voyager_2

日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

4コマ誌(竹書房)

18 5月

まんがライフ2008年7月号

小笠原朋子『ウチヘ行こうよ!』
明彦くん。風邪をひくと口説き魔になりますか!?(笑) 誰彼ともなく「可愛い」を連発します。ゆりえさん、こずえさんには言わずもがな。幸三郎さんにまでも…。
幸三郎さんはかわいいと言われておかしくなっちゃってますが。いや、幸三郎さんはかわいいひとだと思うんですけどね。ただ、こずえさんが幸三郎さんを「かわいい」というなら問題ないのですが、明彦くんだからなあ。
そして気づいてしまったのですが、風邪をひいて熱を出しているためか隙だらけですね明彦くんは(謎)。口説き魔なわりに。幸三郎さんがこずえさんを愛していてよかったわ(謎)。

そんな明彦くんをだまって帰すわけに行かないと、大倉家で看病すると言いだすこずえさん。真に明彦くんのことを思ってくれているわけですが、それが気に入らないのは幸三郎さん。最近影を潜めていた幸三郎さんの暗黒面がまたぞろ表に出てきたようです(笑)。やっぱり幸三郎さんは、「こずえさんを見ている」明彦くんは憎んでくれないと面白くないような。
ゆりえさんはそんなふたりを知ってか知らずか包帯や絆創膏を用意してますが…。これは風邪の看病に使おうと思って用意しているのか、はたまた幸三郎さんが明彦くんを(暴力的に)どうにかしちゃうと思って用意しているのか。どちらの意味にせよ、別々の意味で怖いですね。

明彦くんの看病を買ってでるこずえさんですが、明彦くんにとってもゆりえさんにとっても危険ですよね。いまのところ目に見えて危険なのは「ゆりえさん→明彦くん」のほうみたいですが、明彦くんのほうだってもちろん…、ですし。ゆりえさんの「よっぽど危険だよ」という言葉がめちゃめちゃ怖いです。「女のカン」発動じゃあるまいか…。
こずえさんは、看病するのだからもちろん明彦くんの隣で寝ます。ええ!? そりゃ明彦くんにとっては生殺し状態だろ(おい)。眠れないわけだ。
幸三郎さんは枕元に刃物をしのばせてるし。こずえさんの護身用? あるいは隙を見てころ(略)。

それでも(たぶん精一杯の自制心で)遠慮してこずえさんから離れようとする明彦くんに、こずえさんが言った言葉は…。ほんと危険ですねえ。
明彦くんが人一倍自制心のある子だから布団を被るだけで済んでますけれども。明彦くんが本気で甘えたらどうなるかわからないんだぜ、こずえさん…。

当然なにもなく翌朝を迎えた大倉家&明彦くん。って、寝てる間に明彦くんの足に掛かったそれは。
幸三郎さん、明彦くんが手出しできないように足輪&鎖をかけるのはいいですが(ほんとはよくないけど【笑】)、人に輪をかけるのはその場所(あるいはひと)に縛り付ける意味もあるわけで(だから結婚指「輪」ですよね)、じつはこれが遠まわしな幸三郎さんの(大倉家から)「離さない」というメッセージだったら。
ツンデレというか、もはやなんというか(笑)。

続く作品ものちほど
12 5月

まんがライフオリジナル2008年6月号

小笠原朋子『おいしい日曜日ハート
先月号で、あかりさんに盛大に振られた三上さん。「旅に出ます」と書き置きして、行ってしまいました。傷心の旅ですね。
書き置きを読んであわてるのはあかりさん。思い当たるふしがないわけ、ないですよね。でもお兄さんから、男は「こっぴどくフラれた時」には急に旅に出たくなると言われて、やっとその行為の重さに気づいたようです。おそーい!
しかし、森下兄もそういうメンタルの持ち主なのか。そっちのほうもびっくりだな…。

三上さんを心配した、編集者の田辺さんもやってきますが、三上さんの書いた書き置きを見て驚愕したのかと思ったら文章にダメだしをしてます。
「作家のくせに」「なんて創意工夫のない文!!」と、まあ好き勝手に言ってくれちゃって。あなた書き置きになにを期待してるのかと(笑)。
書き置きのダメさ加減も玄関が開けっ放しだったのも含めて、フラれて頭がイカれたせいだと良いほうに(?)解釈してもらえている三上さんですが、じつはまだ家の中にいた。忘れ物を取りに戻ったら折悪しく、といったところか。三上さんらしい「間の悪さ」です(笑)。

健気に田辺さんをあきらめてないのは森下兄。「ここで会ったが…」とばかりに田辺さんを自宅のお肉屋さんに誘おうとしてますが、そこにあかりさんが、自分が三上さんをフッたことを言ったものだからお兄さんの怒りの導火線に火がついてしまいました。ややシスコンになりかねない勢いの妹想いなお兄さんですからねえ。
様子をうかがう三上さんも「早く旅立たなければ…」って、別の世界に旅立つのはやめてくださいね!(違) って縁起でもねえ。
そしてあかりさんのふた言目、「そんなつもりじゃなかったのに…」という言葉が、こんどはお兄さんの精神に直撃したようですが。
ああそうですよ。ある程度の時間を生きてきた男ってのは、人生のどこかしらでこの言葉を女性から聞かされたり言葉の行間からうかがわされたりしているものです。
しかし森下兄は、いったい何度その言葉を聞かされたものなのだか。チャンスは多かったのに活かせてこられなかったんですね…。

やはりあかりさんは、三上さんのために精一杯お手伝いをしていただけだったんですよね。でも三上さんの側に立って見ていると、やっぱりつらいなあと。あかりさんのそういう懸命さが、三上さんからすれば自分を想う心にみえてもしかたがない。三上さんを責めることはできないんじゃないかと思うのですが。でももちろん、あかりさんを責めることなんてできるわけがないでしょう。彼女も懸命にやったことなのだし。方向性が違ったゆえの悲劇だものなあ。
でもそんなあかりさんに、田辺さんは「(三上)先生もがっつき過ぎ」と言ってます。いないからって、ヒデエよ。三上さんがそこにいても同じことが言えるのか(笑)。
世間にいるほとんどの男は、女性に対してどこまで我慢すればいいのかというのが理解できないんですよ! そこを理解してもいないのに「がっつき過ぎ」とか言われても困るんですよね…。とはいえ、まったく我慢しないらしい森下兄のような男もいるわけだが。

三上さんはあかりさんのお仕事をちゃんと見ていなかった。
いちどは三上さんに言い寄られてしまったあかりさんは、もう三上さんといっしょのお仕事はできないと自分を責める。
じゃあ三上さんはどうするの? って、隠れてたのに出てきちゃいました。森下兄もいるのに、後が怖い(笑)。
そして今回のラストのアオリ。「この恋は叶わずとも…と思えるかどうかは(三上)先生の気持ち次第」って、ほんとに叶わねえみたいじゃねえか…。

連載の最初のころと比べると、三上さんのキャラクターにすごく広がりが出てきたと思うのです。あかりさんを想うところでもそうですし、笑いを呼ぶ部分でも。
やっぱり、あかりさんといっしょにもっと人間的に広がりを持っていく三上さんを見たいですよね!

