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日記といふもの

日々どうでもいいことを書き連ねて「いきたい」日記帳です。 最近はTwitterに逃避しがち。良ければそちらもよろしくです。

4コマ誌(芳文社・きらら系)

20 6月

まんがタイムきららMAX 2009年7月号&8月号

石見翔子『かなめも』
(7月号)
やはり今回の肝は、「風新新聞Presents(嘘)・スーパー銭湯サスペンス劇場」でしょうか。
ってそう思うのは私が基本ギャグ好きなせいもあるのか。

大根さんの肌が白いのも、人参さんが赤ら顔(?)なのも、ごぼさんが色黒(色黒っつうか、泥付き?)なのも、生まれつきなんだからしょうがない。
のですが、悔しさに手ぬぐいくわえて歯噛みするごぼさんに爆笑。

それにしてもかなちゃんの天然+ブレーキのない自転車っぷりな思考(妄想?)には、ねえ(笑)。
個人的には「うどん風呂」でしょうか。なにをやる気なのか、なにを。
そしてはるかさんですが、「銭湯は鑑賞オンリー」て!(笑)。
はるかさんは鑑賞オンリーじゃないようなお店にまで行っているのかと小一時間toi(略)。そもそも銭湯だって「鑑賞」していいところじゃないけど(笑)。
そして(はるかさんにとっての)お約束が無視されたラスト。いやあ平和だ(笑)。でもなにか残念な気もするのはなぜ?

(8月号)
はるかさんの様子がいつもと違う、というか、さすがにはるかさんも若いとき(いや今でも若いはずですが)からアレな人ではなかったのですね。
あんな、おとな?な顔を持つはるかさんもはるかさんの中にいるなんて。
でもなんというか、格好良いよな、って思います。

しかし、出だしとラストはいつものはるかさん。1本目の発言は、妙齢の女性が言って良いセリフではないと思うのですが。まあいつものことなんですけど(笑)。しかし、あれがみんなにとっての「絶好調なはるかさん」なのか。
スイッチが入るといつものはるかさんになっちゃうようなのですが。
そう考えると、「スイッチ」を入れなければ普通にモテるんじゃないのか? はるかさんは。


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17 1月

『かなめも』アニメ化決定

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早売りの『まんがタイムきららMAX』3月号を見つけたと思ったら、びっくりしちゃいました。「マジカヨ…」ってね。
まだTVアニメなのかOVAなのかも定かではありませんが。
これできららからのアニメは通算5作目。なにがあった芳文社。

石見翔子先生も書かれていますが、石見先生が描くキャラクターがアニメとして動くことは楽しみです。
ただ私が思うに、石見先生の作品が持つ独特な「空気」(『スズナリ!』と比べると『かなめも』では若干押さえ気味だとは思うけれど)をアニメで再現できるのかが悩ましかったり…。

ともあれ、楽しみです。
ウチだと、関東UHF各局放送ならワンセグ放送しかリアルタイムで見る方法がないんですけどね…。
26 6月

まんがタイムきららフォワード2008年8月号

松本ミトヒ。『メガミのカゴ』7月28日コミックス1巻発売
1号休載(コミックス作業)を経て、再開です。その今回は「新章突入」といったところか。
その冒頭から、局面の転換を思わせる風紀委員長の厳しい声が飛んでおります。その風紀委員長・八重樫琉子さんですが、明美さんとふたり並び立つ扉絵から、このふたりの相似点をうかがわせる感じになっていたりします。本編中でもそのように感じさせるところがあるのですが。

明美さんと南さんに加え、バレー部と掛け持ちのクミさんとその相方(笑)しぃ太さんも加わった「乙女の鏡(メガミ)委員会」。さっそくクミさんの体力を発揮するお仕事も舞い込んで、順調に滑り出したような新生メガミ委員会。ですが、しぃ太さんに魔の手が…、もとい風紀委員長の厳しい目が。
しぃ太さんのトレードマークともいえるニーソックスが校則違反だというのですね。しかし、八重樫さんの厳しすぎるとも取れる叱責に立ちはだかったのが、メガミ委員長・明美さん。
ここで委員長同士の息づまる丁々発止が起こるのかと思ったのですが、明美さんの洞察力と機転が戦いを回避し、なおかつしぃ太さんを救います。
足が小さすぎて靴のサイズが合わないために転びやすいしぃ太さんのひざを保護するための、学校特認ニーソックスだったとは。それよりも驚くべきは、しぃ太さん本人以外知らないそのことに気付いていた明美さんの洞察力でしょうか。あなたはシャーロック・ホームズか! と(笑)。
それにしても明美さんとしぃ太さんの図はまるで小犬と小犬をかわいがる少女のようですね。え、どっちがどっちか? ってそりゃ(略)。

さて明美さんの機転にやり込められた八重樫さんも、恥ずかしさのあまり、なのか、「覚えてなさい!」を二回繰り返すあたりは、なんかかわいいキャラと思えなくも、ない(笑)。
あまりにも熱心すぎる八重樫さんを疑問に思う明美さんたちの聞き込みの結果を見ても、そう思います。ジャージのほつれを叱責したかと思うと、返すその手で「裁縫セットを持ってるから使いなさい」って…。
規則に忠実すぎる八重樫さん。でも明美さんたちはそんな彼女に理解を示します。でも南さん、あなたの言わんとしていることは、すなわち最終的には規則破りをしてるんじゃないのか?(笑)

