小笠原朋子『ニュースになりたい!』
将太くん(11)は恋をした。恋心の行く先は志津さん(19)。前回のいきさつを考えたら、志津さんに恋しないはずがないでしょうね。
そんな将太くん。主役のドラマまである売れっ子の子役ですが、役で履いている半ズボンが恥ずかしいのか。でもそれが好き、っていう趣味の方もチラホラいるみたいだからいいんじゃないかと(笑)。
ミッキーことアイドルの幹本慎二さんが前回に続いて再登場したのですが、二度目の登場があるとは思いませんでした。前回が、あまりにも志津さんのかませ犬っぽかったですから。志津さんがアルバイトしている喫茶店の店長・ななえさん(将太くんのお母さん)と意気投合したらしいですが、やっぱり前回ななえさんに食われたんじゃなかろうかと(いろんな意味で)。
そんなミッキー。このひとって、わりと人間不信だと思います。お店にいる将太くんファンの女性たちがミッキーと知って騒いていても突き放してる感じだし。まあ人間不信というとちょっと深刻ですけど、人気商売に疲れているところはあるのかも。子役出身で、一時は人気を失って辛酸をなめた時代もあるようですから。
で、意気投合って? と思ったら、やっぱりななえさんが仕込んでたのか。わざわざミッキー専用のコーヒー券(切り離せるようにミシン線入り)までつくるのは、マメというかやり過ぎでしょう(笑)。
それでもってミッキーは、将太くんの「子役としての」人気に、いい気になるなと、言外で言っていたりします。「いい気になるな」というのは、別にヤキモチとか捨てゼリフとかじゃなくて、子役のときにいい気になっていたら成長したとたんに人気がなくなって辛酸をなめた自分とダブるからのようです。前回の、チャラい感じのキャラとはうって変わって、いい先輩キャラ(将太くんの、事務所の先輩でもある)じゃないかと。
しかしこれは、小笠原朋子先生がわざとやっているのかどうかわからないけれど、いろいろな読み方ができるというか、読み方に幅を付けられるストーリーになっていると思います。とくに最終ページを読むと。
オーソドックスには、前回ミッキーが志津さんと出会い、志津さんの自分に素直すぎる(笑)正しいもの言いで精神的にぶちのめされて、人間不信&ひねくれた心を直した、と読むのがひとつ。
なのですが、志津さんに「将太くんを心配してるの?」と聞かれて、赤くなって否定するミッキー(男のツンデレ…)と、ななえさんの「私が目当てじゃなかったんだ…」というセリフを見ていると、ミッキーも志津さんを好きになったのか? とも思えるし(柱のアオリとみるとそれもあるっぽいですが)。
書いていいかどうか分からないけど、ミッキーと将太くんにもなにかあるのか? とかなんて読めたりもします(でも「将太見てるとイライラする」ってのはある意味フラグだよな【何のフラグだ】・笑)。
ともかく、志津さんはミッキーを見直したようです。将太くんも気が気でない日々が続くんだろうな…。
でも志津さんとミッキーも、似合いそうなふたりだものなぁ。読んでいてこれは困る。志津さんと将太くんも、どちらのふたりも応援したくなります。
樹るう『漫画描きと猫♪』ゲスト掲載>実録『ポヨポヨ観察日記』って感じではある。猫のタイプは違うけど。
2本目・樹るう先生の愛猫・ムーくん。生まれたての子猫の時期で「ブサイク」ってのは、かなり厳しい境遇ですよね…。
3本目・樹先生のお母様。猫が苦手だったらしいですが、「食わず嫌い」だったのでしょうかね? いやでも近づいてみたら意外に好きになるっていうのもありますよね。
4本目・これは猫好きにしかわからない感覚なのかも。犬は室内犬でもヒザの上でじっとしてくれるなんてことないもんなぁ。
5本目・男の歌姫もいるって、それ全然別の漫画の話か(笑)。
8本目・モリモリ成長したらしいムーくん。「大きくしすぎました」って、何キロと具体的に書かれていないのは、樹先生流の情けなのでしょうか。
11本目・ムーくんダイエット嫌い? まあダイエットが好きな生き物っていませんよね…。
佐藤ゆうこ『ぬくもりさん』ゲスト掲載>佐藤ゆうこ先生とそのお父様のおはなし。佐藤先生はネタに事欠かない良いご家族をお持ちで幸せだと思います。
1本目・出納帳をこまめに付けるお父様。ていうか会計事務所から褒められるこまめさって凄すぎです。
2本目・「おごる」と言われてど派手に驚く。お父様流の気遣いなんだろうか。
4・5本目・パスタの種類。ああでも、そんな専門知識的に細かく書かれてしまうと理解できん、というのはわかりますね。
8・9本目・ネーミングセンスが秀逸?なお父様。ある意味、見たまんまじゃん!? とも言えますけどね。
10本目・でもうなぎ屋さんの娘さんが「フナちゃん」ってのはすごいセンスです。おなじ水棲生物ですけどねえ。
たかの宗美『マイベル!』>「幻の未発表作品」ということは、まだ若手時代の作品なのか。ストック用に描かれて掲載されなかったとか?
