小笠原朋子『とびだせニッポン!』
今回は、旅の「前準備」の話ですな。
08年から世界を飛びまわる小笠原朋子先生。しかし2月にアラスカでオーロラ・3月はグアムって、ぜひともおからだには気をつけてください。

それにしても昨年の北欧で、「来年はカナダ!」(by小笠原先生のご友人・輝子さん【仮名】)とおっしゃっていましたけども、実現しちゃうものなあ。
そんなカナダオーロラ旅の目玉(?)が「オーロラこたつ」。360度回転。外にいながらにして、らくちんでオーロラが見られるという優れもの?です。
でも小笠原先生たちが思われたように、たしかにその絵面は…。間抜けに見えるような。さらに言えば、それが一面の野原に集団でいたら怖いかも(笑)。
そしてバナナで釘を打つイベントまで(笑)。あ、私は元ネタを知っている世代ですけど…。それは楽しめるイベントなのかなぁ。観光だから楽しめるのか。
まあそれらが理由ではないにせよ(笑)、行き先はアラスカにかわったようで。

3月のグアムは、小笠原先生の姪っ子さん(さーちゃん)と一緒の旅だそうで。そういえば、ちいさなお子様と旅をされるのは、小笠原先生も初めてなのかなと。
姪っ子さんのご家族も加わってのハワイ旅が決まりかけた瞬間、「(小笠原先生と)二人で行きたかったのに・・・」と、姪っ子さんのお言葉。
なんとなくですが、その理由が想像できそうな…。やっぱり、姪っ子さんも小笠原先生のことが大好きなんですよね。
だから初海外は、「一家とみんな」でではなく、ふたり旅で行きたいというんじゃないかなと?
姪っ子さんの心配事。海には豚は泳いでないですから(笑)。でもたしかにねえ、サメはなんでも食べますものね。豚も泳いでいれば食べるだろうか?

小笠原先生のご友人・漫画家のあらあらかしこ先生inグアム
「ピストル撃ったねー」。小笠原先生の画からみるに、嬉々として撃たれていたのでしょうか(笑)。トリガージャンキー?
背中にピストルの薬莢かあ。あれは「熱そう」じゃなくて、ほんとに熱いんだそうですよ。

それは昔。とある小説家がグアムだったかサイパンを訪れて、同じように射撃場でピストルを撃っていたときのこと。
自分の近くから「ギャー!」という金切声が聞こえたのでみてみたら、同じく日本から来ていた893の方が、アロハシャツの襟口に薬莢が入ってしまって熱がっていたそうで。
撃ち始める前は、周りの子分たちに対してものすごくドスを効かせた声としゃべり口をしていたので、そのギャップに笑いが吹きだしそうになったけれど、相手が893のひとなので笑うこともできず・・・、という状況だったそうで。話が横にそれましたが。

で話を戻すと、背中に薬莢が飛んでしまった状態で暴れたりすると、思わずピストルを背中に回して自分のお尻を撃ってしまうのだそうで。
射撃場の日本人スタッフ談、「(撃たれた人は)元気がなくなりました!!」。
ちょっ、元気ですむのかそれ。当たりどころ悪かったら死ぬからそれは! 「怪我した」って意味なのか、「落ち込んだ」という意味なのか。いや、後者はぜったいに違いますね(笑)。

同じく小笠原先生のご友人・inドイツ
「田舎育ちは妄想が得意」by小笠原先生 それは田舎が何もないから…。べ、べつにこれは私の独断じゃないですよ。
都市圏出身ではない漫画家さんが、漫画家を志した理由を述べられるとき、理由のひとつとしてよく挙げられますから>何もないから漫画のシナリオを考える&描くしかなかった

しかし、ピンクハウスの服を着て海外旅行するひと、昔はいたんだろうかな…。以前、ピンハを着た人がまわりに割と多くいる環境にいたことがありますが。
ま、でもドイツでピンクハウスを見たら珍しいのはかわらないですよね!


ほんとにもう、小笠原先生にはご無事で帰ってこられますようにと。


続く作品も後ほど