2月1日に参加した2014年二発目のサイン会、は今年最初のイベントに続いて板倉梓先生ご登場のサイン会でした。でも板倉梓先生初のサイン会だったんですねえ(謎)。
じつは、謎というほどのことではなく、前回の「月刊アクション単行本刊行記念イベント」では、あくまでも板倉梓先生のご登場はサプライズゲストというか、事前に発表はしていたけれど何をやるかは告知していなかったので、板倉梓先生にとって、サイン会としてはノーカウントということになるのでした。
今回は、マッグガーデンから刊行されたアンソロ誌、季刊「EDEN」刊行記念として行われたサイン会でした。
この、EDENというアンソロ誌は、マッグガーデンから作品を出されている漫画家さんを中心に編まれたもので、雑誌というには体裁が単行本スタイルで、例えるなら、以前に芳文社から出されていた『つぼみ』などのような見た目でちょっと重め。寄稿されている漫画家さんも、女性向作品の方から男性向作品の方まで、色とりどりというかごった煮感といいますか(笑)。
考えてみれば、BLも描ける方からおっさん向けの「週漫Times」で連載される方まで網羅する雑誌、というかアンソロってすごいです。
ただ、こういう作品編成だと、ジャンル的にこれまで目に止まらなかった漫画家さんの作品にもすんなり入り込めるわけで、そこは面白いと思いました。同じマッグガーデンでも、少女漫画誌であるアヴァルスで描かれている方が来れば、「EDEN」というアンソロ誌は、マッグガーデンという出版社の作品カタログ的な存在になれるのかもしれません。
それはそれとして、1月下旬から毎週のように「EDEN」がらみのイベントが行われていて、マッグガーデンとしても力を入れているのはひしひしと感じます。
板倉梓先生はその中で「非・マッグガーデン枠」的な漫画家さんのお一人として参加されています。
今回、合同でサイン会をされた大澄剛先生は今回の作品が初読で(情報弱者)、2月に単行本2巻を出されるという『このゆびとまれ』の表紙を書店で見て、買おうか買うまいか迷っていた感じでした。
板倉梓先生の作品『エレクトリックラブ』は、板倉梓先生がストーリー漫画で描かれる持ち味の一つである、清々しい清潔感というか透明感のあるヒロインがSF的な作品のモチーフとよく合っていて、短いながらも「EDEN」の中にピタッとはまっているかんじでした。
大澄剛先生の『バイバイ、パラダイム』は、少年少女というにもまだ幼い子供の物語なのですが、等身大の「男の子」と「女の子」をうまく描き出しているところは流石だと感じます。男性の私からすると、やはり指切りを勢い良く切ってしまう男の子に、「ああそういうものだよな」としみじみしました。
そんなことも含めて、お二方と順番でいろいろ話しましたが、漫画家さんと作品について対話する楽しさをあらためて感じられたサイン会でした。
マッグガーデンさん、有隣堂ヨドバシAKIBA店さん、そして板倉梓先生、大澄剛先生、
楽しいサイン会をありがとうございます!
じつは、謎というほどのことではなく、前回の「月刊アクション単行本刊行記念イベント」では、あくまでも板倉梓先生のご登場はサプライズゲストというか、事前に発表はしていたけれど何をやるかは告知していなかったので、板倉梓先生にとって、サイン会としてはノーカウントということになるのでした。
今回は、マッグガーデンから刊行されたアンソロ誌、季刊「EDEN」刊行記念として行われたサイン会でした。
この、EDENというアンソロ誌は、マッグガーデンから作品を出されている漫画家さんを中心に編まれたもので、雑誌というには体裁が単行本スタイルで、例えるなら、以前に芳文社から出されていた『つぼみ』などのような見た目でちょっと重め。寄稿されている漫画家さんも、女性向作品の方から男性向作品の方まで、色とりどりというかごった煮感といいますか(笑)。
考えてみれば、BLも描ける方からおっさん向けの「週漫Times」で連載される方まで網羅する雑誌、というかアンソロってすごいです。
ただ、こういう作品編成だと、ジャンル的にこれまで目に止まらなかった漫画家さんの作品にもすんなり入り込めるわけで、そこは面白いと思いました。同じマッグガーデンでも、少女漫画誌であるアヴァルスで描かれている方が来れば、「EDEN」というアンソロ誌は、マッグガーデンという出版社の作品カタログ的な存在になれるのかもしれません。
それはそれとして、1月下旬から毎週のように「EDEN」がらみのイベントが行われていて、マッグガーデンとしても力を入れているのはひしひしと感じます。
板倉梓先生はその中で「非・マッグガーデン枠」的な漫画家さんのお一人として参加されています。
今回、合同でサイン会をされた大澄剛先生は今回の作品が初読で(情報弱者)、2月に単行本2巻を出されるという『このゆびとまれ』の表紙を書店で見て、買おうか買うまいか迷っていた感じでした。
板倉梓先生の作品『エレクトリックラブ』は、板倉梓先生がストーリー漫画で描かれる持ち味の一つである、清々しい清潔感というか透明感のあるヒロインがSF的な作品のモチーフとよく合っていて、短いながらも「EDEN」の中にピタッとはまっているかんじでした。
大澄剛先生の『バイバイ、パラダイム』は、少年少女というにもまだ幼い子供の物語なのですが、等身大の「男の子」と「女の子」をうまく描き出しているところは流石だと感じます。男性の私からすると、やはり指切りを勢い良く切ってしまう男の子に、「ああそういうものだよな」としみじみしました。
そんなことも含めて、お二方と順番でいろいろ話しましたが、漫画家さんと作品について対話する楽しさをあらためて感じられたサイン会でした。
マッグガーデンさん、有隣堂ヨドバシAKIBA店さん、そして板倉梓先生、大澄剛先生、
楽しいサイン会をありがとうございます!
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