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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

今月のまとめ

15 3月

2007年2月のまとめ

先に作品だけ。

「芳文社・タイム系」
今月推すのは、松田円先生の『サクラ町さいず』(「まんがタイムオリジナル」4月号)と、荻野眞弓先生の『たまのこしかけ』(「まんがタイムスペシャル」4月号)を。
『サクラ町?』は、2月にコミックス4巻も出ました。「タイオリ」4月号での、脇役さんたちが演じるギャグの切れがすばらしかったので。
『たまの?』は、いぶし銀系な作品が多い『タイスペ』のなかで、いぶし銀ならではの存在感のある作品、という意味で。
来月号から絶対的エース格な作品がやってきますが、こちらも「柱」の一角でしょ?

今月の押しあらため、「今月の先物」は、神堂あらし先生の『もののふことはじめ』(「まんがホーム」3月号ゲスト)を。
『もののふ?』は、着想がすばらしいと思いました。
単なるタイムスリップ物とは割りきれないものを感じます。可能性というか。
連載してほしいなぁと。連載でなくても、一回だけでおわるにはもったいないかなと(弱気)。


「芳文社・きらら系」
今月推すのは、蕃納葱先生の『教艦ASTRO』(「まんがタイムきららキャラット」連載中)を継続パワープレイ。推すときにはとことん。
そして、師走冬子先生の『スーパーメイドちるみさん』(「まんがタイムきらら」での連載は3月号で終了)も推したい。
3月発売分(5月号)からは、「まんがタイムスペシャル」での連載ですが。2月までは「きらら」連載でしたからね。
考えてみれば、『ちるみさん』が常に雑誌の真ん中あたりにあったのだから、「きらら」ってぜいたくな雑誌だったんだな。
謎?を引っぱって「タイスペ」に帰っていくのは、反則ですよ…。


「竹書房系」
今月の「推し」は、佐藤両々先生の『こうかふこうか』(「まんがくらぶオリジナル」連載中)と、小笠原朋子先生の『Hiスクラップ!!』(「まんがライフMOMO」連載中)を。
『こうかふこうか』は、今月けっこう作品の雰囲気を揺さぶってきた感じで。
個人的には、作品の流れに逆らう新キャラの叶(かない)さんに惹かれました。隠れ?きょぬーですし。年齢不詳? お局様? だからなに?
私の独断で言わせていただくと、佐藤両々先生は、例えば「キャリアOL」とか、例えば「結婚して何年目かの人妻さん」とか、ある意味「経験」を積んでる女性を描かせたら日本一の絵師さんだと思うのですよ(断言)。
『Hiスクラップ!!』は、テン(はじめ)よし(小動物系な亜季くんと理子ちゃん)、中よし(麻生くん忙しすぎ!)、しまいよし(誘うな! 麻生くんしぬぞ)と、今回は一話を通してどの4コマもお話が面白いです。
ここしばらく亜季くんと麻生くんのかげに隠れている感じだった理子ちゃんも、今回存在感をアピールしているように思います。
1本目で小動物系かわいさかと思えば、2本目ではお笑い方面にも(本人には責任ないけどね…)。
そしてもちろん、麻生くんのアワレさも。
小笠原朋子先生の作品は、『おいしい日曜日ハート』(「まんがライフオリジナル」連載中)も。
竹書房系に連載するる2作品ともハイレベルです。

「今月の先物」は、小池恵子先生の『おかあさまといっしょ』(「まんがくらぶオリジナル」連載中)を。
「どS」なお嫁さんの本性と、火花が散っているはずなのに表面はアットホーム(余裕綽々のせい)な展開が、読んでいて面白いです。
前作(『ななこまっしぐら!』)が終わってどうなるのか? という雰囲気だったのも、今回あたりで上手く離陸できたのではないかと思うのですが。


「その他・実話系」
一緒のくくりにするのは微妙ですが。

今月の推しは、湖西晶先生の『ソーダ屋のソーダさん。』(「まんが4コマKingsぱれっと」【一迅社】連載中)を。
直感・想像力・感受性、あらゆる感性を研ぎ澄まして読むのです。
作品にただよう生活感、殺伐としているわけでもないのに、謎が謎を呼ぶ展開。まさしく、湖西晶先生の新境地を開く作品だと思います。
掲載誌の知名度がまだまだ…というところですが、この作品は、もっとたくさんの人に読まれていいはず。


「コミックス」
2月は豊作でしたので、特別に項目を。

まずは蕃納葱先生の『教艦ASTRO(1)』なのですが。
それにしても、売れるんではないかという予感はあったけれども、軒並み書店品切れになるような事態は想像していませんでした。うれしい誤算ですね。

「きらコミ」で、こういう売れ行きを示した本て、いままであったのかなあと。

ここまできたら、質も伴っているのだから売れ行き以外の結果も残ると良いと思うのです。
読者の側には難しいところがあるぶん、芳文社にはなにかしらの賞が獲れるように、推してくださるとありがたいなあと思いますが、さて。


またのちほど
1 2月

2007年1月のまとめ

2007年から、その月々の4コマについて、月々ごとでメモ帳がわりにまとめておこうかなと。
基本的に月初更新で。


「芳文社・タイム系」
雑誌としては、今月はそれほど動きがないかと思っていたら、月末になってまた動きが。
「まんがタイム」で連載中の『タマさん』(森ゆきなつ)が、「まんがタイムオリジナル」でも5月号から連載開始(1月発売の3月号ではゲスト扱い)。
おなじく「まんがタイム」で『すいーとるーむ?』を連載中の東屋めめ先生が、新作『L16』で連載開始(3月号はゲスト扱い)。
そして2月発売の「4月号」でも、「まんがタイム」で連載中の『ヒントでみんと!』(ボマーン)がゲストで登場ですが、こちらもおそらくは「5月号」あたりから連載開始、でしょうか。

