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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

16 3月

杜康潤先生サイン会 in 紀伊國屋書店新宿本店

久しぶりのサイン会です。で、ここから4月初旬にかけてサイン会が続くという...。

その最初のサイン会は杜康潤先生のサイン会。『孔明のヨメ。(2)』(芳文社刊)の刊行記念です。
紀伊國屋書店新宿本店は、人が集まりやすいその場所と、サイン会の参加券確保が現地確保のみという性格から、けっこう確保が大変な場所であります。今回も配布開始日にはいけず、翌日の朝一番で行ったのですが、順番としてはかなり後ろのほうでありました。でも確保できるとできないとではぜんぜん違いますからね。

そしてサイン会当日は神宮球場で東京ヤクルトスワローズのオープン戦まであるし…。

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近くなので途中まで観てから行こうと思ったら(スワローズ的に)盛り上がる展開で、球場を出るのがギリギリになってしまいましたがなんとか参加できました。でも集合の5分前には着いたんですけどね。

待機列で、芳文社のサイン会だとよくある形のアンケートとサインと一緒に描いていただくキャラクターの希望を書いて、15時50分ごろには開始になったと思います。
「はじめまして、今日はよろしくお願いします」と挨拶すると、やはり本名の苗字についての話になりました。
紀伊國屋書店でのサイン会だと、本名を書かないといけないのでどうしてもそうなるんですよね。

三国志という物語は、どのように描いた作品でも殺伐さが出てしまうものが多い(戦乱ものですし)ですが、そのなかで家庭的なモチーフを使って作品を描くって、なかなかないことだと思います。
のような感じの話も、あまり時間がない(杜康潤先生はイラストを描かれるのが早い!) なかでさせていただきました。
月英さんと孔明さんの夫婦チロルチョコのお土産もいただいて、時間がない中でも楽しいサイン会でした。
そういえば、私がちょっと球場で声援を送りすぎて(笑)、声が枯れ気味だったのが残念だったかもです…。

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杜康潤先生、芳文社さん、紀伊國屋書店さん(とくに参加券をもらいに行く際にお世話になりました!)、
楽しいサイン会を本当にありがとうございました!

14 2月

コミティア103P&R投稿しました

如月ランデブー(すこやかペンギン)
節分の日だけ自分に会いにやってくる鬼娘の女の子が超可愛くてどうしたら...? という作品。しかもじつは相思相愛とはめっちゃ熱い。鬼娘の子が本当に可愛すぎる! 小ネタの4コマも面白いです。

INSIDE OUT(WATTS TOWER)
二人の主役キャラクターが抱く「愛のかたち」の違いをまざまざと見せつけられた。殺されたイアンにとっては、こんな愛され方なんて望んでいないだろうけど、食べてしまうことがビアンカの愛のかたちなのだ。
でもたしかにビアンカは、イアンでなくても愛して体を重ねたいと感じる女の子なのだろうけど。
最後のビアンカのモノローグが色々な意味で(笑)深い意味を感じるし、すごく重々しく感じる。

はっぴーでいず2(やたこ)
作者の2冊目の甥っ子姪っ子ちゃん本。前作品よりも叔母バカぶりに拍車が掛かっているのはもちろんですが、甥っ子ちゃん&姪っ子ちゃんと一緒にすごしているうちに感覚が若くなっているというより、幼くなっている?ようなやりとりが目に付きました。作者と甥っ子ちゃんとの想いのすれ違いがかわいそうになってきます。叔母さんの愛が重い。

冬眠ライフ(くろみや別館)
この作者の本を読むといつも思うが、実話だけどとても平和そうな環境がすごすぎる。その「ぬるさ」が独特な世界を作っていて、くせになる作品です。

首都圏通勤電車のひみつ 大震災7日間篇(東京猿人改)
オタクとサラリーマンを両立する作者が東京で遭遇した、東日本大震災とその後の計画停電&交通パニックを記録したドキュメント。
テーマを変えながら長年同じような形式で続いている作品は親しみやすい雰囲気でいつも楽しいのだが、今回は3.11直後の社会の混乱ぶりもその雰囲気に包み込みながらストレートに描かれていて、記憶が鮮明によみがえってくる。
あのときのことはやはり忘れてはいけないものだなと確信する。
 
13 1月

庄名泉石先生サイン会 in 丸善丸の内本店

あけましておめでとうございます(この今更感)。

2013年最初のサイン会は、庄名泉石(しょうな みついし)先生のサイン会です。
まんがタイムきららMAXで連載されていた、『放課後せんせーしょん!(2)』(芳文社刊)の刊行記念。
正直にいうと、最近きらら系からは足が、というか目が遠のきがちで、この作品も単行本がでて、そしてサイン会があるから注目して作品を読み返したのですが、これは当たりでした。
女子高生らしいテンションの高さが面白さを呼んでいるところなど目を引きましたし、そのなかでも小桃ちゃんの女子高生らしい体型というかぶっちゃけ足太いなー(ゲフンゲフン)、なところとかすごく良かったです。作者や出版社が思うセールスポイントとは外れているという絶対的な確信はある(笑)。
 
きらら系コミックスのサイン会だと、たいてい瞬殺というか、すぐ参加券がなくなる印象がありましたが、場所が東京駅前の丸ビル内の丸善で微妙に読者層とズレてることもあってか(笑)、当日午後ぐらいまでは残ったのでしょうか。配布日の11時前ぐらいに電話をかけて 80枚中の60枚目ぐらいでしたので。
当日は、やはり場違い感は半端なかったような気がします(笑)。店内を見ると、場所柄に反するようにコミックスの品揃えも充実しているのですが(銀座とかも含めてほんとこの近辺の書店は漫画の品揃えは絶望的に…有楽町の交通会館にある三省堂ぐらい?)、 4コマ系、きらら系という点ではさすがに秋葉原あたりよりは薄いというか、有隣堂ヨドバシAKIBA店より薄めではあるかと。逆に、よくこのお店でやってくれたものだと。

さて私は15時半からの2部の参加券持ちでしたので15時頃に並びました。ツイートしたら「早ぇえ!」とかリプライされましたが、寒いし暗くなる前に早く帰りたかったんです(笑)。
庄名泉石先生が開始の3分ほど前に来られたのですが、垢抜けた感じの方で、とりあえず会場の雰囲気に負けなくてよかったなと。あとやはり作品の雰囲気というかキャラクターが持っている雰囲気と似ておられる気はしました。
今回サインと一緒に描いていただくキャラクターは庄名泉石先生に一任、ということでしたが、一任ということは描くイラストもシェフの気まぐれならぬ庄名泉石先生の気まぐれだったようで、それはそれで事前にキャラを選ぶより大変じゃなかったかと思いました。
今回はアンケート等がない予感がしたので、あらかじめ参加券に宛書の名前と一緒に、感想や好きなキャラの事を書いておくのがピタリはまってよかったです。

例によって、初サイン会でサインとイラストに集中しがちな庄名泉石先生を横目に編集さんとお話しすることも多かったのですが、小桃ちゃんが好きな理由などを聞かれたり、私の答えに庄名泉石先生も反応されたりで、編集さんとの会話もいい流れになったように思います。
そういえばすごろく回が面白かったことを言いそびれたな…。あの回とスポーツテストの回は作話とキャラクターがともに良かったなあと思います。

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そして庄名泉石先生がサインとイラストを描き終えられて。
庄名泉石先生、芳文社さん、そして丸善丸の内本店さん、楽しいサイン会をありがとうございました。
29 11月

