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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

宮原るり

17 6月

宮原るり『僕らはみんな河合荘(1)』(少年画報社刊)を読む

先月までの3ヶ月連続レビュー強化期間の余波で、レビューを書きたい作品が後からまだ続いてる感じです。
その最初がこの作品。4コマ作品の『恋愛ラボ』・『みそララ』(ともに芳文社刊)などでおなじみ宮原るり先生の、初ストーリー作品。

高校入学と同時に一人暮らしを志した主人公・宇佐くんが住むことになったアパート「河合荘」の住人は、いろいろと危険な匂いのする大人たち&先輩女子ばかり…、というアパートもの(というカテゴリーがあるだろうか?)。
ですが、この住人たちが、さまざまな方面に「残念」すぎるところが笑いのツボに入るのです。

4コマ読者からすると、宮原るり先生の作品では『恋愛ラボ』におけるマキの恋愛研究での残念ぶりが記憶に新しいところですが、少年画報社のヤングキングアワーズという、4コマ雑誌よりも尖った環境に置かれた作品であるところが、この作品におけるキャラクターたちの残念ぶりをより「えげつなく」しているといいますか、はまる人はどっぷりはまりそうな残念ぶりであるように思います。はい。

その中でも私のイチおし残念な住人は、「乳すげえ・男運わろし・美人なのになんか女捨ててませんか?」という、ストレートな残念さをもつ麻弓さんです。最後の3つ目の部分のおかげで(?)、ちょうどいい感じに卑猥さが薄められているのも好感触でしょうか…。というかそのためにギャグキャラに重心が偏っているような。
しかし麻弓さん登場回最後の「おっパフ」発言なんて、まともな少年が聞いたら1年ぐらいは脳から離れないよなあと。

とりあえず麻弓さんをめあてに今後も作品を追いかけていきたいと思います。

しかし…、この作品のキャラクター陣をみると、 「これなんてエロゲorエロ漫画?」という言葉が当てはまるような…。
6 11月

宮原るり先生サイン会 in ジュンク堂書店新宿店

久しぶりのサイン会レポ。更新を滞らせまくってほんとすみません。よっぴーこと、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーのサイン会やトークイベントには行っていたのですがねえ…
まあ、来週のMATSUDA98先生サイン会(COMICZIN秋葉原店)へ行く予定はあるので、こんどは2週連続更新にはなると思います(汗)。

さてその久々のサイン会とは、これまた二年近くぶりの、宮原るり先生のサイン会であります。
前回は、「恋愛ラボ(2)」の刊行記念で、2009年の1月にブックファースト新宿本店のこけら落とし的イベントとして行われ、今回は、「恋愛ラボ(5)」(芳文社刊)刊行記念となりました。前回の参加券ゲットの時はかなりまったりした雰囲気だったと思うのですが、今回は、開店の朝11時にはレジ前に列を成し、11時35分ごろには完売するなど、巻を重ねるごとに人気が増していくのが分かるというものです。
当日は参加券に記載された番号どおりの整列ということで、やはりまったりした雰囲気でした。
画像 002
アンケートに描かれていたキャラクターイラストのサンプル。

前回はほぼひとりで参加していたサイン会も、ツイッター上で話をするサイン会がらみの友人が増えたので、いまはひとりになるのが珍しくなりました。今回、一人当たりに掛かる時間が2分半ほどあり、宮原るり先生がサインとイラストにかける時間の濃さを思い知らされましたが(笑)、ひとりでなければ待つ時間もさほど気にならないわけで、このあたりはツイッターのサイン会クラスタの存在がじつにありがたいと思います。

そういえば、私のちょっと前の順番の人は、宮原るり先生が座り芳文社の方々もいる机の横に配置された恋愛ラボの立て看板(実物大マキリコの水着にサンバイザー姿)に影響されたのか、サンバイザーを被ったリコを指定していたのですが、宮原るり先生がサンバイザーを描くことに慣れていなかったようで、けっこう危険だったようです(笑)。日付も間違って書かれてさらに慌てる辺りは、「みそララ」の麦みそさんを思いだ(略)。

そして順番。私は、サイン会クラスタあらため「サイン会Gメン」(宮原るり先生命名)4号だったようです。
私も含めて、前回のサイン会と連続で参加している人が多かったのには宮原るり先生も喜ばれていたようで、「ずっと応援してくださる方が多くいらっしゃるのはありがたいです」と。
今回は、イラストのキャラクター指定がかなり緩めだったので、私が「メガネのリコでお願いします。…略すとメガリコ。じゃがりこみたいだな…」と妙な一人ツッコミをしてしまいましたが、
宮原るり先生の後ろにおられた芳文社の方が、「じゃがりこ…!」とツボに入られていたようなのは良かったのかどうなのか(笑)。

「恋愛ラボ」に限らず、宮原るり先生の作品には嫌いなキャラクターが出てこないどころか、好きなキャラクターばかりで、こういうサイン会のような限られた機会のときに誰を選ぶかとても迷います。
そう話す私に、宮原るり先生も喜んでくださったようでよかったです。キャラ作りには漫画家のみなさん知恵を絞られていると思うのですが、絞りぬかれて出てくるキャラでも魅力的なキャラばかりになるのはなかなか無いことだと感じます。それだけに、宮原るり先生の作られるキャラクターはすごいなと。

そんな話をしている間に、サインとイラスト、さらに落款まで押される宮原るり先生でした。
画像 003

お忙しい中だったと思うのですが、大々的にサイン会を開いてくださった宮原るり先生、芳文社さん、ジュンク堂書店さんには頭が上がりません。じつに楽しいサイン会でした。
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