続く作品ものちほど
7 5月

まんがライフセレクション・おーはしるいスペシャル

竹書房のおーはしるい先生セレクション、約2年ぶりですよね。

小笠原朋子&師走冬子『おしえてハートルイ女王』
「おーはしるいスペシャル」とともに、ルイ女王も帰ってきました!
さらに今回は、前回執筆された小笠原朋子先生にくわえ、前回は座談会ゲストのみだった師走冬子先生も執筆されて、「お仕事サイド」&「趣味サイド」の2本立てとなっております。
まず全体を通して見ると、女王陛下はなぜそんなに調子こいてらっしゃるのかと(笑)。ルイ女王にツッコミを入れようとする竹書房の編集者の方々を斬ってみたり(蚕のなかみは未完成ですから女王!【笑】)、「ウジム…」とか言いかけてみたり。でも女王様ですから! 許されるのです(よね?)
ところで、そんな編集者の方々は、ルイ女王の家ち…ではなく「ペット」という設定になっているのですが、扮する動物がニワトリだったり羊だったりする時点で、やっぱりペットっていうより家畜向きなのでは(言っちゃった…)。

まずは「お仕事サイド」by小笠原朋子先生
羊に対して「モジャモジャ」って、愛のある呼び方なのでしょうかどうでしょうか。
漫画家であれば誰しもが苦しむというネーム(まんがのプロット)づくり。女王といえどもやはりネームづくりには苦労が尽きないようです。1話分を作るのに、一週間ぐらい出来ないこともあるとのこと。月刊ベースの4コマ誌とはいえ、一週間かかってもできないというのは進行上大ピンチでしょう。ルイ女王は小笠原先生にも同意を求めてますけれども、小笠原先生もそれくらい苦しまれているのでしょうか。今回の中ではそういう感じをうかがわせないそぶりを見せておられるような?
苦しいときには「魔法のノート」があるとおっしゃるルイ女王。魔法のノートと聞いて真剣に質問しているところを見ると、やはり小笠原先生も苦しんでいるようです。そのノートがあれば、すらすらとネームが出てくるらしいですよ。中身はごく普通のノートらしいですが。
ノートは、「効力が落ちそうだから本当に苦しいときしか使わない」とおっしゃっているルイ女王。ゲンかつぎは常用すると意味がなくなるんですよね。わかります。
でもほんとは、旦那さま(女王様の旦那さまということは、殿下?)&ふーちゃん王女といっしょに乗る車の助手席がいちばんネームが浮かぶのだそうです。
と、お惚気でしめられてしまいました。「朝寝てられ 好きなことを仕事にできたこと」が、漫画家になってよかったこととおっしゃるルイ女王。それが漫画家のお仕事を長く続けられる秘訣でもあるのか、と思います。

続けて「趣味サイド」by師走冬子先生
師走冬子先生、「仕方ないトコ(キャラ付け)」って、どこのつるぺた星人(by弓長九天先生)ですか!(笑)

小笠原先生のかけた魔法(笑)が解けて、全員が蚕になってしまった編集者のみなさん。これはべつに師走冬子先生が動物たちを書いている余裕がなかったわけではないんですね!?
というか作品中でもネタにもなっていますが、全員蚕だと個人特定ができません(笑)。あ、でもおかいこさん全員でルイ女王がお好きな俳優さんのお写真を見ているところは、なんかかわいいです。こういう雰囲気を描くのはうまいですよね、師走先生って。
こちらは趣味サイドを描くというより、ルイ女王の萌え語りの様子を描くコーナーであるような。
気になっている俳優さん(美形)の写真を持っているというルイ女王。なにより、アルバム何冊分ですか? っていうその量はいったい(笑)。
舞台のチケットを取るのに苦労されたり、大阪まで舞台の公演を日帰りで観にいかれたり、情報を求めてネットに接続して一日中パソコンとにらめっこされたりと、されていることは女王様といえども我々とまったく変わりありません。女王といえども萌える人であるようです。
ところで「一日中パソコンと」のくだりにはおかいこさんからツッコミが入っていますが、いまどき絵を描きながらでもパソコンは見られる、というかパソコンで画を描くんだからあまりツッコミを入れる意味はないと思います。
そして、そのご趣味のおかげでお仕事もがんばれるというルイ女王。いやなかなか難しいですが、私もうまくバランスを取れるようにがんばりたいところです…。いやほんと難しいですよ。

続く作品ものちほど。いやほんと書きますよ! ほんとどの作品も面白いですし。
27 4月

まんがライフMOMO2008年5月1日増刊号&6月1日増刊号

師走冬子『奥さまはアイドルハート
(5月増刊号)
まゆりちゃん大人気…! こんどは宇宙人ですかい。宇宙人といっても、まゆりちゃんが演じるのは人間型です(笑)。
でも今回は博嗣さんが一大事です。目が、いやメガネがない。うっかり壊してしまったのだそうで。メガネがないのは死活問題ですよ!(経験者は語る)
いやでも先に結果を言ってしまうと、メガネがなくなってしまった博嗣さんは災難でしたが、メガネがなくなっておめめぱっちりな博嗣さんがこんなにかわいい&男前とは思いませんでした。
なんというか、メガネをかけているときの博嗣さんは「美人」で、メガネがないときの博嗣さんは「かわいい」ですね。
でも今回は「宇宙人」まゆりちゃんのエイリアンパワーすらにも頼りたい博嗣さんです。
ぬいぐるみをまゆりちゃんと間違える博嗣さんに、心の中で「こーいうボケも珍しい…」とツッこんでるまゆりちゃん。たしかに横山やすし師匠とか、そういうボケはむかしからありますけども、博嗣さんのは「ボケ」じゃないです。きっとマジですから。

でも大丈夫、スペアのメガネがあるんですから。と勇んで取りにいこうとしてお部屋にゴッツンコしてしまう博嗣さん。たしかにこのキャラクターは新鮮だわ。お酒に酔ったとき(コミックス2巻に収録)以来ですよねまったく違う人格がでるのは。
でもそんな違う人格&かわいさグレードアップな博嗣さんを見てしまうと、メガネを隠しちゃうまゆりちゃんの行動も大いに理解できます!(笑) そりゃ悪魔の羽も生えるわ。
メガネがなければコンタクトをつければいいじゃない、とばかりにコンタクトを付けようとする博嗣さん。でもコンタクトを付けられずに酒に逃げる博嗣さんには、爆笑します。
ここは、目が悪い私も自分の事を棚に置いて爆笑です。

そんなときにやってくるお客様は、博嗣さんが車にはねられそうなところを救った女の人でした。名も告げずに立ち去るなんて博嗣さんいい男すぎ…。
その彼女の前で「妻オーラ」全開のまゆりちゃんにも(笑)。一瞬で妄想してヤキモチ焼いたんですね…。

そして眼が微妙な博嗣さんのために介護をするまゆりちゃん。ていうかトイレは別に必要ないですから。
いじわるしてもさいごはスペアのメガネを渡してあげるまゆりちゃん。博嗣さんのおしおきにも笑いましたが。愛の告白までしてくれているまゆりちゃんを相手に、大人げねぇよ博嗣さん。
でもその気持ちはすごく理解できました。いやもうほんと死活問題ですから。
でも基本的には(笑)ちゃんと助けてあげてるまゆりちゃんですから。博嗣さんもしあわせです。
今回もほんとうに楽しいですわ。

(6月増刊号)
自腹を切ってまゆりちゃんのコンサートを観に行こうという、博嗣さんの心意気がすばらしいです。ふつうなら、もちろんタダで「VIP席」とか用意してもらえる立場の人なのに。あ、でも松川さんが用意してくれるかどうかは…(笑)。基本的には、まゆりちゃんに何も言わず行くつもりだったのでしょうか。
ところで、「松川さんが貼ってった」にせよ、自宅にそんな大判ポスターを貼っているまゆりちゃんは、やっぱりアイドルなんだなあと。

