ジャポニカ自由帳41(ジャポニカ自由帳)
作中、『灰色の春』で、2011年3月の遠野を描いた小坂俊史氏の作話能力の高さに唸ります。描かれているキャラクターの内側、ひいてはそのキャラクターを描いた作者の内側にも、もっと重たい感情があるのかもしれないが、そこを上手く、読者に直視はさせないけど認識をさせている感じが、この作品の評価としては的外れかもしれないけれども「痛快」に感じました。
タスキに短し。7(くろみや別館)
この作者のすごいところは、他の人がやっても笑いが起きないようなことを笑いに変えられるそのキャラクター。時々ボケを演じている時もあるけど、それよりも脱力系な笑いを呼び込む生活をずっとされているのがすごいです。
とうふくんすぱ (inui@b)
不思議な森のミント 1(お手製のポトフ)
110010(すこやかペンギン)
作中、『灰色の春』で、2011年3月の遠野を描いた小坂俊史氏の作話能力の高さに唸ります。描かれているキャラクターの内側、ひいてはそのキャラクターを描いた作者の内側にも、もっと重たい感情があるのかもしれないが、そこを上手く、読者に直視はさせないけど認識をさせている感じが、この作品の評価としては的外れかもしれないけれども「痛快」に感じました。
タスキに短し。7(くろみや別館)
この作者のすごいところは、他の人がやっても笑いが起きないようなことを笑いに変えられるそのキャラクター。時々ボケを演じている時もあるけど、それよりも脱力系な笑いを呼び込む生活をずっとされているのがすごいです。
とうふくんすぱ (inui@b)
このシリーズはずっと読んでいる作品なのですが、今回も「とうふくんというキャラクターが(物理的に)壊れる」という愛すべきワンパターンでひたすら笑わせてくれます。
とうふくんはじめ、キャラクターの愛くるしさと、豆腐に無理な力を加えれば壊れる、という当然のことをひたすら当然のように繰り返すのが笑いの秘訣なのでしょうか。不思議な森のミント 1(お手製のポトフ)
森の世界に住む、よく寝ぼけたりよくボケる少女と、かっこいいのか悪いのかよくわからないタヌキのコンビを描いたストーリー4コマ。
みんなすごくてきとーな感じで生きていて、それでもちゃんと生きていけるのが感じられて、とても楽しい作品。1とついているわけだから続編にも期待します。110010(すこやかペンギン)
サークルで出された創作同人誌が50冊をかぞえた記念のご本。サークルの歴史をきちっとした本として記録に残されたというのがまず素晴らしいと感じます。
描きおろしの漫画も、タイトルの数字が鍵になっていますが、数字がダメな私でも入り込んでしまうミステリアスな内容で、またよし!
自意識過剰なあたしの話。(妄想をトランクに詰めて)
自意識過剰な女の子が一人の男の子にのめり込んでいく結果、自爆して離れていく、というだけの話ですが、以前の作品と比べて難解ではあるけれども、何回か読み込んでいくうちに男の子へも感情移入させていって物語を理解できるような感じになる、というところが面白いと感じます。
自意識過剰なあたしの話。(妄想をトランクに詰めて)
自意識過剰な女の子が一人の男の子にのめり込んでいく結果、自爆して離れていく、というだけの話ですが、以前の作品と比べて難解ではあるけれども、何回か読み込んでいくうちに男の子へも感情移入させていって物語を理解できるような感じになる、というところが面白いと感じます。
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