今日は朝から陽射しが強くて暑い一日になりました。そんな今日、東京駅では早朝から熱い行列が…。
石川雅之先生のサイン会の参加券を求める列でした。
情報が出たのは講談社の雑誌が最初なのでしょうか?それともネットでしょうか?ネットだと開催2日前の15日・木曜日が初出だと思うのですが。そうだとすると告知から当日までが異様な短さでした。
そして今回のサイン会のもう一つの異例な点は、このサイン会が講談社が主催する「『もやしもん』ドラマ化記念石川雅之先生原画展」の一環で、書店とのタイアップ企画ではないため、対象書籍が「石川雅之先生の講談社における刊行作品すべて」、なおかつ、「参加券+対象書籍があれば、どこで購入した書籍でもサインを受け付ける」ということ。これは私にとっては初めてのケースでした。てっきり駅ナカの書店とタイアップしていると思っていましたので。会場には物販コーナーもあるのですが、石川先生の単行本は置かれてなかったような…。「もやしもん」の絵本はありましたが。

まずは参加券を確保しなければ、ということで朝5時起きで電車に乗り東京駅へ。
6時前に到着した時点で、すでに20人近くの人数が並んでいましたが、それ以降、東京駅方面に向かう電車がまだ動かないのもあってか、しばらくはじりじりと人数が増えていく程度。
8時を過ぎた辺りから一気に人数が増え始めて、おそらく9時前には120人の定員に達したのではないかとみられます。
事前には10時半からの参加券配布予定でしたが、そういう状況なので9時半からに前倒し。早くから並んでいた者には助かりました。

参加券をゲットし、そのあと「献血ルーム:akibaF」に向かうとツイッターでつぶやいたら、akibaFの中のかたから羨望のまなざしを向けられるなどありまして(笑)。「もやしもん」ファンで、17日には会場に行かれたのだとか。

献血も終わって、東京駅へ。本に挟んだ参加券の所在が分からなくなって一瞬慌てるハプニングもありましたがすぐみつかり、13時前には列に並び、13時ごろからサイン会もスタートしました。

今回のサイン会は、サインのほかにイラストも入れていただけたのですが、私のように「もやしもん」の単行本を持っていくと、青カビ菌のオリゼーのイラストになるのが必須だったようです。他の作品単行本ならどうだったのかを知りたいですね。
今回はスペースの構造上、入り口に向かって石川雅之先生が背を向けておられたので、前の人2人ぐらいの方のサインやイラストを入れておられるところは見られたのですが、ひとりには違うイラストを入れられていたような…。もうひとりはオリゼーで間違いないのですが。
しかし今回はスペースが狭い上に、スペース内にサイン会以外でふつうに観覧している方も混ざったカオス状態だったのは、石川先生には酷だったかもしれません。

だいたいふつうなペースで、25分ぐらいには私の順番が。
今回は参加券に本名を入れるのが必須だったので、私の場合いつも不安に思っていたことがあったのですが、今回もそれが的中しました。
私の名字の話題だけで終わってしまったという…もういい加減本名オンリーの宛書きはヤメヨウヨ…orz
「私の名字は本来漢字ではなくて…」「父の実家は熊本で、殿様から刑罰でもらった名字で…」「最近は実在の人物より非実在の人物のほうが同じ名字だったりします…」と、この三題で話が終わってしまうのです。なんだかなあと(笑)。
講談社の方からは、「キャラの名字に困る漫画家さんにはあなたの名字を薦めておきますよ」というお言葉も。でも小鳥遊(たかなし)みたいに増えまくっても困ると思うのですが。漫画家さんは変名好き、という点では講談社の方と意気投合できました(笑)。

そうこうする間に石川雅之先生がサインとイラストを描き終えられて。
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「もやしもん」レベルのクオリティを持つ作品に言うことではないかもしれませんが、読み始めた一ページ目からどんどん作品の中に引き込まれる作品というのは本当に凄いと思います。読んでいても、「すげえすげえ…」という言葉しか出てきません。

石川雅之先生とは初めてのサイン会でしたが、サイン会の輪の中にかなり楽に入ることができてよかったです。
石川雅之先生、講談社ほか会場の関係者の方にはひたすら感謝の気持ちを伝えるのが精一杯です。