBLに入るのか? 百合が好きな男子は腐女子と近い?(阿部川)
(個人的には、最近「男の娘」ものはよく読みますが、あれは売り方的に男性向的な売り方をしてますよね。商業も同人も)

「腐女子」という単語はいつから使われた?2000年代に入ってからか?(阿部川)
(私は1995年に同人誌を読み始めましたが、その頃は使ってなかったはず…)
「やおい」、「JUNE」、BLとは直接関係ないけど「よろず」。みんな同人界で使われなくなった言葉。

「JUNE」は、昔は唯一といっていいBL雑誌で…、でも当時のJUNEってジャンルはいまのBLとも違うというか。
竹宮惠子先生とか萩尾望都先生とか、「花の24年組」と言われた漫画家さんたちが描いていたような耽美的なものというかお堅いというか…、それからするといまのBLはカジュアルになった気がする(阿部川)
(当時のやおい系サークルの人と付き合いがあったころ、『風と木の詩』を読まされた記憶があるなあ…)

「やおい」や「よろず」という単語を20代ぐらいの子に使うときょとんとされる。やおい(二次創作BLの総称?)に至っては、「やwおwいwww」ぐらいの勢いで笑われたことがある。やおいだったものは、現在はホモって言う事が多いようだ(阿部川) 

阿部川先生の初コミケは友人のサークルの売り子として参加。
「晴海じゃないの。ええと、なんかモノレールに乗って行った」(阿部川)
「ああー、ゆりかもめですか?」(そら)
「ゆりかもめじゃなかった。どこだっけ…?」(阿部川)
ここで思わず私が「平和島のTRC(東京流通センター)ですかね?」と客席から助け舟。
「あ、たぶんそうです」(阿部川)
(調べたら…TRCでのコミケ開催はレアケースで、かつ、けっこう前ですね)
ちなみにそら先生のコミケ初参加は有明。
(ここでもジェネレーションギャップが)

BLが好きになる瞬間というのは、どうして好きになるとかの説明がつかない(そら)
(ウーマンズ・リーズンなのだ)
バリバリの歴女・そらあすか先生は新撰組から歴史BLの道へ
(『燃えよ剣』とかあるしね。新撰組じゃしょうがないね笑)
ちなみに秋田書店の編集者さんが初めて読んだBL作品(当時だと「やおい」?)は、週刊少年ジャンプで連載されていた『封〇〇義』ものだったとか。そら先生も同じぐらいの頃にBLを初めて読んだとか(?)
BLを読んだ最初は「なにこれ…?!」と、手で目隠しするような感じだったが、そのうち、指のすき間からチラチラと読むようになり、やがてやみつきに(そら・秋田書店の編集者)

腐女子は仲間意識が強い(秋田書店の編集者)
強い反面、攻受のカップリングの違いや、はては攻受の正逆(リバーシブル)でも掴み合いのケンカになることもある。
でもカップリングで喧嘩別れした人同士が、別の作品を好きになったときには同じカップリングを好きになって大の仲良しになったことも(阿部川)
(腐女子ええ話や…←そうか?)

(休憩時間の時も控え室がないから休憩もなにもあるかと笑)

第二部 日本史とBL
(『日本史BLばなし』から村沢セレクション【byそら先生】をプロジェクターで投影しながら)

日本史が好きで関係書を読みふけっていたら、登場人物たちの男色話がけっこう出てくる。それをまとめたら面白いのでは? と思い、『まんが日本史BLばなし』が生まれた(そら)

(戦場に女性を連れて行けない戦国武将たちが小姓として少年たちを戦場に連れて行った)
おいおい戦場なのに別の戦が始まっちゃうぞ!(阿部川)
(阿部川先生のツッコミがおやじくせえ笑)

仙台出身で、青葉城のすぐ下に住んでいました。でも伊達政宗のまんが(『ぼんたん!!』)を描いた時に調べたのがきっかけで、昔から歴史好きだったわけではないんです。今も「こんなイベントに出ていいのか?」と思ってます(阿部川)
仙台いいなぁ!神奈川出身なのだけど、地元の後北条氏がすごく地味で萌える気にならない…(そら)

ちなみにそらさんがいちばん好きな武将って…?(山内)
直江兼続です。…好きになったきっかけは『花の慶次』なんですけどね(そら)
(今月の「超まるなま」でも描かれてました)
漢(おとこ)・兼続だね!(阿部川)
最初は奥村助右衛門(永福)が好きだったんですけど、あの、兼続と、慶次や三成との仲良しっぷりを見てたら…!(そら)
(客席からも、うなずき多数・笑)

デビュー作品が単行本になった理由「武将好きすぎて気持ち悪いから本にしましょう」(そら)
(なんかおかC)
小学校の自由研究が「城めぐり」(そら)
親御さん意識高い(阿部川)
(意識高すぎというかおかC)