八重樫さんの勢いは止まりません。ついには運動部の服装にまでメスを入れようと、体操着禁止・ブルマ廃止論をぶち上げた様子。まあたしかに、いまはブルマ廃止が大きな流れになるつつあるわけで。私が10なん年まえに通っていた高校も入学当初からハーフパンツでしたし。
だが空想の世界ではまだまだ現役! というかブルマ廃止論は南さんの逆鱗にふれたようで。あらら。私も(空想の世界では)許せません(笑)。
というか南さん、ブルマだらけの運動部の練習風景を「眼福パラダイス」ととらえていたとは…。あなたやっぱりオタクというよりオヤジだ!(笑)
ちなみにそのブルマ廃止論、あたらしい服(ジャージやハーフパンツ)を買いなおす部費がない、ということで運動部の面々からは却下されたとのこと。却下の理由がそっちか!
八重樫さんに直談判しようとする南さんを止めたのは明美さん。「廊下を走るな!」 って、正論ですね。言いたいことがあるなら筋を通せ、と語る明美さんに、南さんは「なんという委員長節…ハート」とモエてます。

たった一人で校内を駆け回り取締りをする八重樫さん。そんな彼女に明美さんは、なにか共感にも似た感情を持っているようです。頑張りすぎる系のキャラクターは、たしかにふたりに共通しているところはあるのですが…?
さてその八重樫さん。あまりに駆けずり回ったせいか、つい一瞬、隙を見せてしまいます。暑さのせいで、誰もいない教室でブラウスのボタンを外した、瞬間。その瞬間を見逃さないのが南さんの萌えセンサー。アホ毛じゃないんです萌えセンサー。南さんてばもう…(笑)。
「(原文ママ)ドウおぉーぞお構いなく!! 心置きなくはだけて下さ」いって、八重樫さんでなくてもそんなこと言われてはだけ続ける人がいるわけないでしょう!

八重樫さんに共感していたと思われる明美さんはそんな八重樫さんに、理由があるなら、人手がいるなら手伝う、とまで言います。南さんたちにとっては衝撃発言ですね。
しかし、八重樫さんのほうがさらに衝撃発言です。
明美さんたち、そして八重樫さんの通う学校でもあるこの女子高が、生徒数減、志望者減に対するテコ入れ策として、次年度から共学化されるのだと。
女子高の共学化は、最近の少子化傾向にともなって実世界でもあちこちの学校で行われてきているのですが、明美さんたちにとっては寝耳に水ですねこれは。
それが八重樫さんが厳しくする理由だったのかと。ようするに、男子生徒が入ってきたら今の女子生徒の状況では男子に示しがつかないから引き締めたいということなのか。
とすると、明美さんたちがどう動くのかが次回以降の流れを決める大きな鍵になるのかと。八重樫さんとともに共学化を受け入れて状況を改善するのか、それとも志望者数を上げるなどして、共学化を止める方向に持っていくのか。今回は一度も登場しなかった生徒会長(メガミ委員会の生みの親でもある)の菜那美さんも重要ですし、後者なら、これまで全く登場していないと言っていい、教師たちの存在も絡んでくるかもしれない。どう動くかもわからないところが!

回を追うごとに展開や状況をステップアップさせているこの作品。今回は新展開と同時に、下手をすればメガミ委員会存亡の危機になりかねない事態の勃発。どうするのか、どうなるのか。

10 5月

まんがタイムきらら2008年6月号

ざら『ふおんコネクト!』5月27日コミックス第2巻発売・5月23日ドラマCD発売
1本目>夕先生のネット中継? いえ、電話インタビューですよ?
コミックス2巻発売記念は、修学旅行篇のスタートでした。出発地は新横浜で、京都の旅ということは新幹線ですね。で、いきなりですが引率者なはずの夕先生がいない。遅刻したようです。なにやってんだか。
でも声はきこえます。電話出演(?)なのですね。実務は委員長の元巻さんと副担先生にすべてを任せ、いや投げてます(笑)。とうぜん副担先生はマジギレ中。ちょっ、夕先生の写真が遺影になってる…。遺影化を実行する気みたいだからおそろしい。
2本目>要するに…、「当方は一切関知しない」ということですか? 不要なお金も荷物も「持ち込んでいるはず無い」というのは。
それとも、「逆さにしても鼻血も出ない」レベルまでも没収するってこと?

3-4本目>出発地に来てない人がもう一人
交流さんも出発地に来ていないのですが、彼女の場合は遅刻じゃない。京都には、先日明らかになった交流さんの「過去のいきさつ」がある場所だから行きたくない、ようです。
クラスのみんなと行かないことへの交流さんの罪ほろぼしは、クラス全員をグリーン車に乗せること。さすが太っ腹(笑)。でもおんなじ新幹線で、普通車とグリーン車はそんなに差がない気もするけどな。でもキレてた副担先生もすぐ笑うくらいには喜んでいるらしいです。
でも夕お姉さんが、交流さんを京都へ連れ出すために一発かましました! ちょっ、どんだけウソの欠席理由を(笑)! ウソにしてもぶっちゃけすぎだろうに。
5本目・10本目>京都行き?
出発当日、無理矢理京都へ向かう方法。しかも京都へはクラスのみんなより先に着きたい。そんなときに役に立つのが夕お姉さんのコネクション。まあ、基地のみんなとサバゲー大会をしてるくらいですから。米軍の輸送機で行くとはハチャメチャです。しかし京都には降りられません。とりあえず京都にいちばん近いのは岩国基地ですかね(笑)。
ならばどうするかといえば、軍隊ならパラシュート降下でしょ! ということらしい。ていうか交流さんが夕先生と降りることになるわけですね。素人には真似できません。あれ? 交流さんも素人だろ。