卵を買いに出た博嗣さんの帰りを待っていたまゆりちゃんの前に現れたのは、仁志岡さん。博嗣さんだと思ってドアを開けたまゆりちゃんは、無防備さ満開です。危険です。
開いたドアをはさんで対峙する、まゆりちゃんと仁志岡さん。それにしても、目の前にいる人が仁志岡さんだということを頑として認めようとしないまゆりちゃんは頑固すぎるというか、正直コドモっぽいです。だから仁志岡さんも反撃します。しかしその手は、アイドル事務所社長の息子さんとは思えないやり口ですな(笑)。
ですがそれに対するまゆりちゃんも…。太眉毛つき鼻眼鏡なんて、きみはそんなことしちゃダメですから。そういうことするのはエリマリさんあたりで十分です(「スピンオフBook」参照)。
しかし、仁志岡さんがズバズバとまゆりちゃんを「いじめ」てくるのは以前にもありましたし理解できるのですが、そんなにイジメたくなっちゃうのですか? まゆりちゃんのこと。
それにしても仁志岡さんの、「よその女のトコ行ってるとか」発言にはツボリました(笑)。いや、「ありえねえっ!」って意味で笑えましたよ。

じつは親切な仁志岡さん。以前の回で言っていた、「大学時代の博嗣さんの写真」を見せてあげようと、まゆりちゃんと博嗣さんのところに持ってきたのですね。
写真に喜んでくれるまゆりちゃんに、「アイドルは嫌いだけどまゆりちゃんの単純なところは好き」という仁志岡さん。「アイドルは」のくだりはもちろんですが(子供時代から、お母さんをアイドルたちに取られてた、っていうのがあるのかなという気もします)、「単純な」のくだりも、なんか引っかかるのは私だけでしょうか?(笑)
ですがここでもいじわるをする仁志岡さん、ではなく事実を言っているのです彼は。そう、写真を見れば博嗣さんのまわりには女性だらけ。
事実:博嗣さんはモテる。仁志岡さんは、博嗣さんが「けっこー顔いい」と言っていますが、そんなことはありません。博嗣さんは「超美男子」ですから!
いやだって、仁志岡さんも水準ははるかに越えたクラスの美形ではあるでしょう。でもそれを上回る美形が博嗣さんですからねえ。
でもつきあってみると、女性からは「つまんない男」だと言われてフラれていたのだとか。まゆりちゃんは、「まじめなとこがおもしろいよ?」と博嗣さんを評しています(そして仁志岡さんも博嗣さんを同じように評しています)が、現役アイドルという「激動の女性」なまゆりちゃんだからこそ、博嗣さんのずばぬけた真面目さが、楽しく、そして面白く感じられるのかもしれないですね。
でもモテていたとはいえ、一方的なあこがれの対象にされていた場合も多かったらしく、写真のなかの女性たちもそんな関係が多かったとか。なんだやっぱり仁志岡さんはいじわるしてたのね(笑)。

いじわるのおかげでかなり仁志岡さんを信用してないまゆりちゃんですが、仁志岡さんは、「孤高の人」博嗣さんを癒してくれているまゆりちゃんのことを信頼してくれているようですから、あんまり仁志岡さんに冷たくしないであげてくださいまゆりちゃん。でもその冷酷なツッコミ(>10本目)は面白すぎます!
そんなところにやっと帰ってきた博嗣さん。博嗣さんも仁志岡さんのことは、微妙に信じてないのか(笑)。まゆりちゃんとふたりして、おんなじ冷酷さなのが、いい夫婦のコンビネーションです。
ですが、仁志岡さんにとったまゆりちゃんの行動をズバリと言い当ててしまう博嗣さん。そこまでいくとどんなエスパーですか? って感じです。でもたしかにそれは、「変なこと」ですよね。やっぱりこのふたり、いい夫婦です。
そんな博嗣さんの買ってきた卵ですが。いやいやいやそれはない。その卵はないわ。使い道があまりないし…。まじめだけど天然ですよね博嗣さん。

アラタ薫『みやつば!』
(5月増刊号)春風の朝、翼さんの前にあらわれた顔のないパンツまるみえ少女は誰?(笑) 風に吹かれて髪が前に寄ってしまったミヤさんですが。翼さん、そんなミヤさんの髪にちょちょっと細工して。…長毛種ってことで、ミヤさんと似たり寄ったりなのかっ!?>マルチーズ
女の子どうしとはいえ、パンツを見せられるのは気持ちのいいことではありません、よね? 「見せパン」っていうのは、「見えてもいいパンツ」と言う意味でしょうか。広い意味でいえば、スパッツや短パンを履いても「見せパン」になるのか。ともあれ、スカートがめくれた(表現としては「めくれた」以上です)のが女子高のなかでよかったと思います。途中の道で見えたりした日にゃ…。
風の強い日には、ミヤさんのような長い髪は扱いに困るようです。まとめ髪のうえにウイッグをつけるという手もあるのですね。けして、風ですっ飛ばして笑いを取るものではありません。ていうかカツラをすっ飛ばすなんて高校生がやることじゃねー(笑)。
翌朝は、風で翼さんのスカートがめくれた。それに対するミヤさんの詠める一句。「大人色」って、なに色ですかあ…。
女子高なので出会いがないと嘆くミヤさんたちです。そういえば、女子高では男性教師なんて性別云々じゃなくてもう空気みたいな存在だって聞いたことがありますが、本当なのか?
好みのタイプ。よく読むと、ミヤさんはまったく明らかにされていません。言いだしっぺなのに(笑)。翼さんは、やっぱりミヤさんが好みのタイプなのでしょうか? いやべつに、「タイプ」ってだけだから性別は関係ないでしょたぶん…。

(6月増刊号)季節外れの風邪をひいた翼さんへの、ミヤさんのお見舞いは卵酒。でも失敗しちゃったんですね。飲んで酔う、しかも「さけくさい」ってことは、お酒のアルコールを飛ばしてなかったんだな。卵酒を作るときは十分アルコール分を飛ばす、これ豆知識。翼さん、酔ってます。
酔うと王子様になっちゃう翼さん。王子様オーラまで出てしまう翼さんって。酒に酔わせておけば女の子がどんどこ釣れそうです(笑)。
小さくても王子様をお姫様抱っこして保健室に連れて行くミヤさん。こういう場合、ミヤさんと翼さん王子様とお姫様のどちらがどちらになるのやら。
そんな翼さんへのミヤさんのお見舞いその2がおかゆ。塩の代わりにミヤさんの涙で味付けしました。でもさすがの翼さんでも、ひとの涙が入ったものは食べたくないですか、そりゃそうか。
マスクをしてみました! な翼さん。マスクにあうようにミヤさんがなにを改良するのかと思ったら、服を変えたんかい! たしかにマスクにはよく似合うけれども! 正直言って「本末転倒」という言葉がよく似合います。
服装には厳しい先生ですらも…、呆れ返っているのですかねこれは?(笑)

北条晶『お父さんは年下ハート』5月7日コミックス1巻発売
(6月増刊号)
ま、絹さんに間男!? 嘘。ひさしぶりの登場は、クロくんこと、絹さんのいとこ・黒野くん。
それにしても、かをるこさんも腐女子の呪縛からは逃れられないのでしょうか。しかも妄想(?)の対象が旦那さま、ってのはいいのかどうか(笑)。
ぐんぐんのびるクロくんの背。もはや、絹さんとのコントラストはいとこ同士というよりも親子。もちろん絹さんが子(略)。
クロくん自身は、あんまり伸びて絹さんから急所頭突きを食らうのが心配らしいですが…? どこのちびっ子プロレスかと。
ゲームをしているときのクロくんと絹さんは、まさしく兄弟のように仲のよさそうなふたりです。絹さんが、「めっ!」ってやると完全服従しちゃうクロくんもまたかわいい。コントラストはあるけども、かわいいふたりになっちゃうこのいとこ同士って…。
しかし絹さんはモテてしかたがないですねえ。異性相手なのが千代子さんくらいなのは、ご愛嬌(笑)。いやそもそも人の夫(変な表現ですが)なんだけども絹さんは。

