短期集中連載コーナー。遅々として、2回目です。
今回は、まんがタイムきららなどに関係あるご本から何点か。
『INTERMISSION3 夏の番外地-』(成人向け)「NOI-GREN」
まんがタイムきららキャラットにて『CIRCLEさーくる』を連載されている榊さんのご本。こちらのサークルさんは、私が書店委託に頼らずコミケ当日にスペースまで必ず買いに行くことを決めているサークルさんのひとつ。今回は近くて助かりました…。
さて今回のご本は、いつもとはちょっと違う明るめの作品。夏真っ盛りな異次元世界の管理人を務める女の子が、とても可愛いのです。
それにしても榊さんの描く女性キャラは、同人誌作品でも商業作品でも、読者のフェティシズムをとても強くかきたてるものがあります。胸とか下半身とか。今回はその部分がより強くなっているように感じられました。
また、管理人の女の子が主人公の男性に対して無邪気に接しているのか、あるいはそうではないのか、読んでいてわからなくなってくるところもまた、この作品の魅力を増しているようです。
『ペルソナよんのほん2』「なぐもカレー部」
榊さんと同じく、まんがタイムきららキャラットにて『ラジオでGO!』を連載されているなぐも。さんのご本。
『ラジオでGO!』もそうなのですが、なぐも。さんの作品は、各キャラクター同士の接近を伴う甘い緊張感(仕事における戦友的感情・友情・恋愛etc.)があると、その作風の魅力がより高まるような。
今回の作品はそういうところでの、なぐも。さんが描く作品の魅力がたいへんはっきりと伝わってくるように思います。はっきりしたものではないのだけど、読んでいて感じる高揚感というか、やはり甘い感じのふわふわしたような感覚がいいよな、と。
そして今回は、ゲストに蕃納葱さんが。イラストなのですけれども、やっぱり綺麗な線だよなあと、見ていてしみじみ思います。やはり蕃納葱さんは、私の中でそれまでわかっていなかった、自分の、画に関する趣味嗜好をちゃんと形として見せてくださった方なのだなあと。
今回の画もなんというか、女の子のいい匂いが漂ってきそうな感じの画、なのです。
や、今回はなぐも。さんに感謝しなくてはいけません。
『09 SUMMER』「apricot+」
こちらも毎回コミケでの購入を目標としている蒼樹うめさんのご本。今回もつてを頼ってなんとか購入できました。
今回は、ちょっと長めのショートストーリーまんが1作品なのですが、これがまた良いのです。COMIC1☆3で出されたご本での、「若いっていいね」的な恋愛ショートストーリーともちょっと違う感じの、「若いっていいね」という作品です。
ヒロインの美代さん。かわいいです。でも彼氏との別れ話があってめっちゃ弱ってて、悩んでて。美代さんのような女の子をほうってはおけないんだけど、ほうっておくしかないような、そんな感じで。
で、そんな美代さんをほうっておかないのが大和くん。不器用だよなと。でもそれも、若さゆえの特権だよなと。
このふたりに幸せな展開が訪れることを願います。
蒼樹うめさんの同人誌での作品ではいつも感じられることですが、女の子の、デザイン的・内面的、両方での「透明感」を描くことに関しての、この方のスキルは高いです。
この透明感は危うい。
『Devote』(成人向け)「T-NORTH」
まんがタイムきららフォワードにて『メガミのカゴ』を連載されている北河遊哉(商業誌での名義は「松本ミトヒ。」)さんのご本。
今回は「とある魔術の禁書目録」本。「青年×少女」カップリングと書くと、誰を描いているのか、知っている人には分かるのかな?