7本目>窓側席に座ることに、なにかを賭けているふおんです
ていうかその発想はなかった!(笑)>両方窓側席の術 たしかその位置だとロックがかからないから…と思ったら、ちゃんと荷物で重石をしていたのね。
8本目>京都タワーは「灯台」をイメージした建物です。
だからもちろん、ふおんがいうような「ロウ」なんてないんですよ。ちなみに京都タワーのあの独特な形状は、モノコック構造(外殻構造)によるものなのだそうです。建物を支える「柱」が無いのですね。

9本目>ディスカバー・ウエスト
副担先生に隙ができた瞬間、ふおんが、乗ってきたのぞみ号でそのままさらに西へ行ってしまいました。まったくふおんからは目が離せません…(笑)。
12本目ではちゃんと京都駅に戻ってきてるんだけど、どこまで行ってたんだろ?
11本目>おちつけ! 元巻さん
夕先生はいないわ、交流さんは来ないわ、ふおんは西へ行くわ、みんなから頼られまくるわで、元巻さんがハングアップしてしまいました。頼られてるときに、「メガネのちからで」とか言われてるんですけど、メガネはそんな全知全能のアイテムじゃないだろ!(笑) 
と、じつはこの後につながる伏線があるように思うのですが、それはこの後。
12本目>ちょっ、幼稚園児かふおんよ
京都駅ビルのドームでジャングルジム。ってレベルじゃねえ。ところで副担先生、「学級崩壊を羨ましいと思った」って、グジャグジャになった状況で、夕先生や交流さんのことも紛れて「わや」になるってことでしょうかね。
13本目>着の身、着のままだったのね交流さん
パラシュートで降りてきた交流さんと夕先生。しかし道路や線路上に落ちちゃったら、ニュースになるくらいじゃ済まないかもしれないねえ。うん逮捕されるかも。

14本目>パイ、パン
4本目で夕お姉さんがが伝えた、交流さんのデタラメな欠席理由がクラスじゅうに広まっております。ていうかなんでふおんに欠席を伝えたのか。どうみても夕先生は確信犯だと思うのですが(笑)。
15本目>女の子はデリケート
大浴場に行かなかった元巻さん。まあ男性にはなかなか分かり得ないことであります。でも元巻さんが京都駅でハングアップした理由って、そういう部分のせいだったんだろうかなと。やはり女性はデリケートです。
それにしてもこういうデリケートな部分を描くのに元巻さんをつかうあたりは、委員長といえど、元巻さんが普通の女の子であることを描いてくれているようで(なんというか、ふおんや夕先生と対比する意味というのもあるのかなあとも思うのですが…)、いいねざら先生、ざら先生いいね、という感じですよ。

修学旅行篇はまだ続くと思いますが、どのような旅になるのか楽しみになってきます!

そしてCDドラマ。キャスティングがほんとにすごいです。キャスティング担当者に、「あなたは俺か?」と聞きたくなるような揃いかたで。松来未祐さんまでいらっしゃるとは(まずそこに最初に目が行きましたが)…。ぜひ聴かせていただきます。はい。
そしてコミックスも(人気の度合いでいえば)「ようやく」2巻。また読み返すと内容が濃いんだろうなと(笑)。こちらも楽しみです。

続く作品ものちほど
5 5月

まんがタイムきららフォワード2008年6月号

松本ミトヒ。『メガミのカゴ』
「演劇部をサポート篇」の後編。舞台の幕が上がりました。

シンデレラなのでいきなり働かされている明美さん。洗濯物を干しているのですが、横に立っている木、木に顔が(笑)。
王子様役をやるはずが、衣装の関係で(前号参照)どたん場で外れることになってしまったクミさんが、なかば強引に役を入れたみたいです。王子様転じて、木か…。
擬態メイクもなく、木の幹のところにおもいっきり顔が出ているのは、やっぱりウケ狙いなんですかねえ。その顔の前に洗濯物を掛けちゃう明美さんも、ある意味ノリがいいのかも(笑)。
そんなシンデレラに、しぃ太さん演じる森の妖精がプレゼントしたかぼちゃの馬車&衣装。なるほどたしかに、この「森の妖精」は、しぃ太さんがいちばん役にあっていると思います。
そして場面転換のために早替え(衣装を素早く替える技術)をするわけですが、そこでようやく正気に戻った、演劇部副部長&衣装づくりのエキスパート小峰さん。
「40秒でしたく(早替え)しなッ!」とは、ドーラ婆さんかよ! ほんとにオタクの素養のある娘だねこのひとは。

一方クミさんのかわりに王子様を演じることになってしまった南さんはセリフを頭に入れているさいちゅう。でもすでに雰囲気は王子様になっているような?
はい。これが前号最後での明美さんの秘策。南さんが萌えているファンタジー漫画の主人公である王子のキャラクターを南さんと同化させてしまったのです。すごい。なんだこの南さんの感情移入力は。
でもセリフ覚えはあやしい。「最初の3行は完ぺキさ!」、ってあなた。