森ゆきなつ先生は、『いんどあhappy』(「まんがライフMOMO」竹書房)に感じられる「ネタと画の安定感」が『タマさん』でも活きていると思います。
それだけに、『まんがタイムオリジナル』でのダブル連載開始は、読者人口というか、ファン人口を増やすこと、さらにコミックス出版への近道になるのではないかと思います。

東屋めめ先生は、ここ最近出てきた方々のなかではイチオシの作家さんだと思っていますが、さらに連載が増えることになるとは思っていませんでした。うれしい誤算。
『L16』は、東屋先生の他の作品とはすこし違う雰囲気になるかもしれない? 作品ですが、別の見方をすれば作風の幅広さが見られるかも知れないわけで、楽しみです。

ここまでくると、やはり「まんがタイム」連載中の『アシスタント!!』(かがみふみを)も「オリジナル」に登場しそうですね。
そうなると、「まんがタイム」と「まんがタイムオリジナル」の色あいが、かなり似たものになる、ということでしょうか…?

タイム系の1月の「推し(みんなに読んでほしい! という意味でのオススメ)」は、「まんがタイムオリジナル」の『そこぬけRPG』(佐藤両々)と、「まんがタイムオリジナル」の『タマさん』を。

あと、個人的にはおおた綾乃先生がブレイク中です。
1月に載った『あいどく!』(「まんがタイムスペシャル」連載中)と、『ことり暮らし!』(「まんがタイムファミリー」目次ページ(1本)連載中・3月号ではゲスト扱いで4ページ掲載)は、どちらもとても面白かったです。
どちらも、ほんのりと色っぽいキャラクターがいるのもいいなと。
『派遣です!』(「まんがタイムファミリー」連載中)も、安定感がありますし。
できることなら、現状の連載2本に『ことり暮らし!』の連載を願いたいところなのですが、おおた先生の仕事量など考えると、きびしいのでしょうか…。

今月の「押し(これから期待できる、という意味でのオススメ)」は、北条晶先生の『はっぴぃママレード。』(「まんがタイムファミリー」3月号新連載)。
設定の勝利ではあるのですけれども。
ありえないともいえそうな設定でも、画や雰囲気で読ませるものにしているところとか。
主人公・さなえさんのパワフルさがいいです。北条晶先生が描かれる、お得意(と思われる)タイプ。


「芳文社・きらら系」
雑誌的には「フォワード」の月刊化がトピックでしょうか。正確には、4コマ雑誌ではないけれど。
個人的には、『S線上のテナ』(岬下部せすな)に、本格的に引き込まれそうなのですが。
今回の「フォワード」はそれ以外にも、「ちょいエロ」方面で大盤振る舞いな作品が多く出てきましたが…。
これはお祝いなのか? ご祝儀なのか?(笑)

きらら系の1月の「推し」は、蕃納葱先生の『教艦ASTRO』(「まんがタイムきららキャラット」連載中)と、きゆづきさとこ先生の『GA 芸術科デザインアートクラス』(「まんがタイムキャラット」連載中)を。
そして、ストーリーものですが「フォワード」から岬下部せすな先生の『S線上のテナ』を。
こちらの作品は、それぞれの掲載誌についての感想を読んでいただければ、おわかりいただけると思います。

そして今月の押しは、榊先生の『CIRCLEさーくる』(「まんがタイムきららキャラット」連載中)と、荒井チェリー先生の『はっぴーとれいるず!』(「まんがタイムきららキャラット」連載中)。
どちらも新連載2回目。
『はっぴー?』のほうは、キャラクターが増えて、まんがが本格的に始まったか、というところ。脇のほうにも魅力的なキャラがいるところが、個人的に押したいところ。
『CIRCLE?』は、先月号の初回からすでに、ふつうにまんがが始まっているところがまずおもしろい。第一印象からキャラに魅力があるので、それでも充分読ませるところがあるわけで。


「竹書房系」
今月は(というより今年つづくのか…?)、「まんがライフMOMO」の最終回ラッシュがトピックでしょうか。
終わりようがないと思っていた『サイダースファンクラブ』(小坂俊史)が3月号で終わり、この雑誌の「裏番」的存在だった『ほんわかちづる先生』(かがみふみを)が4月号で終わり、…。
「MOMO」が創刊されて以来続いていた連載がだんだんと終わっていくのを見ると、変革の予感が。
正直なところ、私が推しているまんがが終わったら、それが困るのですが。
産婦人科さんの漫画ね。
というか、2巻を期待してはいても、2巻が出ることがきまったら終わるんじゃないかという不安が、昨年からあるのですね…。

次号のゲストをみると、竹書房社内の各誌から、「MOMO」向きの作品や作家さんを投入していくようにも思えます。
このあたりは、今後のゲストや新連載を見ていきたいところ。

1月の推しは、佐藤両々先生の『天使のお仕事』(「まんがライフMOMO」連載中)と、小池惠子先生の『ななこまっしぐら!』(「まんがライフ」連載中)を。

1月の押しは、小笠原朋子先生の『ウチへ行こうよ!』(「まんがライフ」3月号ゲスト)と、なかしまゆみこ先生の『こけももさん』(「まんがライフ」連載中)を。
『ウチへ?』はなんといっても、設定と、ヒロインを食う女・ゆりえさん母(というか、ダブルヒロインですよねこのお話は)のキャラクターの強烈さです。ぜひ連載を!
『こけももさん』は、とにかく皮肉でなしに、このハイテンションギャグがどこまで続くのか、この舞台で実力を試してほしいと思っています。
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