秋葉原から都営地下鉄新宿線で新宿に移動すると、時刻は11時40分ぐらい。
駅の出口から新宿郵便局を目印にして歩くと、郵便局の斜向かいにあるビルの5階がCOMIC ZIN新宿店です。

すでに開店20分前になろうかという時間。おそらく相当に列を成しているだろうな…、と思ってきたのですが。
あれ? 意外に列が少ない…。私の前には20人もいなかったんではないかなと。
とはいえ、秋葉原で私の前に並んでいた人がやはり前に並んでいたりしたので(おそらく地下鉄よりはやい中央線経由)、行く層は被っているんだなと。

開店の10分ほどまえ。ZIN秋葉原店でもよくお見かけするZINの方が(以前はとらでのサイン会のときもよくお見かけした方です)、このようなペーパーを列に並ぶ人に配布されていました。

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これはすごく親切でいいやり方だと思いました。事前にどのようなサイン本が並んでいるかがよく分かります。
これが「整理券」となり、これを持っていないとサイン本を購入できないというわけです。

そして12時。開店の時刻をちょっとすぎたぐらいに、店外で待っていた私たちもお店の中へ。
お店の入口に、「秋葉原店を開店してから4ヶ月ほどで新宿に出店できたのも皆様のおかげです云々」と書かれたポスターが貼られていたのですが。
そうか4ヶ月か。もう半年ぐらいはあるもんだと思っていました…。
時間の経つのは早いのか遅いのか。

入ってみると第一目標だったサイン本はすでに完売していましたが(恐らく一番人気だったのでしょう)、第二グループでちょっと迷っていたタイトルが何種類か残っていたのでちょっと迷った末に、あづまゆき先生の『柊小学校恋愛くらぶ(1)』(双葉社刊)を購入。
サイン本と整理券を交換したあとにレジの列まで移動するので、その間にきょう発売の雑誌やら単行本やらを買って、ぐるっと店内を取り巻いた列へ。

列にしたがって店内をぐるっと見ていたのですが、秋葉原店との比較で言うと店内は確実に広くなっています。なにより秋葉原店は「うなぎの寝床」(京都の街屋について指した間取りとは異なりますが)状のフロアー構造なので、棚などを配置するとどうしても狭い部分ができてしまうのですが、新宿店は正方形に近い長方形(要するに普通のテナントビルの構造)なので、それだけで広く感じます。
で、秋葉原店と比べて広くなった部分をなにに使っているかというと、同人誌と同人ソフトかと。
とくに同人ソフトは秋葉原店とは段違いの広さになったと感じます(というより秋葉原店って同人ソフトの扱いがあったかしらん?)。
もちろん商業誌の単行本・雑誌のコーナーも秋葉原店と比べて確実に広くなっていますが、印象としては同人コーナーがかなり広くなったなと。
まあこれは「あり」な選択でしょう。すぐ近くにあるとらの新宿店も同人コーナーの品揃えはまあまあありますけれども、その狭さが致命的でしたからねえ。というか、新宿とらのお店全体の狭さを考えるとZIN新宿店はかなり広く感じました。

あと女性店員さんがいたのが意外というか、ちょっといいかなと(笑)。
でも女性店員さんが成年向けコーナーまで普通に見回らなきゃならないのは、こちらにとっても羞恥プレイな気がするんだぜ…。

ゲーマーズ新宿店がかなり広くなり、ZINも広いお店を持つとなると、これは新宿とらも移転も含めてお店を広くせざるを得ないんじゃないかなという気がするのですが。
COMIC ZIN新宿店は、広さに対する品揃えからすると新宿でコミックを探すときのファーストチョイスになりうると思います。

そして女性店員さんがいるということは、将来的には女性向けの本も置くようになるのかも? 
新宿は意外に乙女ロード系不毛の地ですからねえ。品揃えがあるといっていいのは紀伊國屋(東)ぐらい?ですし。
まあそういうのを含めて(?)、今後が楽しみです。