舞踏会。素敵な服に身を包んだ明美シンデレラと南王子のダンスシーンはたしかにロマンチックであります。でも南さんのほうが背が低いぶん、構図や雰囲気が「シンデレラ」から想像されるようなものと逆になっているところは、狙っているところなのかな? と。
ちょっと駆け足気味ですが、12時の鐘が鳴ってシンデレラは帰らなければならなくなり、また場面を転換することになります。が、そこでアクシデント。置き忘れたガラスの靴を片付け忘れて、大道具に潰されて真っ二つに。しぃ太さんが持っていたもう片方も、しぃ太さんがコケて…。しぃ太さんには笑いの神が降りてくる、というのがクミさんの持論なのですが、この場合はなあ。
しかし、そんなピンチもうまくフォローしてしまうのが明美さんと南さん。「フォーメーション132」って、こんな土壇場でも秘策を持っているのですから。
南さんに褒められて、照れ隠しにむにゅっと南さんの頬をつねる明美さんがかわいかったり(笑)。

シンデレラたちのところにやってきた、王子様とその一行。でも王子様は一目見てすぐにシンデレラのもとへ。そして明美さんのプロンプなしで、南さんは明美さんの手を取って語りかけます。
そう、「フォーメーション132」とは、南さんが萌えているファンタジー漫画の名場面のページだったのです。いやあこの場面での南さんもかなりロマンティックな、というか口説き上手なキャラになっています。なるほど、「ガラスの靴」云々よりも説得力のあるシナリオになっているわけです。これをほとんどアドリブでやってしまうのだから、このふたりの度胸ときたら。
だけど、南さんと明美さんの身長差でオーラスのお姫様だっこはどうするの? と思っていたら、そこはある意味強引に、明美さんが南さんを抱きかかえてしまうというところに持っていきました。やっぱり、明美シンデレラが南王子様をリードする構図だったのですね。
でもそんなふたりの演技力(?)で、大喝采のうちに終わった「シンデレラ」でした。
演劇部部長の笹本さんも、自分を、そして演劇部を成長してさせていく足がかりをつかんだようですし、メガミ委員会のサポートは大成功だったのではないでしょうか。

そしてクミさんとしぃ太さんも、舞台に参加したことに影響されて、喜劇部を作ろうと考えてますし(笑)。明美さんと南さんを勧誘しようとしますし。まあでも明美さんたちはメガミ委員会がありますからねえ。
と思ったら、クミさんたちもメガミ委員会に入ると言いだしました。これは急展開。でもそんなときでも動じないのは南さん。なにあやしい書類(注・ただの入会届です)にサインさせようとしているんだ(笑)。
だけど、明美さんももちろん断る道理はありません。
2人から4人に増えるメガミ委員会が、これからどんな「サポート」を続けていくのか、また楽しみになってきます。というところで次号はお休みですが…。
そろそろコミックスにするだけの原稿が貯まってきたんじゃ…?

続く作品ものちほど
21 4月

まんがタイムきらら2008年5月号

湖西晶『かみさまのいうとおり!』
扉絵。胸もすごいんだけどね? じつは全裸にジーンズなんですよこれが…。
1本目・大胆、つーかくりちゃんて、天然? まりあちゃんでなくても、どう聞いてもそうとしか聞こえませぬ。
2本目・恐怖のたまもタクシー再び。新しい車を買うのだというたまもさんですが。しかしくりちゃん、買う前から事故るのが前提かよ(笑)。
3本目・今回は逃げられたはずなのに。たまもさんの強引さは、もはや監禁レベル…。
4本目・なむちゃん、身もふたもなし。ていうかなにげにたまもさんに憤ってますねあなた?(笑)
5本目・ちっちゃくたって、いいじゃないかぁ!
7本目・山伏ちゃんよ、ちっちゃくなる前にフレームが歪んでまともに走れなくなるぞ。
8本目・なむちゃんのばあい、霊柩車はともかく、救急車には何度乗っているのでしょうか。ほんとシャレにならん気がする。
10本目‐13本目・「大船に乗ったつもりが泥舟だった」というのはよく使われるフレーズですが、タイタニック号と泥舟だと、どっちが安全でしょう?(笑) でもなぜか運転がうまくなっていたたまもさん。大きな車のほうが安心感があるのかも? と思うのですが。それにしても鳥居姉妹って…。この巨美乳姉妹め…。
14・15本目・たまもさんがメガネをかけた。ええ、めがねのたまもさんもすごく綺麗なのですが。だがたまもさんのなかで、なにかが覚醒した。再び運転が下手になったたまもさん。なぜ…?
視力を失ったひとは他の感覚が鋭くなるとよくいわれていますが(聴覚とか、あるいは人や物の気配を感じる力とか)、たまもさんの場合も、視力が弱くて視力以外の感覚で運転するときのほうが上手く運転できるのかもしれません…。
かくして再び、死神が解放された。4本目にもあるのですが、実際に「死ぬ」よりも「死にそう」なときのほうが、感じる恐怖は強いですよねぜったい…。

荒井チェリー『三者三葉』>お兄さんのために葉山さんの「好きな男性」をリサーチしようという小芽さん。けなげな女の子なのですが、べつになにも葉子様を尾行しなくてもねぇ。しかし葉子様も、友人である葉山さんをどんな女の子だと思ってるんだか(笑)。そして、そんな「頼られる」葉子様をみて大喜びな山路さんたちもどうなんだろうか。葉子様もそんな特殊な立場のひとだったわけですが。