コミティア103P&R投稿しました

鬼越JS#5 宿敵JS(MPNふかもり)
男女に限らず、小学生って集団生活だからペースを周りと合わせようと躍起になるものですよね。あたふたしてるように見えなくてもなんかあせってる、そんな心の動きが楽しい。そしてこれまでの生活に新たに加わる異分子の存在が…、また楽しすぎです。

いろいろ(ムンチャイ)
作者の商業作品になりかけた(?)作品を集めた短編集。
キャラクター造形にも苦労のあとがにじみ出ているようで興味深い。
その中では「ちゃいるどママ」という作品が、名前通りのキャラクターでキャラクターがきちっと定まっていて、見せ方も上手くできていると感じた。

ハッピーカムカム完全版2(あつあつCOOK)
 単行本未収録に終わった作品がようやく出てくれたときの感動はなかなか味わえるものではない。あまり味わいたくないことでもあるけれど。
各人色々な属性を持った5人の女子中学生のドタバタが、とても近い視点から見られる。それだけでこの作品が面白くならないわけがない、のです。
惜しむらくはもっと後の時代にこの作品が世に出ていたら…、各方面でもっとこの作品を理解してくれる人がいてくれたんではないかなと思うと、惜しくて仕方がないのです。

悪魔娘と神父様(渚のハイカラ金魚)
ファンタジー的な設定の作品は、設定がすごく多くなることに振り回されてしまって面白くならないことが多いけれど、この作品は設定をなるべく少なく見せる(少なくしているわけではない)ことでエロスが少し前面に出てきていて、バランスのよさで面白く読ませている。
少女に憑いたサキュバスの荒んだ感じと、悪魔に勝ちながらも最後に自らの身に悪魔を受け入れる若き神父の心の動きとその意外さが面白い。

教室で待ってる(すこやかペンギン)
 夢の中でしか出会えない先生を好きになるとか、聞いただけなら一瞬戸惑ってしまいそうな導入部なのに、そして長くはない作品なのに、ちゃんと最後には説得力を持たせた作品にしてしまうのがすごい。登場するすべてのキャラクター造形が上手いからだろう。
そして少し読むとちょっとでも盛り上がる場面というか描写があるというのもすごいけれども、それでいて盛り込みすぎるわけでもないことのほうがすごいのだろうか。

ラーメンを食べよう。3(なぐもカレー部)
タイトルに反して、ラーメンを紹介する作品ではない(笑)。
ラーメンを介して知り合った高校生カップル未満、のふたりの交流を描いた作品の三冊目。今回は違う組み合わせでラーメンを食べていますが。
ラーメンを食べて、ちょっとおしゃべりをしているだけの作品だけど、作者が作り出す独特の雰囲気が楽しくてつい読んでしまうのです。

今回はページ数が少ないコピー誌が多かったり、先に、コミティアでサインをいただいた単行本について書いたらなんかやり遂げてしまった気になってモチベーションを上げなおせなかったりと難産でした。6作品、これでもよく出せたと 思えるぐらいに難産でした。

(追記)感想は書けなかったけど内容がよかったので、タイトルとサークル名だけでも何冊か挙げておきます。
誰かの目に止まりますように。

猫が行く!EX (猫が行く) 
イマドキ青春番外編(カンプ)
タスキに短し。5(くろみや別館)
丸蟲絵日記帳、丸蟲絵日記13、埼玉のパン屋さんでパンを買う(ストロカインムコスタ錠)
はるひことーこ(うな丼無限ロード)
Jamble Girls -complete- (ゆずきなこ)
00(やたこ)
ウワサのつづき(ogasite)
さわやか荘205号室の性活事情(放課後めろんぱん) 
父親とむすめ(sakaki)
オトコノコ充(T-NORTH)
 
21 11月

コミティア102会場で…

お久しぶりです。
11月18日に東京ビッグサイトで行われたコミティア102。そこで購入した同人誌については感想をP&Rに投稿して、このブログにも同時に記録して締め切り後に公開していますのでそれをお楽しみに。
ということで、この記事ではコミティア会場で漫画家さんから単行本にいただいたサインとイラストを紹介したいと思います。
まずは
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小笠原朋子先生の『ラブカラ』(エンターブレイン刊)です。こちらはあらかじめサインが入れられたサイン本を頒布されていました。
小笠原先生のファンとして、ラブカラはネットで連載されていた時から読み、電子書籍版を購入して、サイン本販売があると思ってこの日まで紙書籍版は待っていました。書籍だとサイズが大きくて読みやすいのでいいですね(笑)。
ラブカラは、竹書房で連載されていた『Hiスクラップ!』のキャラクターもメインキャラにいて、そちらの流れ的には続きとも言える作品です。が、物語の本線にいるのはこの作品のオリジナルキャラクターなのでご新規で読む人にも優しい作品です。
大学生なのに(っちゃあアレですが)どのキャラも恋に恋する感じで、初々しさがいいですね。そこから人を好きになる気持ちや、相手のことをおもんばかる感覚をおのずと自ら学んでいき、最後は小笠原先生らしいハッピーエンド。さすがの読後感のよさでした。
ネット先行の出版形式はこの出版社でも初めての試みでまだレーベルが固まっていない上に、エンターブレイン初単行本のこの作品が書店でもどこに置かれるのかわからないので困っていると小笠原先生も話されていたので、皆さんで書籍版を買ってもらって棚を確保してほしいところです。

続いては
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カワハラ恋先生の『イマドキ青春 男クラ』(角川書店刊)です。
芳文社で描かれている『東京』からカワハラ先生の作品に入ったのですが、別ペンネームで少女マンガも描かれていたのを知ったのはつい最近(現在はペンネームを統一されました)。
今回少女漫画を久しぶりに気を入れて読んだのですが楽しかったです。
事前情報だとなんかBL漫画的な印象を受けていたのですが、そんな事はなく女の子とのお付き合いも描かれている「普通の少女漫画(カワハラ先生談)」でした。
でもいちばんよかった話は秋月くんと春田くんの話だったかなと。BL風味なお話ですが、やはり恋するふたりの初々しさと清涼感がいいのです。あと春田君の恋のオチが…上杉先生!(笑)
そのほかのお話も、物語のきっかけとなる着眼点の意外さがよかったり、心情描写の透明感がきれいで、
少女漫画読んで良かったー、という感じです。

そして同じスペースにいらした
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北条晶先生の『自転車女子はじめました』(竹書房刊)です。
じつはこの本は、事前に書店でサイン本を手に入れていて、サイン本には宛書がないわけですからコミティアで宛書を入れていただこうと思い、会場に持ってきました。
宛書をいただくだけでも充分なのに、この作品でも登場されて、今回はご一緒のスペースにもおられたカワハラ恋先生を描いたイラストもいただけたらなー、と厚かましいお願いをしたところ快諾していただけて上の写真のような2つのイラストになった次第です。ほんとに貴重な体験でした。
作品は、空色を基調としたカバーの色づかい、フルカラーページの多さももちろんですが、自転車を楽しむ姿をずっと描き続けているところがすばらしいです。
「主に女の子に自転車のよさを知ってもらうためにこの作品を描いていた(北条先生談)」とのことですが、これは老若男女とわず、読者に自転車に乗ることへの憧れをもたせてくれる作品だと感じます。北条先生は4コマ作品や同人誌でも活躍される方ですが、女の子に向けるためなのか、それらとも微妙にタッチを変えた画がまたいいなと感じます。情報を受け取りやすい画というか...はい。
カワハラ恋先生はじめ、4コマ漫画家の先生方がゲストとして登場されることが多いのも4コマ好きにはセールスポイントかと。とにかく楽しい作品です。 