真島悦也『ちとせげっちゅ!!』>(6月増刊号)10本目・麻子先生 meets ちとせママ。って、いきなり脱がせて女体盛りやらせようってのは、どういう感覚の持ち主なんだちとせママ(笑)…。しかしそもそも麻子先生のような「ボンキュッ」体型を、器代わりにするのには向かないと思うんですけど。
猫田リコ『地獄のバニーちゃん』>(6月増刊号)王子がやっていることって、「饅頭こわい」なんだよなあ。ほんと、人をだまくらかすのが上手そうです、王子…(ほめてない?)。そしてバニーちゃんはだまされすぎ。さっさと気づけ!(笑)

続く作品ものちほど
19 4月

まんがくらぶオリジナル2008年6月号

東屋めめ『リコーダーとランドセル』
ううむ…。「遠足と言えば体操服」と言われてもじつは困る。東京からの引越しをはさんだ小学校生活6年間、遠足といえば私服だったので。
1本目・学校のなかでなら体操服も許せよう。私服で遠足ならまだ違和感も薄い。だがこのふたつが結びつくと…。正直イタいコスプレにしか(笑)。
2本目・担任の盛山先生。ちょっ、ヤリすぎ。ハイキング・ハイになってる…。
3本目・揚げ物を量食べたら、胃がもたれるぞー。ていうかお弁当、肉だけか(笑)。
4・5本目・盛山先生とあつしくん。傍から見たらどうみてもあつしくんのおイタです。本当に(略)。しかし盛山先生も「意識」はしていらっしゃるのか。
8・9本目・あつみさんの友人・沙夜さんの「彼氏にする条件」。それって、思いきりストライクゾーンがひとりだけいねえか? 内面が追いつかないと思うけど(笑)。
10本目・宮川姉弟のご近所さん・タケ兄。悪いやっちゃなぁ(笑)。それやらせたらマジで補導されるのでお勧めできません。やったら絶対バレるのが、あつしくんクオリティ…。

野広実由『うちの姉様』>1本目・誰のものかも確認せずに食べちゃうのは、いかにも涼音さんっぽい。そして代わりにするものも(笑)。でもスナック菓子を冷やしたら不味くないか? 4本目・ケーキバイキングに行くのがうれしくて断食したるるちゃん。まるで力石徹になっとりますが…。7本目・すきっ腹にたこ焼き(チョコがけ)。るるちゃんからすれば、「裏切ったなー!」という感じではないでしょうか(意味不明)。8本目・私も以前似たようなことをやったので(さすがにそんな大きいものはやってないけど)、倫くんたちを笑えません。10本目・倫くんてかわいいから、そういうふうに「サービス」されるタイプなんだなぁ。本人が喜べるかは別として。12本目・すてないよ。てか現物を永久保存するという発想はなかったよ遠野さん。
橘紫夕『ひよわーるど』ゲスト掲載>この方って、芳文社で『となりのなにげさん』を描いている方ですよね? 個人的にはこちらのほうが「当たり」です。「ひよわ」という筋の通った(?)キャラクターに、ネタが上手くハマっていて面白いです。はまり過ぎてて、ひよわな人相手に「あんたあほか!」ってツッコミを入れたくなるくらいですが(笑)。正直、『なにげさん』はいまひとつ印象が薄いのですが、こちらはまた読みたくなります。時々いるんです、芳文社での作品はいまひとつに感じても竹書房で描かれるとハマる作家さんが。

富永ゆかり『クロジとマーブル』>新キャラクターは、みやさんのお姉さん・さやさんです。1本目・使用前&使用後。もちろんみやさんが使用後(あれ?)。2本目・マーブル=恐竜か!
3本目以降・さやさんにとっては、クロジは「共感できる存在」で、マーブルが「面白がる存在」なのかも。みやさんとはまた違う向きでクロジとマーブル(とくにクロジ)を見ているひとが出てきたのは興味深いです。
小坂俊史『やまいだれ』5月17日コミックス1巻発売>2本目・「絞首刑」って、なにやったんだあんた!?(笑) スパイ? 殺戮の限りを尽くした元傭兵?(日本じゃないならいまどきそんな感じだろ絞首刑なんて) 3本目・吸盤。スパイダーマンになれるじゃないか。

佐藤両々『こうかふこうか』6月7日コミックス1巻発売
サイレントバージョン、レビュアー殺し(笑)。
2・3本目・せっかくゆっくり寝れると思った幸花さんを邪魔した報いでしょうか。生きてますかー!? 岩井さん(笑)。
4本目・遭難(行方不明)にも対応。心得てるなぁ、幸花さんのお母さん…。
5本目・お、や、く、そ、く(笑)。ていうか、本人から見てもわかりきってるんだから近寄らなきゃいいのに(笑)。
6・7本目・デッドボールに、送球が命中するわ。だからあ(笑)。風景としてはいい眺めなんだが、なんでそこまでして挑戦するのか。チャレンジャースピリットには感嘆しますけどね…。まあでも、軟球なのかな? 硬球だと死にかねないからなぁ。
8本目から10本目・ていうか、犬にも好かれる幸花さんなのですよ。好かれかたが常人とはちょっとちがうんだけどなぁ(笑)。おいしいのかな? 幸花さんが。
11本目・さすが! 慣れてるんだわ幸花さんも。そこまでやって、「楽しかったー」はすごいですよ。
待望のコミックス1巻が6月に発売決定。長かった…。全話、載るのかなぁ…?

小池恵子『おかあさまといっしょ』
1本目・今月号では、「各連載作品のジグソーパズルをプレゼント」という企画があるのですが、そこに対応しているネタを描かれているのは小池恵子先生だけです。なんというサービス精神!(いろんな意味で) ていうか、お嫁さんってわりとふつうなボディのひとだったのね。
3本目・お姑さんは、被害妄想がはなはだしいですな。いやまぁ、お嫁さんの腹の中はたしかにお姑さんの考えに近いので、当たらずとも遠からずですが(笑)。
5本目・ほらやっぱり(笑)。姑さんには作れないと思ってるからそう感じてるんでしょ。 6本目・ふたりの初の共同作業!(笑) 気づいて破壊!(笑)
7本目・傍から見れば親切というかやさしさというか。でもその裏は放置プレー。おくがふかーい。

山野りんりん『ナギーにおまかせ!』最終回>1本目・やりすぎでしょナギーさん。それ以前にバレバレだけども(笑)。2本目・なんのプラカード代わりですか! 
4本目・ホニャップス社長の決心。それって、社員全員にチャンスがある、バトルロイヤルってことなのかい!? 6本目・全員(現社長含む)にチャンスありか。
8本目(2ページまたぎの5コマ)・退かないんだ、ナギーさんも。オンゾーシをサポートしてあげればいいのに、とも思うけど。ナチュラルに、まったりと上昇志向、それがナギーさんなので。
この勝負、どっちが勝つだろうか。その結末は載るのか? コミックスが5月17日に発売決定です。