ざら『ふおんコネクト!』
1本目・夕先生とふおん。「立入禁止」と言っているわりには、テントまで張ってどう見ても長居しているあんたたちが言うなって話です(笑)。
2本目・元生徒会役員が「画像検索」に引っかからないほど変わってました。それにしても、夕先生の脳内検索能力はデジタルですね。しかし、生徒会の女の子がそこまで変わるとは、「デビュー」前はさぞかし地味だったんだろうな…。
3本目・元生徒会役員の女の子、大学もエスカレーター式に入学決定済、そんな前途洋々な娘が屋上から飛び降りするわけもなく(笑)。しかしふおん、このご時世に「番長」もないと思いますけどね。
4本目・やっつけ仕事だったはずが、時が変わるとなんか評価される、というのはよくある話で。たしかに、「白紙の地図にマッピング」なんて、学校のことを知らない新入生にやらせることでもないだろう…。
5本目・夕先生が屋上にいた理由は…。やはりそんなことだろうと思ってましたが(笑)。にしても大きさが。縮尺、実物大レベルじゃないのかこれは。もう模型ってレベルでもないわな。
6本目・最上段にあがるために。ふおん編。しかしふおんのやり方は、なんというか、チンパンジーが高いところからバナナを取る、みたいな方法論になってるような気がします…。
8本目・夕ちゃんランチとふおんランチ。って、ただ略奪するだけじゃないか(笑)。しかも略奪した飯で満腹になってるふおんはほんとにえげつない(今に始まった話ではないが)。
9本目・夕先生's プライズ。よくそんなものを飾ることを認めたもんだな校長先生は。
10本目・顕微鏡は箱にしまうか(私が通った学校は専ら「箱」でした)、カバーをかけておくのは常識です。嘘、私も今回読んで思いだしました…(笑)。どうでもいいんですが、3コマ目のバッハ大先生は、何者かによって描き換えられたのか?
11本目-13本目・空白の地図、どうしても埋められないのは失われた過去。でも実体は失われても消えないのが記憶。その記憶を持っているのは…、主任先生ですか(笑)。
むしろ、もっと若い人(それこそ夕先生とか)のほうが記憶がたし(略)。
この学校、「生涯学習」にも力を入れているのですね。高校レベルだと意外に珍しいのでは?(大学はかなり多いけれど) なんでもありなんだな。
14本目(というより13本目の続き?)・大学でも全制覇をめざす彼女。しかし、大学は柵が低いわ転落も自由だわって、なんの隠喩だか…。
そして5本目で汚れた、高校の屋上には、夕先生(&ふおん)からの手紙が。人生はつねに探求しなきゃ面白くない、ってか? 深いな…。
夕先生みたいに横道に逸れて探求しまくるのも大変ですけどね(笑)。

続く作品ものちほど

3 4月

まんがタイムきららフォワード2008年5月号

松本ミトヒ。『メガミのカゴ』
今回は初の前後編。その意図するところは…。

南さんから借りた漫画で、知らず知らずにキャラ萌えしてる明美さん。でも「萌え」に関しては南さんのほうが上手。ていうか、萌えた場面のページ数まで覚えてるのはほんと、マニアック…。
今回「乙女の鏡(メガミ)委員会」のカゴに入っていたのは、願い事のカードだけではありません。いっしょに靴まで。しゃれてるなぁ。そのカードには、「私たちのヒロインになってください!」と。わ、なんて大胆な!(違)
送り主が「演劇部」ということで、本当の意味でのヒロインになってほしいということなんです。ということで、演劇部部長・笹本真理さんの登場。やはり部長さんは、どちらかといえばヒロインよりは主役を演じるほうが合っていそうな、ボーイッシュな女性です。それでいて制服はミニスカートにしているんだな。程よく「モエス(南さん語)」な少女です。
で、なぜ明美さんなのかというと、前回の「音楽室の幽霊」騒動のときの新聞写真を見たのだとか。「委員長」という肩書きに違和感を覚え続ける明美さんですが脇は甘いぞ、っと(笑)。
県民ホール(大会場でしょうね)での晴れ舞台を前に、先輩方が抜けてしまって層が薄い演劇部の助っ人になってほしい、というのが笹本さんのメガミ委員会へのお願いだったのです。
そんなお願いをされた明美さん。もう受けないわけにはいきませんよね。ちなみに明美さんの演劇歴は、「小学校の学芸会で乙姫様を…」とのこと。すでにその美貌の片鱗を見せつけていた乙姫様モエス(笑)。
「ミュージカルじゃないから大丈夫」という南さん。言ってくれるなそんなこと!(笑)→前号参照

演劇部だけに、衣装を作る人もいます。それが副部長の小峰杏さん。小峰さん(愛称・こみっち)は南さんのご友人でもあります。
南さんと衣装、と聞いてピンと来る人もおられるかもしれませんが、これまでの作品に出てきた数々の衣装(コスプレともいう)は、小峰さんが製作したものだったのです。この作品の衣装担当でもあるわけですな。
晴れ舞台での演目は「シンデレラ」(靴がでてきただけに)。この舞台のために小峰さんは、物語に出てくるの「魔女」を「妖精」に変更してもらってまで、素晴らしい衣装を作ろうと努力されているのでした。
さてそうなると、明美さんにつりあう「王子様」が必要です。そこでバレー部のクミさんに声がかかるわけで。なるほどたしかに明美シンデレラとつりあう王子様としてはハマる選択。でもクミさんには別の思惑があるみたいですが。南さんがいうとおり、たしかにシンデレラの王子様に笑いは必要ない(笑)。
さらに妖精さんも、となれば、クミさんといつも一緒のしぃ太さんがハマり役です。と、みごとに明美さんのお友達で固められた「シンデレラ」のキャスティング。
「…気がついたら」「完全に断れない…」と悟っている明美さん。いまさら気づいたか(笑)。明美さんの横で南さんもニヤリ。

