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なんというか、買いすぎたような印象も。

海藍先生作品を中心とした、4コマ作品ファン同人誌オンリーイベント「きらきら★とりころーる」。年一回ペースで行われています。今回も会場は都立産業貿易センター・浜松町館。私は初めて参加させていただきました。
今回は、湖西晶先生がブログで「同人誌に寄稿される」という書き込みをされていたのを読んで思い出したのですが、去年行われた前回のときは、行こうとして出遅れて、新橋まで来たところであきらめて、ぐうぜん見つけた讃岐うどんを食べたんだったなと…。

今日のイベント。私が都産貿に到着したのが11時すぎ。都産貿前になんか列ができてる! マジか?! と思ったのは、別フロアーのイベントの列だったという、都産貿でのお約束ネタだった(笑)というところで。
今回からの試みとして、18歳以上向けの本を購入する参加者には、年齢確認と確認証がわりのリストバンドを着けるという手順が、入場の際に加わったのだそうで。でもこれは良いアイデアだと思いました。都産貿は、昨年18歳以上向け同人誌イベントでトラブルがあった場所ですので、こういったものがテストケースになるといいのですが。

3階の「きらトリ」会場にはすんなり入れて、「ああ、オンリーイベントってこういうものだよね」と、10年ほど前によく参加していたセーラームーンファン同人誌のオンリーイベントを思い出しながら中を探索。
「海藍先生作品ファン同人誌中心」なだけに、会場にいるサークルさんの8割くらいは『トリコロ』のファンサークルさん。でもそんな中で、残りの2割で数多かったのが、きゆづきさとこ先生作品、とくに『GA-芸術科デザインアートクラス』のファンサークルさんとその同人誌でした。買い終わってみると、私が購入した同人誌も、『GA』率が高かったなと。
逆に意外と少なかったのが、『ひだまりスケッチ』のファン同人誌。『ひだまり』は『ひだまり』だけでオンリーイベントもあるんでしたっけか? それなら今回少ないのも多少は納得できますが。

さて、湖西晶先生が寄稿された同人誌です。題名が『青い空の心』。『ソーダ屋のソーダさん。』のファン同人誌は今回のオンリーワンです。
ご本の中身をよく見たら、編集&メインライターをされている方は見覚えのあるお名前でした。実際にお会いすることはないけれど(きょうは知らないうちにお会いしていたのかな? と)、ここ2年、そして年一回ずつ、この方が描かれている絵も必ず見ていたという。
画もさすがに上手いのですが、ご本の構成もすばらしいのです。様々な方の作品を集めていても、ごく自然に読めるのです。
湖西晶先生の寄稿作品も、とうぜん『ソーダ屋のソーダさん。』。
椒子・D・ペッパー先生の表情がせつなくて素敵だったり、椒子先生はそっちの手術もできるの!?(笑)という笑いもあったり、そんな2本。まったくもって眼福です。

今回はいちどイベントを中座したあとにまた会場に戻って、アフターイベントにも参加させていただきましたが、イベントを仕切るスタッフの方々がよどみなく、面白い司会振りを見せてくださったのでかなり楽しめました。
そしてジャンケン大会では、私もとある一点もの(正確に言うと、7種類のうちのひとつ)を獲得できて、いまもたいへんびっくりしてます。
ぶっちゃけ書いてしまうと、『パティシエール(3)』の野広実由先生直筆サイン本なのですが。ジャンケンとかビンゴとかの類なんて、ほとんど当てたこともないのに。大切に保存させていただきます(もちろん読みますけどね)。

そんなことがあったからではないですが、即売会もアフターもアットホームな良いイベントで、参加させていただいて楽しかったです。
また次回も(開催予定とのこと)楽しみにしています。