北条晶『キミまで3cm。』ゲスト掲載
北条晶先生久々の新作。そういえば、考えてみたら北条晶先生の作品って4コマ誌では、『はっぴぃママレード。』(まんがタイムファミリー・まんがタイムスペシャル)と、『お父さんは年下』(まんがライフ・まんがライフMOMO)の2作が長く続いていますよね。そして2作ともコミックスまで出されてます(両作ともコミックス1巻発売中です)。
打率10割は高すぎです(笑)。

さてその新作は、リアルタイムでエンジョイできなかった高校時代を取り戻したいお母さんと、お母さんとクラスメイトになってしまったその息子を中心とした『はぴママ。』や、後添えのかわいいお父さんと義理のツンデレ娘の親子関係をメインに家族を扱った『お父さんは年下』のようなこれまでの2作とはちょっと違う「擬似家族」もの。芳文社的には「同居生活」ものらしいです。
私は北条先生のこういう作品を待っていました。
もちろんこれまでの2作品も内容といいキャラクターといい素晴らしいです。商業的にも結果を出していて「言うことなし」なわけですが、両作品には両方とも、唯一といっていい同じ欠点があると思っています。メインで取り上げられているキャラクター達には、「親子」という設定があるために、魅力的なメインキャラクターなのにラブストーリーを作りえないのです。
もちろん、複線状に進むそのストーリー上には、メインキャラとサブキャラクターとの恋愛、あるいは夫婦のイチャイチャ(笑)があったりはしますが…。
少なくとも一般向け雑誌で、親子のラブストーリーを描くのは難しいでしょう。
ですがこの作品なら、ひょんなことから同居してしまった、「知り合いの知り合い」のような関係のふたりなら、どう進めようとも問題はないはず! です。
ですからもう、そのあたりは今後も楽しみです。少なくともゲストでまだ続きますし、連載も充分視野に入る作品だと思いますし。

前置きが長くなりましたが本編。
主人公の鈴木結貴(ゆうき)さん(25歳)が美人で良いですね。そういえばこの年代のメインキャラが出てくるのは北条先生作品では初めてか。ナオさんはも少し若いし。
びっくりしているときの、(2本目1コマ目のような)丸くしたような目もかわいい。若い男が預けられて、どうすりゃいいのかとじたばたしている様子も良い(笑)。
バリバリ働くSEだけど、趣味は乙女。バランスがとれているんですね(笑)。今回は未遂で終わったけれど、まじまじとあの部屋着を見てしまったら、男ならぽややーんとなっちゃうんではないでしょうか…。
いやほんと、こんな女性のひとりぐらしに若い男を預けるというのは常軌を逸していると思わざるを得ません(笑)。
その若い男・佐藤君(名前はまだない)ですが、さすがの美少年。美少年だからこそ結貴さんも狼狽しているのだと思う(笑)。そしてもちろん、北条先生の作品に出てくるんだから第一印象からして悪い男じゃあない(笑)。
佐藤君の笑顔はかわいくて、その笑顔には結貴さんも早くも参っちゃっている感じですかねえ。

3本目の、結貴さんの動きの軽さは芳文社作品にも「お父さんは年下」の軽やかな部分を持ち込んでいるのかな、と思ったのが私の第一印象でした。いい感じに作品のバランスがとれているのではないでしょうか。


佐藤両々『そこぬけRPG』
TGE(トーキョーゲームエキスポ)です。ゲボキューは3回目の参加になるのかな?
今回も、?エクスチェンジャーの主力ゲームのキャラ・エンのコスプレをしているわけですが。「違和感」という言葉がよく出てくるのは、エンがシリングと同い年で、ほんとは14歳くらいの少年(まかり間違うとショタ系?)だからなのか? ゲボキューはたしか180センチくらいあったはず? だから、そう考えると違和感はありますよね。
でもまず違和感以前に、コスプレにはまったゲボキューを生暖かくみつめるカナさんが。ああっ、なんて生暖かい目つき!(笑) だがその目がいい(爆)。

そしてカナさんも、対抗しているんだかなんだかわからんけどもコスプレするわけですわ。でもカナさんは毎回コスプレしているんですよねTGEでは。
で、エン(=ゲボキュー)と仲良しキャラだから、シリング(お姫様キャラ)のコスを選ぶカナさん。これは、コンビネーションというか「取り合わせ」という意味でそう選ぶのか、それともゲボキューともっと仲良くなりたいという意味なのか?
で、シリングのコスを着てみたカナさんには「イメージが合わない」の大合唱ですが。いやあ、私から見ると「カナさん」としては良いんですよ。なんといっても違和感というか、私がよく言う「痛々しさ」がよく出ているのが良い。
ただパブリックイメージ的には、カナさんがカワイコぶってみても、「カナさん+シリング」というのは、「清純派設定のキャラなのに同人誌だと…」的なものが。
え?同人誌だとどうだって? あえて書かない。いや、ぜったい書いてやんない。とりあえず、カナさんのこのコスプレを見たときの第一印象に、とんでもないフレーズが私の脳内を飛び交ったことだけは申し上げておきましょう。
あとカナさんの、「ノッてこいよツライから…」に爆笑。その場の空気が見て取れるようだ(笑)。

そして社長さんも登場。性懲りもなくエンのコスプレをやりたがる。そして自らゲボキュが着ているコスを脱がそうとしているわけだが。恐怖に震えるゲボキューに爆笑いたしました(酷)。
そしてカナさんは止めもせずにその様子を撮っている。反対側では秘書室のヒトミさんも撮っている(笑)。やっぱり、「やおい(か?)が嫌いな女子(ヒトミさんは?)なんていません!」。

ゲボキューの失言。今回の「若作り(これは言い違いだけど)」もそうだけども、以前にも「妖術の域では」とかねえ。カナさんは若作りをしているんではなくてバランスが良いのです。
それはそれとして、カナさんの旋風脚(シリングバージョン)(笑)。
そして今回はオフの日に会場へやってきた小川ミナホさん(シリングの声をアテる声優さん)。ほんと、ミナホさんの前に立つとピュアな男の子になりますねゲボキューさんは。
ミナホさんに言われればテーブルになっちゃうし。

しかし、こんなんでまだ業者日の半日なのかと思うと、すべての日が終わったら、死ぬよなゲボキュー…。


続く作品ものちほど