最後は
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楠見らんま先生『いとをかし(1)』(竹書房刊)です。 
上の記事でもバナーつきで宣伝していますが、かわいいあおいくんは男の子なのです。
寄ってくるのはみな男子。女の子&おばさんたちからも女の子のように見られてしまうあおいくん。
でもじつは最近流行りの「男の娘」とも一線を画しているこの作品。あおいくんは男らしさに憧れていますし。
そしてみどりさんの存在もいいのです。巨乳、運動歴長そうな(元バレー部?)引き締まった体、それでいて喫茶店を営んであまい物にも造詣が深そうだったり、あおいくんの着る服をさくさく作ってきたり(ただしほぼ全部女物・笑)、完璧超人っぽいのになんか残念なのはなぜだろう...。
そう考えると、登場するメインキャラはみんななにかしら「残念な」ところを持っているのがこの作品の魅力かも(笑)。もっとファンがいていい作品だと思います。2巻を出すためにはこれからが勝負のようなので...。
写真だとちょっとわかりづらいかもしれませんがこのサイン、カバーに描かれているのです。
とくに指定はしていなかったですが、カバーにサインを入れる方は珍しいのでちょっと驚きでした。
 
こんな感じで、同人誌を買う以外でも楽しいことがたくさんあるイベントでした。
9 10月

楯山ヒロコ先生サイン会 in ブックファースト新宿本店

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ブックファースト新宿本店サイン会恒例ウェルカムホワイトボード

『100万ボルトの彼女』 刊行記念サイン会として行われた楯山ヒロコ先生のサイン会です。
ブックファーストでのサイン会は基本的に店舗に行かないと参加券をゲットできないわけですが、このやり方は悪くないんじゃないかと思うんですよね。COMICZINとかもそんな感じですが。超人気漫画家さんや作品のサイン会だと色々考えないといけないんでしょうけどね。

さて当日は順番が前のほうだったので、サイン会開始からしばらく楯山ヒロコ先生と参加者とのやりとりを見聞きできたわけですが、まあいろいろな人がいるものですね。キャラのルックスをちょっと変えたイラストをお願いする人も多かったり、男子キャラを選ぶ人が(4コマのサイン会のなかでは)わりと多かったり。
他の書店での特典イラスト風にツインテールな鳴神さんを描いたら別人、とかありましたけど。あと2つ変えてほしいというお願いは断られてました。それこそ別キャラになってしまうから...的な意味のようですが。

『椿さん』2巻のサイン会以来でしたが、初サイン会だったそのときよりも対応のよさやイラストを描かれる手際が上がったんだろうなあと感じました。
私も鳴神さんとナイスコンビなひかりさんとギリギリまで迷って主人公の鳴神さんにしましたが、変化球を頼む人が多いなかで埋もれてますかね…(笑)。

この作品のタイトルを見て、なんか堀内孝雄の「君の瞳は100万ボルト」と思い出してしまう、という話をしたのですが、楯山ヒロコ先生は、「それを意識していないわけでもないです」、「4コマ雑誌の読者は世代的に30台前後より上のひとが多いので、フレーズ的にその曲のタイトルも頭にあったと思います」と。
編集さん(山東ユカ先生のサイン会にいらした方と同じ女性かと)は、「タイトル決めが難航しましたね」、「『エレキと女子高生』という案も出してたんですけど」 と。
しかし楯山ヒロコ先生は、「でもそれだとなんかベンチャーズ的雰囲気というか、エレキギターを持って腹巻してテンガロンハットの女子高生を描きたくなる…」、ってそれ映画『ギターを抱いた渡り鳥』の小林旭ですから(笑)。
ちなみに私は『エレキと~』というフレーズを聞いたとき、どうしてもまんがタイムきららの軽音楽部4コマを思い出し(略)。

そこから、楯山ヒロコ先生と編集さんとで「小林旭とか、そういう『ハンサム』に存在価値があった時代っていいですよね」、「でもいまとなってはベンチャーズとか小林旭って趣味としてはニッチすぎますよね」という話に。 
テレビではなく映画だったからこそ「ハンサム」に存在価値があったのかもしれませんね。
あとニッチすぎる趣味という点で私が、「趣味は実益を兼ねない」んですよねえ…。まさしくカネをドブに捨てている実感があって(ツラい)…と話すと、楯山ヒロコ先生は、「他の人からすればそう見えても、『お前らの中ではそうなんだろ、お前らの中では』って感じですよ」と(笑)。
そういえばわりと特撮関係もニッチな趣味ですが。特撮ものといえば、楯山ヒロコ先生が同人で出された「あくとう」という作品が大好きで。特撮で悪役を演じる父親の姿も渋いけど、その息子のキャラがうまく立っていて面白いんですよ。

というわけで、楯山ヒロコ先生がイラストとサインを描き終えられて完了でした。
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楯山ヒロコ先生、竹書房さん、ブックファースト新宿本店さん、楽しいサイン会をありがとうございました!
13 9月

コミティア101P&R投稿しました

鬼越JS#4 おにわたり(MPNふかもり)
生意気ざかり、でも広い世界を知らない、そんな女子小学生が歩んでいく。
彼女たちが見た鬼は雲で描かれたまぼろしだったか、それとも…。
読んでいると、どうしてもそういうところに想像力を使ってしまう作品。

縁日デイズ (くろみや別館)
心の中でツッコミを入れながら笑うという、私にとっての4コマの読み方の基本を思いださせてくれる作品。いいボケを見せてくれる作者と作者が持つアイデアがいい。
清めの塩に岩塩は効くのだろうか…。

お手元のフリップにどうぞ(すこやかペンギン)
神様に願いを伝えるやり方として「天から降りてきたフリップ」に書く、というアイデアがまず面白い。
そこが面白ければ、キャラクターとストーリーの描き方に定評のある作者なので面白くならないわけがない。
その中でも、2番目の漫画家とフリップに描いたキャラクターの話が高いレベルで三拍子揃っていてすばらしい。

ハピキャス! ちょこっと未公開編(いわしの甘露煮)
遊園地の従業員を中心に遊園地の中の人を描いている4コマ作品。
新人従業員とその先輩というメインキャラクターのよさと、遊園地ならではの忙しさとドタバタ感をうまく絡めていて、もっと読みたいという気持ちになる。

07(ogasite)
モチーフはシリアスで、ともすれば暗い展開にもなりうるのに、全体を通してギリギリのところで明るい展開にもっていき、ラストでいっきに明るく笑いを導くところがすばらしい。主人公ふたりの母親キャラがこの展開の妙を助けているように感じた。 

D1(やたこ&ムンチャイ&黒猫亭)
4コマ漫画好きなら懐かしい&現役バリバリの名前が並ぶ、とある雑誌の投稿企画参加者同窓アンソロジー(と説明するのがいいのだろうか)。
雑誌で読めなくなって以来久々の新作を読める人も多いのだけど…、画や作品のスタイルが変わった人もいれば変わっていない人もいたり、雑誌に載っていた当時は注目していなかったけど今回読んで楽しかったりする人もいて、時の流れというものの意味を知らされる作品だった。

