年に一度は国立競技場でサッカーを見よう!(いまシリーズ化決定) その第2回
08年のJリーグが先週開幕しましたが、日本アマチュアサッカー唯一の全国リーグ、JFL(日本フットボールリーグ)の08年シーズンが16日に開幕しました。
東京都武蔵野市をホームタウンとするチーム・横河武蔵野FCは、その開幕戦を国立競技場でのホームゲームで迎えることに。
最初に日程を見たとき、JFLの試合を国立競技場でって、いいのか? と思いましたが、JFLの10周年記念、そして東京をホームタウンとするチームの試合ということが大きかったのでしょうか。
横河武蔵野FC(前身は横河電機サッカー部)の10年を綴った煽りVTRは国立の大形ビジョンに放映されるし、スタメン選手紹介前には全選手を収録した紹介VTRも放映されて、なんというか、「社運を賭けた」的気合を存分に見ることになった国立競技場でした。
試合自体は、その気合が空回りしかねない雰囲気だったところでしたが、地力にまさる横河武蔵野が、後半の2得点で勝利。
前半も、新人の岡正道選手(湘南ベルマーレユース出身)のスピードと積極性など、見せ場は作っていたのですが。
そこで決められたら、もっと楽に勝てるゲームになったのではないかと。
一方の高崎は、個々の能力では横河武蔵野を上回る選手もいると思うのですが(横河武蔵野守備陣の数的優位を、ものともしない突破力があったし)、フィニッシュがあまりにも悪すぎた感が。
1点は返しましたが、出会い頭のゴール?という印象で…。むしろ、崩してもゴールが奪えないことのほうが、「手も足も出ない」というより厳しい感じがします。
今回、国立競技場に4000人を集められたというのは、いろいろな意味で大きいんではないかと思います。横河武蔵野からすれば、その試合で勝てたというのもまた大きいかと。
楽しみなチームだと思います、横河武蔵野FC。