行って来ましたパシフィコ横浜。通算で3回目のひだまつり、私にとっては昨年の「超ひだまつりZ」以来の2度目のひだまつりです。
今回の会場が5000人収容、前回の超ひだまつりZが2500人収容の会場でしたから2倍。最初の会場だった横浜BLITZが300人収容だったということですからそのときと比べると18倍ですよみなさん。
会場に着いたのが公式の開演時間から15分ほど前。しかしその時点でも入場してくる人がかなりいる状況で、こりゃどうなるのかと思ったら結局30分おし。
最後は宣伝担当・アニプレックスの高橋祐馬さんまでがみずから、場内放送で開演が遅れることをお詫びされていました。

まずは校長先生が、今回は声だけでなく巨大プロジェクターから登場。ちゃんと震えてます(笑)。そしてなんとあの方がアメリカから開会宣言を。って、どう聴いてもその声は小浜(カタカナ)さんですね。映像も絵だけどその方ですよね。許諾とってるわけないですよね。だからこそライブDVDにはできないわけですね。わかります(笑)。
今回は歌よりもトークがらみのコーナーがメインと事前から言われていましたが、冒頭はまず、ゆの(阿澄佳奈さん)・宮子(水橋かおりさん)・沙英(新谷良子さん)・ヒロ(後藤邑子さん)による『できるかなって☆☆☆(みっつぼし)』でスタート。やはりひだまりのアニメOP曲はどの曲も盛り上がりますねえ。
ちなみに今日のセットリストは、3期分のOP&ED(もちろん歌うのはmarbleのmiccoさん)が各コーナーの間に入り、さらにアンコール前ラストで『ひだまりランド・ゴーラウンド』が加わった感じでしょうか。
『できるかなって~』のあとにmiccoさんが『さくらさくら咲く』を歌い、吉野屋先生役の松来未祐さん、乃莉役の原田ひとみさん、なずな役の小見川千明さんもご登場されてトークのコーナーへ。で、このメンバーでトークをしていても充分イベントとして成り立つけど、とりとめなさ過ぎてしまう(というか尺が合わなくなる[笑]らしい)ということで、今回はニッポン放送の「よっぴー」こと、吉田尚記アナウンサーが司会進行役としてご登場。最初のひだまつり以来の参加だとか。
最初に書いてしまうと、この吉田アナの司会っぷりが良かったです。司会として存在感を見せつつもでしゃばり過ぎず、アオりを入れなければというところでは的確なアオりを入れていて、これぞプロといった感じ。アオりのところなんかは、真にひだまりへの思い入れがある人が聞いていたら涙を流すんじゃないかと思うぐらいでした。
ひだまり絡みだと高橋祐馬さんの司会(「ひだまりないと」)もわりと良かった感じですが、やはりプロだけに役者が違いました…。

最初のコーナーは、「みえるひだまりらじお」の拡大版。なんと吉野屋先生・乃莉・なずなも含めた全員の人形が登場です。横にいつもは見ないTBSの豚さんがいたのですが、あとでこの声はmarbleの菊池達也さんと判明しました。見た感じとは違い、わりとアドリブが効きそうな人ですね菊池さん(笑)。なずなの人形がデフォでスカートめくれそうな状態になっていたのは仕様でしょうか?(笑) しかし全員の人形、いつか一般販売してくれるのかなあ?吉野屋先生の人形が発売されたら何をおいても買うのじゃが…。
その吉野屋先生。みんなが、「どんな人に人形を貰ってほしいか」という話になったとき、「小池という苗字になりたい」とか、ひとりマジトークをしていたのは危なすぎると思います松来さん(笑)。
そして声優さんたちがステージ上に現れて、それぞれ人形をもっていく流れなのですが、豚さんを持っていくmiccoさんが「日頃の恨み」を人形にぶつけていたのは、いったいどういうわけなのかと(笑)。あと後藤さんだったか、ゆのと吉野屋先生の人形を逆さにしていったのはひどすぎます(笑)。頭に血が上ってましたね。
で、阿澄さんが出てこないのでひとり残されるゆのっち。誰が貰っていくのか…、というところで神降臨。文字通り、ひだまりの神が、「わたしがかみだ」と登場です。その預言によれば、「ゆのの人形は美少女のものになる」と。
その直後現れたのは、人形じゃなくてリアルうめ先生でした。なるほど、ひだまりスケッチはこうして生まれたのか(流石に実録ではない)…。