可愛すぎる日高先輩と もーっと×××したい!!!(T-NORTH)
主人公の都山くんのアタックが目立ったシリーズ当初と違い、今回は日高千智先輩との二人の息が合ってきつつある感じがする。
ふたりの息が合えば体の相性も合うんだろうなあ、という展開がよい。

スワンプガールズダイアリー(妄文社) 
ギャグのような雰囲気や絵柄にだまされそうになるけど、正統派SFを読んでいるように感じた作品。
あと何本か、物語の間を埋める場面が追加されていればもっと読みやすいというか、物語に近づきやすくなるように感じる。

さわやか荘204号室の性活事情(放課後メロンパン)
女の子が隣室から聴こえるセックスの音に欲情して隣室の男を誘惑してしまう、というアイデアはいいと思った。
女の子にとっても相手の男にとっても、読者にとっても都合の良い展開だけど、それが読んでいて心地いいときもある。

8 9月

宮原るり先生サイン会 in ジュンク堂池袋本店

3ヶ月空きましたが…。ひと夏すぎてまだ暑いですがサイン会です。
宮原るり先生のサイン会は3回目ですね。前回からだと2年弱でしょうか。 そう考えれば3ヶ月程度…いや。
『ぼくらはみんな河合荘(3)』(少年画報社刊)刊行記念サイン会です。


ジュンク堂なので予約は電話でできるのがいいですね。とはいえ人気どころの漫画家さんのサイン会は2、3日で 予約が埋まるのも珍しくなく。今回も4、5日ほどで予約が埋まったのではないかと。

当日は13時半整列開始といいながらも13時過ぎには人が並びはじめ、店員さんが散らしてもなかなか散らないような状況。まあ後ろのほうになってしまうと何時間かかるかわからないので並び始めてしまうのもわかるのですが…。
13時25分ごろに並んで 14時25分ごろに順番が来たので、前の20人ほどは、おそらく時間的には並び始めてから順番が来るまで1時間ほどかかった感じでしょう。

「こんにちは」と宮原るり先生にごあいさつ。
サインと一緒に描いてもらえるイラストは麻弓さんをお願いしました。眼鏡!巨乳!そして残念!(それは微妙…)
サンプルとして挙がっていたキャラは、宇佐、律、住子さん、シロ、彩花、麻弓、の6人だったかと。
それ以外でも、私の前で並んでいた人は千夏ちゃんを指名する人もいたり。
私もサプライズ枠としては、正統派眼鏡キャラの前村さんという選択肢があったのですが巨乳には勝てません。

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そして私の前に並んでいる人達がみんなその話題を出していたので、私も少年画報社さんの本のサイン会なのに芳文社の宮原るりコレクションの話題になるわけですよ(笑)。
あ、私も宮原るり先生本人に投票しました。その甲斐あってか(嘘)、センターですね! 
みんなからそんな報告を受けていたからからか、宮原るり先生も「今日はいったいどういう日なのか…」と困惑しきっておりました。でもきっと、私も含めてみんな「まさか宮原るり先生1位はないだろ...」と思って投票したんですよね。恐るべし組織票(笑)。
るりコレ編集部にとっても意外すぎたようで、「なんか(宮原るり票が)多いんですが…」という電話が最初の中間結果報告だったとか。
そして少年画報社の編集者さんいわく、「アワーズなら当然グラビアお願いしましたね(過去に別作家さんで前例あり)」。さすが少年画報社、ノリよすぎです!(笑)

すごい楽しいトークが聴けたサイン会でした。
宮原るり先生、少年画報社さん、ジュンク堂池袋本店さん、本当にありがとうございました。

18 6月

板倉梓先生「漫画窓」ふたたび in ブックファースト新宿本店

板倉梓先生の単行本、『タオの城』(芳文社刊)の刊行にあわせて、ブックファースト新宿本店コミックコーナーにある板倉梓先生が直筆で棚の壁面の鏡に漫画とイラストを描いた「漫画窓」のデザインも「タオの城」にリニューアルされるとのことで、ツイッターでの事前告知を見て発売日に行ってきました。
その日は早朝から神保町に行く用事があったので、ギリギリまで行けるか心配でしたが、なんとか絵を描かれる途中から見ることができました。

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この画をすらすらと描いていくのだからすごいです。
『タオの城』は、週刊漫画Times誌に連載された作品で、無国籍(香港っぽいですが)な雰囲気の巨大なアパートに暮らす人々を描いています。板倉梓先生の趣味嗜好と作品モチーフがうまく合致して、キャラクターも色とりどりでいい相乗効果を出している作品でした。
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板倉梓先生が描かれるのに、週漫Timesの編集者の方が手伝っておられたのですが、板倉梓先生が絵が描き終わったところで、編集者の方が「雨の日にわざわざ見に来てくださった方が買われた本にサインを」と、こちらにとってはある意味助け舟になる一言を言ってくださり(見に来た人がみんな売り場で本を買ったのを見ていたからでしょうか)、ブックファーストの方もスペースを急遽作ってくださり、突発サイン会のような形になりました。

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サイン会になるとは思いもよらず、うれしいハプニングになりました。
漫画窓を描かれるところを見た感想などを話したりできましたし。

板倉梓先生、週漫Timesの編集の方、そしてブックファースト新宿本店の方にもお礼を言わなければいけませんね。本当にありがとうございます。

そしてそのあと、COMICZIN、ゲーマーズ、とらのあな、でも特典つきの本を購入して、5種類の特典中4種類までゲットできました。
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楽しいイベントをどうもありがとうございました!
13 6月

石田敦子先生サイン会 in SHIBUYA TSUTAYA

今回は石田敦子先生のサイン会。『球場ラヴァーズ(5)』(少年画報社刊)刊行記念サイン会でした。
この作品は1巻刊行当時から読んでいて、サイン会があったらぜったい参加する! と意気込んでおりましたがはや5巻目。ついにその日が…、しかし参加券を取れるのかとても不安で、配布開始日に午前半休を取って参加券を取りに行ったら、結果的にはその日の夕方に参加券が完売するという状況で、冷や汗ものでありました。

さて当日。やはりプロ野球を野球を応援する人を描く漫画なら着ていかないとダメだろうと思って、私が応援している東京ヤクルトスワローズのレプリカユニフォームタイプシャツ(ユニフォームサプライヤーのゼットが作っている公式グッズ)を着て行きました。サイン会開始直前にいた人の中には、カープのレプリカユニフォームを着ている人を見かけたりしましたが、石田敦子先生情報ではプロ野球12球団ファンの人がサイン会に参加したとか。この作品のファン層の広さ(プロ野球的に)がうかがえます。
5巻では、スワローズの昨シーズンのエポックメイキング的な試合(スワローズとカープのシーズン最終戦。カープの前田健太投手が9回1アウトまでノーヒットノーランを続けてサヨナラ負けを喫した試合)が描かれていたりもしたので、読んだ時からいつにもまして胸が熱くなりました。サイン会では石田敦子先生からもお話を伺ったのですが、その回で描かれた試合は神宮球場へ観戦に行かれたとのこと。
たしかにあの回は、神宮にいると感じる球場の雰囲気というか空気まで描いているように感じました。
『球場ラヴァーズ』を読んで以来、神宮球場のカープ戦カープ応援席には実央たちがいるのではないか、と思わず現実と虚構を混同してしまうときがあるのですが(笑)、その気持ちがさらに補強されてしまう感じでした。
しかし、石田敦子先生とは『球場ラヴァーズ』の話よりスワローズの話をしていることのほうが多かった気がしたなあと。すごくもりあがってしまったのですが。

そしてサインと一緒に入れていただいたイラストは基町ねえさんでした。
ずばぬけて一番人気だったらしいのは、5巻の表紙だったからなのか、メインキャラ3人の中で描かれかたがちょっと違うからなのか…。
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サイン会を開催してくださった、石田敦子先生、少年画報社さん、SHIBUYA TSUTAYAさん、本当にありがとうございました。楽しいサイン会でした!

