テンヤ『先生はお兄ちゃん。』
夏です。まんがの中も夏ですが、7月第一週の週末は現実世界も暑くなりました。誰だよ、「今年は長梅雨」なんていったやつは…。
「輝く太陽(でもも少しおさえて…)」という友人Aさんですが、最近は「灼熱」というほうがよさそうなくらいですよね。
そんな中でも兄は、またさわやかそーに(笑)「夏の太陽よりもまゆのほうが輝いてるよ」だなんて…。兄の頭は「いつも春(byまゆちゃん)」というより、暑苦しいって言いたくなるなあ。
夏休みも近い。生徒たちがはめを外さないように見守るのも教師の役目。ということですが、乗り気でないのは兄と月子先生。理由はまあ、どちらもわかりやすい理由ですね。そしてそんな理由が通るはずもないということも一緒だ。

この学校、生徒たちは「基本ゆるい」とのことですが。たしかに今までの回でもギャル系とかいませんものねえ。
で、その生徒が小学生相手になにをやっているのかと思ったら…。大人気ないというより、そして「ゆるい」っていうより、兄たちの生徒って、…見た目は高校生、中身は子供?
そして駅前ではヒナタさんが。あんた加害者になって(?)どうすんのよ!? 占いするのも学校の中だけにしときなさい(笑)。「…だれもさせて…くれません…」って当たり前。

見回り中カキ氷くらいなら食べてもいいじゃない、とは思うのですが。同じ食べるにしても場所と連れを考えなさい、ってところでしょうか?
なにより、傍目から見ると兄と月子先生は恋人同士にしか見えないのか。当人たちには何もないのに。

そしてゲーセンにはまゆちゃんが。なにを…と思ったら、やはりピョコたんか。
やはりまゆちゃんは、ピョコたんが絡むとちょっと人が変わりますよね。まゆちゃん自身もより可愛い方向に変わってしまうのでした。
月子先生にピョコたんのぬいぐるみを取ってあげるように頼む兄ですが、実はそっちのほうが職務上危険なんじゃないかと思ったら、それ以上のことをしてくれるのが月子先生でした。
「教員が問題起こしてどうする」と兄はいいますが、それ以前にゲーセンのUFOキャッチャーにマジになっちゃあ(笑)。
で兄と月子先生が一緒にいると、「大人のデート」だと思いあたっちゃう友人Aさん。君もか!
プリクラで撮ってみたいまゆちゃん。ああいうのは、撮るということの楽しさが大きいのであって、撮った写真じたいはあまり必要でなかったりしますよね。わかったか兄?(笑)

見回りが終われば大人の時間、という月子先生。月子先生といえば、とうぜんお酒を飲むのが大人の時間です。そりゃそうだ、お酒は大人になってからなわけで(笑)。
でもあれだ、月子先生が飲みにいくときは、かならず兄を引っぱっていくような気がしてなりません。
しかし翌日、カキ氷を食べてたりゲーセンでUFOキャッチャーをしていたことが見つかった兄と月子先生が反省文を書かされるとは。ミジメですね…。

藤凪かおる『Boy's たいむ』
6本目>置島ぁー!(笑) 彼の脳内では、ひろむくんはどんなやつなんだと各方面からツッコミが来そうな感じですが。常にひろむくんは男の子だと思ってないのか、それとも女の子みたいな男の子と思っているのか、その辺でもかなり違ってきそうです…。

荻野眞弓『白衣とリボン』
ゆりちゃんとドライブデートしたい! と一念発起して運転免許を取る決意をするモリソバくんです。
しかしモリソバくん。こいつ気が多いのはともかく、美人女性教官の罵声に快感を覚えちゃうというのは…、気が多いのとはまた別の問題だよな!

辻灯子『たたいま勉強中』コミックス1巻発売中
コミックスを読んだのですが、これが読む前とは違って意外と「当たり」でした。女子校生たちのまったりとした日常が、しっかりとしたタッチで描いていることでとてもよく楽しめる感じで。
主人公である由良さんのキャラもいいのですが、杜さん(ハナちゃん)のキャラクターが面白いなと。丸を描くとそのまんま顔をかけそうなデザインもかわいらしく(笑)。
今回はナイーブなバレー部のエース・藤堂さんメインですが、彼女の場合、フリフリの服を着ているときのほうが落ち着くんだろうなあと。ということは、バレーの試合中もそういう服を着られればメンタルの弱さを克服できる…と思ったのですが、自室の外では着られないんでしたっけ(恥ずかしいから)。難儀だな。

師走冬子『あおいちゃんとヤマトくん』
ヤマトくんのお母さんがあおいちゃんの所にお願い事をしに、屋根から来ました。あおいちゃんが屋根からくるのを見ていたのでしょう、「やってみたくて…」とのことですが、そんなあなた年甲斐もなく(酷)。
と思ったら、あおいちゃんはあおいちゃんで、ヤマト母のことを「あや子ちゃん」って呼んでるからなあ。お互い、歳不相応って感じでしょうか(笑)。
で、あおいちゃんも屋根から行くわけですが、ヤマトくんのお部屋には、風邪で横たわるヤマトくんの姿が。病気のヤマトくんというのは「レア」なのか。
あおいちゃんにそんなヤマトくんを看ていてほしいというのが、あや子さんのお願いでした。部活の合宿中なかえでちゃんにはぜったい教えてあげないというあや子さん。やっぱりこの一家ただれてるよ…。

4本目>看病をすることになったあおいちゃんですが、メロンもプリンもおかゆも…食べたいんかい!(笑)
5本目>病気の人に落書きしようってのもかなりヒドイですが、さすがに思いとどまったあおいちゃん。…って、油性ペンじゃないと効果がないからかよ。油性ペンがなくてよかったねヤマトくん。
6本目>汗を拭いてあげようとしたあおいちゃんに気づかず、「変態」呼ばわりするヤマトくん。病気だからしかたがないですが、あおいちゃんも、その体勢で汗を拭くのはおかしくねえか?

9本目>病気で弱ったヤマトくんのまなざしと、「そばにいてくれるだけでいいから」のひとことが心の琴線に触れたようすのあおいちゃん。ああこれは、病気になったヤマトくんには惚れるというフラグ(?)なのかも。あきらかに、いつものヤマトくんとは描かれる目つきが違いますから。え、じゃあいつものヤマトくんには? って、それは師走冬子先生だけが知るところだと思いますけども…。

ヤマトくんに恋する瞳になった(あや子さんいわく)あおいちゃん。ほんとに恋に進展するのか? そしてかえでちゃんは、ほんとに部活の合宿をブッチして戻るのか!?(笑)

続く作品ものちほど