キャラクターデザインが安定しているというか、いじわるな言い方をすれば固定化している現在の作品と違って、わりと不安定ではあるのですが、ネタの膨らませ方と面白さは変わらないですね。キャラデザインも、不安定ながら味があって、良いと思うのです。
将太くん(11)は恋をした。恋心の行く先は志津さん(19)。前回のいきさつを考えたら、志津さんに恋しないはずがないでしょうね。
そんな将太くん。主役のドラマまである売れっ子の子役ですが、役で履いている半ズボンが恥ずかしいのか。でもそれが好き、っていう趣味の方もチラホラいるみたいだからいいんじゃないかと(笑)。
ミッキーことアイドルの幹本慎二さんが前回に続いて再登場したのですが、二度目の登場があるとは思いませんでした。前回が、あまりにも志津さんのかませ犬っぽかったですから。志津さんがアルバイトしている喫茶店の店長・ななえさん(将太くんのお母さん)と意気投合したらしいですが、やっぱり前回ななえさんに食われたんじゃなかろうかと(いろんな意味で)。
そんなミッキー。このひとって、わりと人間不信だと思います。お店にいる将太くんファンの女性たちがミッキーと知って騒いていても突き放してる感じだし。まあ人間不信というとちょっと深刻ですけど、人気商売に疲れているところはあるのかも。子役出身で、一時は人気を失って辛酸をなめた時代もあるようですから。
で、意気投合って? と思ったら、やっぱりななえさんが仕込んでたのか。わざわざミッキー専用のコーヒー券(切り離せるようにミシン線入り)までつくるのは、マメというかやり過ぎでしょう(笑)。
それでもってミッキーは、将太くんの「子役としての」人気に、いい気になるなと、言外で言っていたりします。「いい気になるな」というのは、別にヤキモチとか捨てゼリフとかじゃなくて、子役のときにいい気になっていたら成長したとたんに人気がなくなって辛酸をなめた自分とダブるからのようです。前回の、チャラい感じのキャラとはうって変わって、いい先輩キャラ(将太くんの、事務所の先輩でもある)じゃないかと。
しかしこれは、小笠原朋子先生がわざとやっているのかどうかわからないけれど、いろいろな読み方ができるというか、読み方に幅を付けられるストーリーになっていると思います。とくに最終ページを読むと。
オーソドックスには、前回ミッキーが志津さんと出会い、志津さんの自分に素直すぎる(笑)正しいもの言いで精神的にぶちのめされて、人間不信&ひねくれた心を直した、と読むのがひとつ。
なのですが、志津さんに「将太くんを心配してるの?」と聞かれて、赤くなって否定するミッキー(男のツンデレ…)と、ななえさんの「私が目当てじゃなかったんだ…」というセリフを見ていると、ミッキーも志津さんを好きになったのか? とも思えるし(柱のアオリとみるとそれもあるっぽいですが)。
書いていいかどうか分からないけど、ミッキーと将太くんにもなにかあるのか? とかなんて読めたりもします(でも「将太見てるとイライラする」ってのはある意味フラグだよな【何のフラグだ】・笑)。
ともかく、志津さんはミッキーを見直したようです。将太くんも気が気でない日々が続くんだろうな…。
でも志津さんとミッキーも、似合いそうなふたりだものなぁ。読んでいてこれは困る。志津さんと将太くんも、どちらのふたりも応援したくなります。
樹るう『漫画描きと猫♪』ゲスト掲載>実録『ポヨポヨ観察日記』って感じではある。猫のタイプは違うけど。
2本目・樹るう先生の愛猫・ムーくん。生まれたての子猫の時期で「ブサイク」ってのは、かなり厳しい境遇ですよね…。
3本目・樹先生のお母様。猫が苦手だったらしいですが、「食わず嫌い」だったのでしょうかね? いやでも近づいてみたら意外に好きになるっていうのもありますよね。
4本目・これは猫好きにしかわからない感覚なのかも。犬は室内犬でもヒザの上でじっとしてくれるなんてことないもんなぁ。
5本目・男の歌姫もいるって、それ全然別の漫画の話か(笑)。
8本目・モリモリ成長したらしいムーくん。「大きくしすぎました」って、何キロと具体的に書かれていないのは、樹先生流の情けなのでしょうか。
11本目・ムーくんダイエット嫌い? まあダイエットが好きな生き物っていませんよね…。
佐藤ゆうこ『ぬくもりさん』ゲスト掲載>佐藤ゆうこ先生とそのお父様のおはなし。佐藤先生はネタに事欠かない良いご家族をお持ちで幸せだと思います。
1本目・出納帳をこまめに付けるお父様。ていうか会計事務所から褒められるこまめさって凄すぎです。
2本目・「おごる」と言われてど派手に驚く。お父様流の気遣いなんだろうか。
4・5本目・パスタの種類。ああでも、そんな専門知識的に細かく書かれてしまうと理解できん、というのはわかりますね。
8・9本目・ネーミングセンスが秀逸?なお父様。ある意味、見たまんまじゃん!? とも言えますけどね。
10本目・でもうなぎ屋さんの娘さんが「フナちゃん」ってのはすごいセンスです。おなじ水棲生物ですけどねえ。
たかの宗美『マイベル!』>「幻の未発表作品」ということは、まだ若手時代の作品なのか。ストック用に描かれて掲載されなかったとか?
キャラクターデザインが安定しているというか、いじわるな言い方をすれば固定化している現在の作品と違って、わりと不安定ではあるのですが、ネタの膨らませ方と面白さは変わらないですね。キャラデザインも、不安定ながら味があって、良いと思うのです。
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