あまりにも順調に進んでしまって出番がないようにみえた南さんですが、ちゃんと出てきます。まずはそのオタクな知識と所蔵物の数々を、劇と舞台芸術のために。そして、クミさんの「魔物」(立派な…)を封じるアイデアのために。中世風のヒラヒラ襟巻で解決! なわけですが、「凄腕検事」って、小峰さんあなた…。
ほぼ仕上がった「シンデレラ」の、ラストシーン。明美シンデレラをお姫様だっこするクミ王子なのですが。うわぁ! ちょっミニスカ危険!ってそっちじゃなく。
いやこの光景、ハマり過ぎですわ…。だって美人ふたりですもの。
でもそんなお姫様だっこにもきちっとダメだしをする製作総指揮の笹本さん。『お姫様だっこはロマンですから…ハートとは、すばらしい見識の持ち主です。

だがなにかが欠けている。当日がやってきてもまだ欠けていた。なにがって衣装ですよ。なかなか仕上がらなかったようで、小峰さんがギリギリまでかけて仕上げたのでした。もう小峰さんふらふら。
でも王子様の衣装が…。ヘソだし王子だ。というよりクミ王子立ち往生の図。これはまずいと、急遽王子様を変更しなくては…、ということで南さんに白羽の矢が。
いやでもそれは無謀でしょう。なにせ稽古もつけてない、せりふも覚えてないというのに。しかしそこは明美さん。全セリフを記憶したと言う彼女が、シンデレラの役を演じながら王子様のセリフを教える(プロンプ)というのです。いやそれも常人離れしてるよな明美さん。そもそも台本のセリフをすべて覚えてるというのがすげえ。
だがそれではまだ足りぬ。王子様としての心構えから教えなくてはならない(「ダンスを踊るのは初めてッスか?」には爆笑しましたが!)わけで。
しかし、明美さんには更なる秘策があった。この前半最後の秘策が面白いですわ。これを書いちゃうと後半の「肝」も面白くなくなりそうなのであえて書きませんが。
南王子様がとにかくかっこいいっす!

さあこの秘策で、演劇部は、明美さんは、そして突然巻き込まれる形となった南さんは、大舞台を乗り切れるのか。次回が楽しみです。
12 3月

まんがタイムきららフォワード2008年4月号

岬下部せすな『S線上のテナ』
デュオンくんは「男の娘」ktkr。いや違うんだ、彼女は女の子なのです。
私もですね、彼女を初めて見たときから、デュオンさんをアルンさんに想いを寄せる「男の子」だと思ってたクチなので、はい。
しかしキョースケさんは、そんなデュオンさんを男の子だと誤解して、敵対しているんだか同士なんだかよくわからないテナとアルンさんのふたりからデュオンさんと逃避しようとしているわけで。
そんなこったからキョースケさんはいまひとつ女性に対して決め手がないのだ、とも思うのですが(笑)。
でも、デュオンさんとは「似たもの同士」ってことで意気投合できる。アルンさんとは「性格の違い」がウマの合うもとになっていたわけですから、キョースケさんは人間の幅が広いのだろうかと思います。
「番外編」は、「road to france」。 しかし、キョースケとテナもバカップルっぽいですが(この場合はテナからの片方向だけ)、アルンさんともバカップルっぽいというか。キョースケさんの幸せ者め(笑)。

松本ミトヒ。『メガミのカゴ』
「乙女の鏡委員会」=メガミ委員会というネーミングづけをしたのは生徒会長の沙橋奈那美さんですが、そのネーミングにも秘密があったとは。奈那美さんも、明美さんのことは大好きなわけですからねえ。そのネーミングがラブレター?
相談がこないメガミ委員会にやってきたのは「新聞部」のひと・三枝文香さん。第一声が「ここねっ!? メガネ委員会」って、いきなり間違ってる!(たしかに委員長はメガネがチャームポイント【&南さんにとっての萌えポイント】だが…) 相談ではなく、取材に訪れたようです。前回のバレー部は? と思っていたら、「取材しなかった」のではなく、大会の日付を間違えて取材できなかったのだとか。やべぇ。新聞部やべぇ。事前にちゃんとリサーチしときなさいよ新聞部なら(笑)。

紙に刷ったものに愛着を感じる文香さんと明美さん。デジタルのほうが便利ではあるのですが、たしかに紙に印刷したもののほうが安心できますよね。
新聞部のメガミ委員会への取材のはずが、なかば強引に、「魅力的な新聞を作る」というメガミ委員会への相談にしてしまった南さんですが、そこには思惑があるわけですね。仕事もできるし、一石二鳥?
でもそのわりには、南さんの提案は偏りすぎてます。まあ南さんの場合、そういった手合いの記事作りを提案するのは想定内ですが(笑)。というか、その提案は、校内よりも校外にむけて新聞を発行するときのほうが威力もありそうですが。

文香さんと明美さんからダブルでたしなめられたので、南さんが出しなおしたのが「誰も読みたくない新聞」。そこに明美さんが、ホラーチックな内容にすれば思わず手に…、と考えたから、「学校の怪談」を取り上げることに。たしかにホラー・サスペンスものだとそういう展開はよくあるもので(「呪いのビデオ」とかね)。
そうなると、第1回でも登場した「アヤカシ研究会」のあのひとが登場です。しかしこの部長さんは、怪談を語ることに心底嬉々としているものですね。南さんは怪談話よりもその様子が怖いらしいです(笑)。
「誰もいない夜の音楽室にピアノの音が…」という話なので、心霊写真が撮れるかも? ということで文香さんとメガミ委員会が合同で夜の音楽室に張り込むわけです。
で、そこでも集合時間に30分遅れたという文香さん(さらに翌日は日にちを間違えて、来ねえし)。だからあなたは新聞記者には向いてないんじ(略)。
そしてピアノを弾く幽霊さんを探す方法は、もちろん音楽に関係する方法なわけですが。「美少女幽霊の一本釣りじゃーい!!」という南さんのフレーズが、南さんらしいよなと(笑)。