そして後日談。
SHIBUYA TSUTAYAさんのサイン会ブログに写真が載りました(顔はちゃんと見切れてます笑)。
http://ameblo.jp/shibuya-tsutaya/entry-11295212891.html
24 5月

亀井薄雪先生サイン会 in COMICZIN秋葉原店

5月ふたつ目のサイン会です。今月これにて打ち止め。

亀井薄雪先生サイン会は、『桃栗三年』(徳間書店刊)の刊行記念なのですが。この単行本、続刊ないんだ(いま気づく)…。
すみません。COMICZINさんのツイッターを見て知ったサイン会で、作品を読んだのもこの機会が初でしたが、失礼ながら意外とハマりました。
なんというか…萌えないゆるふわ感といいますか(なんかほんとに失礼な…)。
それほど気を入れずに読めるのはいいですね。

描いていただくキャラクターを選んだのですが、私は古書店の人を選びました。
主人公のみすずさんもわかりやすい魅力(というか男前だよね…)があっていいですが、
古書店の人のミステリアスさもまたよしということで。
サイン会でも人気だったようで、編集者の方は「(亀井先生に)次は古書店を題材にするとか、この古書店の人を主人公で話を描いてみたら…」的な話になっていました。
漫画家さんを見た印象とかまで聞かれるのは初めてでしたね(笑)。
あと徳間書店の編集者の人って、強面まではいかずとも、わりと昔気質の編集さんに近いのかなと。

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「かっこいい」というのは、亀井薄雪先生が、私の苗字を見た印象について書いているのですよ。

サイン会を開催してくださった、亀井薄雪先生、徳間書店さん、COMICZINさん、本当にありがとうございました。
24 5月

コミティア100 P&R投稿しました。

トコバコ(サルフォカゴス)
作者が飼っている黒猫の墨たんが可愛すぎて、彼女を溺愛する作者もあわせて、もう戻れなくなっている気がします。
むしろ墨たんに振り回される周りの人たちもみんな可愛いのかもしれません。
この作品を夢中で読む我々ももう戻れないのかも。

たびのほん(ogasite)
例えば、スケジューリングにあまり縛られない、たくさんの場所を観光したいとは思わない、ゆったりとした旅をお好みの方にはおすすめできる旅行記本。
ゆったりとした旅の雰囲気とか、各所で得られる旅先の土地の小ネタ的知識がとても楽しい。
旅する人たちも、旅先で出会う人たちも、楽しかったりゆかいだったり可愛かったり、とてもいい。

粗茶ですが(やたこ)
擬人化された、マグカップやコップなどのような器たちのキャラのつくりがとても印象的。
健気な主役の湯のみちゃんに感情移入するけれど、他のキャラも性格づけがきちんとなされていて、読者それぞれの好みのキャラが分かれそう。

ポンチョ。(高嶋屋。)
カレシとポンちゃんがいいコンビですね。このふたり、恋人同士でもなんでもないのだけど、本当の恋人である、ポンちゃんのお姉さんよりも息が合ってしまうのです。
それにしても、この作品に出てくるキャラクターは男女を問わず(動物も)どこかしらキュート。
作品の中で、みんなに幸せな日常が続きそうで嬉しいです。

カスタネットプラネット(妄文社)
SFのセンスと、異星人との交流を通じて描かれる心温まる物語と、4コマまんがで描かれるギャグとがすべて引き立てられて読みたくなる作品になっている。
異星人が使うスマホが、スマホと言えないレベル、って思わずツッコみたくなるアイデアに膝を打った。

先生はお兄ちゃん。Color(ムンチャイ)
商業誌で使われたカット等のカラー原稿をカラーでまとめた再録本。
イラストや漫画はともかく、カットの類はなかなか読者の側で残しておくのにも漏れがあったりするもので。
2色ページで掲載された漫画も、きちんと2色で再録しているのは芸が細かいし読者としては嬉しいです。

WOLF'S CAT Macaron:(プラステン)
慣れてる人、好きな人にはとても安心して読めるハードコアエロス。
ギャグもあるが、演出としてきっちり「寒いギャグ」にできているところがまた良かったりする。
またそんな場面から、ふたりの愛情の深さが見えてくるんですよね。

蝴蝶酒店奇譚(WATTS TOWER)
ファン待望、と言っていいと思う、商業作品再録誌。
作者のキャラ作りの上手さもあるので物語に感情移入していきやすいし、物語の重さ・軽さの分量をとても見極められている印象が深い。
きっと、作中で読者にとってのベストな物語はそれぞれ違うけれども、それだけの幅広さを持っている作品でもあるだろう。

ベツ×バラのべつばら(Monkey's taste)
ベツ×バラのふたりがあまあますぎる!
でも甘いもの好きなのでもっと読みたいなあ! と思ってしまいます。すばらしい。
商業作品の後日談的作品ですが、たしかにこの甘々さは商業誌では描けなさそう。

雲からぼたモチ(くろみや別館)
実録系4コマ作品を読んでいると、この本の作者も周りの人も、みんな面白すぎる。
みんな、考えすぎてぐるっと一周して笑いにつながってしまうところがまた独特で、単純にボケてるよりも怖い。
それをもとにしたオリジナル4コマもまた、登場人物がみんな考えすぎているのを笑えてしまうのがまた怖い。

3度目のキス(T-NORTH)
同人作品と商業作品の両方で描かれてきたふたりが、紆余曲折を経て、この作品で互いの温度をさらに高めていく。
このふたりは熱すぎる。熱愛ではないけれど、熱情とでもいうべきものは強く感じられて、読んでいてその熱情にあてられてしまう。
作品タイトル、作中で使われるフレーズ、そしてこれまでの作品を思い出すと感激もひとしお。
23 5月

みやびあきの先生サイン会 in とらのあな秋葉原店イベントフロア

5月のサイン会は、今回ともう一つの予定。まずひとつ目は、みやびあきの先生のサイン会です。
『はぢがーる(2)』(芳文社刊)の刊行記念サイン会でした。
最近のとらのあなでのサイン会は、参加券を電話予約できるのが楽でいいのですが、電話がつながらないと悲惨なわけで…、今回はなんとか取れた感じでした。
でもそのおかげでよかった事(?)もあったりするのですね。

そんなわけで当日は三部構成の最後の部での参加でした。
始まる時に、「無音だとさびしいので話しかけてもらえたら…」というみやびあきの先生のお話があり、初サイン会のときはたいていサインとイラストを描くのに手一杯で、参加者が話をするのは編集者の方とのことが多いのに、初サイン会のわりには落ちつかれているなあと思っていたのですが、サイン会後のみやびあきの先生のツイッターでのリプライによれば、
「2部アタリから緊張が取れてきて、無音が悲しいので3部辺りで話しかけてください~って言いました」、「落ち着いてたのは2部後半ぐらいからです」、「でもお話できた方が楽しかったので良かったです」
とのことでした。サイン会の場合、順番の最初のほうが時間に余裕があっていいほうに進んだり、逆に後のほうだと時間が押して追い立てられるようになったりする事もあるようですが、後のほうがいいこともあるのですね。

