あれ?今年は以外とサイン会の回数多いな…。
というわけで、今回参加したのは竹宮ジン先生サイン会です。白泉社・楽園コミックス『不条理なあたし達』刊行記念。
きのうコミティアだったんだよなぁ…。でも以前にはコミティアと同じ日にサイン会をやっていたところもあるから(移動したよ苦労して)、これぐらいは全然許容範囲です。というか竹宮ジン先生もサークルで参加されていたから(笑)。

単行本の帯には、「著者初の社会人ガールズラブ長編」とあり、竹宮ジン先生のお名前は知りつつも読まず嫌い的に作品に手を伸ばしていなかった私も、そこに惹かれて読みました&サイン会に参加する気になりました。
Twitterでも一言レビューしたのですが、「大人の恋」の緊迫感、緊張感、そういうものをしっかりと捉えている作品だと感じました。で、さらに読み込んてみると、主人公の後輩キャラであり恋の相手(のひとり)でもある種田の、自分らしい生き方を求めて足掻いているかのようなさまが好きになり、そして主人公である山中のしっかりとした生き方に裏打ちされたクールさに魅力を感じ、恋愛関係なのか肉体関係なのか、山中とはなにかしら縁のある藤堂の、セレブな境遇ゆえに社会的な軛から離れられない悲しさ(しかし本人はわりとケロッとしている)にもまた惹かれ、という感じで、漫画を読んでいてひさしぶりに感じ入るところのある作品でした。

COMICZIN秋葉原店でのサイン会には何度か行っていますが、基本的にフロアで待てる人数が少ないのと、そもそもお店が広くないので店内で待つことからして難しいのが、ですねえ。

あと今回は「楽園」の飯田さんに、先日の楽園祭トークイベント面白かったです、とお伝えてきたのも良かったです。なにしろ、トークで漫画家さんの内面に迫る、みたいな企画はありそうでなかなかないものですからね。ぜひ来年もやっていただきたいです(その前に来年も当たらないとな…)。
楽園のコミックスのサイン会は、わりと飯田さんのお話を聞くのも楽しみだったり(笑)。

そして、竹宮ジン先生は漫画家さんには珍しくすごく話す方で(と言っていいのかわからないけど)、サイン会の間もいろいろと話題にされて話されていたのは印象的です。
本名出し必須のときのサイン会の私の定番である苗字トークも、漫画家さんに食いつかれるのは珍しい…。
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あと、このアクリルキーチェーンですね。サイン会のおみやげでこういうのも珍しいのですけども、私の順番が来る前の方は、たいていこれをネタに会話されてました。

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竹宮ジン先生、白泉社「楽園」編集部の飯田さん、COMICZINさん、楽しいサイン会をどうもありがとうございます。