ピアノを弾かせるために、アカペラで歌う役を演じるのはもちろん明美さん。最初に南さんが取りいだしたる衣裳は…、それフォワードを読んでいる年齢層に分かるのだろうか、と(笑)。「全員集合」の聖歌隊って、末期はやってないと記憶しているので(メインは昭和50年代?)、けっこう古いですよ? そもそも女子高生の南さんがなんで知ってるのか、しかもなんでそんな衣裳を持っているのかor作ったのか…。と思ったら、音楽室の幽霊さんのひとが亡くなった、20年前の学校の制服(こんどはセーラー服なのです)まで持ってるし。ある意味さらにレアだ。そしてなにげなく今回もコスプレです。
そして明美さんが歌をうたう。もちろん声を聞いたわけじゃないけどたぶん(笑)美声だし、どんな歌になるのかと期待したのですが。なんか、音が微妙に外してるようですね。でも、その外しっぷりがピアノを弾く幽霊さんを呼べたのかもしれない、と思うと、結果オーライなのではないかと?
でも当の明美さんは、幽霊さんと出会ったことには気づいてないんですね。しかも手紙を書いてこられちゃうし。そりゃびっくりだわ。

続く作品ものちほど


14 2月

まんがタイムきらら2008年3月号

まず表紙。きゆづきさとこ先生の描くタッチがこれまでと変わったような印象を受けました。
妙に曲線的というか、丸くなったとまでいうと大げさですが。

湖西晶『かみさまのいうとおり!』
日常が戻ってきました。今回は、「ニキビ」若さの特権ですね。同じものなのに、年をとったらただの「吹き出物」なんだぜ…。
ニキビの主・その1は、くりちゃん。額にできるのって、やっぱり下ろした髪とも関係があるのでしょうか。
想われニキビなのを否定するくりちゃん、いやでも、ぜったいくりちゃんを想っているヤツはいる。あれ、そういえばまりあちゃんも…?(それ友情友情!)
しかし「いない!」と断言する、ニキビの主・その2な山伏ちゃんはひどい娘だ(笑)。でもめったに見ない「黒くりちゃん」を見られるのでわたし的には許せます(笑)。

でだ、ニキビの原因の一端はハワイ土産のマカデミアナッツチョコでは? ということなのですが、だとしたら毎日食べてるというなむちゃんの美顔はなぜなのでしょう。
顔もか、顔の皮膚までも完璧なのか、なむちゃんは!? いや、余分なものを鼻血で出しているからなんだってさ。
そのなむちゃんがまりあちゃんにひそひそ話。聞いたまりあちゃんはいつものように鼻血ブー! なのですが。その様子を見ていてたしかに思いました。デトックスだと…。
しかし鼻血を出すことによってむしろ健康を保っている、なんてことだったらえらいことだなって。
「瀉血(しゃけつ)」という考え方もありますからね。悪い血、余分な血を出して健康促進するという。でもまりあちゃんは出しすぎだと思うよ。どんだけ血が多いのか。

今回はネタとしてニキビの塗り薬がよく使われています。何のネタかといえばまあ、まりあちゃんが鼻血を出すためのネタですよ。
しかしああいう塗り薬って、微妙に色合いが違うよねぇ(何とだ)。あれは寒天みたいなir(略)
でも山伏ちゃんは相変わらずおバカだよねぇ。早口言葉云々は別として、「ぬりぬの」してどうするのだと。「愛こそラブ」もね。ワケわからん…。

パパさんがちゅーしてくれたからニキビができた山伏ちゃん。だからパパさんをだしにして、山伏ちゃんに清潔感を取り戻させるまりあちゃんが冴えていますね。
でもラストは…。まりあちゃんの脳って、男の子(中学生高校生くらいの)だなぁ!


ざら『ふおんコネクト!』
画はやはり元に戻りました。でも本文横の柱が…、進化してます。ざら先生、遊び心があるんだなぁ。
なんというか柱は、「アニメ『ふおんコネクト!』DVDオーディオコメンタリー」といった趣です。

1本目>粉塵爆発。ふおん、またひねった戦術を使ってますな…。でも爆発をコントロールするのは至難の業。下手すると自分まで巻き込むぞ。
今回はふおんが立て篭もりそうになったわけですが。…どちらの全学連さんでしょ?