小笠原朋子『ゆなさなニッキ』
1本目・しばらくぶりにおそろいの佑奈佐奈姉妹。双子(二卵性)ですがなかなかおそろいにはできません。だがそんなふたり(というか佐奈ちゃん)に朗報が! すごい発想の転換です。いやまあ別に、それと知ろうとしなければ問題はないはずだし。というよりプライドの問題だし、佑奈ちゃんの…。でもふたりともぴったりでしょ!(笑)
2本目・姉妹比でも相対比でも成長しすぎな佐奈ちゃん。ナンパされちゃうんですか、すげえ。そんな佐奈ちゃんを助ける佑奈ちゃんのナンパ避けテクニックとは…。
「マ、ママー!!」って、いいのかそれは佑奈ちゃん!? ほんとプライドもなにもねえ(笑)。
3・4本目・そんな佑奈佐奈姉妹を常にサポートするのが幼なじみの太田くん。はい、「宇宙と書いてそら」の太田くんです。 ふたりとももう名前のことは忘れてあげて(笑)…。
佐奈ちゃんは、太田くんの名前をフルネームで、漢字で書けるようになった、って、そんなにすごいことなんですか佑奈ちゃん? でも「画竜点睛を欠く」って感じだね(点、欠いてないけど)
5本目・そんな太田くんの悩み。ていうか、ずいぶんとゼイタクなお悩みですこと(呆笑)。松浦亜弥の歌でありましたよねそんなのが。でも、子供というのは貪欲なものですから(こう書くとなんか嫌だな…)、そんなものかもしれない。
6本目・そんな貪欲な太田くんに、幸子さんは。彼女は潔癖、なのではないんですが(のちほどわかります)。でも、太田くんとおんなじ小学生のあなたがそういうことを大声で言える立場か、っちゅうねもう(笑)。ていうか、この会話は小笠原朋子先生のほかの作品でもそのままハマるんじゃないかと。
7本目・助け舟(?)をだす浅野先生。そうそう。おなじように見えても、好きって言葉はいろいろな局面で違う意味を持つ言葉になるからなあ。
それはいいんだけど、浅野先生のさいごの行動の意味はなんだろう。じつはなにげに浅野先生ってマジ外道?(笑) 人妻も好きだけど後輩の女教師も好きよ? みたいな。どっちかといえば前者に問題があるんだけど…。
8本目・佑奈ちゃんは気づいてた。幸子さんが太田くんをすきだってことを。さっきの「潔癖」の意味はそこにあったわけです。まあたしかに、第一回から太田くんと幸子さんはいつもふたりいっしょですし。だが佑奈ちゃんは…。まさか太田くんのココロにも気づいてないか? と。もしそうなら、佑奈ちゃんもかなり外道やね。そうでなくても佑奈ちゃんは、「どS」の気はあるような。
9本目・「幸」転じて。
ああ、太田くんって典型的なやさしい男の子なのですね。幸子さんもそこに惚れたわけだ。幸子さんには「幸せな子」になってほしい、という佑奈ちゃんの願いもむなしく(?)、佐奈ちゃん…。「辛子」って、「からし」って読めるんですけど(私も最初はそう読んだ)、「つらい子」とも読めるんだなこれが。つらい人生を送らないように気をつけなきゃ!(ってどうしろと)

続く作品ものちほど

17 4月

まんがライフ2008年6月号

小笠原朋子『ウチヘ行こうよ!』
春が好きな明彦くん(16)です。「明彦自体が春みたい」とは、恋人のゆりえさん。ええと、それって脳味噌の中が春だ、ってんじゃないですね? 違います。明彦くんが、春のような優しく暖かな心の持ち主だからだそうです。と、ふたりで盛り上がってるところにおじゃまなひと(笑)。
そんなおじゃまさんが、ゆりえさんの母・こずえさんです。明彦くんとゆりえさんのふたりが派手に驚くのは、ここが学校だから。でも明彦くんはびっくりしすぎ。びっくりついでに、ゆりえさんを押しのけて、さらに「こず…」と言いかけてますが、呼び捨てにするつもりではなかろうな?(笑)

学校に来ても、やはり年相応に見えないこずえさん。これまで、「年相応に見えない」と言っていたのは明彦くんぐらいで、家族であるゆりえさんあたりはむしろ否定してましたよね。
ここにきて、第三者からの評価も「年相応に見えない」ということが判明しました。なにも知らない同級生たちは、こずえさんが母親とは思えずにタメ口ですし、はては、「妹だろー!! かわいいっ」とまで言われてしまう…。
ゆりえさんと並んでも、みんなから疑問の眼で見られてしまうのです。ほんとにこずえさんが実の母親なのかと。実年齢をバラそうとするゆりえさんに、「やめてー!」とばかりに絶叫してその数字を隠すのは明彦くんです。そこはギャップを楽しむのが本物(何のだ)じゃないのか?(笑)
そして疑問の眼その2。明彦くんの目がこずえさんのほうに行ってないか? ということ。図星じゃないか。明彦くんは表向きは冷静に、内面では必死で取り繕って隠してますが。ただ、彼を弁護するなら、明彦くんの中ではこずえさんを諦めようとしているのに諦めきれてないだけなんですきっと。

しかし残念(?)ですが、そんな必死さもこずえさんの制服姿の前ではあえなく崩壊。似合ーう。たしかに似合う。ゆりえさんより似合うのはどうなのか?(笑)
でもこずえさんのからだは、そんな若い格好を許してはくれないようす。ミニスカ制服でひざが冷えて痛くなるってあなた。ゆりえさんの内面の年齢はいくつだ?
そしてこずえさんにはスケバン疑惑も浮上して。70年代後半から80年代前半あたりに青春時代をおくったわけですか…。ていうかだいたい歳がバレてしまう、そんな世代。
でも、ゆりえさんにとってはこずえさんは普通のお母さんなのです。「若い」、「かわいい」と、周りの人がお母さんをチヤホヤしてもこずえさんにとっては、他のおうちとおんなじ、家族のみんなことを考えるお母さん。だから明彦くんの、「歳相応に見えない」にも否定していたわけですね。

が、こずえさん。最後に自分の昔の制服を着ちゃうし!(笑) ていうか、いまだに着れるってどうよ(笑)。
思わず明彦くんは目がギラギラ。幸三郎さんは、やっぱり明彦くんにこずえさんのそんな姿を見られるのは憂鬱なのでしょうか。どよーんと。なにげに幸三郎さんの今後も怖い!(笑)

続く作品ものちほど
10 4月

まんがライフオリジナル2008年5月号

小笠原朋子『おいしい日曜日ハート
ついにこの日がきてしまった。
三上さんが、あかりさんに「好きだ」と告白する決心をしました。田辺さんの後押しもあってのこと。
でも、あかりさんも三上さんを想っているかどうかの保証がたった大福餅一個分とは、安すぎないですか田辺さん。でも田辺さんが生き生きしているのは、大福のせいかそれとも三上さんの恋のせいなのか。
当のあかりさんはといえば、三上さんへの笑顔が輝きまくってます。三上さんがまともに顔も見れない勢いです。
でもまずは勇気を振り絞って、三上さんはあかりさんに告白するためにいっしょのお散歩へと連れ出します。