平安末期の貴族・藤原頼長(通称:悪左府)は、日記に男性との恋愛の内容を事細かに書いていた。
調べていて、「なぜこんなに男色の内容を書いてるのこの人…」と感じた(そら)
最近は学術的な歴史研究でも、そういった日記や文書から男色の内容を読み取って論文にまとめている研究者もいる(山内)
私らはともかく、学術的にそういうことを調べていてどんな気分になるんですかね(そら・阿部川)

昔の人はなんで日記に男色のことなんか詳細に書くんですかねえ(そら・村沢・山内)
(現代でもジェームス三木がセックス記録帳をつけてたら当時の奥さんにばらされたことがあったよなあ←『仮面夫婦』)
(さらにいうと、三島由紀夫が好き合っていた男性との往復書簡が最近明らかになったりしたし)
(書状や日記のほうが、個人的なものだから濃くなるんだろうなあ)

(武将や貴族は、幼い頃に寺に預けられることが多かったことをうけて)
お 寺 で す か ら なにが起きるかわかるでしょ(阿部川)
(男色ですねわかります)

(たとえば地元の武将など)歴史上の人物が男色家でも、歴史である以上、現実とは一線を画しているというか、フィルターが掛かっている気がして嫌な感じはしない(山内)

「男同士の恋愛は清いものだが、男女の恋愛は穢れである」by『葉隠』
日本で上流階級に男色が流行ったのは、男尊女卑が根底にあったのかも(阿部川) 

男色ばなしがたくさん集まると、ゲイではない自分がおかしいのかと感じるようになる(山内)
(それあかんやつや…笑)

江戸時代以前だと、日本人は全体として性に奔放だったのは間違いない(そら)

質問コーナー
(質問:『日本史BLばなし』に続く、次の単行本は?)
次ははっきりした男色の話だけじゃないものにしたい。一見友情だけどじつは…的な
今回は調べていって確実な証拠がないものは外した(そら)
(一部、噂レベルなものも注釈つきで載せています←「忠臣蔵にBLの影?」とか)
「匂い系」ってやつですか?(村沢)
匂い系はBLの基本だよね! 火のないところに火を燃やす!
主従関係というだけでいい薪になるの!(阿部川)
(燃料投下ですねわかります。ちなみに阿部川先生は政宗より片倉小十郎がお好みだとか)

そらさんは手紙や文書など、原典をあたって男色関係を証明して描いているのがすごい(村沢・阿部川)
でも考えてみると、証拠が挙がっているということは「BL」じゃなくて「男色」ばなしだったんですかね?(そら)
(そこに気づくのはマズイ気がします笑)
『世界史BLばなし』もありですかね?(山内)
世界史は濃いですよー。日本史のごく一部でも一冊の本にできるんですから、世界史だったら各時代で一冊ですね(そら)
今回調べていて、世阿弥の魅力がすごかった。三代義満以降、足利将軍が男色家ばかりなのも再確認した。
室町時代とBLで一冊にできる!(そら)
(室町時代前期は武家文化の最初の爛熟期でしたから、そうなるのもある意味当然…?)

(質問:商業誌だと漫画でも小説でも歴史BLってなんか少ない?)
少ないですねー(そら・阿部川)
商業誌だと、やはり学園ものとかリーマンものが売れ筋で、それ以外は極端に少ないです(村沢) 
あとはアラブの王様がー、みたいな超ファンタジーものになっちゃいますよね(秋田書店の編集者)
王様に売られて、みたいな(阿部川)
そういうもののほうが、想像で描ける余地が大きいのはあるかも。歴史ものだと設定とかをきっちりしないといけなくなりますし(秋田書店の編集者)
あと、ひげと月代が障壁になってる気がする(阿部川)
(BLではないけど、記憶に残っているものだと、織田信長はふたなりであったという設定の小説を読んだことはあったなあ…)

さいごにひと言

着物を着てきたんですけど今日は暑かった(そら)
(ちなみにそら先生は和装男子激萌えだそう)
いっそ甲冑を着てくればよかったんじゃない(笑)?(阿部川)
どこで甲冑を買ってくるんですか!(笑)(そら)
硬い紙で作る甲冑があって、白石城(宮城)で着たんですけどそういうのは?(阿部川)
(着たんか!笑)
今年の正月には伊達家の現ご当主にもお会いしました(阿部川)
歴史上の人物にもご子孫がいることが多いから、こういうのを描いているとなんか申し訳ない気分になりますね…(そら・阿部川)

ということでお開きでした。

イベント後にはサイン会。噂によると阿部川キネコ先生も初サイン会だったという。マジですか?!
そら先生とは『ヲタふーふ』のことを、阿部川先生とは『明智クン』のこととかいくつかお話できてうれしかったです。

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今回はほんとに楽しいトーク、というか阿部川キネコ先生に笑いの神降りすぎ(笑)。ほんとに楽しかったです。
そらあすか先生、阿部川キネコ先生、 新書館の村沢さん、秋田書店「月刊プリンセス」編集者の方、下北沢B&Bさん、本当にありがとうございました。
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