ロールプレイング。つまり高度なごっこ遊びで英語を学ぶという、今回の夕先生の補習です。というかテーブルトークRPGを取り入れるなんざ、夕先生も年季の入った趣味人ですねぇ。
テーブルトークRPGにサイコロは必需品。ですけど運の強すぎるふおんのために「専用100面体サイコロ」って、ほとんど球体じゃないか。転がして、どの目が出たのかすぐわかるのか? と。
キャラ決め。なるべく想像力を働かすのが良いキャラを作るコツなのですが、うーむ。犬キャラ・元巻さんは、やはり本来とは違う方向性の魅力を出してしまいそうです。

さっそく鬼との戦いがはじまるわけですが(「桃太郎」ベースのゲームです)、戦ってさっそく待遇改善のために賃上げ闘争とは時代だなぁ(笑)。
まじめに考えると、「滅私奉公」の思想も民話・昔話のなかにはよく組み込まれているものなので、そういったものは存在し得ないんですけどね。待遇改善だの賃上げだのは。
と、そこに交流さん登場。TRPG参加者のみんなからは「孔明様」と慕われておりますが。いきなり即決な解決法を出してくるあたり、とんだ孔明様もあったものです。鬼ヶ島に核弾頭をぶちこめって言ってるようなもんじゃないか。

節分だからTRPGは「桃太郎」。そして節分だからお弁当は恵方巻。丸のままかぶりつくのが作法です。
ああそしてまたふおんが悪だくみを…って、太いのをかぶりついてる交流さんの写真を…。
それを送りつけられた、交流さんの妹の通果さんは、鼻血ブー! ですか。通果さんの脳も男の子だなぁ!(交流さんラブなのも含めて)

鬼ヶ島へ侵攻するふおん桃太郎たち。いやほんと、この戦略は、討ち入るというより侵略するというほうが合ってますね。でもって「狂犬病」を使って鬼に脅しをきかせて降伏させるなんていうのですから。
生物兵器まで使うとは、アメリカの現大統領がきいたら怒るぞ(笑)。さらには経済力のない鬼たちに経済力を身につけさせようなんて、どんな戦後復興処理なんだか。

夕先生が考えていた「鬼退治の秘宝」。それって、エイリアンに寄生された人間みたいなものですかね。実際そんなシナリオを出された日には、TRPGに慣れてない人はドン引きするでしょうね…。

いちばん最後に気づかされたのですが、この補習って、ふおんの進級がかかっていたのか。そういう補習をこういう形でやってのける夕先生の度胸はすごいですね。
ふおんも、そんなハイレベルな師の教えによくついてきたものです…。


続く作品ものちほど
29 1月

まんがタイムきららフォワード2008年3月号

松本ミトヒ。『メガミのカゴ』
「乙女の鏡(メガミ)委員会」が創設されましたけれども、委員長になった明美さんはいまだにそのことが信じられない様子です。
でも初回での「片つけたい症候群」といい、明美さんはお手伝い体質ですから、少女のお悩みを解決するのにはいちばん向いてる人だと思うのですがね…。

さてそんな「メガミ委員会」としての初活動は。
運動部員さんのお悩みです。正直、意外でした。明美さんも南さんも、ふたりとも運動系は向かないだろう…と、勝手に思っていたので。
ふたりが向かったのは体育館。お悩みの主はバレー部の娘のようで。
それはそうとして、いまどきブルマなのかバレー部は? 
こっちのほうにも(むしろ「こっちのほうが」)ビックリしましたわ…。狙いすぎな気もするのですが(笑)、個人的には狙い目ちょうど真ん中っぽい…。
南さんも、ブルマがオタク心理の直球ど真ん中ストライクみたいです。部員たちの後ろからしみじみと、「うん…、いい眺めっス…ハート」って感じらしい(笑)。
オタクっていうより、オヤジですね南さん! いや人のことは笑えないけどね私も。

そんなバレー部のエースアタッカー、クミさん(1年)はビシッとツッコミ体質(&立派なモノ【謎】)の持ち主なのですけど、最近スパイクの鋭さが鈍っているのだとか。それがお悩みだったらしい。
スランプに陥ったクミさんの調子を取り戻すにはやはりツッコミからというわけで、南さん考案のボケ戦術で解決を図ろうとするのですが…。
スピードが決め手となるバレーで、動きの流れを止めかねない「ボケ」という存在を入れるのは難しいですよね…(笑)。
でも、そんな「ボケ」をちゃんと見ているクミさんの動体視力はさすがです。明美さんもそこを褒めているけど、バレーの本筋とは違うところを褒められてもクミさんとしてはうれしくないだろう。

だから、バレーの悩みはバレーで解決する。ということで、明美さんがバレー部に入ります。ええと、これはコスプレ、じゃないよな?
ていうかなんですか明美さんの打つ鋭いスパイクは。ほんと明美さんは何でもできるひとなのね…。
クミさんを直接ケアしないのは回り道に見えるけど、クミさんの周りにいる1年生たちを鍛えることで自信をつけさせて、自分のスパイクをしのぎきれないチームメートたちを気遣ってスランプになったクミさんを力づけるという、ある意味一挙両得のような案なのか。
そんな、がんばる明美さんの横で、明美さんに萌え萌えの南さんは写真を撮りまくるのでした。アンタも手伝いなさいよ!(笑) なにを? といわれると困るが。

でもクミさんがメガミ委員会のカゴに手紙を入れたわけじゃない。手紙を入れたのは、クミさんを気遣うクラスメイト・香椎さん(通称:しぃ太)さんだったのです。
お気づきかもしれませんが、クミさんとしぃ太さんは、「フォワード」07年10月号に掲載された読みきり『笑いの女神』にも登場したコンビなのですよね。今回は笑いを取るのではなく、感動を取りにきたというところ。
南さんがアシストして、しぃ太さんがチアガール姿でクミさんを応援するのです。これで完璧だ!
そして試合当日には、明美さんと南さんまでチアガール姿っす。明美さん、今回はいったい何着着替えていることか(笑)。

狙いすぎ、って言いたくなるくらいにすごいギミックを連ねてきた今回。ていうか、クミさんとか明美さんに体操着&ブルマは反則です。読んでて心拍数が上下して困ります(笑)。これは毎回、何らかの楽しみになるんではないかと。

続く作品ものちほど
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