あかりさんへの告白を控えた三上さんの心の中はというと、もうつきあって結婚して娘さんまでいる(笑!)情景を想像しています(タイトルいわく、「妄想」だそうですが)。うわあなんて死亡フラグ…。
もう、恋が実ることしか頭にないのです。第三者的な目で見れば、すっかり頭が沸いちゃってる状態ですよね。こもりきりの三上さんを外へ連れ出そうとしていたあかりさんが、おにぎりを作ってきていたことも、もはや三上さんをさらにヒートアップさせる要因でしかありません。
でも、あかりさんのほうは違うのです。学生時代を病と過ごしていたから恋を知らないし、恋を避け続けているから、三上さんのこともあくまで「尊敬する人」であり、お仕事の雇い主でしかないのです。
あかりさんが変わったのは、三上さんを尊敬するようになったから。自分の仕事と笑顔が三上さんの役に立つと信じていたからなのですね。
でもそれを薄々わかっていても、もう炎上した三上さんを止めることはできません。もちろん三上さん自身にも。

だから勝負にうってでた三上さん。デコピンのかわりに額にキスをして、あかりさんがほしいと告白するのです。
でも、そんな三上さんへのあかりさんの答えは、当然のようにつれないものでした。三上さんにとって、自分の心はあかりさんにもてあそばれていたけれど、あかりさんは、三上さんの心をもてあそんでなどいなかった。告白されて、あかりさんの心はぐしゃぐしゃになって、三上さんの心もぐしゃぐしゃになったのです。
つい一瞬前まで、あかりさんが三上さんのすべてだったのに、その瞬間が過ぎた後は、三上さんの中には絶望しか残っていない…。

今回は、とてもすがすがしく、ひどく腹立たしい回です。三上さんの「妄想」ぶりも腹立たしいし、三上さんに向き合ってもくれなかったあかりさんにも腹立たしいし。
これまでの振りを考えると、どうみてもうまくいくなんてわけがないのが想像できたので、三上さんがこうまであっけなく振られたことは、すがすがしいほどにあっけないのですが。

きのう、大滝詠一が歌う『バチェラー・ガール』を聞いたのですが、偶然にもまるで告白後の三上さんの心境のような歌詞があったので、どうにも三上さんの前途が暗く見えてしまって仕方がありません。
とても先のことなど想像できません。

続く作品ものちほど
20 3月

まんがくらぶオリジナル2008年5月号

野広実由『うちの姉様』>1本目・風邪っぴき涼音お姉さん。かなりボドボドなわけで、こうなると東大生もかたなしです(笑)。2本目・風邪をひいていても、妹のるるちゃんと張りあうキモチは忘れません。だけど、39度の熱もかまわずにるるちゃんにヘッドパッドしたりするくらいなら寝てなさいって。5本目・声がでないから笛で知らせるお姉ちゃん。でも病人に演奏させちゃいけません(>るるちゃんたち)。6本目・「ヘチャイ」。だから涼音語は理解できないって。11本目・6本目で見たときは、「ヘチャイ」は「平気」って意味だと思っていたのですが。じつはるるちゃんにケンカ売ってたのか!(笑)
みずしな孝之『けものとチャット』>春といえば…? 猫のサカリ声は、猫のほかの声と比べたら分かりやすい種類の声なので、茶々さんの苦労もまだ理解してもらえるような気もしますが(笑)。

東屋めめ『リコーダーとランドセル』
やっぱりこの作品の王道は「姉と弟」です(アレ!?)。
2・3本目・先生よりも先生らしく見えそうなあつしくん、悲劇だな…。4・5本目・「悪い大人には気をつけて」。正直、担任の盛山先生が「悪い大人」にいちばん目をつけられそうな気がするのは気のせいか? そして、見た目だけであつしくんが「悪い大人」に見られてしまう悲劇(笑)…、「逆ナンパ」という、めちゃオイシイ展開(おい)なんですけどね。
6本目・悲劇のヒーロー、あつしくん。なにやっても「悪い大人」にされるあつしくんを救ってくれるひとはいないのか!? といいたいところ。7本目・あつしくんにいつもお下がりの服をくれるタケ兄。どんな人なのか気になります。あつみさんには人気あるみたいですが? とりあえずモテるひと(でもよく振られる)なのか。
8・9本目・桜の花とあつみさん。かわいい取り合わせですが、それも弟のあつしくんといっしょだからそう見えるのか(8本目のオチとか)…?そうでもないと思いますけど。
10本目・成長期。ってことはやはり、あつしくんの行く末はジェフ千葉の巻選手(背丈ならもうほぼ並ぶところ)なのか、それも通り越して中国のバスケ選手(2メートルオーバー…)みたいになっちゃうの? 11本目・見た目だけで「悪い大人」に見られるあつしくん。でもあつみさんといっしょなら、心強い用心棒になれる。ほんとにお似合い。

アラタ薫『プリティ・フェイズ!』ゲスト掲載
漫画家の奈田百太(ペンネーム・なのはなモモコ)さんは、小学生にモテモテ。なぜなら小学生向け少女漫画を描いている少女漫画家だから。
そんな百太さんの奥さま・あずみさんは19歳。初掲載の時には気づかなかったけど、なにげにひとまわり以上歳の違うご夫婦なのですね。どうやって知り合ったんだか。犯罪的だな(犯罪言うな)。百太さんが連載中の『リリカルンルン』のモデルでもあります。だからって、夏用に水着カットのモデルをさせるのはさらに犯罪的でしょう。百太さんも喜んで描いてるっぽい、というか、なんでお仕事なのにそんなにコーフンするのか(笑)。
そんな百太さんへのツッコミ役なのは。担当編集者の加納さんですが、なぜかそのツッコミはかなり毒が入ってます。そこまで百太さんを狙い撃ちしなくてもいいじゃないか(笑)。ほんとにさらってたらきてたら犯罪だろうが。でも、モモコ先生は女の子の気持ちをつかむのが上手いのだと思うのですよ。なにより女の子の気持ちになりきるのが上手いからなぁ(違うか?)。
8本目・告白シーンの3例目はなにげにBLっぽい…。BLって、いちいちああいう感情的なものを挟むキャラ多いような。
百太さんも漫画家さん。漫画を読むわけで、好きな作品が終わればおちこむのは読むだけの人と同じ。そんなときでも元気付けてくれるのは奥さま。漫画家さんの繊細なところをわかってくれている奥さまで、幸せそうですよね。また読める機会が楽しみです。

佐藤両々『こうかふこうか』
幸花さんと岩井さんが(進展含みの)現状維持で落ち着くバレンタイン騒動があって、難しい展開になるのか、っていうわけでもないのか。
1-3本目・花粉症ですべてがすっ飛ぶわけでもないと思いますが。しかし花粉症の人多いなこの会社は。幸花さんを泣かすのも、岩井さんではなくて杉の木です。
岩井さんは、先月は亀山さんを泣かしたけどな。いい男なんだか、すべてにおいて鈍感なんだか。
4本目・岩井っ(呼び捨て)! ちょっ。言ったそばから鈍感力発揮。それこのバレンタイン騒動じゅう、そのまんまじゃねーか。6本目・飲んだら眠くなる薬。社会人としては使えない薬だなぁ…。
8本目・そして岩井。だからなぜあんたはいつも幸花さんのパンツを見せる展開(読者からは見えない)に持っていくのか。そんな岩井さんにツッコむ亀山さん。よかったいつもの亀山さんだ。そして岩井さんは肉塊に成り果てるのでした。
10本目・慶喜さんが探していたハサミを壊して持っていく岩井さん(わざとじゃない)。もうあんたは新しいハサミを弁償して持っていけ(笑)。しかし、そのハサミも壊して持っていきかねないのが、岩井さん…。「どういうシチュエーションだ!!」って、女王様・幸花と奴隷・慶喜か?
11本目・一体化。想像してみるのですが、なにか問題があるのかいまひとつわからない。脱いでしまえば同じじゃないのか? 体と縫い付けてあったら問題があるけど、ってそれどんな幸花さんだよ(>9本目)

