新刊部門
あさのゆきこ『オトナのいろは(1)』
4コマ作品で、ここまでせつなさをたたえた作品もそれほどないよねえ。マイナーコード好きの自分としてはいろいろ心に突き刺さります。今年のイチオシ。
にしうら染『
踊る!アントワネットさま(1)』 
歴史大河ロマンになりうる作品、と今のところは言うべきかなと。先物買い的に、すごく推したくなる作風です。
師走冬子『
泊まりにおいでよ(1)』 
師走冬子ファンならいろいろと唸ってしまうギミックをたくさん抱えている作品で、この作品からは、師走冬子作品としての可能性をすごく想ってしまうのです。
駒倉葛尾『
趣味じゃない園芸(1)』 
これまでなさそうでなかった(笑)モチーフを作品にしたというところで、この作品には高い評価を上げていいと思うのです。
松田円『
ゆらゆら薬局プラリネ(1)』 
妹の存在でリア充になれちゃう主人公爆発しやがれ! と(笑)。松田円節的な作品ではあるのだけど、むしろそれが持ち味なのだからいいのだ!

既刊部門
師走冬子『
スーパーメイドちるみさん(11)
みなさんご存知だろうけれども、大団円へむけての道筋ができていた巻なんですよね。終わりを知っているから言えるけど、終わることへの可能性に、いろいろな意味で挑戦した巻なのです。
師走冬子『
奥さまはアイドル(6)
いつもながらのハイテンション。BBA萌えいいよね!
師走冬子『あいたま(7)』
学校外のキャラクターにも広がりを見せた巻。あいちゃんの持ち味に限界を垣間見せたりもしてますね。
各キャラクターのお召し替えがすさまじいのはいつものことか(笑)。

お粗末さまでした。