さあ、あとは最後の出演者ご挨拶&『ひだまりランド・ゴーラウンド』、そしてトリプルカーテンコールですが、このあたりは印象に残った発言などをピックアップしていこうかと。
たしかもうこの時点で20時45分を回ってたかなあ? 吉田アナの「もうほんとに、楽しい時間なんですけど、明日もここで『戦国BASARA』のイベントがあるのでこの辺でお開きにさせてください~!」的なトークが入り(もしかしたら、「超ひだまつり」の撤収後に即設営とかだったのでは…)、出演者のみなさんが一列にステージへならんで最後のご挨拶。
その中でまず気になったのは、原田さんの「このイベントで『ひだまり』の一員になれたかなって…」という涙ながらの挨拶。シリーズを重ねてきた『ひだまりスケッチ』も、途中からの新規レギュラーとして入った声優さんは小見川さんと原田さんが初めて。小見川さんも原田さんもすごく真面目そうな声優さんで、そういう意味ではすごく好感が持てるお二人なのですが、そんな原田さんも『ひだまり』のベテランさんたちの中に入っていくのは大変なんだなあと。
そして松来さんも、挨拶前は「泣くわけがない!」とか言っておきながら、「ひだまりスケッチのアニメは、(悪い?)大人が『これで一儲けしてやろう』などと誰も考えないで、みんなが自然と『この作品でアニメを作ろう』と考えて作られた作品ですから、これだけの人が集まるような作品になってほんとうにうれしいです」と涙ながらの挨拶。
私も松来さんが生でおしゃべりする場所には何度か足を運んでいますが、松来さんがこれほどまでに熱っぽく作品のことを語るのは珍しいと思うのです。
ファンやスタッフへの感謝の気持ちは忘れなくても、作品とかキャラクター自体については冷静な目で発言することが多い方ですから。そんな松来さんも熱くなってしまう『ひだまり』&ひだまらーのパワー。
そして並び順でいくと松来さんのあとはうめ先生からチョーさんという流れでしたが、ここは吉田アナがナイスアシストで、「じゃあここはチョーさん先にご挨拶を」と一言。チョーさんも異存なしで。
今回がひだまつり初参加のチョーさん。とにかくひだまらーのパワーにビックリされていたようでした。「(ひだまらーの歓声が)腹にくるんだよ!」と。今回、チョーさんが入ってやっと本当の『ひだまりランド・ゴーラウンド』になるわけで。観ている私のほうも感慨無量でした。
そしてうめ先生。挨拶の内容はあまり覚えていませんが、「みなさん生活しているそのなかで(自分の時間を割いて?)私が創った作品を楽しみにしてくれる人がいてくれて、しかも今日はその人たちが5000人も来てくださるなんて…」と話したあと号泣されてしまって、隣の松来さんや阿澄さんたちが後ろから「大丈夫か大丈夫か」と心配しているところに吉田アナが、「他局社員の自分が言うことじゃないですけど、きょうはTBSの(編成の?)えらい人も来てますよね。みんなこうして盛り上がっているじゃないですか。『ひだまりスケッチ』のアニメをもっと続けていきましょうよ!」のようなアオリを入れてくれたのは、個人的にはGJだったなと。

最初のアンコール。
校長先生の「このへんで!」と観客の「えー!」の掛け合いが面白かったです。もちろん私も「えー!」ってやってたけど(笑)。
さいごは校長先生の「終了……しません!」という声とともにアンコールの幕開け。
登場したのはmiccoさんとうめ先生。なんと即席ユニット「ひだまーぶる」結成。で、後からわかった情報では、うめ先生はわずか24時間前に渡された資料で『さくらさくら咲く』のハモリを覚えたらしい。しかもリハーサルをやる余裕もなかったとか。まじ即席やん。しかもうめ先生普通に歌ってるし。
この日2度目の『さくらさくら咲く』でしたが、ほんとこの曲は神曲だと思います。marbleというユニットはすごいパワーを持っているユニットだと思います。
そして『できるかなって☆☆☆』。音源化されたものを聴いてるとピンとこなくても、生で聴いてると良さがわかるものってありますよね。この曲もそんな感じでした。
最後は紙テープまで飛んでお開きかなー、なー、と思ってたらどうもそういう空気じゃない。
再び校長先生が登場して、「もう体力も限界です。そろそろ終了…」それに対して観客が「えー!」と返すと、「するのは名残惜しいですね」と同時にチョーさんがステージへ。
「私のうた、聴いてもらえますか?」。観客が一瞬「?」となるなか、『ごみ収集車の歌』を歌い始めるチョーさん。この曲がまた哀愁あるし身につまされて(笑)良いんだなあ。
豊島区、09年度にいきなり分別区分が変わったんだよな…。まさかこの場面でこんな曲が聴けるとは(笑)。
そしてステージ上に揃う出演者の皆さん。あれ、ひとり足りない。おめしかえでもしてる様子のその声は、水橋さん。
あらわれたその格好は、黄色いパーカーはそのままですが顔にはメガネ、頭に帽子。「たんけんぼくのまち」じゃないですか。チョーさんコスか(笑)。
そして最初はチョーさんと水橋さんが、すぐにステージ上のみんなが、そして観客席からも「たんけんぼくのまち」主題歌熱唱となりました。
歌い終わると、水橋さんがチョーさんの隣へ行って土下座せんばかりの勢い(というより土下座してた笑)で謝ってました。水橋さんほんとチョーさん&「たんけんぼくのまち」が好きなんだなあと。チョーさんも知らない、完全なサプライズ演出だったらしいです(笑)。
そして本当のラストとしての『スケッチスイッチ☆☆☆』。
要するに、1年生から3年生まで計6人がそれぞれメインでサビの部分を歌えるようにサビを繰り返し続けるわけですが、いやほんと疲れました(笑)。サバイバルの様相を呈していたような。歌いきれず、立ち続けられずに座った人もいたみたいだし。私は体力も考えずにやりきりましたけど(笑)。
最後は大型ビジョンに歌詞が映し出されて観客席からもサビを熱唱。喉まで酷使する結果となりました(笑)。

そして曲が終ったあとも、上から落ちた風船で一階席とステージのみんなが遊んでいるような感じで。でももう流石に時間が…。
そこで吉田アナが、「フジテレビに『サザエさん』という終わらないアニメがあるよ。うめ先生も長谷川町子先生みたいになればいいんだよ!ファンも大事だけどうめ先生はこの作品の神様なんだから(?)、みんなでうめ先生にお礼言おう!」という上手いアオり。そして観客席からみんなで「ありがとうございました!」の声が響きました。
それでもなかなか席を離れられない私たち。阿澄さんが、「もう、うめ先生が『帰って』って言わなきゃみんな帰らないよ」というと、うめ先生から「家に帰るまでがひだまつりです、気をつけて帰ってくださいね」というお言葉をいただいて、ようやくお開きとなりました。

いや長かったね今回のレポ。ようやく完走です。ありがとうございました。
うめ先生、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、司会の吉田アナウンサー、そしてひだまらーのパワーに、ありがとうございました、とあらためて。