サインと一緒に描かれるイラストは、今回は主人公の紗江さんの3種類の表情から選ぶものでしたが、一番多かったのは、私も描いていただいた赤面する表情だったようです。みやびあきの先生や編集者さんとで、「キリッ!」とか、そういう通称で呼んでいたのが面白かったです。
まあ、この作品のテーマが、「はじめて」をどんどん経験していくということなので、そういうのに一番合っている紗江さんの表情が、赤面する表情だったのではないかと思います。

あと、この作品がどこまで続くのかという話も盛り上がったのも面白かったです。ともかく3巻以降も続くというおはなしでしたのでなにより。スタンプカードが続くのか、それとも野球は2アウトからなのか、っていう2巻収録分での終わり方でしたよね(笑)。

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サイン会を開催してくださった、みやびあきの先生、芳文社さん、とらのあなさん、ありがとうございました。
28 4月

犬上すくね先生サイン会 in SHIBUYA TSUTAYA

前回書きましたとおり、今回のサイン会も前回と同じSHIBUYA TSUTAYAでの開催でした。
犬上すくね先生のサイン会は、『ういういvdays(11)』(竹書房刊)の刊行記念。この春に連載が終了して最終巻ですね。
私がまんがライフオリジナル誌を読み始める前から連載が続いていた作品が終わりを迎えるというのは、いつもあったものが消えたような感じでショックでしたが、きれいな形で終われたのはじつに良かったと思います。
一人のキャラとしては薫子ちゃん(下の写真にあるイラストのキャラ)ですが、カップルとして思い入れがずっとあったのは西井くんと片桐先生で、この二人のエピソードの時はとくに力を入れて読んでおりました。11巻でも、ほんとにいい結末までの話が描かれた上に、巻末描きおろしでも「片桐先生のキャラが勝手に動いてこの結末に決めた」とあったり、ほんとに良かったです。

当日はちょっと早めに行ったので順番まで少し待ちました。アンケート等はなかったですが(SHIBUYA TSUTAYAでは基本的になし?)、今回印刷ミスがあったという事で、列に並んでいた参加者にその場で確認&交換がされていたのが面白い光景でした(笑)。
前回と同じバックヤードの小部屋。通路前方には、ホワイトボードに『ういうい』のメインキャラ3人の超省略な、というかリラックマのような顔にデフォルメされた似顔絵(店員さん描と思われる…)も。ちょっとこの絵は「あやまれ!犬上すくね先生にあやま(ry」な感じもしたような(笑)。

「はじめまして」と挨拶させていただき、描いていただくキャラを聞かれたとき「薫子ちゃんでお願いします」というと、「ずいぶんきっぱり言われましたね」と、竹書房編集者のN山さんと思しき方に言われてしまいましたが(笑)、カップルとしては西井・片桐ペアが好きなんですよ、なんて話をしたり。
「作品を読み込んでくださる方が多いんですよ」という犬上すくね先生のお話に、「読み込まれるには、作品にそれだけの魅力があるということですよね」と返したりして。そうしたらN山さん(と思しき略)からは、「みんなに聞かせたい…」と言われたり。
まあなにかと会話しがいのあるサイン会のやり取りでした。
あと竹書房の編集さんは、モジャ氏もそうですがみんなキャラが濃い目な気がしますよ(笑)。

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犬上すくね先生、竹書房さん、SHIBUYA TSUTAYAさん、今回はほんとうにありがとうございます。
今後の作品にも期待しております。
12 4月

柳原望先生サイン会 in SHIBUYA TSUTAYA

さて、この日(4月7日)は遠山えま先生のサイン会と2本立てで、もうひとつサイン会がありました。
柳原望先生のサイン会は、『高杉さん家のおべんとう(5)』(メディアファクトリー刊)の刊行記念サイン会。
秋葉原から渋谷への移動だと、JRで代々木駅乗換えか、末広町駅から地下鉄銀座線で一本、そしてそれぞれの駅から同時刻の電車に乗れば所要時間はほぼ同じ、なのですが、アニメイト秋葉原店の場所が意外と秋葉原駅に近いことから、ちょっと急いで秋葉原駅から移動しました。代々木駅での乗り継ぎもドアツードアなので、これも意外と快適に移動できた理由のひとつかも。

SHIBUYA TSUTAYAのコミック売り場が7Fに移ってからは初めてのサイン会参加でしたが、サイン会の場所がバックヤードの一部屋だったのは驚きでした。すだれというか、木目調のブラインドで仕切られた隣は店員さんの休憩室だったようで、紙パックの飲み物が置かれているのが隙間から見えたり(笑)。
柳原望先生のサイン会は、前回参加した池袋での時と同じようにサインと落款だけなので、時間が心配でしたが、最後の列に間に合って参加できました。

会話も、じつは前回と同じように私の名前ネタで終わってしまった感じなのですが…。

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サイン会を開催してくださった柳原望先生、メディアファクトリーさん、SHIBUYA TSUTAYAさん、本当にありがとうございました。
次回のサイン会も参加券が取れれば(4月17日配布、28日開催の犬上すくね先生サイン会)、SHIBUYA TSUTAYAさんなので楽しみにしています。
7 4月

遠山えま先生サイン会 in アニメイト秋葉原店

久しぶりのサイン会となりました。って先月樹るう先生のサイン会があって、それについてまだ書いてないだけですが…。

遠山えま先生のサイン会です。『ぽちゃぽちゃ水泳部(2)』(芳文社刊)刊行記念で行われました。
遠山えま先生といえば、『わたしに××しなさい』などの作品でサイン会も多くされている漫画家さんですが、私は今回が初めてでかなり楽しみにしておりました。

私がサイン会のことを知ったのは、初の誌面告知だったらしい3月17日発売の「まんがタイムファミリー」誌上で、ちょうど近くで電車に乗っていたので予定を変更して参加券を取りに行ったという(笑)。

そして当日。アニメイト秋葉原店でのサイン会やイベントは、7Fにあるイベントスペースで行われて椅子もあって楽に待てるのがいいですね。
サインと一緒に描いてもらえるキャラクターの指定なども含めたアンケートの記入を終え、サイン会の開始時刻を待っているとももいろクローバーZの曲が。サイン会の間、アルバムをノンストップでかけていたようですが、遠山えま先生がお好きなのでしょうね。

参加者は男性がかなり多かったですが、いつもの4コマ作品のサイン会よりは多目の頻度でちらほらと女性の姿もありました。この辺は、少女漫画も描かれているあたりからかなあと。

この後があったため少し早めに列に並んだのですぐに私の順番。
「はじめまして」と挨拶すると、キャラクターの希望を見た遠山えま先生が「かじりん…!」とひと言。ファミリーの編集長さんらしき方(今日おられたのは、芳文社のサイン会でおなじみな重役さんクラスの方と、ファミリーの編集長さん?と、若手の編集さん?or営業さん)に、「梶さんは初めてですよ」
と言われました。クールビューティーだけど子ども好き、という二面性(?)が良いです。
他のキャラでも、「カツ代ちゃんやはっつー先輩もいいキャラですよね」、「あゆたんは鮫島先輩と接点ができたのが意外でした」とか、いろいろとお話させてもらいました。主に編集者さんと(笑)。
「男性キャラをキャラ希望の中に入れたら人気ないですかね?」という編集者さんの質問もありましたが、カツ代の幼馴染(で恋人未満)なけんちゃんなんかは人気あるんじゃないかなーと。