小笠原朋子『ゆなさなニッキ』
1本目・佑奈ちゃん&佐奈ちゃんの名前の由来。お母さんのお腹にいたときの位置から来ているとは。名づけのアイデアとしては面白いですが、佑奈ちゃんのいうとおり、やっぱり分かりづらいかもしれません。だからといって佐奈ちゃんのいう「茶碗」と「箸」は、ねえな。どこのお笑いコンビだ、と(笑)。でもそういう意味で考えてるんじゃないの!?
2・3本目・「今どきめずらしい…」と、佑奈ちゃんから容赦ない言われようの、佑奈佐奈の友人・幸子さんですが、名前負けしないかんじのいい子だと思うのです。そして、同じく友人の太田くんの名前は、「『宇宙』って書いて『そら』」、めぐりあい…。
ここは、佐奈ちゃんと佑奈ちゃんのダブルボケで、太田くんに羞恥プレイを強いている、と(笑)。でも太田くんは、名前負けしないようにね。
4本目・同じ学年にいるもう一組の双子・瑠奈ちゃん&璃奈ちゃんが芸能界にスカウトされる!? というニュースでもちきりになる、幸子さんと、宇宙と書いてそらくん。「佑奈&佐奈のほうがかわいい。似てないけど」とくやしがる太田くんですが。べつに、別々でスカウトされてもいいんじゃないか? 双子としてはアイデンティティの問題だと思うけど。
5本目・で、そんな瑠奈&璃奈に直撃する佐奈ちゃん。第一の質問がそれか(笑)。グレメレポとかしたら、真顔で悔しがりそうだな佐奈ちゃん。
6・7本目・天然ステレオな瑠奈&璃奈。でもたしかに、それってアイドルの仕事というより、「芸」の領域ですよね(ステレオ喋りが)。しかし佐奈ちゃんは、なんでそんな「大切なものをあげる」みたいな態度でパンをあげるのか(笑)。大事みたいな態度は、「太田くんがくれたパン」だからではないと思う(笑)。そんなに食べ物が大事か!(佐奈ちゃんにとってはそうだ)
そして佐奈ちゃん、パンひとつあげたくらいでそんなに望むなよ!
8本目>なにげに瑠奈&璃奈の態度にムカついていたらしい佑奈ちゃん。でも佐奈ちゃんの明るさ&KY(空気読めない)のおかげで緩和されてるわけで。やっぱり佑奈&佐奈はいっしょでないといけないみたい。どちらにとってもお互いが大事。
瑠奈&璃奈は「『そっくり』しか売りがない」ってことは、やはりあの芸(>6本目)を磨かないとダメってことか。
9本目>「いきなりそんなさいほうこう(最高峰)に」。佐奈ちゃんは難しい言葉を喋ろうとしたらいけませんね。そしてやっぱり食べ物が大事か佐奈ちゃん。
お菓子のCMを撮って、太り方までいっしょになった瑠奈&璃奈。太っちゃうなんてまだまだですね…。

続く作品ものちほど
17 3月

まんがライフ2008年5月号

小笠原朋子『ウチヘ行こうよ!』
まずは恒例の明彦くん紹介から始まる今回。明彦くんは「例えれば草食動物」だそうです。でも、草食動物は肉食動物に食われるものですけども…。明彦くんの場合の「肉食動物」は、幸三郎さんか、はたまたゆりえさんなのか?
そんな草食明彦くんも、暴れるときはあるのか? ありますねぇ。こずえさんが幸三郎さんといちゃつくときです。アレ、おかしいですよ? しかも、「僕のこずえさんに!!」って。こずえさんはきみのものじゃない(笑)。
ゆりえさんは、浮気性(?)な明彦くんを心配している、というか警戒しているのでしょうか。その様子を見るかぎり、やっぱりゆりえさんは、父・幸三郎さんの娘だなと。それはともかく、ゆりえさんの様子をみた明彦くんも、更生(?)しようと決意を新たにしたのですが。3本目のオチ…。俺様女だゆりえさん。やはりゆりえさんは幸三郎さんの娘だとつくづく思います。
新しい作品づくりに煮詰まっている幸三郎さん、いやここでは如月聖良先生です。そんな如月先生の「癒し」は、さきほどもあったこずえさんとのいちゃつくことみたいで、それが気に食わないらしい明彦くん。一発…なんて、やけに強気じゃないか。まあ実際にそんなことができる子じゃないのはあきらかですが(笑)。
ところで、なんで幸三郎さんは仕事中は「聖良」先生って呼ばれたいんでしょうね? もしかして、「お仕事モード」のときの幸三郎さんは女の子なのだろうか…。
そんな聖良先生の考える新作には、再び「明彦」が占い師の卵である主人公の恋人として存在します。前作(殺られた…)から転生したのか。いやいや、スターシステムかもしれないし、まったく関係ないのかもわかりませんが。そういえば、主人公のデザインのほうはこずえさん似です。聖良先生、狙って描いているのか…。
タイトルは、「呪ってV(ハート)ドッキリMYハート」。呪うのか!(笑) いやまあ、普通に考えれば「おまじない」という意味の「呪」だと思いますが。
明彦くんのひとことで、占い師から呪術師へと主人公の設定を変えた聖良先生。明彦くんのおかげで煮詰まり具合を改善できたのか。
そして明彦くんも、聖良先生とこずえさんのふたりの間の絆を理解してきたような。このまま、こずえさんをあきらめてしまうのか。って、あきらめなきゃ(あきらめられたら面白くないけど)。
と、なんか平穏に進むかなぁと思ったのですが。呪術ってことは、考えてみたら場合によっては「明彦」が呪い殺される可能性もあるのかと…。
そんなふたりの様子を見にきたゆりえさんですが。違う方面に誤解されたみたいで。ゆりえさん、なんでそんな短絡的な(笑)。
幸三郎さんと明彦くんも男同士。いろいろあるんだよ!(と、さらに誤解を招く発言をしてみる)


続く作品ものちほど
10 3月

まんがライフオリジナル2008年4月号

秋月りす『おうちがいちばん』>1本目・身につまされます…。2本目・じゃあなにか?つぐみさんみたいな新入社員は中(略)。
4月7日には「秋月りすスペシャル」も出るのですが、矢直ちなみ先生(こちらは新作で)とか、吉川景都先生(こちらも新作?あるいは再録かも?)とか、地味に竹書房での新人さんや若手格を出してくるから侮れません…。
富永ゆかり『クロジとマーブル』>4本目・大家さんの役に立って、なにが不満なのだマーブル?(笑) 
すみれいこ『だってヤンママ』>2本目・孝志さん、残念だったんですね(笑)。7本目・孝志さんの娘狂いはもはや一級品の持ちネタです。ていうか、その格好はレイザーラモンHGだな…。