というか、北河さんが青年(or少年?)×少女カップリングを描かれると、さすがに上手い。オリジナル作品でもそうですが、少女の魅力を最大限に引き出すところが上手いのです。
ほんとにもう、愛らしいんだから。
そして、愛らしい者と繋がりたいという気持ちを抱くのは当然のこと。その「気持ち」を真正面から描き出しているところがこの作品の魅力ではないかと。
『メガミの(カッコ)』「T-NORTH」
松本ミトヒ。さんが描く、『メガミのカゴ』番外編まんが。じつは第2弾。まんがは基本的に1ページのショート・ショートギャグですが。
とくに面白かったのは、麻倉南編の「Notマネージャー」。というか野球部にそんなもの教えられても実戦じゃ役にたたねえ!(リアル高校野球的な意味で)
香椎環姫編の「とっておき(2)」。しかしオヤジギャグとか、しぃ太さんは何でもありか!(笑いのネタが)
岡田浩輝編の「ですから!」。そういうキャラで周りと険悪にならないのは、ヒーローだからなのか!?
八重樫琉子編の「ツンデレ急便」も、明美さんと琉子先輩は立場は違っても気持ちは繋がってるなあと感じました(笑)。
『おさわり厳禁』「安全第一」
こちらは石見翔子さんのご本。コミケ当日は即完売だったらしく、当日私はなんとか合同誌のほうは購入できたのですが(それも午前中で完売したようです)、こちらの石見さん個人誌はとらのあなの通販で補完。
読んでいて、立花先輩は期待を裏切らないキャラだなと。歯の浮くようなセリフを平気で言うようなキャラだけど、それがちゃんと地に付いている感じで。でもって周りからモテモテですし。完全無欠じゃないか。
あ。長次先輩とバカップルだからそこがいちおう「欠」なのかなあ? でもこのバカップルぶりは、見ていて楽しいです。
『かなみか』(成人向け)「ビギナーズハウス」
こちらはここまでとは違って、きらら作品のファンブック型同人誌。きららの他の4コマ作品の二次創作も出されている、けっこうベテランさんのサークルなんじゃなかったかと。
無邪気に、ほのかにエッチなところが、この作品の元ネタ作品の二次創作らしくて良いと思いました。しかしじっくり読んでいると、エッチなところは「ほのかに」なはずなのにけっこうヤバイ、かも。頒布価格を考えるとお買い得な二次創作作品かもしれないです。まあ趣味が合えば、ですが。
今回は、まんがタイムきららなどに関係あるご本から何点か。
『INTERMISSION3 夏の番外地-』(成人向け)「NOI-GREN」
まんがタイムきららキャラットにて『CIRCLEさーくる』を連載されている榊さんのご本。こちらのサークルさんは、私が書店委託に頼らずコミケ当日にスペースまで必ず買いに行くことを決めているサークルさんのひとつ。今回は近くて助かりました…。
さて今回のご本は、いつもとはちょっと違う明るめの作品。夏真っ盛りな異次元世界の管理人を務める女の子が、とても可愛いのです。
それにしても榊さんの描く女性キャラは、同人誌作品でも商業作品でも、読者のフェティシズムをとても強くかきたてるものがあります。胸とか下半身とか。今回はその部分がより強くなっているように感じられました。
また、管理人の女の子が主人公の男性に対して無邪気に接しているのか、あるいはそうではないのか、読んでいてわからなくなってくるところもまた、この作品の魅力を増しているようです。
『ペルソナよんのほん2』「なぐもカレー部」
榊さんと同じく、まんがタイムきららキャラットにて『ラジオでGO!』を連載されているなぐも。さんのご本。
『ラジオでGO!』もそうなのですが、なぐも。さんの作品は、各キャラクター同士の接近を伴う甘い緊張感(仕事における戦友的感情・友情・恋愛etc.)があると、その作風の魅力がより高まるような。
今回の作品はそういうところでの、なぐも。さんが描く作品の魅力がたいへんはっきりと伝わってくるように思います。はっきりしたものではないのだけど、読んでいて感じる高揚感というか、やはり甘い感じのふわふわしたような感覚がいいよな、と。