その間に、遠山えま先生がサインとイラストを描き終えられました。
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さらに、終わり間際に遠山先生からのプレゼントも。
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遠山えま先生、そして芳文社さん、アニメイト秋葉原店さん、サイン会を開催してくださってありがとうございました。
16 2月

コミティア99 P&R投稿しました

少女に声をかける事案が発生(こりすや)
作者が、画やシナリオに力を入れていることが作品からよくわかる。
話だけを追えばとても扇情的である反面、キャラクターがどう動いているかを掘り進めていくと、欲情に駆られた人間がどれほど愚かになるかを読者に想像させるものになっている。

未正解(くろみや別館)
オリジナルと実話物の2つの作品があるが、両作とも4コマの起承転結のうちの「結」のズレっぷりがうまく笑いにつながっている作品が多い。
オチがうまく落ちている、というより、うまく読者の想像からズレている、と言うほうがあっていそう。
ズレている作品は面白いし、そうでない作品は面白くないと感じる(当たり前かもしれないが)。

香箱さんの式神(妄文社)
基本線はギャグだが、シリアスな場面の入り方や分量がいい。重くなりすぎず、本線とは別にある「もうひとつのラスト」も明るい方向でよいのではないか。

pair of glasses(黒猫亭&やたこ)
ふたりの作家による百合ショートストーリー競作誌。
どちらの作品もせつない…。好きな相手を異性に取られる展開は百合というジャンルでは邪道なのかもしれないが。
どちらの主人公も、涙を拭いて歩いていってほしい。

鬼越JS#3 涙目JS(MPNふかもり)
JS強し!(笑)なところと、まだまだ幼い少女なんだな、と思わされるところの対比がクローズアップされていて、短い作品ながらも前作同様に心に染み入ってくる作品。

うらマヨ!(いわしの甘露煮)
主人公である星崎さんのキャラがボケ倒しまくりでおバカすぎて…(笑)。
ラフ描き状態での発行が残念。ぜひペン入れまでされた状態のものを読みたい。

まじめの一歩(ムンチャイ)
堅物女子な主人公の石田さんが時々見せる可愛さ・美しさにドキッとする。
ダメ上司な井上さんの飄々とした感じにもちょっと憧れてしまう。憧れちゃダメな気もするけど(笑)。

souco2(ogasite)
主人公の「自由人なおじさん」のダメっぽさと、その姪っ子のずけずけ言う感&夢見がちなところが作者の作品らしさを引き出している。

HT(wattstower)
作品の着想、殺人兵器なのに…、というキャラクターデザイン、場面展開、心象風景の描き出し方、短編だからこそなのかもしれないが、非の打ち所がない。
しかも笑いを取るところまでちゃんとあって、流石といわざるを得ない。こういう作品が読めるからコミティアから離れられない。

うるうる(すこやかペンギン)
「うるう年」や「2月29日」を題材にしたオムニバス短編漫画集。
その二つのことだけで様々なモチーフの漫画を描けることがすごいと感じる。
基本ほのぼの路線の作品が揃っているが、鬼のツノが生えてきたおじさんの話が特にほのぼのとして良かった。

セーラー服でもあいしてね(染色)
商業誌短期掲載された4コマ作品の再録本。
最近の4コマ作品としては個々のキャラクターの印象が薄かったかもしれないが、短い作品ながらも主人公が始めての恋を育んでいく過程に心が温まる。
商業掲載時からなにか心の中に引っかかっていたので、再録されて再び読めることに感謝したい。

28 1月

中田ゆみ先生サイン会 in とらのあな秋葉原イベントフロア

今回のサイン会レポは中田ゆみ先生のサイン会です。
『彼女の鍵を開ける方法(3)』(秋田書店刊)と、『おくさまが生徒会長(1)』(一迅社刊)の合同サイン会。

場所は、とらのあなが秋葉原のUDXがある通り沿いに新設したイベントフロアでした。
とらのあなをはじめ店舗が多い中央通りから、路地を一本入ったところで、秋葉原のわりには静かなのが個人的にはいい感じでした。
イベントフロアが入ったビルは2階と3階がとらのあなのテナントになっていましたが、2階は原画展等のギャラリーとして使うのでしょうか。そういうのには秋葉原本店は狭かったですから。

中田ゆみ先生といいますと、私が最初に読んだのが白泉社の「ヤングアニマル」誌での読みきりで、アレがデビュー作だったのか、たしか作品の扉にはそう書かれていた記憶があります。それからもう15年ぐらいゲフンゲフン…(笑)。
当時は二宮ひかる先生めあてで雑誌を買ってたものですが、中田ゆみ先生の作品も当時から構図とかシチュエーションなどで読者の心をつかむだろうなあと思わせる作品だったのを思いだします。
その後も現在に至るまでご活躍されています。『ちゅーぶら!!』はアニメ化もされましたね。こうまとめると語弊があるかもしれませんが、「ちょいエロ」系の漫画家さんの一角としてその知名度を定着させた感のある方です。

とらのあなのサイン会は最近電話予約オンリーになっているのがいい感じです。今回は10時から電話をかけ始めて15分ほどでつながったでしょうか。無事取れて参加の運びとなりました。
当日の外は寒かったですが、整列時間の少し前からビル入口のちょっと広まったところに待機列を作ってくれたのでそれほど寒さに震えることもありません。
サイン会の場所となるフロアーは普通の事務所のような部屋に横5人でサイン待ちの列をどんどん作っていく感じ…、まあ普通のサイン会の並べ方ですね。

そして中田ゆみ先生ご登場。
今回は、「サインの時にイラストを2冊分描く余裕がないと思ったので…(中田ゆみ先生の、他のサイン会参加者との会話より)」という理由で、あらかじめ2冊の本にはイラストが入っていて、その横に中田ゆみ先生のサインと宛書、そしてどちらか一作品にその作品の好きなキャライラストをミニサイズで入れていくサイン会となりました。
なのでかなりスムーズに進んですぐに私の順番でした。
宛書は本名でなくても良かったのですが、今回は本名で。はじめまして、と挨拶させていただき、さっそく中田ゆみ先生はサインを。
中田ゆみ先生の横におられた担当の編集者さんからは、私も含め、参加者のみなさんから「どこからいらしたのですか?」等の質問が飛んでいました。
私の苗字を見ると、中田ゆみ先生も担当の編集者さんも不思議がられて由来等を聞いてこらえるのは狙い通りでした(笑)。

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サイン会を開催してくださったとらのあなさん、秋田書店さん&一迅社さん、そして中田ゆみ先生。本当にありがとうございます!
ずっとサイン会が企画されるのを楽しみにしていました。 『ちゅーぶら!!』の時もあった記憶があるのですが希望者が多すぎて(笑)とても無理だったので。参加できてよかったです。

22 1月

小林ユミヲ先生サイン会 in 新宿紀伊國屋書店本店

今年最初のサイン会…ではないのですが、小林ユミヲ先生のサイン会に行ってきました。
『にがくてあまい(4)』(マッグガーデン刊)の刊行記念サイン会です。

『にがくてあまい』は、キャラがわりと多く出てくる作品なのですが、どのキャラクターも男女を問わずどこか魅力的で、すごくいい作品です。
主役サイドだとイケメン男色家の渚とか、女性キャラだとアイドルのミナミとか、非の打ち所がなさそうなのにどこか弱さを抱えているキャラの描写が良いです。

今日のサイン会、参加者の男女比は3:7というところでしょうか。作品としては女性向気味なのかもしれないですが、男性読者もそれなりにいるんだなと…。
そして紀伊國屋書店新宿本店9階の紀伊國屋書店のいつものサイン会会場だったわけですが、今回はサイン待ちの人が座る椅子の配置が円卓状で、これなら順番待ちの人たちもサイン会の様子が分かりやすいだろうなと。

私の順番はすぐにきました。今回はサインの宛書きが本名のみだったので、私にとってはいつもの苗字ネタで時間を費やしてしまうのですが、慣れてもいるのでよどみなく話ができるのもまた事実(笑)。

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読者層的にお呼びじゃないかと思っていましたが、意外と男性読者も多くて楽しいサイン会でした。
最後には各キャラのデコチョコ(私は渚を選びました)と、主人公のマキと渚の名前からとった飲み屋のライター風ライター(マキ[白]と渚[黒]どちらか一つ)がお土産でした。なぜライターって、バーとかスナックとか飲み屋がけっこう出てくるんだよな…と。じゃあそのお店の名前で作ればよかったのかも…?

