「0105」ogasite (う01a)
子供からいい大人まで様々な世代がいる作品群を読んでいると、
子供には子供のひたむきな思い、大人には大人の揺らぐ思いが
それぞれあるということを気づかせてくれる総集編。
「ひた向きな思い」から感じる心地よさは、
大人になると得にくくなる感情と同じものなのだろうか。
「ふかふか1」やたこ(し23a)
女子高生のちはやと、生意気だけどどこかピュアな甥っ子のひろ。
二人ともかわいい同士の「おいおば」作品は、時々子供らしく
バタバタ動きまわる事もあるけれど、まったりした日常の雰囲気
のなかで流れていく「時」がとても心地よい。
読んでいて、いつまでもこの時が続いていれば良いのに、と感じる。
「秋風と君の花飾り」WATTS TOWER(み06b)
なかなか世に広まるチャンスが少ない、雑誌の単発掲載作品集。
だが、どの作品にも必ずどこかの場面で、心がきゅっと
しめつけられるような感覚を受ける。
でもそれは不快感などではなくて、心温まる瞬間を
目撃した時の驚きだと感じる。
素直に、「読んでよかった」と思うことができる作品たち。
「腐女子の『腐』っ。H2」猫丸印(て12b)
腐女子の心情を面白く描いている。
恋人同士を描いた前半の作品は主人公・いづきの
男前な同人者思考に笑いが止まらない。
オタクな兄妹を描いた後半の作品では、妹の、
オタク的思考への浸かりっぷりと、それに比べて、
兄の半端な性格のほほえましさが脱力的な笑いに
繋がっている。両方とも続きが読みたい作品。
「ラストデイ。」ムンチャイ(し09a)
商業誌連載作品(「先生はお兄ちゃん。」)の番外編となる作品。
連載時の主人公でもある兄妹の、絆の深さをあらためて感じられる。
素直に気持ちを出せなくても、妹は兄のことをちゃんと見ているし、
常に妹にべったりだった兄は当然のように妹の事を思っている。
そんな「二人だけ」の世界を描くからこそ描ける作品。
子供からいい大人まで様々な世代がいる作品群を読んでいると、
子供には子供のひたむきな思い、大人には大人の揺らぐ思いが
それぞれあるということを気づかせてくれる総集編。
「ひた向きな思い」から感じる心地よさは、
大人になると得にくくなる感情と同じものなのだろうか。
「ふかふか1」やたこ(し23a)
女子高生のちはやと、生意気だけどどこかピュアな甥っ子のひろ。
二人ともかわいい同士の「おいおば」作品は、時々子供らしく
バタバタ動きまわる事もあるけれど、まったりした日常の雰囲気
のなかで流れていく「時」がとても心地よい。
読んでいて、いつまでもこの時が続いていれば良いのに、と感じる。
「秋風と君の花飾り」WATTS TOWER(み06b)
なかなか世に広まるチャンスが少ない、雑誌の単発掲載作品集。
だが、どの作品にも必ずどこかの場面で、心がきゅっと
しめつけられるような感覚を受ける。
でもそれは不快感などではなくて、心温まる瞬間を
目撃した時の驚きだと感じる。
素直に、「読んでよかった」と思うことができる作品たち。
「腐女子の『腐』っ。H2」猫丸印(て12b)
腐女子の心情を面白く描いている。
恋人同士を描いた前半の作品は主人公・いづきの
男前な同人者思考に笑いが止まらない。
オタクな兄妹を描いた後半の作品では、妹の、
オタク的思考への浸かりっぷりと、それに比べて、
兄の半端な性格のほほえましさが脱力的な笑いに
繋がっている。両方とも続きが読みたい作品。
「ラストデイ。」ムンチャイ(し09a)
商業誌連載作品(「先生はお兄ちゃん。」)の番外編となる作品。
連載時の主人公でもある兄妹の、絆の深さをあらためて感じられる。
素直に気持ちを出せなくても、妹は兄のことをちゃんと見ているし、
常に妹にべったりだった兄は当然のように妹の事を思っている。
そんな「二人だけ」の世界を描くからこそ描ける作品。