それにしても今回はさまざまなトークコーナーがありましたが、このあとのコーナーはすべて開会宣言同様にインスパイア(婉曲的表現)の嵐でした。コーナー名が出るごとに吉田アナが、「誰も思いつかなかった」と言うのが逆に…(笑)。
次のコーナーが「ひだまり鑑定団」吉田アナいわく、「私のイメージの中には石坂浩二さんも島田紳介さんもいません!」(笑)
ひだまりスケッチに関するお宝が登場するコーナー。
最初に高橋祐馬さんと登場したお宝は、アニプレックスさん提供の「最初のひだまつり映像を収録した生DVD」、そしてシャフトさん提供の「製作時に使用した小物類(ゆのの目覚まし時計・ブルータス像・吉野屋先生作:「折れてほしかった」像&折れてない校長先生像)」。シャフトさんからも依頼人が登場する予定だったそうですが、「忙しくてそれどころじゃない(by ゆまさん)」とのこと。今期3作品抱えてますものね。わかります(笑)。
ひだまり声優陣による鑑定の結果、「ひだまつりDVD」には本人評価額10万円のところに365兆円の値が付きました。どこかの国のGDPぐらいだそうですが。そういや日本の国家予算4年分か(笑)。
「シャフトの小物」には本人評価額20万円のところに180万5千円(こちらは記憶があいまい)の値がつきました。一転こちらはリアリティが(笑)。ちなみにゆのの目覚ましが5千円でした。
そしてもうひとりの依頼人、うめ先生が持ってこられたのが、「考え付いた設定資料を記録したノート」「自宅のプリンターで刷りだしてきた手製イラスト」「『☆☆☆』の台本に、『いたずら書き』という名のイラストをうめ先生が随所に入れたもの」。
声優陣がめちゃくちゃ騒いでいたし、阿澄さんが「こういうのは楽屋で見せてくださいよ(=ゆっくり見たいから)」と言っていたのが印象的でした。でもそれじゃウチらが見れねえ(笑)。
鑑定の結果、本人評価額600円のところに「プライスレス」という評価が。うめ先生自己評価額安すぎです! そして「ひだまつりDVDに兆の値を付ける」という前フリのおかげでプライスレスが感動話になってしまったような…(笑)。吉田アナいわく、「マ○ターカードのかた、このコーナーを見てたらこれをCMで使ってください」と(笑)。

そういえば、コーナーごとで一瞬CMが入ったりするのですが、これももちろんインスパイア(婉曲)あふれるCMばかり。「ユー○ャン」とか「エン○ョイ!CM」とか「明○安○生命」とか。音は本物を使っていると思うのですが、あれってやはり許諾とってないと思うんだけど…(笑)。「分かってる人もシャレだと思って許してね」的なところは多々あると思います。

次のコーナーでは、校長先生の長いお面をかぶった人が登場。その声は!
校長先生役のチョーさんが1年ごしの登場です。若くて美人な奥様(阿澄さん情報)同伴でいらしたらしいですよ。
あくまで私見ですが、おそらくチョーさんは昨年のひだまつりZにも登場されるはずだった(だからこその『ひだまりランド・ゴーラウンド』)ところに、公共放送さんところのお仕事がブッキングされてしまってそちらを取らざるを得なかったのではないかと思っているのですが。
それだけに、私にとっては悲願達成の感がありました。
登場してまずは高橋祐馬さんはじめアニプレックスの社員の面々で構成されたユニット「ひだザイル」とともに『おとこのこ&おんなのこパズル』with阿澄佳奈。このデュエットはここでしか聴けないでしょう! というか、ひだザイル息が合いすぎてて笑いました。チョーさんいわく、「忘年会みたいですね」。
チョーさんもまじえて、ここからは「ひだトーク」のコーナー。OP映像がどうみても…ですが(笑)。

この辺からは記憶が微妙になってきているので飛び飛びになることをご了承を。ということでいったん切ります。