今回サイン会を開催してくださった紀伊國屋書店さん、マッグガーデンさん、そして小林ユミヲ先生、本当にありがとうございました!
19 1月

天津向の4コマトークvol.9 ゲスト:師走冬子先生

まだまだ興奮収まらないところです。1月16日に阿佐ヶ谷ロフトAで行われた、「天津向の4コマトークvol.9」。
今回のゲストは師走冬子先生でした。昨年12月23日に発表された時(板倉梓先生のリツイートで知った)は、ほんとに驚きました。だって、これまでのゲストのラインナップからはかなり外れていたと思うんですよ。
私は行かなかったのですが、前回の4コマトークの際にとられた「ゲストに来てほしい漫画家さんは?」というアンケートで、師走冬子先生のお名前を出した方がいたということは、前回見に行かれた方から聞いているのですが。

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イベント全体の流れは、すいーとぽてとさんがまとめたtoggeterがありますのでそちらを見てもらえればと思います。集合知が共有できる、ほんといい時代になりました(笑)。
「ひだまりないと」を観にいった頃は、記憶を定着させるためには自分でレポートを書かなければいけなかったですからね。
ということで、記憶に残っているところを中心に感想を。

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当日の限定メニューでございました。
「まゆりんの煮物」は本気で美味しかったです。いわゆる筑前煮なんですけど味付けも煮え具合もよくて。
「なんで海老メニューがないんだ(師走冬子先生の大好物)」という声もありましたが、そういやたこ焼きは師走家(ご実家のほう)の名物料理じゃないか!←師走冬子先生のブログを参照
あと「ライアスジュース」というのもあったのですが(卵に見立てたタピオカの粒入り)、豆乳ベースであまり甘くないのが飲みずらかったです、はい。料理と一緒に飲むことが多いから、甘くないほうがいいのでしょうけどね。
だもんでピンクグレープフルーツベースカクテルの「破壊光線」ばかり飲んでました。

開演後しばらくして師走冬子先生がご登場、88888(と、拍手しつつもtwitterでもエア拍手した笑)。
開演前に放映されるロフトで開催されたイベントのDVDで、切れた出演者が客席へマイクを投げる模様を映していたときに、リアルのステージがそんななっているのか、と思ってビックリしたという師走冬子先生。流石おいしいところは外さない(笑)。
「最初のオファーはなにかの間違いかと思った、DMを送る時(←向さんはツイッターのDMで最初のオファーを出すのですね)に押し間違えたんだと…」という師走冬子先生。やっぱり、と思うとともに、理由の後半のようなことをやるのはあなたぐらいでは…?とも(笑)。

そして最近の恒例、20時以降からの限定メニューをオーダーすると師走冬子先生直筆イラスト入り「
桜井まゆりファンクラブ会員証」がもらえるというファン垂涎の限定グッズでした。
発表直後の様子を見た天津向さん曰く、「マグロの競り」。言うに事欠いて(笑)。私も手、挙げてましたけどね(笑)。

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かろうじてゲットできた会員証は、「あおいちゃんとヤマトくん」のあおいちゃんでした。
休憩時間に、由架ちゃんを引き当てた方とあおヤマつながりでツーショット。
その競り市の間にもトークは続いておりまして、「師走冬子先生が美人だー」話が続いてたのですが、あんなに長く話すことじゃねーだろ、師走冬子先生が美人なのは論を待たないんだから。と腹の底では思っておりました(笑)。
漫画を描き始めたきっかけも興味深かったです。点滴をしないと喘息が治まらないから、空いた手でできる趣味を探したら漫画を描くことだった、なんて。
「スーパーメイドちるみさん」も最初は打ち切りにあったり、不安定なスタートだったんですよね。たしかに、ちるみさんのような作品がいきなりファミリー向け4コマ誌の作品群の中に載っていたら驚くでしょう。
ちるみさん以前の何年も前から「ちょっと違う4コマ」が出てくる下地はあったわけですが、そういった作品のモチーフやシチュエーションはファミリー4コマの域を出ていなかったわけで、そういう枠を最初に飛び越えてしまった作品のひとつといってもいいのでしょうか。
そして「まんがタイムきらら」創刊という大事件が助けとなってちるみさんが復活してここまで続き、いまやファミリー4コマの中でもあまり浮いてないほうになってしまう、という時代の流れがおそろしいような。
「頭の中でキャラと会話していく」という作話手法もすごいです。物を書く(描く)人たちにはありがちな手法なのかもしれませんが、心得のない人には容易に理解しづらいものですよね。

そして行われた絵しりとりでも「ルーベンス」という謎のワードが飛び出したり、師走冬子先生の語彙力の半端なさが見えたわけですが。すごいです。
その時、師走冬子先生が最後に描かれたちるみさんの絵は休憩時間中なら撮影可、ということになったので撮影したのがこちら。

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そして休憩時間には会員証大撮影会がー(笑)。

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多い多い…(笑)23枚とか集まるって、師走冬子ファン(略してトコニスタ)の連携強すぎでしょう…。以前のときはこんなに集まらなかったのに。
そして師走冬子先生は30枚の会員証のイラストを30分で描き終えるとか早業すぎるでしょう…!?

そして2部ではしばらく天津向さん自慢タイムが続きまして…。3月に出る竹書房の「本ゆ」増刊で天津向・実話誌原作デビューだそうですよ。

ラストで師走冬子先生再登場!888(もういい)
抽選会は当たりませんでしたが、最後の恒例「4コマとは」のコメント色紙を描く時に…、
師走冬子先生が描くイラストが大きくていい!…あれ、字を書くスペースがなくね?
そしてそのスペースに「ありがとうございました」と書く師走冬子先生。こ、これは。
やはり段取りが通ってなかった様子。それでも「4コマとは それぞれの人生」とコメントを書き入れられた師走冬子先生でした(サインは入れられなかったもよう)。
イラストの大きさが分かった時点で期待(?)はしてましたが、ほんと師走冬子先生はおいしい所を外さないな(笑)と。

人も集まり、熱気にあふれていいイベントでした。師走冬子先生のお人柄ですね。
天津向さん、阿佐ヶ谷ロフトAの皆さん、そして師走冬子先生、今回は本当にありがとうございました。

楠見らんま・おとこの娘×駄菓子4コマ単行本『いとをかし』2巻 5月27日(竹書房)発売です♪ 楠見らんま単行本『みちるダイナマイト!』1月25日発売☆
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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