そして今回は、ゲストに蕃納葱さんが。イラストなのですけれども、やっぱり綺麗な線だよなあと、見ていてしみじみ思います。やはり蕃納葱さんは、私の中でそれまでわかっていなかった、自分の、画に関する趣味嗜好をちゃんと形として見せてくださった方なのだなあと。
今回の画もなんというか、女の子のいい匂いが漂ってきそうな感じの画、なのです。
や、今回はなぐも。さんに感謝しなくてはいけません。
『09 SUMMER』「apricot+」
こちらも毎回コミケでの購入を目標としている蒼樹うめさんのご本。今回もつてを頼ってなんとか購入できました。
今回は、ちょっと長めのショートストーリーまんが1作品なのですが、これがまた良いのです。COMIC1☆3で出されたご本での、「若いっていいね」的な恋愛ショートストーリーともちょっと違う感じの、「若いっていいね」という作品です。
ヒロインの美代さん。かわいいです。でも彼氏との別れ話があってめっちゃ弱ってて、悩んでて。美代さんのような女の子をほうってはおけないんだけど、ほうっておくしかないような、そんな感じで。
で、そんな美代さんをほうっておかないのが大和くん。不器用だよなと。でもそれも、若さゆえの特権だよなと。
このふたりに幸せな展開が訪れることを願います。
蒼樹うめさんの同人誌での作品ではいつも感じられることですが、女の子の、デザイン的・内面的、両方での「透明感」を描くことに関しての、この方のスキルは高いです。
この透明感は危うい。
『Devote』(成人向け)「T-NORTH」
まんがタイムきららフォワードにて『メガミのカゴ』を連載されている北河遊哉(商業誌での名義は「松本ミトヒ。」)さんのご本。
今回は「とある魔術の禁書目録」本。「青年×少女」カップリングと書くと、誰を描いているのか、知っている人には分かるのかな?
というか、北河さんが青年(or少年?)×少女カップリングを描かれると、さすがに上手い。オリジナル作品でもそうですが、少女の魅力を最大限に引き出すところが上手いのです。
ほんとにもう、愛らしいんだから。
そして、愛らしい者と繋がりたいという気持ちを抱くのは当然のこと。その「気持ち」を真正面から描き出しているところがこの作品の魅力ではないかと。
『メガミの(カッコ)』「T-NORTH」
松本ミトヒ。さんが描く、『メガミのカゴ』番外編まんが。じつは第2弾。まんがは基本的に1ページのショート・ショートギャグですが。
とくに面白かったのは、麻倉南編の「Notマネージャー」。というか野球部にそんなもの教えられても実戦じゃ役にたたねえ!(リアル高校野球的な意味で)
香椎環姫編の「とっておき(2)」。しかしオヤジギャグとか、しぃ太さんは何でもありか!(笑いのネタが)
岡田浩輝編の「ですから!」。そういうキャラで周りと険悪にならないのは、ヒーローだからなのか!?
八重樫琉子編の「ツンデレ急便」も、明美さんと琉子先輩は立場は違っても気持ちは繋がってるなあと感じました(笑)。
『おさわり厳禁』「安全第一」
こちらは石見翔子さんのご本。コミケ当日は即完売だったらしく、当日私はなんとか合同誌のほうは購入できたのですが(それも午前中で完売したようです)、こちらの石見さん個人誌はとらのあなの通販で補完。
読んでいて、立花先輩は期待を裏切らないキャラだなと。歯の浮くようなセリフを平気で言うようなキャラだけど、それがちゃんと地に付いている感じで。でもって周りからモテモテですし。完全無欠じゃないか。
あ。長次先輩とバカップルだからそこがいちおう「欠」なのかなあ? でもこのバカップルぶりは、見ていて楽しいです。
『かなみか』(成人向け)「ビギナーズハウス」
こちらはここまでとは違って、きらら作品のファンブック型同人誌。きららの他の4コマ作品の二次創作も出されている、けっこうベテランさんのサークルなんじゃなかったかと。
無邪気に、ほのかにエッチなところが、この作品の元ネタ作品の二次創作らしくて良いと思いました。しかしじっくり読んでいると、エッチなところは「ほのかに」なはずなのにけっこうヤバイ、かも。頒布価格を考えるとお買い得な二次創作作品かもしれないです。まあ趣味が合えば、ですが。