小笠原朋子『ニュースになりたい!』
前回は将太くんのお悩み解決編? でしたが、今回は志津さんのお悩み解決編? でしょうか。ようするにvol.9で掲載された、「幹本さん&志津さんデート編」の後日談です。
デート直後にその様子が記事になってしまったアイドルの幹本さん(ミッキー)と志津さん。「罰ゲーム」という事情があったから、騒がれるのを意に介さない志津さんでしたが、当然のごとく幹本ファンの嫉妬の嵐が。
それでも志津さんは意に介していないように思えるのは…なぜでしょう(笑)。
「めんどうくさくなったので髪を切っ」たという志津さん。心の負担が、とかそういう理由じゃなくて、純粋に変装のための髪切りですよね。自分で切ったぐらいですし。
ちょっとあれな言い方ですが、科学的というか、プラグマティズムというか、唯物論的思考の持ち主なんだな志津さんは。

マスターのななえさんは、そんな志津さんを「男前…」とあきれ半分で見ているように思えますが(笑)、散切り頭でも志津さんはきれいだよなあ、と思ってしまうのは私の目が盲目になっているせいでしょうか。
将太くんはそんな志津さんに少なからぬショックを受けている様子。というか、志津さんへのバッシングの凄さを知ってショックを受けたというか?
志津さんと幹本さんが「ほんとはすごく仲悪いのにー!!」と、真実(?)と違ういわれなきバッシングを受けていたことに怒っているようです。ななえさんは、将太くんとは違うように思っているみたいですがね(笑)。
さてさすがに客商売で散切り頭はまずいと、なんとか志津さんの髪と顔をごまかしたいななえさんが、ちょちょいとメイクを志津さんに施します。
これが思いっきり決まるっ!(笑) たしかにすばらしいですね、ななえさんが施すメイクは。散切り頭の荒削りな感じ(それ女性に対する誉め言葉じゃないだろ)の志津さんも良いけれど。
将太くんもそう思っていた。だけど将太くんが思いきり誉めても志津さんは意に介してくれな?い(笑)。
志津さんとのデート事件以来ななえさんの喫茶店から遠ざかっていた幹本さんも、そんなグッド(?)タイミングで久しぶりにお店にやってくる、と。まあ幹本さんも、志津さんへのいわれなき(?)バッシングを止めるためにファンの子たちに直接話してきたのだから努力はしています。
幹本さんから遠ざかろうとしていた志津さんを、ななえさんは幹本さんの前に引っぱり出してくるわけですが、どうみてもななえさんは、幹本さんと志津さんの距離がかなり近いと思ってますね? ケンカするほど仲が良い、ですね?
モデルチェンジというかバージョンアップというか、そんな志津さんを見た幹本さんですが…、「なんかフツーになった」ってそんな反応はないんじゃないの? って気もします。

さらに幹本さん、返す刀で志津さんに、「明日からまた地味なすっぴんでいいからね」って…。いやきっと、「むしろすっぴんが良い」と思っているんだぜ幹本さんは。ならばやはり、わかってる! ということだと思います、はい(俺基準)。
そしてさらに返す刀で、「ショートのほうがかわいい」って。やるなミッキー。伊達に売れっ子じゃない。

そんなこんなで、翌日もすっぴんなのに輝いてる志津さんです。やはりこれは「恋する人は美しくなる」なんだろうなあ…。フラグ(?)立っちゃった感じですよねえ。


山野りんりん『へなレシピ!』ゲスト掲載
「たかの宗美スペシャル!!」では初登場とのこと。
それにしても山野先生が着ているシャツの柄が場面ごとに変わるのですが、「酢」、「SOY SAUCE(醤油)」ときたから「料理のさしすせそ」かと思ったらさいごは「Ketchup(ケチャップ)」ですか。新・三種の神器みたいな…(なにが「新」なのか俺)。

1本目>バジルペーストって、松の実を「つなぎ」にして伸ばすんだ?、と今更知った私です。しかし「乾燥剤」のパックを入れたままミキサーて…。あるある(笑)。私はB型の粗忽人間なのですが、似たような失敗あるなあと。でも当然、それは一から作り直しですよね?。
2本目「バッチリなんです」>なにがバッチリって、だんな様をりんりんクオリティに慣れさせることには、ということらしいです。だけど「ぬるいと感じた味噌汁はレンジでチン」はちょっと俺基準ではきつい(笑)。まあでもだんな様もそういうことには元来気にされないタイプのようにも感じるので(>以前竹書房のエッセイ4コマで描かれた『エラーメッセージの男』)、いいのかな?
3本目「魅惑の煮豚」>お肉をやわらかくする方法、全部いちどにやったらむしろ固くなった。そりゃあまあなりますよねきっと。2コマ目に書いてある内容だと、明らかに効能が相反してそうな内容もありますし。

4本目「やりきれません」・5本目「でも保存可能期間が不明」>ドライパセリ。そうそう、パセリって凄く成長が速いんですってね。私が知ったのは川原泉先生のまんがからですけども。仕上げにミソこしで粉砕(すり鉢も使えそうだ)っていうのが、なんか洋物食材っぽくないですけどね(笑)。でもたしかに、ドライパセリと青海苔は似てるなあ。「肉じゃがもイタリアン風味」って、どんなハイブリッド?
6本目「レシピ?」>「山野風お好み焼き」だそうですが、肉のかわりに松山あげ(愛媛県特産の日持ちがする油揚げだそうです。関東人には馴染みがまったくない…)で食感を、ちりめんじゃこでうまみを増すのが山野家流のようです。松山あげはなくとも、油揚げを入れるのは良いかも。ヘルシーですね。