松田円『合金さんちの日常』>3本目・「本物は…」、って、鉄矢さんも人間なんでしょ?設定上は。どうみても…、だけど。4本目&5本目・新キャラ?のスパイくんですが。「一見」じゃなくて、完璧ドジっ子じゃんきみ。味方も敵も欺けなさそうだ。9本目・スパイの動きまで掴んでいる有能秘書、山田さん。「そこそこの(スパイ)を飼っておきます」って、免疫機能みたいなことを…。10本目・スパイくん。最後まで使い倒されて終わりそうな予感(笑)。
おーはしるい『ばつ×いち』>2本目・薬屋の浅井さん。その口か!その口が女性をだますのか!(<言いがかりです) 3本目・由依ちゃん対綾乃さん? 由依ちゃんなにげにヒドいことを言っていると思うのですが? 7本目以降・夜桜とマスターとマスターの入れたコーヒー。このなかで一番危険なのは…、マスターのコーヒーですね。いい雰囲気もなにもかも、すべて打ち消しちゃうんだ、マスターのコーヒーは…。
小坂俊史『中央モノローグ線』新連載第2回>先月号から始まったこの作品。地に足が着いてる題材にちょっと笑いをこめてみたという感じで、楽しんでいます。個人的には高円寺の古着屋さんシリーズが当たりっぽいですが。5本目の宝くじネタも、「ありゃ、宝くじといえども競馬と同じ(競馬関係者は馬券を買えない)なのね」というのが驚きです。オチは、ちょっと強引な考え方のようにも思えますけども。

小笠原朋子『おいしい日曜日ハート』>人を愛するってことは、こんなにも苦しいことなんだ…。と三上さんは感じてるんだねきっと。
でもたしかにあかりさんが変身しちゃってもう…! たしかにこれは、すぐ近くにいる三上さんとしたら、葛藤もするわな。どきどきもするわな。ところで田辺さんは、なんかいいもの食べないと変身しないのか?(笑) ダイレクトすぎるだろそれは。
私からみると、あかりさんは恋してるからきれいになっている、と考えられるのですが、そうしたら相手は三上さん以外にないと思うのですけれども。しかし無自覚に(田辺さんの見立てによれば)「フェロモンダダ漏れ」してるあかりさんは野放しにできませんよね。三上さんがちゃんとつかまえておかないと(「つかまえて」言うな!)。いやほんとつかまえとけ。
田辺さんは、おいしいものにはフェロモンを出しまくる人なのですよきっと。いまの田辺さんには、おいしいもの=食べ物なんだろうけど。基本的に田辺さんは、「わかってない」人っぽいので、三上さんとあかりさんのことを聞いても「こんなこと」呼ばわりですがね。
あかりさんも三上さんも、お互いジタバタしてるのは間違いないのですが、もし告白したら…。そこはまだ不安なんですよね。「彼氏をつくらない」という、あかりさんの考えもあるみたいですし。いやあうまくいってほしいわぁ。
今回は、とくに三上さんの「ジタバタ」具合をくっきりと描いているところがいいです。

後藤羽矢子『ゴーイン!! マイクックハート』>「キャラ弁」。今回は、すごく真っ当な料理レシピまんがになってる!(八島マナ先生除く) 
2本目・『狼と香辛料』とか(それとも『咎犬の血』? それだとダンナさんに持って生かせるお弁当とは違う気がしますが)。そんな流行りのキャラ弁まで作る人、いるんですかね?4本目・まあ、「個人で楽しむ分には問題ない」はずですが(笑)。ただまんがには載せられないわな。6本目・「初音ミク弁当」はなにげに秀作。7本目・八島先生。ていうかそもそも弁当にする意味がない…(食べられない、って意味で)。
あらい・まりこ『東京眼鏡』>2本目・エイプリル・フール。京子さんこの日の意味を拡大解釈しすぎだろ。5本目・4月1日に言っても嘘になるから。なんという純粋さ…。

のしお『全力委員長』>1本目・〇〇のできないお悩み相談所(相談員は委員長とNo.2)。なんで相談員同士でお悩み相談する必要があるんだよ! 
2本目・委員長だって、お金はない。3本目・先生が問題児…(爆笑)。委員長の思考がガチすぎ。5本目・小山田さんは、想像力がありすぎる人なように感じる。でもたしかに、足を切られるウサギはたまったもんじゃないわな。
6本目・うさぎさん's。ていうかあんた耳掃除する必要あんのか? ひざまくら、ウサギの耳は頭じゃnee!(自分でも書いてて意味わからんが) 柱アオリ・ひざまくらしてもらうために生まれ変わるのかよ。のんきというかなんというか。

秋吉由美子『あくまCalling』>1本目・悪魔(ヨイコ父&ヨイコ母)がやってきた。人間の世界で楽しむために。あれ?悪魔でいる意味って…。3本目・でも悪いことしてます。4本目・悪魔違いじゃ。5本目・こんな悪魔はイヤだ。高所恐怖症の悪魔って。6本目>行列に並ぶのは悪なのか? 悪魔さんたち。地球に滞在はしても永住はしないのか…。良いのか、(この作品的には)悪いのか。
押切蓮介『ぼくと姉とオバケたち』>ちょっ。卒業式を迎えたと思ったら、オバケや妖怪までどんどこ入家してるんですが!? 2本目(8コマ)・妖怪たちにまじっても怖さが負けないお姉さんって。3本目・この中では「幽霊」がいちばん怖くない罠(笑)。4本目・ゴリラ(の霊?)はもうオバケでもなんでもない気がする…。5本目・トンボがそんなに怖いのか幽霊たち。7本目・なにより、マサルさん(だけ)が普通ですから。そんな悲劇。

東屋めめ『ご契約ください!』>1本目・でもたしかに、4月ってのは「契約更新」の月であることが多いのもたしかです。2本目・よーく考えよう、ランニングコスト。でも40万なら安いような気もしてしまう…、もしかして坪単価か? 3本目・なにより、オフィスにストックを置いとくなよ(笑)、貸し倉庫はともかく、別フロアとかに移動したほうが。4本目・すげー!>吉田晴海グッズ ていうか、「吉田晴海等身大フィギュア」に何の使い道があるんだよぉ。と書いてて、ちょっとエロい想像が…。いやいや、ものがちがうから。
6本目・研修。でもこのメンツを見ただけで、ある意味「脅し」になってそう(笑)。
新キャラクターの黒木さん。7本目の「他社営業感知センサー」とのネタになっているのか?とも思うのですが。これ、どのようにも考えられそうなネタなんですよね。黒木さんが策士なのかもしれないし、ただの偶然から進んでいくお話なのかもしれないし。
9本目・なんで割烹着まで着て「オカン」になってるんだ松野社長。10本目・松野社長が「私以外の営業と会う」とものすごくダークになる吉田さん。これってやっぱりやきもち?
12本目・それなんて社長解任決議案!?>「経営おまかせパック」 むしろ、吉田さんの会社が乗っ取る、とも考えられそうですが…。
しかし、ほんとにどうやって黒木さんを撃退するのか。それともしないのか。共存はしないんだよね吉田さん?
そして5月には『ご契約』のコミックスが発売決定! コミックスでは芳文社に先を越されましたが、こちらが東屋先生の原点。期待しています。
しかし、5月には芳文社からも、『はっぴいママレード。(1)』(北条晶先生)と、『そこぬけRPG(2)』(佐藤両々先生)、『PEACH(1)』(川島よしお先生)とコミックスが。俺好み出しすぎ。両社自重…、しなくていいです!

そして次号では、佐藤両々先生が、『しょっぴんブギ』でゲスト。って、同人誌まで出されて、かなり終了した雰囲気があった作品ですが。謎の復活、と言っちゃっていいのだろうか。いや楽しみですけども。
真田ぽーりん先生の、『シズの魔法使い』も久々ゲスト、こちらも楽しみ。
楠見らんま・おとこの娘×駄菓子4コマ単行本『いとをかし』2巻 5月27日(竹書房)発売です♪ 楠見らんま単行本『みちるダイナマイト!』1月25日発売☆
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
非リア充集団がクラスメイトを女装させて彼女にしてみた|2012.11.26発売 パンなキッス3巻9/22発売!
記事検索
プロフィール

Voyager

QRコード
QRコード
にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村
  • ライブドアブログ